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2007年10月31日 (水)

■「カノビアーノ」 2007年10月


Canoviano_2全国100万人の読者の皆さま、1日とびサイトでごめんなさい。今しばらく非常事態なのでこのペースをお許しください。編集者の方々は「サイトアップしている場合か?」とどうか怒らないで・・・これもまた大事なメディアなのよ~<(_ _)> さて10月はじめの週末に伺ったメロイタ=メロメロイタリアン=「カノビアーノ京都」です。お待たせいたしました<(_ _)>まだ暑い日だったので、まるで夏のような服を着て出かけて、松茸やらポルチーニに、「こんな季節になったのね~♪」 なんて言いながら、お皿の上の秋を楽しんだのです。1か月もたっていないのに、朝晩寒くなってしまった今となっては何だかひどく前のことのよう。けれどおいしかった幸せははっきり思い出せるのです。
23スプマンテをシャワっといただきつつ、なめこと小芋、生ウニの冷製スープ。小芋のニョッキが入り、他に渡り蟹、パンチェッタのカリカリ。暑かった日にふさわしい軽やかで舌触りのいい前菜でした。目覚めモード。
111213朝採り野菜のサラダ。フルーツトマト、大根、かぶ、ブロッコリー、上にふんわりのっているのが小松菜、水菜、壬生菜のサラダ。黒く見えるのは大徳寺納豆のパウダー状。かぶやトマトの味も鮮烈でした。賞賛モード。パンもこれだけ集中して食べそうになるくらいおいしくて、しかし胃の空きスペースを残しておかねばなりません。
2122北海道産筋子と山芋の冷製カッペリーニ。細い冷たいカッペリーニに筋子と細かい山芋が絡んで、口に心地いいことったらありません。食感・味わいともにいつまででも食べ続けていたいと思いました。陶然モード。もうひと皿パスタで大喜び。ヴェネト産うさぎのラグーソースと鷹ケ峯ねぎのカンパニョーレ。S字形のパスタ、よく具材やソースが絡まってぐいぐい歯ごたえがあります。カッペリーニとすごいコントラスト。うさぎがまた旨みたっぷりで甘いねぎといい調和、硬さ柔らかさ、甘み塩気、食感のコンビネーション・・・すべてにおいて完璧。瞠目モード。
3132鯖のグリルと大根スープ。葉のソテが添えられ、銀杏、松茸が秋の気分を盛り上げます。さらに黄柚子の香りがとても粋に効いています。鯖の焼き具合の絶妙さったら、うなればいいのか絶句すべきなんか、もわからんというおいしさでした。絶賛モードに突入しました!
4143沼津産伊勢海老とポルチーニ、鷹ケ峯唐辛子のソテー。海老はパン粉焼きしてあって最後にがっつーんという感じ。鷹ケ峯唐辛子、肉厚で風味のいいこと、小松菜とポルチーニがまた香ばしく、ビスクソースは深い味、犬になって皿をなめたかった~!●洋梨ソルベでさっぱりします。なんだかめちゃくちゃ幸せでした。絶賛~後は野となれモードです!
51525354そして最後の幸せになだれ込みます。オブジェのように作られたショコラの焼き菓子、泡立てミルクの下には、マスカルポーネのジェラート、エスプレッソとショコラのガナッシュ。わたしにはショコラを与えれば大喜び、ほっといても桃源郷モードになるということがわかられている模様です。桃源郷→無条件降伏モード。もうひとりのドルチェは、巨峰のジュレ いちじくのコンポート、ココナッツのブランマンジェ。これもまた美しく、秋色の濃いものでした。カフェに、ビスコッティ。満足してこのあたりで気を失ったかも~! ありがとう吉岡さんも久戸瀬さんも。わたしの好きなものを一生懸命考えてくださったと思います。それがどのお皿からも、ひとつひとつのサーヴィスからもバシバシ伝わってきました。そして一緒に食べてくれた優しい友人、同い年なのにずっとお姉さんのようなYちゃんにも感謝。友人に恵まれる人生です<(_ _)> 
明日から4回連続で10月の和食を出します!

2007年10月 31日, dans 京都 イタリアン |

2007年10月29日 (月)

■「ケザコ」 2007年10月


2全国100万人の読者の皆さま、わたしは入稿の嵐、ほとんど非常事態の日々に突入しました。今週は予約をして出かける盛大な食事は1軒だけで、ひたすらジミ家ご飯(かうどん)の毎日です。けれどその唯一の盛大な食事は銀閣寺方面だったりするし♪ジミ家ご飯ならそれはそれで近くの錦やらデパートやらに出かけて豆腐を買い集めて自主的に食べ比べをしたり、愛するお揚げを買い込んだりするし・・・どんな状況においてもやることなすことイヴェント化しちゃうのでした。東京にいる頃は、「京都では、豆腐やお揚げはどこで買おうがおいしいんだろうなあ」と思っていたけれど、そうでないこともわかってきました。スーパーでやっすーいのを買ってみたら、やっぱり値段相応のものだった・・・なんて経験を積んでいるのです。 ものには適正価格というものがあり、高ければいいってもんじゃあないけれど、でもええもんは高いのです。せっかくなのだから、ええもの食べましょう! さて、しばらく1日おきくらい、そしてごく短いものになってしまうかもしれませんが、10月にいただいたものを出していきます。まずは今や予約も取り難くなってしまった「ケザコ」、ステファ~ン! の10月のコースです。伺ったのは10月上旬だから、だいぶ日がたってしまいました。お待たせしました<(_ _)>
1_23_2小さな前菜。おくらのヨーグルト和えに赤紫蘇のヴィネガー風味のムース、その下には鯵と巨峰のタルタル。いちょうの形のお皿に、スモークしたうなぎのテリーヌ。燻製香をまとったうなぎは、いわゆるうなぎの味とはまったく違うものになっていて美味。ねぎ、りんごの煮たの、赤ワインとオレンジピールで煮たうなぎと層になっています。赤根ねぎのソースにもりんごの風味がつけられて、とてもオリジナルな味わいです。
111213定番スペシャリテ、フォアグラコンフィと大根の奈良漬。酸味鮮やかなフルーツのソースが調和して心地よく、何度食べても飽きません。たまご形の器に、甘い香りのスパイス、泡泡なのは牛乳、中にポルチーニ、底は玉ねぎの柔らかいのが入った茶碗蒸し状です。大徳寺納豆で塩気と香味も。とろんと優しいやみつきの一品。
2122魚料理はほうぼうのロースト。つけ合わせの焼いた長茄子はケイパーとオリーヴオイルでマリネ。貝のだしのソース、フヌイユのソース(緑)。細長いのはひよこ豆のペーストと黒オリーヴで作ったしっとりしたビスキュイ状のもので、ちょっとピリッとして癖になるような味。
3132肉料理はシャラン鴨のむね肉のロースト、そして付け合せのさつま芋のローストもとんでもない味の濃さで目を瞠りました。赤玉ねぎのコンフィチュール、水菜、ノワゼット。バニュルスのソース。「撮るよ」って言ったらこんなポーズ。お茶目なステファ~ン!  
414243デセールはこんな。白いかたまりがマスカルポーネと豆腐のムース、レモンの皮の香り。サイコロ状のコーヒー風味のジュレと梨が合わされ、底には落花生の香りのアイスクリーム。添えられた背の高い焼き菓子はバリバリではなくて、口に入れるなりふんわりパフっとくずれる食感! 「このパフパフがすてき♪」といったら、「あなたはとろりとしたものとバリバリの組み合わせは好きじゃないと書いてあった!」とステファンに言われてしまいました。確かに以前書いたけれど、よく読んでよくおぼえていることに驚いた・・・(-_-;)・・・アンフュージョンといつもの階段ガラスの小菓子で締め。

2007年10月 29日, dans 京都 フレンチ |

2007年10月27日 (土)

■撮影終わりました!


