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2008年1月31日 (木)

●東京のフランスショコラ:「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」、「JPH」


1_2全国100万人の読者の皆さま、京都に帰ってきて入稿やら用事に追われ、けれどSDカードの中でミシミシと溜まり積もっている画像を早くアップしたい! 身が引き裂かれそうよわたし♪ って忙しくてもアホみたいに喜んでいるのだけど、忙しくてもこんなにご機嫌でいられるのはショコラがたくさんあるからです。けれどお見せできるものがない・・・! 絶対抜かりなく、どんなものでも撮り忘れることはないのに、ショコラだけは食べてしまって 「あ"~\(゜o゜)/。。」ということが多いからです(-_-;)
2_2とりあえずこれ。昨年末から新パッケージとなった「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の「fruits enrobes」フリュイ・アンロベ(最後のeにアクサンテギュ)。ショコラに包まれたフルーツです。定番人気のオランジェット(細長いオレンジピールにショコラ)に、ショコラアブリコ(アプリコット)、そしてカルティエオランジュ(オレンジの皮の大きめの)。3種類が細ながーい、長さ26,5cmの箱に収められて、6900円。止まらないのよ食べ始めると。ショコラに酸味を合わせたものって、よっぽどじゃないと好きではないのだけど、オランジェットはいいです。少しだけ入っているアブリコは少しわたしにはつらいかも。このオレンジ箱入りは初めて見たので飛びついて買っちゃいました。だってこれ、
3←これとととっても似てるんだもーん♪ ただ色が似ているだけでなく、箱の質感も、リボンの手触りすらも・・・
Hのスカーフ話はしだすときりないけれど、とにかく布っけ、上質なシルクっ気が首にまとわりついている感覚が好きでしょうがなくて、シーズンごと買い続けて20年よ♪ (キヨシ君おぼえておいてね。)さぶい冬も冷房の夏も、東京でも京都でもパリでも、ずっとずっとフランスのものが身を守ってくれてきたって考えたらいい感じです。
11こちらは東京でのうれしかったいただきもの、ジャン・ポール・エヴァンの「DEGUSTATION A L'HORIZONTALE-GANACHES」です。ついてる和訳はそのままで、「ガナッシュ水平デギュスタシオン」。3種類のガナッシュがミニグラスに収められて並んでいて、わたしこういうの一番弱いのです。食感なんて考えなくてよくて、ひたすらショコラの風味だけを集中して楽しめて幸せです。
12まず、デギュスタシオン ア ロリゾンタル-ガナッシュってフランス語がいいじゃない?(声に出して言ってみましょう! 鼻母音効かせてフランス語っぽく!)ガナッシュ・エクアドル/ガナッシュ・マダガスカル/ガナッシュ・ジャワと食べ較べてみて・・・それぞれ全く違うものです。ブルゴーニュとボルドーくらい違う。とりわけコントラストが付くような組み合わせなのでしょうが。酸味の強い弱いの印象の違いはカフェの場合とよく似ています。

2008年1月 31日, dans 東京 スイーツ |

2008年1月30日 (水)

