

■気高き我らの買い物の女王=「
リビング京都」編集長・藤田晶子さんと12月初めのある夜に訪れた「
祇園花霞」。日々買いっぷりよく王族としてのつとめを果たし(ノブレス・オブリージュです)、いつも華やかな雰囲気を漂わせる女王とこそ来たかったのがこのお店。ハデな料理で喜ばせてくれる料理長の末友さんは、いま公私共にイケイケ状態、はじけるような喜びが料理からも伝わってきました。
●朴葉焼きは「4分焼いてよく混ぜて」という指示付。赤ねぎ、松の実と混ぜて合わせて、味噌たっぷりの牛肉の旨みを楽しみます。


●造りは鯛とあおりいか。
●お椀は若狭のぐじ、大原のかぶら。しみじみいいお味。
●おしのぎにいくら飯蒸し、あったかいです。





●鰤の幽庵焼き、干し柿焼酎漬。
●ふたり分の酒肴がずらりと。デタイユは・・・
●ごま和え柿、芹、お揚げ、こんにゃく
●間人のこっぺ蟹
●雲子のぽん酢大根おろし。
●鴨鍋が沸々状態で供され、おっいし~! 甘い甘い上賀茂のねぎ、これだけでも幸せ。
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■そしてまた女王と共に、この週末「
じき 宮ざわ」のお昼へ。一昨日ご紹介したばかりのお店です。お昼にひとりカウンターを占拠して夜のコースをいただくというど厚かましいことをしたわたし、今度はきちんとお昼にお昼のコースをいただきに伺いました。さらに、初めての食事だったにもかかわらず、えらい勢いで激賞してしまったので、もう一度冷静にいただいてみましょうという気持ちで。内容は前回と、かなりのお皿が同じでした。・・・ということは、どれほどお昼がお得かということです。
●食前酒をひと口、
●紅白なます。前回と同じ。


●ぐじのかぶら蒸し、
●白味噌お椀。以上2品前回と同じ。
●あおりいかと大間のまぐろ赤身。造りはひと皿で、お昼ヴァージョン。


●海老芋と聖護院かぶら、
●焼き胡麻豆腐、
●お漬物 前回と同じ。


●ごまだれたっぷりの鯛とご飯、これは昼ヴァージョンです。
●ご飯に鯛をのせて食べ、後半はお茶漬けにもします。ご飯ぴかぴかのおいしさにまた感動。
●ご飯の後、いちごが輪切りで。

●ミニ最中は香ばしい外側を金沢から取り寄せ、
●出す直前に詰めるあんは自家製です。これがまた格別のおいしさです。以上で3680円、圧倒的満足感とお得感がありました。このお店間違いなく・・・これからすぐに予約が取りにくくなります。
★データは2日前の12月14日付をご覧ください。