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2007年9月 7日 (金)

■「草喰なかひがし」 2007年8月


123456遅くなりましたが8月の最後にいただいた「なかひがし」さんのお昼です。 ●八寸。蘇をはさんで合掌の形にしたみょうが、とうもろこしを寒天で寄せたもの、あかざと百合根、ほぐした塩鱈、ささげ豆の味噌漬、きゅうりで巻いたびわますの寿司(実山椒入り)、ほおずきの中に炊いた茄子、銀杏。丸い銀の器に、干し海老風味のいたちきゅうりと胡麻豆腐、枝豆。●そばがき。おくら、モロヘイヤ、長芋、海苔と。●煮えばなのご飯。●うるかを塗って焼いた鮎の風干し、万願寺とうがらし、トマトを煮詰めたもの。(甘みぎゅっと凝縮!)
78910_21112●鯉の造り、夏大根おろしに乾燥醤油、紫蘇酢のジュレ、刻んだきゅうり、おくらの花、新生姜。●茄子の蒸し焼き、白味噌、茄子の皮の揚げたの、かぼちゃといんげん。●鴨肉の焼いたのに、大根おろし、大葉刻んだのをたっぷり。梅ジャムと。●糸瓜と大根の間引き菜の和えたの ●メインディッシュのめざしとごはんセット。
131415161718●めざしは10周年記念のお皿に。●田中唐辛子と葉唐辛子。●モロッコ三度豆 ●おこげ ●おこげはこの塩で。●デセールが、瓜、きゅうりと千成瓜のソルベ、まくわ瓜、すいか、地下水のジュレ、真珠豆。コースを全部いただいたら身体の中がすっかりきれいになった感じ、高野山へでも出かけたような心持ち。ずいぶん久しぶりだったのです。右手骨折でお箸が持てなかった時期でも、普段とほとんど変わらぬスケジュールで和食もフォークで食べていましたが、「なかひがし」さんでだけは何となくそんなことしてはいけないという気持ち・・・それでなんだか長らくご無沙汰してしまいました。季節を映した八寸のうれしいもてなしから幸福感に包まれ、鮎をトマト風味で、鯉を紫蘇酢のジュレで、鴨の塩焼きを梅ジャムで・・・と、組み合わせの妙にも目の覚める思いをしました。素材そのもののおいしさに、かけ合わせで生まれる才気ある味わい。いやそんな理屈じゃなくて、山から採って来られた食材を慈しんで料理されていることがすごく伝わってきて、きれいな気の入ったお料理だなあと頭の下る思いがするのです。そしてあらゆる意味で、ここでしかいただけない料理だなあと思うのです。中東さんご自身は、長いまつ毛ぱしぱしと愛らしい様子に、転げちゃうような駄洒落もおっしゃるお茶目な方で、本当に楽しませてくださいます。10年たっても人気沸騰状態であり続けられるすごさ。またまじめに伺います。

2007年9月 7日, dans 京都 和食07後半 |