●東京あちこち


1全国100万人の読者の皆さま、わたしは東京の日々から戻りました。視察・試食・打ち合わせでびっしりだったけれど最高に充実、何より東京の空気を吸えて幸せでした。東京にいた頃は毎日京都京都とうわ言のように言って、挙句に移住までしてしまったくせに、京都に住んでしまえば圧倒的に広くて活気にあふれた東京が、かつての仕事仲間や友人・知人が恋しくて仕方ない。どちらかに決めること自体、無意味なんだと今は思う・・・だから今後、できるだけ頻繁に東京へ行きます♪ いろいろ食べた、アルマーニタワーもブルガリショコラも見た、あちこち行った・・・けれど、ない胸もうずくほど「東京だ!!」とうれしかったのは有楽町のビックカメラでした。今やなんと夜10時まで営業よ。違うわあ♪ ビックカメラ自体は京都にも昨夏できたけれど・・・それでもやっぱり「東京の気分」を盛り立てます。本当は池袋まで行けたらベストなのだけど、時間なしで、次回ね♪
111213もちろん「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」へ。赤いヴァレンタイン限定コレクションが発売中です。6つのラヴストーリーをテーマに、異なるショコラの味わいと食感でさまざまな愛を表現しているのです。カウンターではショコラショーを。濃い濃いショコラは天国的。レモン風味もありますが、わたしは「クラシック」な方を。
新宿伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」は、最終日に間に合って、さささと。東京にこれほどフランスやヨーロッパのショコラが一堂に集まるとは。これほどショコラファンが増えたとは。東京最新ショコラ事情については発売中の「料理通信」にくまなくあります。どうぞ(お買い上げの上)ご覧くださいませ<(_ _)>
31いくつものいいお店に行きました、いろいろ食べました! ある晩京都勢6名で訪れた青山のイタリアン。なぜ祇園か木屋町二条にいるはずの方がここに? 京都の名店「K6」「Kugel 」の店主、西田稔さんもこの晩一緒だったのです。全く眠らないこの方(1日の睡眠2時間とか3時間とか?)、その秘密を垣間見たような。こうしてワインを味わわれた直後、西田さんはカウンターに身体を預けたまま、熟睡モードに入られました。そしてものの3分ほどでぴたーーーっと目覚められて、まったく今まで通りにお話+お食事。すごい。「お店で仕事しながら眠っているなんてことないですか?」と伺ってみたら、「ほとんど意識なくカクテルを作り、自分がシェイカーを振る音で目が醒めたことがある」って。でもグラスに注いだらばしっと量も味も決まってたんですって。すごい話です\(゜o゜)/ わたしもほぼ24時間営業・微眠微休の暮らしだけど、この方ほどではありません。
41ある寒い午後、銀座の「オーバカナル」でアンフュージョンを飲んでいます。目の前にいるのはキヨシ君です。12月に会った時から少しも変わらず元気なキヨシ君♪ キヨシ君なんて呼んではいけません。確か文藝春秋のエラい人のはず・・・わたしの仕事上の親、西川清史さんです。しばしお話いろいろ。銀座でうれしく買い物をして紙袋いくつか提げてたわたしに何て言ったか? 「何なのその季節はずれのサンタクロースみたいな格好は? ちんどん屋?」(わたしがいつも赤いの知ってるでしょう?) 「何買ったのそのオレンジの袋? Hのスカーフ? なんでそんなもん買うの? いくら? えーっ、そんな高いの? ヤフオクで中古買えばいいじゃん!」(ひどーい! 毎シーズン最新のを買ってるのにー! ) 「ジャック・ラカンて知ってる? (内容わからんが名前はわかります。) 全く難解なの。読んでもわかんないのよ。この前ね、青山のラーメン屋みたいな中華に入ったら、もさっとしたおじさんがひとり、チャーハンとアスパラのにんにく炒めなんて頼んで、食べつつずっと本読んでるの。原書を。何だろうって見たらそれがジャック・ラカンなのよ。それもね、すごく読み込んだ感じの本なのよね。」 「フランスの思想家たちはなんであんなに難しく書くんだろうね。選民意識だよな。読んでも全くわからないの。何人もの思想家の、訳わからないテクストばかりを抜粋してただ連ねたら、どれほどすさまじく訳わからないかがわかっておもろないやろか?」 ・・・キヨシ君との話はだいたいいつもこんな。全体を貫くトーンはアホっぽくておかしくて笑わずにはいられないのだけど、同じフランス文学出身、フランス暮らし経験者としてちょっと刺激的でうれしいなあと思ったり。けれどいくらか高尚ぽい話をしたなあと思ったらすっくと立ち上がり、「おしっこ行ってこよ♪」だと。わざわざ「おしっこ」言わんでええやんか(-_-;)
けれどキヨシ君はわたしのサイトを褒めてくれました。「よく続いてるし、写真も上手になったなあ」と。うれしいなあ~♪ 「ハリーさんのいい写真をずっと見てきたから上手になったんだよ。(かなあ? だといいけど。)そして次にあなたが目指すべきは□□□だ。やってみなさい、きっとできるから。」 □□□が何であるかはまだ秘密だけど、まさかわたしが自分でやろうなんて考えもしなかったこと、目からウロコが500枚落ちる思い。できるんだろうか? でも、できるような気もする! こうしてキヨシ君に励まされて、意気軒昂に東京最後の食事に向かったのでした。
51さて皆さま、まだ工事中ですが、お見せします。これはこの春、西麻布にオープンするお店です。京都の味を、居心地よく自由に楽しめるお店です。京都そのものの和のしつらいではありません。少し大正ロマン風なモダンな雰囲気になるのです。工事は順調に進んでいます。メニューを決める、器を揃えるなどの準備も着々と。間違いなくおいしい、すてきなお店になると思っています。いくつか全く画期的な試みもあります。どうぞ皆さま楽しみに<(_ _)>

2008年1月 30日, dans 東京 都内あちこち |

2008年1月27日 (日)

■厳寒の日々に食べるもの(2)


