■全国100万人の読者の皆さま、わたしのカメラのSDカードは画像が1万枚になんなんとしてミシミシいっているのですが、写真をセレクトしてレイアウト組むことあたわず、いろいろのお店のお料理、ちょっと待っていてください。本業の入稿もせんならん、取材や打ち合わせもたくさんで。お花は浦沢美奈さんの手になるもの、いつもの「
フローリストショップ プーゼ」です。

■「
Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」、きのうも今日も寄りましたが、わたしがいる間もひっきりなしのお客さまで売れ売れ状態、午後にはケースの中スカスカ状態で、どんなに頑張って焼いても限りがあるのでごめんなさい、ということです。
一応営業時間は19時(週末は20時)までですが、売り切れ仕舞いに。「なくなったら閉店にいたします、ご容赦を<(_ _)>」という店主の言葉をお伝えします。

■そして、店内でタルトをいただける
イートインコーナーは16日からスタート決定、ボッテガ・ヴェネタ調のスツールも揃い、いい感じです。お花もコーナーにまとめられて、なんと「胡蝶蘭通り」ができていました。
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■花活けが粋でいつもきれいでした。バーのような造りで、店主の美意識がすみずみまでゆきわたったお店でした。わたしはここを偏愛して300回くらい通ったかしら?(そんなに行ってない? 中島さん?) 当時(まだ半々暮らしをする前)、ひと月に一度東京から京都に来て、2~3泊して食べ歩くということをしていたわたしは、ロイヤルホテルに泊まっていたのです。だからホテルに入るなりまずここに向かったこともしばしば。ビルの階段を駆け上ったものでした。

■それはこれが食べたかったから。昔の写真でヘタヘタで恥ずかしいのですが、ショコラのムース! 上にポルトとりんごジュースのジュレ。濃厚で、香りのよいショコラのムース、なめらかで口当たりもよく、圧倒的に美味でした。「おかわり~!」と言って立て続けに2杯いただいたこともあります。光を受けてジュレが輝いて赤くてきれい、そして下は理想的なショコラの風味・・・今も明確に思い出せる夢のような味、東京にいても「食べたい食べたい」と思い続けたショコラのムースです。
■そしてこれは、「とろけるオレンジのクリーム」。2層になっていて、下は白いクリームにヴァニラの粒々いっぱい、うっとりとろり、天国的な味わいのデセールでした。本当に奇蹟のようだったこれらのデセールが、来週19日金曜日、よみがえります。さあどこで・・・? どうぞお楽しみに。