1全国100万人の読者の皆さま、「ほぼ必ず毎日更新!」の本サイトですが、それでもお休みせざるを得ない忙しさだったのです。6日間で、物撮りも含めて34件の撮影をいたしました。アポ入れも絶妙に上手にスケジュールを組み、(わたし段取りだけは天才的で金メダルものです! ・・・誰もくれないけど。)撮影は毎日圧倒的に楽しかったのです。(巨匠カメラマンせんせにいたぶられる以外は(-_-;) )あっちこっち行けていいお話を伺えて試食もさせていただき、取材は最高♪ ・・・しかし、これから原稿書きだああ~~(叫)!!
1112牛の取材の後には野菜取材。野菜を仕入れる段階と、お店取材と2日にわたって、「ル・サルモン・ドール」のシェフの上島康二さんが本当によくしてくださいました。感謝<(_ _)>
1314上島さんの元でしっかり修業、昨年11月から京都ホテルオークラの「ピトレスク」でシェフとして頑張っていらっしゃる玉垣雄一郎さんもまた別の本で取材。かわゆ~い♪なんて立派なシェフに言ったら失礼なのだろうけれど・・・でも初々しくて感じがよくて、お話しを伺いつつ思わずにこにこしちゃいます。お仕事はしっかりしていらして、きっとこれから玉垣さんのオリジナリテを出していかれると思うのです。ステファ~ン! の登場です。すっかり人気も定着の「ケザコ」、すてきなランチで2週間ほど前感動した画像を早く出します! ステファンは風邪気味とのことで、仕事しすぎね。でも熱く熱く料理への思いを語ってくれました。わたしにとっては最近少なくなってしまったフランス語を話す機会だから、それもうれしいのだけど、「日本語で全部わかってはるやないの。」と巨匠カメラマンせんせに揶揄されました。(-_-;)
3132いぞがじ~い毎日、こういう時は大好きうどんの日々になります。うちから近い2軒、きしめんは寺町六角の「さらしな」、海老天うどんは、ここなしに生きられない錦の「冨美家」です。必ず「七味多めに」とお願いするのです。やわやわうどんは真っ白で、おだしがおいしいのです。あー幸せ♪ 人生は難しくない。
3334鍋焼きうどんは取材の御礼がてら祇園の「常盤」でいただいたもの。取材後にいただけない時は「また参ります」と御礼申し上げておいとまして・・・わたしはよほどのことがない限り、言葉を守ります。なんだかやみつきになっちゃう雰囲気と味、新京極六角のインド料理「RAJU」、これにナンとライスと食後のラッシーまでついて千円くらい・・・安くて、おいし~~い!!
41いぞがじいと言っても、前からの予約は絶対に行くのです。今日もイケイケの佐々木さん、「祇園さヽ木」の10月のお料理、できるだけ早く出します! けれどまずは写真入稿やら原稿です~(*_*)

2007年10月 27日, dans 京都 洛中洛外あちこち |

2007年10月23日 (火)

■今日も撮影!


1全国100万人の読者の皆さま、本日も1日朝から頑張りました。洛中をうろうろするだけでなく、遠くまで、食肉牛の取材にも。今日は昨日の神さまハリーではなく、その一番弟子のシゲさん=鈴木誠一さんと仕事です。シゲさんはにこやかで感じがいいのです。牛たちもカメラ目線です。
2_2牛たちのかわいかったことったら! こんなにまっすぐに見つめて、本当に人なつこいのです。真っ黒でつやつやと毛並みもきれい。優しい顔をしたかわいい牛たち、わたし頭なでました。こんなかわいい子たちを食べてるのです・・・ごめんなさいなんだけど、おいしく食べるから、きれいに撮ってもらうから、許してね。こちらの肉を扱っている精肉屋さんに寄って、撮影チーム全員でお肉を買って帰路についたのでした。そして夜になり、わたしの胃の中にはロース肉200gが収まったのでした。<(_ _)>

2007年10月 23日, dans ■ごあいさつ |

2007年10月22日 (月)

■ひたすら撮影!


2全国100万人の読者の皆さま、今週はよいページを作るべく撮影と取材に集中しております。ちょっと更新が飛び飛びになるかもしれませんが、しばし待っていてください。こちらは久しぶりに登場のあけ~み、京都ブライトンホテル・稀代のコンシエルジュ小山明美の撮影風景です。御大巨匠ハリー中西、今日ももそっとコワいが仕事は早い! 「ハリー先生、いらっしゃいませ! よろしくお願いいたします。」というあけ~みの満面の笑顔にも、ただ黙々とセッティング、「撮ります」とひと言のみ(-_-;)・・・しかしものの何秒かで撮影は終わって・・・「せんせ、奇蹟のようですね! 神がかってますね!」思わず賛辞があふれ出たのだけど・・・「神がかってる? オレは神や。」とおおせられたのでした (-_-;)(-_-;) 神さまに撮影してもらったあけ~み、ヴィジュアルチェックの厳しいわたしにはしゃがみこんで靴まで拭いてもらって、お姫状態? わたしはきれいな写真のためなら何でもしまっせ~!
3神さまハリーに、この夏オープンして大人気のイタリアン「京都ネーゼ」も撮影してもらいました。手際よく見事に決まった料理を作るシェフの森博史さんのお仕事姿を撮影です。このカウンターで森さんのお手元を眺めながら食べるのが楽しくてしょうがなくて、次々仕上がる料理を端から「わたしもそれを~!」と言いそうになっていけません。
4そして夜にはこちらで、手動スライサーふわふわ生ハムとサラミをのせてもらったサラダを。他にタレッジオチーズの焼いたの、ムール燻製、パスタ2種類、ドルチェにはショコラのプディングをいただいてしあわせ~~~♪ 詳細は改めて。

2007年10月 22日, dans ■ごあいさつ |

2007年10月21日 (日)

■本日小休止 <(_ _)>


Pousse日曜日の今日も、撮影のための物集めに右往左往。でもひと時「フローリストショップ プーゼ」に寄って、赤いブーケを作ってもらって幸せな気分になりました。店内のコーナーには実ものがたくさん、まるで野山の風情で、秋の深まりを感じさせます。街の暮らしがあまりに好きだから野山に行くのは邪魔くさいのだけど、こうして人が作った野山の風情は好きなのです。お料理でも禅寺のお庭でもそうで、「自然」ではなく、人が作った手の込んだ「自然の気配」がいいと思うのです。
Pousse2野山の風情のコーナーの反対側のガラスケースの中は、いつも通りバラの花がぎっしりです。お花のせいです、ここに来たら他と空気が違うと思うのです。気のせいかしらん? いややっぱり空気もきれい。

2007年10月 21日, dans 京都 花 |

2007年10月20日 (土)

■怒涛の撮影週間に突入、けれどめげずに旨いもの!


2_21_3冬の号の撮影、1時間半刻みで朝から晩までびっしり! な日々に突入しました。「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」へも撮影に。ケースにフルにタルトが揃った状態です。4個入りの箱に収まっているのは前日にいただいたタルト・・・木の実、リンツァー、杏、さくらんぼ。焼き立てのおいしさは格別ですが、たとえば木の実なんかは当日のバリバリと同じくらい、翌日しっとりしてきたのもおいしい♪ 室温でいいから、おみやげにもしやすいです。
4142オステリア コチネッラ」で撮影、取材補完のためにお昼に伺って・・・1300円ランチから、●白レバーと柿のソテー、●スパゲティはやんばる黒豚の煮込みソース。これにフォカッチャ付。柿とレバーがいい取り合わせ、そしてパスタおいし~い! 本当にお得だと思います。ランチは今年いっぱいくらいで、いずれ夜の営業に集中されるそうですから、これは今だけの幸せです。
4344ある晩、仕事を控えてそれでも早旨めしをしたいぞと、また「オステリア コチネッラ」へ。●仔羊のラグー ガルガネッリ1700円、●寿豚の自家製サルシーチャ 1350円。仔羊のラグーはぐぐっと感動のおいしさ、スライスではなく手でざくっとほぐした仔羊の食感がなんとも口に心地よく、ガルガネッリにもよく絡みます。
31食べものばかりでなく・・・COCON烏丸の「唐長」四条烏丸店で17センチ角のKiraがいろいろ揃って華麗です。わたしも最近1枚買いました。忙しい時ほど家はきれいに、心を落ち着けて山のような仕事をしんしんとやります。全国100万人の読者の皆さま、出すのが遅くなっていますが、メロメロイタリアン、ぞっこんフレンチ、鄙だが洗練の和食・・・がこの後控えております<(_ _)>

2007年10月 20日, dans 京都 イタリアン, 京都 スイーツ, 京都 唐長 |

2007年10月19日 (金)