Grenier_dor先日もご紹介した「パティスリー オ・グルニエ・ドール」ですが、ポワヴル・ショコラとミルフイユ(←「ミルフィーユ」ではなく、そろそろきちんとミルフイユと表記・発音する習慣にみんなでいたしましょう! 意味が全く違いますから!)を食べたら、今度はトリアングルを食べたくなっていけません。口当たりがざくっとラフな感じのダコワーズ生地は濃いショコラ風味で、けれどすっと溶けて軽やかです。松の実とくるみがカリっと香ばしいアクセント。そしてかすかな酸味と鮮やかな香りのショコラのクレームはかなり硬めで、これはゆっくり味わうのが正しいです。それが難しいんだ。止まらずぱくぱくあっという間に食べてしまうから。
Caffe_verdi_4カフェ・ヴェルディ」にて、スパイシー・カフェオレです。600円。スパイシーっていうのは・・・インドのチャイのカフェ版なのです。ハチミツで甘みをつけたカフェ・オ・レに、中華のスパイス「五香粉」が入っているのです。おしゃれ~♪ シナモンコーヒーってやるし、スパイスはカフェの香りを引き立てるんだなと納得。ホイップクリーム、その上には削ったショコラのトッピング。ミルクとハチミツの優しさにスパイスの香りが豊かに広がって、これ一杯で完結、幸せ。温まって、今の時季にとてもいいアレンジカフェです。
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Shiodomeわたしは出張中です。窓の外はこんな。しばし更新ができなかったらごめんなさい。すぐまた戻ってきます♪

2008年1月 27日, dans 京都 カフェ, 京都 スイーツ |

2008年1月26日 (土)

■厳寒の日々に食べるもの


D0D1毎日とにかくさぶい。雪がはらはら舞っていてしんしんと冷えます。けれどその雪をおしゃれな意匠にしたなあと思ったのが高倉六角東入ルの「大極殿」ののれんです。思わず止まってしばし拝見。おぜんざい食べたかったけれど・・・時間なしで、また今度。
Kny1Kny2あるお昼、神宮道三条上ルの「京菜家」で。京袱紗うどん。上品なおだしがいい香り、白味噌仕立てで芯から温まります。季節のご飯は酒粕で香りづけしたものです。炊き上がってから酒粕を混ぜ込んだのかしらん。馥郁たる香りが立ち上り、ちょっと他にない味わい。別炊きした大根が混ぜ込まれていて、歯に当たればじゅわっと旨みが広がるのもいい感じです。
Ut1Ut2ある夕方、高倉六角の「うさぎ亭」で暖を取ろうとロイヤルミルクティを飲みに入ったら、店主の薫さんに、「なかじん」の中村一臣さんもいらして、スタッフの方も控えて首脳会議の最中・・・お邪魔しました<(_ _)> お蕎麦以外の「なかじん」料理は3月からこちらでいただけるようになります。そのための決め事。中村さんの前にはメジャーが置かれ、具体的な改装案がすでに考えられている模様です。
Me1Me2Me3ある晩、木屋町三条上ルの「めなみ」で軽い夕食です。焼いた鴨が迫力ある旨さ。水餃子はシャンツァイの香りがしっかりと。12月にいただいた白味噌チゲが忘れられずお願いするも、この日はなくて、白味噌で小鍋を。中にお豆腐、雲子。他にうずら焼き、ブロッコリー白和え、菜っ葉とお揚げの炊いたの、しば漬ご飯などをいただきました。盛りだくさんのお昼も非常にお得ですが、ここはやはり夜が楽しいお店です。

2008年1月 26日, dans 京都 洛中あちこち |

2008年1月25日 (金)

■「リプトン」三条本店、本日リニューアルオープン


1221三条通の、寺町通東入ルにある「リプトン」三条本店が本日リニューアルオープンしました。ご案内をいただいて伺ったら・・・もともときれいなお店でしたが、ファサードがすっきりして、店内はテーブルや壁などが一新されてより快適に、居心地よくなっていました。「リプトン」は昭和5年(1930年)、喫茶店というものが存在しなかった時代に福永兵蔵さんがオープンなさった、当時としては画期的だったお店です。「リプトン本社直轄喫茶部 極東支店」として開店された時、三条通は今のようなアーケードではなく、それどころか周りに何もないような場所だったとか。訪れた客の大半は外から姿が見えるのを好まず、そのためカーテンを引いての営業を余儀なくされたといいます。今はまったく逆ですね。ガラス張りというのはすなわち入りやすさです。そして通りに面したショーケースには色とりどりのケーキがディスプレイされていて、足を止めて眺めずにはいられません。
こちらに「リプトン」創業の楽しい絵物語、「本日開店のこころ」があります。)
34「リプトン」ですから、いただくべきはやはり紅茶です。リプトンオリジナルセイロンティ=ヌワラエリアの茶葉がベースのオリジナルティは、味も香りも色もさすがジャストに決まっています。日本紅茶協会から「おいしい紅茶の店」という認定を受けているお店なのです。紅茶の専門知識を持つ人のみが淹れることを許されていると伺いました。
56「リプトン青缶」、いただいているのはこれなのです。缶はアールヌーヴォー調の文様で瀟洒、ふたも粋なこと。この代表的な「青缶」をはじめとして、リプトンの紅茶の販売もされています。
111213軽食もいただけます。たとえばランチで人気なのがこの大きなランチハンバーガーセット。紅茶かコーヒーが付いて880円です。そしてランチパスタは日替わり、パン付で820円。今日は蟹といかと九条ねぎ、山菜ソースのスパゲティでした。


