■「素料理 虚無蕎望なかじん」 |
■「虚無蕎望なかじん」がリニューアルして「素料理 虚無蕎望なかじん」になられてもうすぐ1年です。ちょっと久しぶりの訪問。マダムの薫さんの「うさぎ亭」がごく近くにあるものだからすっかり安心してしまい、予約が取りにくい「なかじん」さんに伺えていなかったのです。「素料理」なんて言いながら、その「素」のためにとんでもない努力(いい素材を手に入れる努力、できる限り手作りなさる努力、作りたてを出される努力)をされており、コース中の選べる前菜や主菜の数々はとうに「おそば屋さん」がなさる領域を超えています。東京から千栄さんが来たから、おいしいところに行きましょう♪
●ここからこのワインになって、●まぐろトロの炙り焼きサラダ ジェノヴェーゼソース(冒頭写真の右側も) ●蕎麦粉入りのパン、「フリップアップ」に作ってもらっているとか。ソースをきれいに掬って食べたいという要望が多いからと。こんなまでご自分でやってしまわれたかと一瞬仰天したけれど、聞いて安心。●ふわふわのそばがき。
●せいろそば。この後デセール(名作!そば粉のアイスクリームなど)もいただけますが、少しでもお料理を味わいたくて、デセール分をお料理でいただきました。基本は【先附、粗碾きそば、前菜、そばがき、主菜、せいろ、デザート】という構成で、前菜と主菜はそれぞれ10種類くらいある中から自由に選べます。雪・月・花と3コースあって5800円~9800円、違いは前菜と主菜の内容です。ちなみにわたしがいただいたのは、ちょっとわがままを言って、あれこれ混じえてのお願いでした。センスのいいお料理をいただいた充実感・・・造りも焼き物も天ぷらも飛びきり美味、ここは蕎麦が柱でありながら割烹の気分まで味わえる稀有なお店です。当日キャンセルとかで、8席しかないうちの2席が空席だったのが本当にもったいなかったです。
2007年10月 8日, dans 京都 蕎麦京都 和食07後半 | lien permanent