■「ばらの木」で、スチュワード麻子さんのアフタヌーンティー


Plaque京都タカシマヤ2階の、高級ブランドが並ぶコーナーの一角にある典雅な喫茶室「ばらの木」。京都で知らぬ人はいない、「リプトン」や「かつくら」の株式会社フクナガによって営業されています。「京都一、親切で、美味しい商品を提供します」と社訓に掲げているような会社ですから、質のいい仕事を目指され、お客さまを楽しませる企画を次々と考えていらっしゃいます。今回ご紹介するのは「ばらの木」で15日月曜日から始まった「アフタヌーンティー」です。紅茶と共に、サンドイッチにスコーン、そして小さなパティスリーを楽しむイギリスの伝統的なアフタヌーンティーですが、今回こちらの監修をされたのがロンドン在住の人気紅茶研究家、スチュワード麻子さん。ロンドン郊外の一軒家のご自宅で紅茶の教室を主宰され、年に一度は日本に帰られて紅茶のセミナーやデモンストレーションをしていらっしゃる方です。今回、東京・日本橋三越の英国展のために帰国、その後京都にいらしたスチュワード麻子さんに「ばらの木」でお目にかかりました。
Asakosan1スチュワード麻子さんは東京生まれ。日本女子大学・英文科を卒業後、日本航空客室乗務員となって世界を駆け巡るうち、お茶の魅力に目覚めたといいます。トルコにはトルコの、ロシアにはロシアの独自のお茶の飲み方があり、お茶の世界の奥深さを知れば知るほど惹かれていきました。日本紅茶協会で学んでインストラクターになり、イギリス人のご主人と結婚されて渡英後はロンドンで紅茶メーカーに入り込んでテイスティングを間近に見て覚えるなど次第にお茶ひと筋に。それでも麻子さんご自身は「少しも仕事にしようなんて思っていなかったのです。」 ただ「イギリスにあって、日本人の友達と日本語で話したい」という気持ちから自宅に駐在員の奥さまなどを招いて紅茶を囲んで自家製のお菓子を振る舞い、お茶の話をするうちにこの「お茶会」が口こみで広がり、いつの間にか紅茶教室ということになっていたのだそうです。つまり、(ご自身ではおっしゃいませんが、)麻子さんは駐在員の奥さまたちの憧れの存在となったのだと思います。郊外の一軒家に、イギリス人のご主人とお子さんたちとのイギリスらしい落ち着いた幸せな暮らし、暖炉のあるリヴィングでの、コレクションのアンティークのカップでお茶をと手作りのお菓子のもてなし。知的でお話し上手な麻子さんはあっという間に人気を集め、午後のお茶会は「INFUSE School of English Tea」という名の紅茶教室となり、一時は100名のウエイティングが出るまでになったのです。
Asakosan2_2そんな事態に至って、教室を自宅から外に移して拡大、ウエイティングの生徒さんを受け入れるようにしたり、お店を始めたりと、麻子さんは仕事の態勢を整えたといいます。ところが生徒さんたちが本当に望んでいたのは、講義室のような場所でのお話やデモンストレーションではなく、麻子さんの自宅リヴィングでのお茶の時間。それをわかった麻子さんは敢えて教室を縮小、元のスタイルに戻されて現在に至るということです。現在麻子さんは教室の生徒さんたちの要望から生まれた「インフューズ」オリジナルの紅茶のブレンドや、飲食店のためのハウスブレンドの開発をしつつ、帰国時はデパートの英国展や東京・銀座のリプトン・ブルックボンドハウスでのセミナーなど、日英両国で紅茶の楽しさを伝えて目覚しい活躍をしていらっしゃいます。
The1The2オリジナルの「インフューズ・ティー」は、関西では唯一この京都タカシマヤの「ばらの木」でのみ販売されています。4種類はそれぞれ、 
●オリジナルブレンド(ダージリン、キーマン、セイロン) 
●イングリッシュ・ローズ・グレイ(アールグレイに、英国の国花、バラの花びら) 
●ピーチ・ライチ・ブロッサム(紅茶と緑茶のブレンドに、ピーチとライチ、サンフラワーとジャスミンのつぼみ) 
●フラワー・シャンペン(香り高いシャンパーニュのフレーバー)。
これらの茶葉はイギリスから直輸入されたものです。麻子さんはこのブレンドに関して、英国の水でも、日本の水でもおいしく淹れられるということを特に考慮してブレンドされたとのことです。

Afternoontea_2そして、「インフューズ・ティー」を楽しみながら、これも「ばらの木」にしかない、麻子さん監修の「イングリッシュ・アフタヌーンティー」をいただきましょう。こちらは撮影用に、お皿を一堂に並べていますが実際はサンドイッチ~スコーン、口直しのジェラート、小さなパティスリーとコースのようにていねいに運ばれてきます。まずは上の4種類の紅茶の香りをテイスティングしてひとつを選択します。紅茶が供されたら、 ひと口サイズのサンドイッチがトレイにずらり、きゅうり、チーズ、サーモンなど5種類が「お好きなだけどうぞ」とサーヴィスされます。お代わりまで聞きに来てくださって、たっぷりいただけてうれしいですスコーンは焼きたて熱々を2種類、レーズンとオレンジです。濃厚なクロテッドクリームとジャムが添えられ、たっぷりつけてホクホクという感じでいただくとかなり幸せ♪ ひと口ジェラートで供されます。季節で内容は変わりますが、この日はミントのジェラートでした。そして最後に小さなパティスリーです。トレイでサンプルをずらりと見せてもらえるので、その中から3種類選択。麻子さんはテムズ・ヴァリー大学でみっちりお菓子を学び、英国パティスリー&コンフェクショナリー・シェフズ・サーティフィケートを取得した方ですから、お菓子の腕も本格的、フランス菓子に遜色ないパティスリが供されるのです。余裕のある午後、仲よしの友達とこんなアフタヌーンティーを楽しめたら、その日はなんと幸せなことでしょう。なんとも優美で、お味よく、ゆったり流れた時間はずっとすてきな思い出になると思うのです。

Livre_du_theアフタヌーンティーという習慣は、19世紀、7代目ベッドフォード侯夫人、アンナ・マリアが始めて英国の上流社会で広まったものです。伝統的で、おばあちゃんのもの、(あるいは観光客のためのもの)というイメージが先頃までイギリスでもあったそうですが、今はそうではありません。UKティーカウンシルのキャンペーンも功を奏して、今やファッショナブルなものとして捉えられるようになってきたのです。モダンなスペースで、伝統の焼き菓子スコーンと共にアラモードなパティスリがセットされたアフタヌーンティーが女性に大人気とのことです。またスーツ姿のビジネスマンが接待にホテルのラウンジのアフタヌーンティーを利用するというのも最近のトレンドだとか。ロンドンのさまざまなアフタヌーンティーや紅茶にまつわる豊富な情報を紹介したこの本は、見飽きぬ楽しさです。
スチュワード麻子著 『ロンドン、とっておきのティープレイスへ』 河出書房新社 1500円。
■「ばらの木」のイングリッシュ・アフタヌーンティーは、14:00~19:00LO ひとり 2310円。
ばらの木」 四条河原町 京都タカシマヤ2階 電話075-213-3891 10:00~19:30LO・20:00閉店。サイトはこちらです↓

2007年10月 19日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2007年10月18日 (木)

■「OPAQUE KYOTO/オペーク キョウト」 明日オープン!


12全国100万人の読者の皆さま、明日10月19日、河原町交差点の北東角に商業施設「コトクロス阪急河原町」がオープンします。その1・2階が「OPAQUE KYOTO オペーク キョウト」、大型セレクトショップ「オペーク」の初の京都出店です。ちなみに東京・銀座にある「オペーク」が1号店、その後名古屋~東京・丸の内~大阪・梅田と出店してきたお店です。
11_212_213オープン前日のプレス内覧会にお招きいただきました・・・が、その時間仕事で伺えなかったわたしは夜になってから、一般顧客向けのオープニングイヴェントが始まる前に、店内をサササと見せていただきました。京都店は展開カテゴリーをファッションとコスメに凝縮したとのこと。(銀座のお店は花屋さんがあったりします。)売り場をざっと見せていただいたら、すでにして冬色が濃い!(当たり前か。) そしてコンセプト通り、「日常のラグジュアリー」を感じさせました。わたしは歩き回りながら、京都が誇る買い物の女王と一緒だったら楽しいだろうな~と考えたのでした。わたし自身は、真っ赤なものがない限り、どんなに服を見ても冷静でいられるのですが、おしゃれで華麗な彼女ならここで目の色変えてお買い物に熱中、本領を十全に発揮するに違いありません。「OPAQUE KYOTO/オペーク キョウト」、トレンディでモードな服がたっぷり揃っています。
DataOPAQUE KYOTO/オペーク キョウト」 京都市下京区四条通河原町北東角 コトクロス阪急河原町1・2階 電話075-229-8701(代表) 10:30~21:00

2007年10月 18日, dans 京都 ニュース |

2007年10月17日 (水)

■忙しすぎても、旨いもの!


