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2007年12月30日 (日)

■「岩さき」 2007年冬


123とにかくなかなか予約が取れませんでした。今年2月のオープン翌日にお邪魔して、「これははやるの間違いなし、すばらし~~♪」と大騒ぎしましたが、大騒ぎしたのと同時に自分が入れなくなっちゃった。けれどやはりものすごく喜ばしいことです。12月半ばに改めて取材をさせていただき、年末ぎりぎりになんとか予約が取れてラッキー。ぜひ一緒に食べてもらいたい人を誘って、3人で奥のお部屋に入れていただきました。このお部屋は5人まで可能な広さなのですが、プライヴェート感がありながら閉塞感はなく、掘りごたつ式なので脚も楽(わたしは正座がまったくダメ)、なんだかとても居心地がいいのです。松の実の浮いたおぶをいただいて落ち着いて・・・
1112海老と大徳寺麩のくるみがけ すっぽんだしのお椀、湯葉豆腐。静かな先付。とはいえくるみのパリパリした食感と香りが才気を感じさせてすてき。そして2品目にしてどっかーんと感激モードへ。すっぽんのおだし、熱々で、じわじわぐいぐい旨い旨い! 
212223ぐじとまぐろ 鰆の幽庵焼き さつま芋のおこわ。きれいに盛られたお造り、脂ねっとり状態で美味、「うわー☆」と騒ぎ、香ばしい焼きもので今度は「ふわー♪」と騒ぎ、おしのぎのおこわで「きゃー、ほくほく~!」と騒ぎ、「擬音語が多い」と同席者に指摘される始末。(-_-;) それすら一瞬、「え? 祇園語? わたしが?」と思ったアホさです(-_-;)(-_-;)だっておいしいんだもーん!
414243穴子とかぶらのお鍋 サーモンとかぶら、菜の花、ばい貝、干し柿の黄身酢かけ。ふわふわの湯気湯気で登場するお鍋仕立てはやっぱり盛り上がります。目の前で分けていただいて即いただきます。かぶの甘み、身に染みる季節のおいしさ。


5152616263ご飯は客ごと炊き立てが供されます。このごろの割烹は本当にご飯のおいしさを極めています。昔は割烹でも結構平気でカウンターから見えるところに電気炊飯器が置いてあったりしたものだけど、今の新しい割烹は、土鍋で「客ごと・炊き立て」スタイルが主流です。どかーんと一度にできなくて、逆算してのお手間は大変だと思うのですが、食べる側の感動は圧倒的に大きいです。なんだかんだ言ってもわたしたちみんな、問答無用の無条件降伏で、炊きたての白いご飯が好きだもの。お漬物とともに女将・早江子さんの母上お手製のちりめん山椒が供されて、さらにあたたかい感じ。
71デセールに、いちごと梨。コース全編、ハデではないけれど、すべて底からおいしさを感じました。黙々と集中して仕事する職人風のご主人岩崎義則さんに、お話上手で人なつこい女将の早江子さん、これ以上ないほどぴったりです。和食屋さんの女将やレストランのマダムの役目は本当に大事です。料理と同等かそれ以上にお店の命運を左右すると思う。お料理はばっちり決まっているのにサーヴィスが「・・・・・・」で、たった一度で行かなくなることもあるわけだし。(これは京都に限らずの話。)「岩さき」さんはお料理もサーヴィスも◎、京都にこういう割烹があること自体が誇らしいと思うのです。

2007年12月 30日, dans 京都 和食07後半 |