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2007年11月21日 (水)

■「京都和久傳」~バーの最新スイーツ


Wakuden遅くなってしまいましたが「京都和久傳」で10月下旬にいただいたものです。ジェイアール京都伊勢丹の11階にある「京都和久傳」は、駅直結という場所柄、高台寺の本店や堺町通の「室町和久傳」よりも、多くの人にアクセスしやすい値段と雰囲気です。現在「室町和久傳」の料理長である緒方俊郎さんがいらした頃は、初めていただいた日以来、輝かしい才能を感じて新幹線の乗降前後によく伺ったものです。今回は久しぶりに、テーブル席で4人で夜の8400円のコースをいただきました。
1_223食前酒をいただきつつ、焼き茄子と白ばい貝ごま山椒和え。戻り鰹のたたき
11_21213鱧と、どさーっと松茸の入ったお椀、とろっと葛引きになっていて身体が温まります。かますの幽庵焼き つまみ湯葉
212223シャラン鴨ロース、ほうれん草間引き菜おひたし。ご飯ものは選べて、これは定番の鯛茶漬け。おだしがかかったご飯に、鯛味噌煮は別添えでたっぷりと。
313233よく熟した江戸柿 鳴門金時、ほくっと焼いたの お薄でごちそうさま。 このしつらいの中でいただけてお昼2625円~、夜5250円~というお値段を考えると非常にお得感があり、どなたにもお薦めできる和食らしいコースだと思いました。データどうぞ。
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Lagrange_2M1_2MaruumeM2そして「和久傳」の日からびゅんと1か月たって、こちらは最近の話題です。このチーズケーキが秀逸です。ワインとどうつながっているのか? まず、縄手通四条上ルの鴨東ビル2階のバー、「ラ・グランジュ」でごく最近いただいたブルゴーニュワインです。で、その時に聞いたのが、店主の納谷直さんが最近ガンガンお菓子作りをしていらっしゃるということ。すぐにも食べたかったのだけど、出しているのは京都タカシマヤの7階「京回廊」の中の「まるうめ」でと。「行きます~♪」と言ったわたしは義理堅く、その翌日即出かけたのです。「ラ・グランジュ」にあったフロマージュのケースが「まるうめ」に移動していて、タルトやケーキが収まっていました。で、このチーズケーキ、フロマージュをよく知った納谷さんならではの名作です。甘さはごくごくごく控えめで、チーズのうまみも生きています。硬すぎず柔らか過ぎずの食感も絶妙に、ふわりといい香りの余韻。ワインと合うケーキです。けれど・・・「ケーキセット1050円」は、カフェか紅茶かとのセットです。でももちろん自主的にワインやコニャックとも合わせられます。こんどそうしよう♪
Ku1Ku2こちらは祇園の美しいバー「クーゲル」です。同じ西田稔さんの経営になる寺町竹屋町のパティスリ、「ゴースト」の新作マカロンをいただきました。ショコラのマカロンの中に、ピスターシュのクレーム、そして小さいグリオットが入っています。マカロン生地が口の中で崩れゆく感じがよくて、ピスターシュの香りが立ち上り、グリオットの味がアクセントとなって、完璧のぺき子ちゃんという感じ。「ショコラを飲ませてください」と、ショコラ風味のカクテルを作っていただいたのですが、さらに念入りにショコラのマカロンをいただけて何重にも幸せ♪ 「人生って絶対生きていけるようになっている」とショコラの香りの余韻の中で考えたのでした。何があろうが生き延びていけるだけの幸せが、それぞれの人に合ったものが、人生にはちゃーんと用意されているのです。感謝<(_ _)>

2007年11月 21日, dans 京都 バー京都 スイーツ京都 和食07後半 |