12画像がみしみしと溜まっていますが、単発ものをいくつか。●「ル・プチメック」の新店「黒メック」(御池衣棚上ル)でトマトのジュレとアンチョビクロワッサン、それからルヴァンも買ってきて仕事しつつ昼食。●「晦庵 河道屋」できざみうどん。細く細く(多分知る限り最細)刻まれたおあげとねぎがびっしりうどんを覆い尽くしていて、おだしもいい香り、ここに3さじくらい山椒を入れて、おうどんやわやわで、もう幸せのかたまり。京都に来てよかった。
34カフェ・ヴェルディ」でこの秋から発売の下鴨ブレンドマイルド。カップになみなみ、たっぷりすーすー飲めて本当に心地いいです。わたしはながーーーいこと、コーヒーというのは濃いのをきゅっと飲むもの、それかカフェ・クレーム cafe creme = cafe au lait をなみなみと飲むもの、と思い込んでいたのです。コーヒーはすーすー飲めておいしいということを、わたしはここで初めて教えていただきました。●送っていただいてうれしい「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」、感謝♪ 
10111221ある晩遅くに扶桑社・鈴木敏之さんと「イル・ランポ」で打ち合わせ。(「秋京都」みなさん買ってね♪) ここでは生ハムを!! 手動スライサーで切り立てふわふわ、これを小さなサンドイッチにしたトラメジーノはトーストすることでよりおいしさがアップしていました。そしてパニーニは自家製サルシーチャ入り。あっつあつで、おいひ~! 他にもあれこれチケッティを食べました・・・そしてその足で「イル・ランポ」「トラットリア・ニーノ」マダムの春奈さんも誘って「K6」へ。とっても陽気な「打ち合わせ」でした~!
3132そして予告編:こちらの美しいひと口サイズのサンドイッチは、アフタヌーンティーのメニューの一部です。京都タカシマヤ2階の喫茶室「ばらの木」で、15日月曜日から始まったスチュワード麻子さんの、日本ではここでしかいただくことのできないアフタヌーンティーのお話は、また日を改めて。

2007年10月 17日, dans 京都 洛中あちこち |

2007年10月16日 (火)

■「陶然亭」 2007年秋


1_42_43_34_3祇園・新門前通りの「陶然亭」です。季節が巡って、また伺いました。「唐長」の唐紙をふんだんに使った華麗な内装は、どの季節に伺っても美しいと思うのです。 ●あんかけのアミューズ、冷えてきた秋の夜にぴったり。栗、むかご、銀杏、湯葉。上にとんぶりと菊花。●松茸がどさーと使われて中が見えないほどで、●松茸を動かすと、ぐじのお椀とわかりました。●造りは渡邉さんお得意の昆布締め・ぐじと、剣先いかはさっと焼霜に、伊勢海老はねっとり黄身和え。
5_26_27_28_2●鱧と車海老と松茸を混ぜ混んだお寿司、黒豆の枝豆、かます一夜干し。●海老芋に近江こんにゃく、モロッコいんげん。白ねぎたっぷりのあん、白胡麻ソース ●赤いのが近江こんにゃく、いい色です。●お漬物 が出てきて・・・
9_210_211●鱧をごく細造りにしたものをご飯に載せて、その上からおだしをかけてお茶漬け。海苔たっぷり、梅干。しみじみ美味で満足。●定番のデセール、クレーム・ブリュレ。●カフェで締め。 この日もまた落ち着いた静かなおいしさを堪能しました。「わーっ」とすごく驚くこともないけれど、じわじわおいしさが迫り来る、食べていて飽きさせない、またいただきに来たいと思わせる。騒がず説明し過ぎず淡々とお料理されるご主人の渡邉敏朗さんの姿に、(いつも通り、)「仕事はこうでなくてはいかんなあ」と思ったのでした。やりすぎて飽きさせてはいけないし、やりすぎるほどエネルギーがあるならその「やりすぎ」テンションを手を変え品を変え、ずーーーーっと保って強烈に印象の強いものを出し続けないといけないわけで、それは本当に誰にでもできることではありません。(「やりすぎテンション」で何年も人気を保っている割烹は、わたしが好んで行く範囲の知る限りで2軒だけ。)こちらは絶対おいしいという安心感、ハデではないけれど粋でセンスがあり、新しい試みが常に感じられて、お店きれい。ご主人は静かだけど温かくて。・・・というわけで、「陶然亭」はわたしの中で「レヴェル高」のお店です。

2007年10月 16日, dans 京都 和食 |

2007年10月15日 (月)

■和食で幸せ、昼と夜 「徳寿」のお弁当~「割烹ふじ原」


1_2河原町通荒神口下ルの和食屋さん「徳寿(のりひさ)」はどう見てもカフェ風情。けれど「唐長」の唐紙が壁を飾っていたり、細部までデザインがよく考えられていたりと、なかなか瀟洒なお店なのです。何より雰囲気からすぐにはイメージできないきちんとしたお料理をいただけるのがすばらしいと思うのです。(7月26日と8月7日にもご紹介。)
2_222今回はその「徳寿」のお弁当を、気鋭の若き建築家である戸村聡里さんが教えてくださいました。ご自身がデザインされたお店だから愛着もひとしおらしく、メニューや料理の内容も含めてお店のあり方を一緒に考えていらっしゃる様子です。このお弁当はお値段1575円、本当に良心的なものでした。二重になっており、一段には取肴がバランスよく詰められて季節感も豊か、もう一段には俵型のご飯に手まり寿司も、さらにデセールまで。(これは黒豆のムース。)千円台のお弁当でよくここまで頑張られました。
3428歳にして料理長である三角徳寿さんは、「ひとつからお作りします!」とやる気に満ち満ちています。秋の行楽に、新幹線で東京へ帰る前に。河原町通に面しているので車でのピックアップも楽です!
「徳寿」 電話075-213-1613 毎週木曜と第2、第4水曜日休み。前日までに要予約。サイトはこちらhttp://www.norihisa.jp/
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1_32_33_24_2久しぶりの「割烹ふじ原」です。ああもうこんな季節なんだ~って、お料理で秋を実感。どのお皿もほんと~に美味でした。 ●アミューズに銀杏、芋チップ、鱧の骨せんべい ●鱧の飯蒸し ●雲子の天ぷら ●お造り:ひらあじ、鯛、うに 
5678●からすみ大根 ●蛤と牡蠣のガーリックソテ、むかごと万願寺唐辛子、いちょう形はじゃがいも ●北海道のみやこかぼちゃの揚げたの、とうもろこしあん(干し海老のだし) ●紫ずきんの枝豆 
9101213_2●甘鯛栗蒸し ●ご飯とお漬物 ●デセールにピオーネと梨、上から梅酒とコアントローのジュレ。 和食なのだけど純粋和食ではなく、バターやオリーヴオイルを自在に使われるなど、オリジナリテが光っていて粋、そしておいしい! 取材がてらご一緒するはずだった方がキャンセルになり・・・席を空けてはいけませんから、助っ人・戸村さんにおいでいただき・・・それに「徳寿」さんと「ふじ原」さんはある共通点があるので、ちょうどいいかしらん? て考えたのです。共通点って・・・どちらも「たん熊 北店」出身、先輩と後輩になられるわけです。2軒ともいいお店ですが「和食屋さんへ伺う」というのとは全く違う心持ちで食事ができてすてき。本当に和食の都・京都です。明日もまた祇園の和食をお見せします。

2007年10月 15日, dans 京都 和食 |

2007年10月14日 (日)

■「ギャラリー遊形」 の新しいサロンドテ、10月19日オープン!


