
■女3人で集った荒神口の「味 ほんざわ」さんで、ただもうひたすら蟹をお腹いっぱい、アホのようにいただいたのです。蟹だけでほぼ満腹になるまで。「ほんざわ」さんは割烹でもないし居酒屋でもないお料理やさんです。普段に心地よく訪れることができて気張らずいただけるいいお店。けれどとりわけ蟹の季節に価値があると思うのです。店内入るとすぐに間人(たいざ)の蟹が水槽に折り重なっています。目の前でそこから出したのをさばいてもらってシンプルに焼き蟹に。満場一致で「焼き蟹がいちばん好き!」だったから。


●いつもぱーっと華麗な女王、
リビング京都の藤田晶子さんと東京から週末戻っていた惠利千栄さんと共に、小上がりで「食べるぞ」の態勢で食事が始まりました。魚介尽くしです。わたしたちを驚かそうととりわけお椀は黒海老とげんげなんて珍しい素材を使ってくださって、とろりぬめりの食感、わたしは人生で2度目です。

●間人蟹のタグです。14,15年海にいた蟹でした。
●焼きの前に茹で蟹もいただいていたのです。塩けは一切加えていないとのことですが、吸った海水の塩分でほんのり塩けがあります。脱皮したての若い蟹で、殻が柔らかいのです。

●洛西の筍はもう柔らかでいい香り、そして殻ごといただける黒海老も焼いて。
●締めに、蟹の殻でおだしをとって雑炊を作っていただきました。蟹で満腹・・・
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■その前に訪れたのが同時代ギャラリーで開かれた「Kao展」という写真展の最終日の最後の時間。関西を代表するカメラマンの皆さんのグループ展でした。
●「まさか知ってはると思いますが、今日最終日ですよ」と昼頃に電話をくれたのがエディ大村=顔を見せぬこのオレンジの服をお召しになった後姿のカメラマン改め神さまのお弟子さまです。独立前はこの神さまについてどこでも撮影に一緒に来てくれたもんだ、ようしゃべったもんだああ~!
●神さまハリー中西のお弟子さんたち3人。左から現アシスタント・チャンプに、真ん中がエディ、右が優しいシゲさん=鈴木誠一さんです。感じのいい朗らかな人たち・・・師匠さまと違って。なんてわたし言いませんよ♪

●ふだん神さまの顔は簡単には拝めません。ところが~! 見てよこの稀有なる写真を。シゲさんの作品です。神さまこんなに笑えるんだ・・・\(゜o゜)/・・・24人の方のさまざまな作品を拝見しましたがこれが一番強烈なびっくりでした。神さまと同じ服を着て笑わせたシゲさん、本当に偉業ですこれは。<(_ _)>