21_2222324ケーキはすべて、この三条店の店内厨房で作られています。わたしは(ほっとくとショコラしか食べないので、)いつもいただかないようなものを試してみることにしました。いろいろなフルーツが山ほど載ったタルトをセイロンティと。しっかり硬めに焼かれたフイユタージュの台の上にはヴァニラの粒々の見えるクレーム・アングレーズが敷かれ、その上にコンポートだったり生だったり、それぞれの最高の味わいのフルーツが何種類も、バランスよく配されています。なかなかすてき♪ きれいにいただきました。仕事柄、個人の方が経営する小さなお店へばかり伺いがちですが、たくさんの量を安定して作っていらっしゃるお店の安心なおいしさもまた、とても幸せなものでした。
「リプトン」三条本店 京都市中京区寺町通三条東入ル 電話 075-221-3691 10:00~21:30 無休
「リプトン」ティーハウスは他に四条寺町、河原町蛸薬師、京都駅地下街ポルタにあります。くわしくはこちらにあります。

2008年1月 25日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2008年1月24日 (木)

■「祇園さヽ木」 2008年1月


123今年初めての「祇園さヽ木」さんです。いつも通り、18:30には満席のカウンターに全員着席! のはずなんだけど、出る直前まで打ち合わせが終わらず、あろうことかわたし10分遅れました。いかん。<(_ _)>。激しくお詫びするも、「アンタ今日は一品抜きやで」と怒られたああ\(゜o゜)/。。。凍て付く晩に、まずは温かい先付、うにがのったロワイヤルです。やわやわの茶碗蒸し、中はナチュールで何も入っていなくて、上にねっとりとろりのうに、細かくした百合根。しゃりしゃりの食感がアクセントとなって心地いいです。ビーフン、パリパリにした自家製からすみはサイコロ状で、塩気と香りがいい感じ。この時点から日本酒「ゆすら」をすーすーと。
111214お椀代わりのスープがプレゼンされます。昆布、甘鯛、干し貝柱、あさり、ねぎ、白菜のスープ。朝から10時間以上蒸しまくったというもので、これ出てくるとうれしいのです。以前のヴァージョンとはまた少し違ったけれど、何とも豊かな香りで味わい深く、一生これ飲んでいたい。もし瓶詰めで売ってて、温め直すだけでいいなら、買い占める。中に大根が入っています。煮くずれることなく、しっかり形も歯ごたえも残しながら、けれど味が染み染みに染みた大根でした。
2122みんなにはあわび。けれどわたしはあわびや蛸のムニムニが好きじゃなくて、ふぐの味噌漬け。これもちょっととんでもなく香味豊かでおいしかった♪
313233343536いつもの向附がどーんと。香ばしい胡麻に千枚漬もあしらった鯖が格別のたうち旨く、とろ寿司にうっとり、赤貝は新鮮そのもので香りいいこと、辛味大根と共にかぶりつくぶりがまた、味が濃い濃い・・・後は野となれ状態、すべてを忘れてひたすら美味の中にいます。向附の騒ぎが終わった頃に、づけにしたとろ寿司が一貫。
4142「魚ばかりだったから」と、ここでお揚げと水菜のさっと煮が出されます。何でもなくかんたーんに見えながら、おだしのおいしさが格別で、うんまーいと唸る仕掛けになっているのです。炙ったお揚げ、香ばしかった・・・ここで料理してもらえるなんて、幸せなお揚げ、お揚げのエリートだと思う。唸っているうちに津居山港の蟹がどかーんとハデにプレゼンされます。今日も蟹が食べられるわけね♪ このハデっちいこと、劇場的盛り上がり・・・いつも通りです。
51525354ハデな蟹さばきショーが繰り広げられます。みんなの注目を浴びつつダイナミックに蟹をバラすの、気分いいだろうなあ。見守る客の方は蟹への期待で最高にうきうき気分だし。まずは2分ほどピッツァ釜で火を入れた蟹の脚です。塩だけで十分すぎる美味・・・トロっとやわらかで、うそ~と思うほど甘い甘い甘い。こうして身を出して食べやすくしてくださるのです。2度目は3分ほどピッツァ釜に入れたもので、しっかり熱が入ったものはさきほどのレア状態とはまた違ったおいしさです。
6162そして最後の「ぐつぐつ」は白子のグラタン、これも真冬の楽しみです。昆布だしベースにとろとろの白子ピュレ、ポン酢風味って、禁断のおいしさ・・・犯罪的だ。
7172ご飯は筍とふきのご飯。ああ完璧なおいしさ♪ 香り最高、もう春の気分。
73747576しかしなんと贅沢なこと! 蟹チャーハンもあったのです。ばさーっと大皿にチャーハンが盛られて、ふわあーーーっと香りが広がり、どんどんこれがよそい分けられていきます。ごはん粒と蟹の身の比率はどれくらいかしら? たっぷりと蟹が入っていて、絶句してむさぼり食うという感じ。神さまありがとう。
8182さわやかなデセールに突入、プリン風味のアイスクリームにいちご、でこぽん、ブルーベリーなどがあしらわれています。このアイスクリーム、え? と改まるほどのレヴェルで、パック詰めで売っていたらわたし買い占めるだろう・・・さっきも同じこと言ったかも。感じのいい木田さんの笑顔が何よりのデセールね♪ 
9192そして最後に全国100万人の読者の皆さま、どうか見て見て見て! なんと佐々木さんの肖像画が、お玄関入った正面に飾られているのです! 絵はブルガリアの肖像画家によるものだそう。すごいプレゼントです本当に。「遺影ちゃうねんよ~、お線香立てんといてよ~!」と言う生の佐々木さん。今日もイケイケ、今もいつも世々に至るまでそのハイテンションでいてね! ハッデーにしててね~!