2全国100万人の読者の皆さま、本日は10月19日金曜日、名旅館「俵屋」さんが経営する「ギャラリー遊形」の西2軒隣にオープンするサロンドテをご紹介いたします。「YUKEI SALON DE THE」といって、こぢんまりした空間に席数わずか13、調度品の多くは「俵屋」の11代目当主・佐藤年さんの個人コレクションという贅沢なサロンです。
11121314151617店内はこんなです。古い町家を改修した、ごくこぢんまりとしたスペース、奥には小さな庭に臨むカウンターがあります。お店というより、趣味のいいお宅の居間に通されたような感じです。



212223グラスや陶磁器がセンスよく飾られています。ギャラリーの中にいるような気分にもなります。
Mousse1Mousse2Mousse3そしてこれが、ショコラのムース! 昨日お話しした伝説の「カフェ・リドル」の忘れがたいショコラのムースがここで復活したのです! 佐藤年さんの「是非に」という願いに応えて「リドル」の店主だった中島研一さんがサロンのメニューを監修、「リドル」の名デセール復活という、ファンが長年願いながら予測もしなかった幸せがついに実現したのです。ジュレやショコラの味も香りも、なめらかな口当たりも昔のままです。感激して泣いちゃったらどうしましょ~? なんて初め思っていたのだけど、ひたすらダマっていただきました。ひと口ひと口桃源郷状態、ただもうショコラ風味の天国の中にいるという感じで・・・何か現実から遠いところにいるような心持ちになりました。
Orange1Orange2Orange3「とろけるオレンジのクリーム」も、「クレーム・アングレーズ オランジュ」と名前を変えて復活しています。ひと掬いすればオレンジの香りが広がり、懐かしく変わらぬ味 (いやもっと濃厚になっている?)で圧倒的幸福感に包まれました。2004年の1月の突然の閉店から3年半以上・・・けれどそんな時間もすっ飛んで、「リドル」の記憶が鮮やかによみがえりました。以上のデセールは、深煎りコーヒーあるいは紅茶がついて2200円です。
Warabi1Warabi2もうひとつの看板、「俵屋のわらび餅」です。ゆるゆる、ふるふると舌ざわりのいい、究極のわらび餅と言えるこちらは抹茶とセットで2200円、煎茶か焙じ茶とのセットなら2000円です。俵形の干菓子もついています。
T1T2T3T4グラスにも、カウンター前面にも「俵屋」さんの T マーク、洗面所にはもちろんこの石鹸です。そして感じのいいスタッフの皆さんは中島さんの特訓を受けられたご様子。「カフェ・リドル」の味がすばらしい場所を得て伝承されたのです。


「YUKEI SALON DE THE」 京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル (「ギャラリー遊形」西2軒隣) 電話 075-212-8883 11:00~19:00 火曜休み(ただし11月は無休)
★ドリンクメニューは各1200円で、●ポットサーヴィスの深煎りコーヒー ●ポットサーヴィスの紅茶(アールグレイ) ●カフェオレ ●ロイヤルミルクティー ●フレッシュジュース とあります。

2007年10月 14日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 スイーツ |

2007年10月13日 (土)

■「ミディ・アプレミディ」からのお知らせ~伝説のデセール


11_3全国100万人の読者の皆さま、わたしのカメラのSDカードは画像が1万枚になんなんとしてミシミシいっているのですが、写真をセレクトしてレイアウト組むことあたわず、いろいろのお店のお料理、ちょっと待っていてください。本業の入稿もせんならん、取材や打ち合わせもたくさんで。お花は浦沢美奈さんの手になるもの、いつもの「フローリストショップ プーゼ」です。
11_212_2Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」、きのうも今日も寄りましたが、わたしがいる間もひっきりなしのお客さまで売れ売れ状態、午後にはケースの中スカスカ状態で、どんなに頑張って焼いても限りがあるのでごめんなさい、ということです。一応営業時間は19時(週末は20時)までですが、売り切れ仕舞いに。「なくなったら閉店にいたします、ご容赦を<(_ _)>」という店主の言葉をお伝えします。
2122そして、店内でタルトをいただけるイートインコーナーは16日からスタート決定、ボッテガ・ヴェネタ調のスツールも揃い、いい感じです。お花もコーナーにまとめられて、なんと「胡蝶蘭通り」ができていました。
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313233ちょっと懐かしい話をさせてください。かつて木屋町三条上ルのCEOビルの2階にあった伝説のカフェです。これは2003年の写真です。本物好きの人たちに本当に愛されていたお店だったのに、2004年1月末に何の予告もなく、店名通りに、謎のように閉店してしまったのです。その時のショックだったこと・・・。
4142花活けが粋でいつもきれいでした。バーのような造りで、店主の美意識がすみずみまでゆきわたったお店でした。わたしはここを偏愛して300回くらい通ったかしら?(そんなに行ってない? 中島さん?) 当時(まだ半々暮らしをする前)、ひと月に一度東京から京都に来て、2~3泊して食べ歩くということをしていたわたしは、ロイヤルホテルに泊まっていたのです。だからホテルに入るなりまずここに向かったこともしばしば。ビルの階段を駆け上ったものでした。
51_252それはこれが食べたかったから。昔の写真でヘタヘタで恥ずかしいのですが、ショコラのムース! 上にポルトとりんごジュースのジュレ。濃厚で、香りのよいショコラのムース、なめらかで口当たりもよく、圧倒的に美味でした。「おかわり~!」と言って立て続けに2杯いただいたこともあります。光を受けてジュレが輝いて赤くてきれい、そして下は理想的なショコラの風味・・・今も明確に思い出せる夢のような味、東京にいても「食べたい食べたい」と思い続けたショコラのムースです。
53そしてこれは、「とろけるオレンジのクリーム」。2層になっていて、下は白いクリームにヴァニラの粒々いっぱい、うっとりとろり、天国的な味わいのデセールでした。本当に奇蹟のようだったこれらのデセールが、来週19日金曜日、よみがえります。さあどこで・・・? どうぞお楽しみに。

2007年10月 13日, dans 京都 スイーツ |

2007年10月12日 (金)

■花~タルト~掲載誌~金メダル~幻のムース!


Pousse全国100万人の読者の皆さま、タルトを楽しんだのと同じくらいに、本当に花を見続けたこの何日間かでした。「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」で過ごした時間はすなわち花を楽しんだ時間でもありました。わたしが偏愛する「フローリストショップ プーゼ」のお花がスペースの半分以上を埋め尽くしていたのです。用事で昨日午後「プーゼ」に行きましたが、ケースの中はがらーんとお花が出て行った状態。もしかしてすべて「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」に行っちゃったのかしらって思ったくらい。 
T11_2Eats011_2そして京都洋菓子界の歴史を画期的に塗り替えた今回のタルト専門店オープンで、皆さんタルトを作ってみたくなりましたよね? ちゃんとルセットがあるのですここに! 文藝春秋CREA eats 「京都「ミディ・アプレミディ」津田陽子さんのおいしい洋菓子の作り方」。こちらサイト。ここに美しい写真と共に、タルトやフイユテの作り方がプロセス写真入りで惜しげなく出ています。ちなみにこのタルトの写真はわたしが撮りました! すごいでしょ!! なんて言ったら大嘘になります。CREA eats 撮影時に巨匠天才ハリー中西のセッティングのままに・・・<(_ _)> ありがとう <(_ _)> 文藝春秋販売部:0120-877-6167 ←こちらでご注文いただけます。
Rt0711_2Wasabi_3いつもの通り、今月発売中の掲載誌より、「WaSaBi」11月号では京都の絶対おすすめブランジュリ2軒のご紹介と「フローリストショップ プーゼ」のリニューアル情報を、料理通信」11月号では焼鳥とスパゲティナポリタンが同時に並ぶ写真でびっくりさせるお店「トラットリ屋es」を掲載! 皆さまどうぞ(何冊でもご購入の上)ご覧いただきますようお願い申し上げます。
M1M2もうひとつうれしい話題。昨日お知らせした「クレムリン国際料理大会」の2部門の金メダルとディプロム、京都ブライトンホテルの滝本将博さんが受けられたものです。モスクワについて、このコンクールについて、どういうものかまだ話もよく伺っていないのだけど、でもとにかくすばらしい、よかった~~♪ 画像は新たに京都ブライトンホテルからいただいたものです。
Mousse予告編:さて皆さん、このお菓子はいったいどこの何なのでしょうか? 近々にお知らせいたします。びっくりしますよ・・・今はなき伝説のカフェの名デセールが、見事な場所を得て復活したのです。楽しみにしていてください。秋の京都は新しい話題でいっぱいです。「秋京都」などすばらしい本を買って、皆さまどうぞ京都にいらしてください!!

2007年10月 12日, dans ●掲載誌, 京都 洛中あちこち |

2007年10月11日 (木)

■「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」 オープンおめでとう! ■「クレムリン国際料理大会」 金メダルおめでとう!!