2008年1月 24日, dans 京都 和食 |

2008年1月23日 (水)

■「パティスリー オ・グルニエ・ドール」のポワヴル・ショコラ


Img_40001ショコラ騒ぎも最高潮! な季節ですが、こんな近くにこんなすてきなショコラのお菓子があるのです♪ どこからどう食べてもショコラの味わい、酔うくらいにいい香り。「パティスリー オ・グルニエ・ドール」の最新作は「ポワヴル・ショコラ」といって、いままでのピラミッドともミルフイユともランゴショコラとも全く違うものです。
土台のショコラ風味のシュクセ生地はほんとうに柔らかでしっとり、セルクルに入れる時も押さえ付けないようにするとのこと。シロップがけされており、しとしと状態、けれど中には松の実が仕込まれており、歯触りと香りが才気あるアクセントになっています。その上のショコラ風味のクレームは空気をたっぷり含んで淡雪のように溶けゆく食感が絶妙。こちらもアクセントに砂糖がけしたナッツがあしらわれており、ヘーゼルナッツやアーモンドの香味がショコラ風味を邪魔することなく引き立てています。そしてピンクペッパーがほんのり優しい彩りと心地よい歯触りを与え、口の中でぱっと香りが広がります。クレームにざくざくっとラフに挿してある板状のショコラはパリパリと。どこをどう食べてもショコラ風味が楽しめて、食感や香りに驚きがあり、完璧なハーモニーです。造形的にもダイナミックで美しい。心して大事に持ち帰り、がんばって物撮りいたしました<(_ _)>
Img_40061_2こちらは長年の人気商品「ミルフイユ・ショコラ」です。ショコラの香り濃厚なフイユタージュのざくっとした歯触りに、濃い濃い濃いショコラのクレーム。ショコラ好きならクラクラする美味、けれど余韻は重くなく軽やかという禅問答的なひと品です。他にいろいろ選択肢があったのにわたしはショコラものばかり買ってきて・・・実は夜会う人に手みやげにでも? と思って余分に別の箱に詰めていただいたショコラシリーズだったのだけど、結局全部自分で食べちゃったのでした(-_-;) <(_ _)>

2008年1月 23日, dans 京都 スイーツ |

2008年1月22日 (火)