1_22_2Plaqueタルト専門店、「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」が10月10日、オープンしました! おめでとう~~! 昨日、一昨日とお伝えしたように大盛況のうちに内覧会は終わり、とうとう開店の日を迎えました。午後にお店をのぞいたら・・・なんと11:00の開店から売れに売れて、補充しても端から売れていくとのこと・・・ケースは空に近かったです。京都にタルト専門のお店は初のことですから、そして何より、ほんと~においしいですから、これは十分予測されたことですね。そして、昨日「イートインは12日から」とお伝えしましたが、イートインコーナーは来週半ばからのスタートになったとのこと。ご覧の通り、テーブルもベンチシートも花であふれて埋もれてしまっているのです。どれほど「ミディ・アプレミディ」に、そして津田陽子さんにファンが多いかがわかります。
3タルトだけでなく、サブレの量り売りコーナーも。日替わりで人気のサブレがガラス瓶にいっぱい詰まって、100g単位で買うことができるのです。わたしは黒胡麻たっぷりの「京の石畳」を購入しました。・・・けれど次のはショコラ風味みたいだから、また来なければなあ~~♪
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そして、今日はもうひとつ大変に喜ばしいニュースがあります!
「クレムリン国際料理大会(The International Kremlin Culinary Cup )」で、
京都ブライトンホテルのシェフ・滝本将博さんをキャプテンとして参加した日本代表チームが金メダルを獲得!! おめでとう~~~!!! 世界から18ヶ国が参加するコンクールで、「ディスプレイテーブル(コールドフード)」、「レストラン オブ ザ ネイション(ホットフード)」の両部門で金メダルを得たとのこと。普段の営業を続けつつ準備をなさるのは大変なことだったでしょうから、実によく頑張られたと思います。心からうれしいニュースです!! 来年秋、ドイツ・エアフルトで開催される世界料理オリンピックに向けて、自信をつけられたことでしょう。受賞風景の画像は京都ブライトンホテルからいただいたものです。これでますます士気も上がって、「フェリエ」も「ヴィ・ザ・ヴィ」もさらにおいしくなるでしょう!  
Felicitations

2007年10月 11日, dans 京都 スイーツ, 京都 ホテル |

2007年10月10日 (水)

■「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」 オープン情報 その2


12全国100万人の読者の皆さま、本日10月10日11:00~、東洞院三条下ル、お菓子のブティックと教室だった「ミディ・アプレミディ」の1階に、ついにタルト専門店「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」がオープンいたします! おめでとうございます! とは言うものの、これを書いている今はまだ午前2時、オープン前夜なのです。8日に引き続き9日も内覧会が行われ、わたしはまるで番記者か専属広報? のように、9日も午後の後半をこの「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」で過ごしたのです。
Aお昼にわたしが出かけた「ケザコ」のシェフ、ステファン・パンテルの料理に今月もいたく感動、「あなたは料理界のピカソだ~!」と叫んだわたし、そうだ料理の天才とお菓子の天才、天才どうし会わせちゃいましょ♪ と内覧会にお誘い。ほっそりきれいなマダムの敏子さんとおいでくださって大喜びです。津田陽子さんも喜んで・・・こうして記念撮影。あらま、顔出しちゃやだって言ってたのは誰だ? 天才シェフとなら進んで一緒に写るそうで・・・(-_-;)
Bかわいいシェフとも一緒に写るそうで・・・(-_-;)(-_-;)  「カノビアーノ京都」の皆さん、仕事熱心で優しくて、わたしもだいーい好き♪♪ 「カノビアーノ」「ケザコ」とも、最新料理写真を近々にアップいたします。どうぞお楽しみに!
22_221_2ところで陽子さんがつけているタブリエ、お店の雰囲気に合ってなかなか粋だと思いませんか? 茶色と黒で揃えたそうで、陽子さんの右腕であるいっちゃんを始め、スタッフの皆さんにもよく似合ってすてきです。
3132店内のイートインスペースははこんな感じです。注文したスツールがまだ届かないということで、イートイン開始は12日から。タルトにコーヒーか紅茶がついて1100円です。
4241■「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」 京都市中京区東洞院三条下ル 
電話 075-221-1213 
火曜~木曜11:00~19:00
金曜~日曜11:00~20:00 月曜休み 
★10日、11日はタルトのテイクアウトのみ、イートインは12日スタートです。

2007年10月 10日, dans 京都 スイーツ |

2007年10月 9日 (火)

■「ミディ・アプレミディ」 タルトのお店 10月10日オープン!


11_2全国100万人の読者の皆さま、今年6月4日の告知記事の通り、東洞院三条の「ミディ・アプレミディ」が焼きたてタルトのお店を開店なさいます。いよいよ明日10日のオープンを控えて、8日内覧会が行われました。大きなケースにタルトが整然と並べられ、美しく、おいしそうなこと! 招待客が続々と訪れ、お祝いの花にあふれた店内で自由に選んで試食を楽しんだのでした。
Deg1Deg2Deg3Deg4試食はたとえばこんな感じで。普通のカットの半分サイズに切られたタルト、クッキー類に、飲み物はコーヒーか紅茶。コーヒーは今回「カフェ・ヴェルディ」に特別に注文した「ミディ・アプレミディ」のためのブレンドで、スタッフの皆さんは淹れ方も学ばれたとか。
Carte2_2わたしがこの日撮った写真は200枚ほど。お菓子以外にも、店内の様子や村田森さんがこのお店のために特別に制作なさった器、スタッフのかわいらしいユニフォームなど画像があふれていますが、追って掲載してゆきます。以上とりあえずの速報です。10月10日11:00の開店を、皆さまどうぞお楽しみに!!

2007年10月 9日, dans 京都 スイーツ |

2007年10月 8日 (月)

■「素料理 虚無蕎望なかじん」


1_22「虚無蕎望なかじん」がリニューアルして「素料理 虚無蕎望なかじん」になられてもうすぐ1年です。ちょっと久しぶりの訪問。マダムの薫さんの「うさぎ亭」がごく近くにあるものだからすっかり安心してしまい、予約が取りにくい「なかじん」さんに伺えていなかったのです。「素料理」なんて言いながら、その「素」のためにとんでもない努力(いい素材を手に入れる努力、できる限り手作りなさる努力、作りたてを出される努力)をされており、コース中の選べる前菜や主菜の数々はとうに「おそば屋さん」がなさる領域を超えています。東京から千栄さんが来たから、おいしいところに行きましょう♪
11_212_213●RMのシャンパーニュをいただきつつ、●きのこ白和え 松茸、舞茸、椎茸、しめじと煎りうに、黒豆の枝豆 ●おこげあんかけ・・・驚きました。
212223●冒頭の写真の粗碾きそばがここで登場、塩とつゆがつくけれど、わたしは塩で際限なく食べたい!●目の前で牡蠣の炙り醤油焼き。 
313233●新さんま造り ●鶏肉がここでプレゼンされて、
41424344●ここからこのワインになって、●まぐろトロの炙り焼きサラダ ジェノヴェーゼソース(冒頭写真の右側も) ●蕎麦粉入りのパン、「フリップアップ」に作ってもらっているとか。ソースをきれいに掬って食べたいという要望が多いからと。こんなまでご自分でやってしまわれたかと一瞬仰天したけれど、聞いて安心。●ふわふわのそばがき。
515253●丹波地鶏炭焼き ○むね肉、○もも肉、○すね肉 
616263●舞茸がプレゼンされて、野生な感じに驚き・・・●その天ぷら。●こんなに細いねぎ、空気をはらんだねぎ、よそになかなかありません。すぐに胃に収まる芸術品。
71●せいろそば。この後デセール(名作!そば粉のアイスクリームなど)もいただけますが、少しでもお料理を味わいたくて、デセール分をお料理でいただきました。基本は【先附、粗碾きそば、前菜、そばがき、主菜、せいろ、デザート】という構成で、前菜と主菜はそれぞれ10種類くらいある中から自由に選べます。雪・月・花と3コースあって5800円~9800円、違いは前菜と主菜の内容です。ちなみにわたしがいただいたのは、ちょっとわがままを言って、あれこれ混じえてのお願いでした。センスのいいお料理をいただいた充実感・・・造りも焼き物も天ぷらも飛びきり美味、ここは蕎麦が柱でありながら割烹の気分まで味わえる稀有なお店です。当日キャンセルとかで、8席しかないうちの2席が空席だったのが本当にもったいなかったです。

2007年10月 8日, dans 京都 和食, 京都 蕎麦 |

2007年10月 7日 (日)