■「和イタリア アルポルト」でプレス試食会


12「和イタリア アルポルト」は東京・西麻布の「アルポルト」のシェフ、片岡 護さんがプロデュースするお店です。京都駅に隣接するルネサンスビルに昨年の11月23日にオープン。それからおよそ2ヶ月、このたびプレスのための試食会が(着席で)開かれました。お昼にお招きいただき、6300円のディナーコースをいただきました。「和イタリア」と店名にするほどコンセプトは明確です。「京野菜をはじめとした和素材を主役にした、からだに優しい和めるリストランテ、日本人の繊細な味覚に合ったイタリア料理」を目指していらっしゃいます。ナイフ・フォークと共に、お箸も初めからセットされています。
1112アンティパスト3種盛り合わせ。○鶏レバーのリエット ○アンディーブの香ソース ○ハマグリのゼリー寄せ 柚子の香り 寒ブリのカルパッチョ 茗荷とセロリのサラダ。にんにくチップがアクセントに。
2122海老と帆立を詰めたほうれん草のラヴィオリ。色鮮やかで美しいひと皿。ドライトマトの酸味が粋です。
3132堀川ごぼうと京地鶏のかぶら蒸し。フォンドヴォライユで煮た地鶏入りで、鶏の旨みが感じられます。
4142百合根と春菊とじゃこのペペロンチーノ。百合根のフリットの食感、じゃこの塩気、ぴりっとした辛味、にんにくの香りが効いたパスタです。
5152牛ロースのタリアータ 辛味大根と水菜のサラダ添え。牛肉のグリルがメインです。レフォールの代わりに添えられたのが辛味大根。
6162お昼に出していらっしゃるのが丼で、それもひと口試食させていただきました。卵がとろりとカポナータに絡んで、まろやかな味わいです。
7172月に一度上洛なさる片岡 護さんと、京都のお店の料理長、上田隆文さんです。上田さんは「室町和久傳」を経て先斗町の「京フレンチ きしもと」にいらした方です。和食とフレンチを経験なさっただけでも異色のキャリアなのに、今回イタリアンのシェフに抜擢されて新たな挑戦をなさるのです。けれど和の素材使いはお手のものの方ですから、これからどんな「和イタリアン」を展開してくださるか、楽しみです。グラスに、柚子のグラニータ。下に、シャンパーニュでマリネしたみかん。
8182ドルチェのお皿が、小豆のクレープ包みに、ヴァニラのジェラート カフェ。以上はお昼にいただいた夜のコースですが、昼は1890円から、夜は4725円からという値段設定です。京都駅至近、非常に便利な場所で和素材重視のイタリアンがいただけるお店として、覚えておくと便利なアドレスです。
「和イタリア アルポルト」 京都市下京区東洞院通塩小路下ル東塩小路町849 ルネサンスビル2F 電話075-365-0202 11:30~14:00LO・15:00閉店 17:30~21:30LO・23:00閉店 休みは年末年始のみ 席数89(うち個室としてコンパートメントルーム7室、シェフズルーム1室あり) 

2008年1月 22日, dans 京都 イタリアン |

2008年1月21日 (月)

■「かつくら」のヒレカツサンド、京味膳


11「健康的においしいとんかつ」をテーマに、女性にも入りやすい瀟洒なお店作りをめざしているのが「かつくら」さんです。関西で12店舗、関東も10店舗以上、熊本にもお店を展開、幅広い層に愛されています。わたしがいつも利用するのは、うちから近い「かつくら 四条東洞院店」 (京都市中京区東洞院通四条上ル 電話 075-221-4191 11:00~21:30LO・22:00閉店)ですが、アイドルタイムなし、定休日なしの営業で便利、さらに全席禁煙でとてもありがたいのです。最近お薦めにしたがっていただいて快哉を叫んだのがこのヒレカツサンド。「京都は牛肉の国。京都でカツサンドといったらビーフカツのことなのです」なんてエラソーに書いたり言ったりしていたけれど、このヒレカツサンドのすーっと歯が入る柔らかさ、豚肉の香りのよさときたら。「京都でもおいしい豚かつサンドがあったんじゃない!」という驚きで、友人知人に薦めまくっています。店頭販売テイクアウト用が900円、店内でいただくこともできます。ロースカツもあります。
11_2店内メニューも多彩です。ある日お昼ごはんにいただいたのはこんなひと皿。ヒレかつと京野菜巻きかつ膳、1440円。これは「京味膳」というシリーズで、とんかつと、京野菜を湯葉巻きにして揚げたものという組み合わせです。他に生湯葉コロッケもあります。
2122デタイユです。野菜巻きの方は金時にんじん、菜の花の葉、そして切干大根を湯葉でくるりと。外側サクサク中しっとり、食感がいいのです。そしてうず高く山盛りのキャベツはごく細い千切りで、これを集中して食べるの、わたしかなり好きです。
3132料理が出てくる前にまず供されるのがミニすり鉢に入った白ごま。ヘルシーです。これをごりごり擂ってソースと合わせて待機します。ソースは赤ワインやりんごなどを使って香りのよさ、上品な甘さを出したオリジナルなものです。
4142全部並んだらこんな感じ。おひつには麦ご飯がたっぷりと。オプションでお願いしたのが「大ぶり茶碗蒸し」、450円。メニュー名の通り、ご飯茶碗ほどの大きさで供される熱々の茶碗蒸しです。おだしの味がしっかりしています。
5152メニューはこんな。品数多彩です。
6163東洞院のお店の奥のスペースは木村英輝さんによる壁画で飾られていて粋です。(「よねむら」さんにもこの方の壁画がありますね。)「かつくら」は京都市内では三条本店のほか四条寺町、京都駅にあり、関西では他に滋賀、大阪、神戸、伊丹空港にもお店があります。関東地方や九州の店舗案内や品書きなどはすべてこちらにあります。