■「割烹はらだ」


13先週のある日、扶桑社のムック・京都シリーズの最新号「秋京都(ただ今大好評発売中!)取材にご協力いただいた「割烹はらだ」さん(河原町竹屋町)へ、担当編集者の鈴木敏之さんと伺いました。夕方の取材を終えて、開店とほぼ同時の入店で早めの夕食兼打ち合わせ・・・この日のうちに鈴木さんは東京に戻られるご予定だったからです。●八寸:鯖寿司、はたけしめじ 柚子の香り、ばい貝、小あじの干物、紫ずきんの茄子ずんだ和え ●銀杏と、原木の舞茸の土瓶蒸し。
45●造り:鰹、さんま、鱧の焼霜、はりいか、鯛の昆布締め ●天然子持ち鮎、モロッコ豆、小芋。 
67●かますの幽庵焼き、焼きセロリ酢漬けと。●赤ずいき、すだちひたし。
89●れんこん饅頭 ●小鯛の笹漬 三陸産わかめ 
101112●松茸ご飯 ●岩海苔たくさんの味噌汁 ●ソルベ4種類と温デセールからひとつ選べて、これは紅茶のソルベ。コース全体、本当に香りのいいお料理で、季節を堪能できました。ご主人の原田さんが釣っていらした貴重な鮎もいただいたのですが、この鮎がまた格別美味でした。まず焼いてから炊いて、いったん置いて味をなじませたものをまた炊かれたと。コースのバランスもとてもよかったと思うのです。八寸と、銀杏と舞茸の土瓶蒸し(=すごく秋の味)で寛がせ、充実の造りのお皿の後に、鮎の炊いたもの、次にかますの焼きもの。ずいきでしゃりっと口の中を爽やかにしておいてから、あんがとろりと美味なれんこん饅頭へ、そしてまた小さな生もの(小鯛の笹漬)をはさんでから松茸ご飯へなだれ込んでしみじみ満足満腹・・・という流れ。途中で飽きさせない、リズム感のあるコースでした。これで1万円以下、非常に良心的なお仕事です。早い時間に入ったので初めは貸切状態でしたが、18時を過ぎると予約のカウンター席も埋まり、お店全体がいい雰囲気になりました。一品料理を盛大に羅列してあるのにもかかわらず、この日客が注文していたのはコースばかり。飲むというより、きちんと食事を、という感じが心地よかったです。煙でつらい思いをすることも全くなくてラッキー。いただくほどに、回を重ねるごとに、ますますいいなあと思うのです。

2007年10月 7日, dans 京都 和食 |

2007年10月 6日 (土)

■気楽なビストロ、お手軽ランチ、うれしいおみやげ


12あるお昼、うちから近くでビストロ料理♪ 新町通錦小路下ルの路地にあるビストロ、「ル・ミリュー」へ。アラカルトでサラダとムール貝。
34あるお昼、出町柳の「ビストロ スリージェ」で、こちらもサラダ、上にサーモン。ある夜、試食隊員を募って出直してムール貝。
11ある午後遅く、ひどく半端な時間に「デパートならアイドルタイムなしだ~!」と思いついてランチ。京都髙島屋の上の「京回廊」の「糖朝」で、野菜ワンタン入りまぜ麺 (汁なし麺)。
21_2ある日、京都ホテルオークラの1階の「レックコート」で急ぎの仕事をしつつ、じゃがカレーサンド。スープとコーヒーがついて2310円。カレーソースにじゃがいも、とろけるチーズ、表面パリッ! の焼きサンドイッチ。いい香りで、なんだかくせになりそうな味!
3132ある午後、大丸京都店のイタリア展で白トリュフ入りの塩を購入。なんとも犯罪的に魅力的な香り・・・けれどひと瓶 2940円! 塩にしてはとんでもないお値段だああ! けれど、これひと振りで何でもトリュフの香りがしちゃうならお得かも~♪
41_3ある日ミチエさんにもらって大喜びの「ghost」(寺町竹屋町)のケーキ。濃い濃いショコラ風味・・・わたしこれでダマります<(_ _)>

2007年10月 6日, dans 京都 フレンチ, 京都 洛中あちこち |

2007年10月 5日 (金)

■安定イタリアン:「サルティンバンコ」/「B0CCA del VINO」


1_2234先週出かけた2軒のイタリアンは、お味安心のお店です。まずは押小路両替町の「サルティンバンコ」。久しぶりの訪問です。きれいな野菜の前菜の味わいの多様性が楽しく、とりわけスープ仕立ての、ひらひらのパスタが感動深かったです。
●ミネラルウォーターFilett と共に、4000円のコースより、●れんこんと松茸のアラビアータと自家製パン ●9種類のこだわりの野菜を使った前菜(+300円) ●パスタファジョーリ(鴨肉と野菜のスープ仕立て)手打ちマルタリアーティ。
567●真鯛のロースト カポナータ添え レモン風味のフレッシュトマトソース ●ドルチェ盛り合わせとチーズ盛り合わせ、どちらか選択のところを・・・欲しいものだけいただきゴルゴンゾーラとパンナコッタ マスカット添え、アマレッティと。●食後のお茶がいろいろ揃っています。これはヴェルヴェーヌ。


11121314しんしんと家でデスクワークをしようとしていたある晩、東京からデザイナーの友人・敦子さんから「今から新幹線に乗る~! 京都に行く~!」と電話♪ 友人をもてなさないでいいだろうか? (いいやいいはずはない!) 当日予約なんて無理に決まっているけれど・・・「席が空いたら教えてね!」 と電話しておいた「B0CCA del VINO」、なんとか22時前、2回転めに滑り込み、「この季節にこれ食べるべし!」のおすすめに従って、いつも通りの目覚しいおいしさを堪能。スプマンテを飲みつつ、●宮城三陸産秋サバマリネ ベビーリーフサラダとフルーツトマト ●タリアテッレ 車海老とポルチーニ茸のクリームソース ●フランス産うずら 丸一匹焼き 肝のソース ●焼いたカチョカヴァッロ。 これらにパンがついて、食後にはカフェをいただきました。

2007年10月 5日, dans 京都 イタリアン |

2007年10月 4日 (木)

■暑さに効くドリンク3種


1_22_3気分はすでに秋だというのに、先週は肌寒くて鍋焼きうどんまで食べに行ったというのに、今日の京都はお昼間本当に暑かった! なんで勝手に暑さが戻る~? 暑さに効く飲み物を3種類。ある午後、京都ホテルオークラの1階の「レックコート」でおもしろそう! と思って注文したのが「ミス・コエンザー」。京都ホテルオークラのオリジナルルセットによるコエンザイムCOQ10のドリンク=ノンアルコールカクテルです。コエンザイムQ10を1杯あたり50mg 配合したとのことで、いかにもヘルシーでしょう? 肌に効きそう、脳にも効くか? 全部に効いて~! 細胞の若返り効果も望めるらしいです。お値段は1039円(税サ込み)です。
11_212_2ある晩、間之町押小路上ルの「ローズバンク」で。カウンターには水盤、水の中に赤いバラ。ドラマティックな演出です。シュワーッとジントニック。
20212223ある夕方、取材で「山中油店」に伺い、その帰りに近くの「綾綺殿」へ。古い貴重な家屋をきれいに改修、スペースを上手に生かして、イタリアンカフェとして経営していらっしゃいます。アイスカフェラテは見た目もきれいでした。

2007年10月 4日, dans 京都 カフェ, 京都 バー |

2007年10月 3日 (水)

■「ジォカトーリ」 1周年おめでとう!


0間之町二条下ルのイタリアン「ジォカトーリ」が10月1日、1周年を迎えられました。おめでとうございます!! 細ながーい小さなお店ながら、明るくて熱気が感じられ、お値段抑えめ、でも出てくるもののセンスがいい。京都に好きなイタリアンは他に何軒もありますが、こちらは非常にやりたいことが明確で、オリジナリテも際立っているとわたしは思うのです。店主の桑原さんが自分でつけたキャッチが「イタリアワインとお菓子 ちょこっと料理の店」。あくまで居酒屋です、なんて言うのだけど、全然「ちょこっと料理」ではなくて「かなり料理」あるいは「すごーく料理」です。10月2日から1週間の間、いつもはアラカルトだけのこのお店が「1周年記念コース」を出されるということで、4人で出かけました。
1234●前菜盛り合わせ3品。れんこんきんぴら、洋梨と生ハム、馬肉ケイパーとにんにくソース。●甘酸っぱいサンマのソテー ギリシャ風野菜のマリネ添え ●プリモピアットは4品のうちから選択で、焼きリゾット 海老のトマトソース ●和牛ほほ肉の赤ワイン煮。 
5678●自家製のパンはよくお料理に合っていました。●ここまでが全部おいしくて、コースメニュー以外にオプションでオリーヴを注文。サルシーチャのボリートを注文した人も。●ドルチェはいつものメニューから選べて、凍らしたプリン・カタラーナを選択。●カフェ。4500円でコペルトも税も込み、良心的なコースでした。一緒に行ったのは家族みたいによくしてくれる優しい人たち、すてきなコースを共に楽しめてとても幸せでした。さらに食事をしながら聞いた話(せっかくアマゾンまで買いに出かけた稀少で高価な熱帯魚、なのに同じ水槽に入れたばかりに10万円の熱帯魚が5千円の熱帯魚に食べられてしまってひどいショックで落ち込んだという人の話)があまりにユニークで唖然、このエピソードに彩られたこの夜のことを、きっとずっと忘れません!
1112コースは10月7日までです。店主の桑原正宏さんが毎日書き換える黒板メッセージ、これはこちらで読むことができます。毎日更新されていて、お忙しいのに偉いです!

2007年10月 3日, dans 京都 イタリアン |

2007年10月 2日 (火)

●「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」 パルクール・イニシアティック


1_32_33_3九段下にある「エコール・ヴァローナ」で開かれた、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のパルクール・イニシアティック、新クリエイティヴディレクターのジル・マルシャルさんを迎えての「アトリエショコラ」に先週参加いたしました。「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のルセットと素材で、すてきなジル♪(敬称略すみません)のデモンストレーションを間近に見ながらの実習です。わたしは「報道陣」のひとりとしてワクワク見に行ったつもりが、作らねばならんとのことで、いつも食べる専門のわたし、「あわわ」と思いつつ、でも実践も嫌じゃないわ♪ 首からカメラ提げて撮りつつの参加です。
11_212_213_2ふたりひと組で作るテーブルの上にはすでに必要なものが用意されています。ルセットもショコラ色できれいに印刷されたものが作業台の上に。ショコラ用語集なんていうのも入っていて至れり尽くせりです。
14_21516171819レモン風味のトリュフを作るのです。これは「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」でも売られていないもので、なんだかうれしい♪ まずレモンの皮をすりおろすところから。「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の板チョコレートの2種類を細かく刻んだブレンドしたもの(すでに刻んだものが用意されていて楽ちん)に、レモンの皮を投入します。そして熱く熱くした(bien chaud!と何度も言われた)生クリームを一気にボウルに回し入れます。
21_222_22324_225_226_2よく混ぜて、湯煎にかけて柔らかくして、室温にして小さく切っておいたバターも加えて、なめらかに、つやつやになるまで混ぜ合わせます。だんだんガナッシュになってきて・・・こっそり指つっこんでなめて味見したりして、「お、おいすぃ~い!」と叫んでしまって味見がバレて笑われたり(-_-;)。。ボウルの中のガナッシュをきれいにまとめたら、冷蔵庫で少し冷やします。仕上げ用のカカオパウダーはとんでもなくいい香り、これに溺れて死んでもいいです~! 冷蔵庫から出したらまた少し湯煎で温めて空気を入れるように撹拌します。
272829丸口金の絞り袋にガナッシュを入れて、絞り出してゆきます。見事な手つきでジルがすっすとお手本を示すのを参加者全員、作業台を取り囲んで眺めます。よーく見てください、ヘンなお手本(「犬の落し物みたいな形にしちゃダメよ」)もあります。
313233343536ちゃんとわたしたちのテーブルにも来てくださって、「あ、ちょっと固いね」なんてぐいぐい撹拌。で、わたしともうひとり(婦人誌編集者の方)が交互に絞り出したガナッシュは・・・笑うしかないです!(-_-;)。最後、「もったいない」と隅っこに細長いの絞り出して・・・だって食べたら大きくて、絶対おいしいですから!! これを冷やして固くして・・・仕上げです。溶かしたショコラに一粒ずつくぐらせてパウダーの中で転がして、しばし置き、余分の粉をふるってできあがり。箱に詰めたら・・・なんだかいい感じ!! できたては、形はヘンでも、香りよくなめらかな舌ざわり、うっとりしたおいしさでした。うれしくなって京都のフレンチ関係の友人に「ラ・メゾン・デュ・ショコラでショコラ作ったよお~」と写メールしたんだけど、「意味不明」と相手にしてもらえず・・・京都に帰ってもまだ「江里さんが作ったって??」と理解されず、しかし見せた途端に、「あ~、ほんまに作ったんや」と言われました。(-_-;)
39_238_237_2トリュフ作りの後に、プレス懇親会です。軽い食事をいただき、このトリュフと合うようにジルが手ずから持って来たという黄金色のワインを楽しみつつ改めてショコラを試食しました。そして、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は専用のカカオ畑を持っているという話、どこまでも手作りであるという話(聞けばお値段にも納得)、フランスのアトリエが厳重に管理されている話、日本向け商品は日本風アレンジもされているといったことなどなど。ひとりひとりの口に入るひと粒の幸せのために、豆の生産から始まってどれほどのお手間がかけられているか、少しわかったのでした。感じのいいすてきな講習会に参加させていただいたことにとても感謝し、これからも「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」をわたしの最も大事なブランドとしてずっと使わせていただこうと思ったのでした。

2007年10月 2日, dans 東京 スイーツ |

2007年10月 1日 (月)

●「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」 表参道店


12フランスの最高級ショコラブランド、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」に、行こうと思えば毎日でも行ける! というのがパリに暮らした時に最もうれしかったことでした。パリ暮らしをした95~97年の2年間、ヴィクトル・ユーゴー店やら、コンサートでよく行った「サル・プレイエル」の前にあるお店やら、好きだった6区のセーヴル通のお店も、近くを歩けば必ず寄って、たった2粒でも3粒でも買ってそろりと大事に持ち帰ったり、ショコラのエクレール(エクレア)を1本だけ買って歩き食いしたり。帰国する時のおみやげも必ず「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」でした。わたしのパリの日々は「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のおかげで幸せだったのです。
その「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の日本第一号店ができたのは1998年11月のことです。表参道のハナエモリビルの1階にオープンした時、わたしは狂喜しました。普段に好きなだけ買えるお値段のものではないけれど、でも東京にあるというだけですっかり強気になれたのでした。「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」表参道オープン以降、切り札プレゼントには迷いなくこちらのショコラ! 怖いものはありません♪
34「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は今年ブランド創設30周年です。カンヌ、パリ・ヴィクトル・ユーゴー店、パリ・ルーヴル店に次いで世界で4番目の新デザインブティックとして、9月1日にリニューアルオープンしました。「温かみのある高級感」というコンセプトで造られた店内はナラ材の採用で明るい印象に。今までになかった装飾も新鮮です。
1112ロゴも新しくなりました。以前のもの(右)は明朝という感じでしたが、新しいロゴはすっきりモダンな書体が使われています。
1314今回のリニューアルで、こんな展示もされるようになりました。店名に添えられた小さなモチーフは、カカオ豆を挽くための道具で「メタテ」というものです。創始者ロベール・ランクスがメゾンの哲学として定めた「絶えることのない真実の追求」と「気高い気品」の象徴なのです。
2122ショコラやマカロンがより見やすく、選びやすくなりました。キャレ形で整然と並んだPave du Faubourg パヴェ・デュ・フォブールはトリュフに次いでわたしこれが好きかも♪ マカロンも濃厚ショコラ風味、死ぬ前はトリュフかこれが食べたい。(それか建仁寺あたりの割烹のお椀ね!)
242526お店の一角には自由に手にとって買えるセルフサーヴィスコーナーも新設され、板のショコラなどを選ぶ楽しみが増えました。ちょっとした小さなおみやげや、今すぐ開けて食べちゃえ~!(わたしがいつもしている)な、小袋入りのショコラのお菓子も見やすく揃っています。
Marchal「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」新クリエイティヴディレクター、ジル・マルシャルとは? 「オテル・ド・クリヨン」、「プルニエ」、「プラザ・アテネ」、「ブリストル」など超一流の場でシェフ・パティシエをつとめ、昨年はフランス菓子を世界に広めた功績がパリ市から認められて勲章を授与されたというエリートです。今年3月「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のクリエイティヴディレクターに就任。ショコラティエとして創始者のロベール・ランクスと思いを同じくすることが分かり、自身のクリエイティヴィティを発揮し、ショコラの世界的トップブランドでの仕事を通じて真の贅沢を追求するために就任を決意したといいます。最高を知り抜いているのに、当たりはやわらか、本当にサンパティックな人でした。フランス語もきれいでわかりやすいの♪ 
明日は「パルクール・イニシアティック」、ショコラ講座のお話をします。

2007年10月 1日, dans 東京 スイーツ |