2008年1月 21日, dans 京都 とんかつ |

2008年1月20日 (日)

■「デマチヤナギ バル リコリコ」でバルディネ


1234「お粥だ、からだに優しいお粥なら食べられる」という体調と気分だった何日か前の晩、心優しい知人に食事に連れていってもらうことにして、当然中華の気分で外出。途上、「お粥じゃないけれどパエリアのお店なんかどうでしょう?」というすばらしい提案で、「それ行く~!」と気分は即パエリアに切り替わり、出町柳駅近く、「ビストロ スリージェ」の並びにある「デマチヤナギ バル リコリコ」へ。いかにも楽しそうな外観で、前から気になっていたお店です。スペインバルだから、まずはタパスをいくつか。バレンシア風ミートボール 海老のアヒージョ チョリソーのアヒージョ 野菜のトマト煮に卵のフラメンカエッグ。わたしはぐつぐつ煮え煮え、やけどの熱さのアヒージョが大好き。残ったにんにくの香りの油にバゲットを浸して食べてうまかった!
1112サングリアはフルーツを食べられるようにフォークが初めから添えられています。メニューがよくできていて、写真満載、見るだけでうきうきと楽しい作り。
212223スペイン風オムレツにはトマトソースがたっぷりと。「お粥」だったはずがこうなった。鶏と野菜のパエリア。熱々でスープがしみてじんわりおいし♪ 白サングリアにはキウイがごろごろ入っています。お粥の気持ちなんて言ってたのは誰だ? 気分よくたくさんいただきました。一緒に来てくれた人があってのことで、すごく感謝<(_ _)>
32_231_2黒板書きメニューのある気軽で陽気なお店です。カウンターにテーブルに、外にはテラスまであって、軽すぎることなく大人もくつろげて何とも程よくいい感じ。アイドルタイムもなくて、いつでも飲める食べられる。どれもなかなかのお味で高くないし(以上のお料理はふたりでいただいて数千円)、近所にあればどれほど重宝するでしょう。個性明確なお店がたくさんで、左京区はすばらしい~! 
「デマチヤナギ バル リコリコ」 京都市左京区田中関田町22-75 ルミエール出町柳7号 電話 075-711-7722 12:00~22:00 水曜休み

2008年1月 20日, dans 京都 スペイン料理 |

2008年1月19日 (土)

■ご近所ごはん、四つ葉タクシー、撮影撮影、夜バル


Ob1Ob2年が明けてから取材をお願いしたお店を撮影の日々です。仕事が詰まって、食事は軽めの日々。ごく近くでフレンチ気分に浸れる「オステリア・バスティーユ」で、ある日シャルキュトリのサラダとスープにデセール、カフェという軽いデジュネ。
Yk1Yk2今年初めての四つ葉ヤサカだああ♪ 御池通で遭遇、けれど「6301」って、わたしすでに見てるのよ。まだ見てないのを見たい!
Shigesan撮影撮影の毎日、いつもの巨匠ハリー中西と仕事してたはずが夕方からどっかへ行ってしまった(-_-;) 優しいシゲさん=鈴木誠一さんに助けを請い、祇園の某高級料亭へ。セッティングはすでにばっちり。おしゃべりしつつ待機待機待機。ヨコにスイングしつつメールするシゲさん。
Ut_4ある夕方、ご近所カフェ、「小豆家 うさぎ亭」でロイヤルミルクティ。身体あったまってほっとしてなごめてすてき。3月から食事のお店になるから、カフェ使いができるのはあとしばらくの間です。
Gb1Gb2Gb3身体が疲れ過ぎてヨレていたあるお昼、蛸薬師の高倉と東洞院の間にある「岩茶房」で中華粥。温かくて慰撫されるようで、食べつつひと時放心状態。・・・眠らないといけない、わたし。「あんまり寝ないと、人生って寝かされるようになっているのですよ」と整体の先生に言われたことがあって、「だってやることいっぱいあって、楽しくて、寝てる間ないもーん♪」と思っていたのです。ところがその言葉から半年後に見事に右手の骨を折って、いろいろを休まざるを得ない状況に。24時間営業・微眠微休なんていってたくさん起きているようで、こうしてぼーっとしてるんだからしょうがない・・・岩茶とお菓子で引き続きぽかんと過ごし、一瞬別次元にいたみたい。夜も優しいもの食べて早く眠りましょう。
Rico優しいものを食べて早く眠りましょう。なんて言ってたくせに、夜になってスペインバルに出かけたのは誰だ?? 昨年オープンした小さなバルでパエリアやらタパスいろいろを食べるうちに・・・いつものテンションに。サングリアをすーすー飲みつつ、食事に連れ出してくれた人に最近起こったいい話を聞いて大喜び。くす玉100個レヴェルでお祝いしなければ!  このスペインバルについては近日中に改めて<(_ _)>

2008年1月 19日, dans 京都 洛中あちこち |

2008年1月17日 (木)

■「祇をん ちんねん」で焼物と鍋ディネ


1_32_33_2疲れ果て果て状態で珍しく気力なしだった何日か前のある晩、それでも「行くべきところがたくさんある。食べてこそわたしだ。何か食べなきゃ元気が出ない」と立ち上がって思いついた和食が「祇をん ちんねん」さん。盛大なコースはからだ的に無理だけど、シンプルな焼きものの後に、おうどんいただこうじゃない♪ 「今日は焼きものと鍋ものだけをいただきたいのです」と電話して、たまたま空席があってひとりですべり込ませていただき・・・一応先付で、紫うにと汲上げ湯葉。湯葉がねっとりとろりとおいし。東京から通っていた時はこういうのいただいて「おお京都」と思ったものです。かぶの炭火焼。2皿目から焼物に突入。甘いかぶらに塩だけ、シチリアの岩塩ガリガリと削ってかけて。ブルゴーニュの白ワインをすーすーと。
11_21213「魚食べたい」と言ったのだけど、わたしが欲しかった魚はなかった・・・けれど、その代わりに何があったでしょう!? なんとおお、村沢牛があったのです! 「江里さんほんといいタイミング、今日はこれ誰かに食べて欲しかった」とご主人の増田貴友さん。ロース肉100gを焼いてもらって・・・もう絶句するうまさ、バカうまいっていうか、目つむって集中しちゃうっていうか、一生食べてたいっていうか、とけゆく肉の余韻の中にずっととどまりたいっていうか。ただただ肉のおいしさだけが目の前にあって、他は存在しないというような旨さ。稀少な村沢牛って、京都でコンスタントにいただけるのは祇園の「びすとろぷらむ」と京都ブライトンホテルの「ひもろぎ」のみです。(時々ならいただけるお店が他にいくつかあるようで、何人かの読者の方がメールくださいました。感謝。)
212223ねぎの炭火焼をいただき、「まだ焼物食べたい!」と言って、厚岸の牡蠣を焼いたのをいただき、海の香りが火を通されてあったかくなったのを満喫。すごい幸せ、ひれ伏し状態。
3132すっぽんスープでまずお豆腐を、ということで、ジュレ状態で保存されているすっぽんスープをプレゼンしてもらって・・・たまらず「スプーンでひと掬い!」とふるふるジュレを冷たいままいただき、熱いお豆腐をはふはふと。スープがたまらんおいしい。
33b湯気湯気のおうどん! もう幸せ、ダマっていただきます。すっぽんスープうどん、ここまで来てよかった。
34見てよこのおいしそうなこと。どーしたらいいの? これ以上おいしいものこの世にあるかしら? 一生これしか食べられなくてもいいかも。(なわけないんだけど。って前も同じ発言したかも。(-_-;) ) とんでもなく美味な焼きものとお鍋と優しい増田さんのもてなしで、しんそこ温まってほっとした夕食でした。どんな気分・体調であれ、ぴったりくるお店があるって・・・京都はやっぱりもうれつ幸せな和食の都です。

2008年1月 17日, dans 京都 和食 |

2008年1月16日 (水)

■「御幸町つばき」で割烹アラカルトディネ


1_22_2コースでの提供が圧倒的に多い割烹の中で、「御幸町つばき」はアラカルトで気楽に食べられる貴重なお店。ほとんどカフェ感覚でひとりで行ける・・・なんて言ったら申し訳ないのだけど、オーナーの小峯充靖さんや料理長の野口大介さん以下スタッフの皆さんは若くて感じがいいし、軽やかな雰囲気で和食を楽しめるお店です。2,3日前のさぶかったある晩、仕事の合間に軽く夕食をと、ひとりですべり込ませていただいて・・・●先付に白魚のフリット、おつゆ仕立て、葛でとろっと。三つ葉いい香り。●もろこの唐揚、すだちのジュレ、おろし生姜。パリっと揚がったもろこがとにかく香ばしい。ジュレ仕立てが得意な野口さんらしいひと皿。
3●京野菜とふかひれの白味噌鍋。さわらも食べたーいと言ってさわらまで投入していただきました。初めお椀ものを何か、そして野菜のお皿を何か、と思っていたのだけど、そうだこれで一挙に食べられる♪というわけ。あったかくて優しい味、フカヒレの食感たまらずぐいぐい底なしに旨い、からだポカポカになって、幸せ~。頭の中はauくす玉絵文字がびっしり点滅状態。