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2007年8月31日 (金)

■「祇園さヽ木」 2007年8月


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今月も行ってまいりました、佐々木劇場へ。カウンターも奥のお部屋もわんわんに満席、食事が始まる前から盛り上がりの気に満ち満ちて・・・きっと格別おいしいコースが展開されるでしょう。この日はフランス人シェフも一緒だったから、どうかな、喜んでくれるかなと、彼の分まで余計に期待してわくわくしていたのです。この日も劇場式に、18:30過ぎに一斉にスタートです。
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●先附に、南瓜をピュレにして寄せたもの、北海道のぼたん海老、すだち風味のジュレ。●グラス3つに、①下津井の小蛸ときゅうり、芥子酢味噌 ②太刀魚の風干しとレタスの浅漬け ③鱧の子の玉締め ●鱧と松茸のお椀 ●まな板皿に、とり貝、剣先いか、すずき、いつものとろ寿司 ●ヅケ寿司 ●鯵寿司

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●高いお皿に、鮎の風干 ●冷製ビーフン、透明なトマトのジュレ ●お化けかと思うほど大きいあわびがプレゼンされて、ピッツァ窯へ。●あわびと冬瓜、あんかけ。●わたしはあわびのムニムニの食感があまり好きではなくて(肝ソースなんかは大好きなんだけど)ぐじの唐揚げに差し替えていただき猛烈幸せ☆

4142435152536162●水茄子 そして・・・●秋の待望の秋刀魚ご飯!! ここでいただける、最も好きなご飯のひとつです。佐々木さんが目の前で秋刀魚をほぐし、大根おろしをのせて、すだちを絞って、ぐいぐいとかき混ぜ、お茶碗によそってくださいます。もともとは、5席のカウンター時代にまかないに作ったものだったとか。きちんと食べる時間もなく、ただご飯に秋刀魚やら大根おろしやら載せて混ぜて食べたらひどくおいしくて、店の定番に昇格したのです。そしておこげのおいしそうなのを見てください。お代わりせずにいられたでしょうか?(いいやいられはしなかった。) ●デセールはメロン、巨峰、桃ととうもろこしのアイスクリーム。いやまあ完璧なコースでした。のたうちおいしかったってわたし言います。「おいしさのあまり今ここで死んだら建仁寺に埋めてね」っていつも佐々木さんに言うのです。先附から言うことなかった・・・お椀の深い、一生このおだし飲んでいたいと思わせた味わい・・・鮎の風干しは、建仁寺の風で1日干したものだよ。100尾食べたかったです。冷製ビーフンなんて和食っぽくないのだけれど、熱い皿の前にぴったりで・・・その後ぐじのパリパリ・・・秋刀魚ご飯の香ばしくすだちや大根おろしとの完璧な調和が醸し出すおいしさときたらもう圧倒的で、目えもうるうる、深い感動に包まれました。完全「後は野となれ」状態。「野となっちゃった」ってわたしが言う時、それはもうどうしようもなく、問答無用の無条件降伏でおいしかったっていうことです。
Zステファン・パンテル、今や人気沸騰のレストラン、「ケザコ」のシェフです。彼が「さヽ木さんへ何とか一度!」と希望したので、この日同席した春奈さん(=こちらも大人気の「トラットリア・ニーノ」マダム)たちと一緒に8月の「さヽ木」さんへ! となったのです。ステファンのお箸使いの上手なこと、全く日本人と変わらぬ様子で和食を食べる様子は見事でした。それだけではなく、彼は関西弁も巧みにわたしたちを食事の間じゅう笑わせてくれました。隙あらばフランス語がしゃべりたくてしょうがないわたしには意識してフランス語で話してくれるけれど、普通には日本語の方が先に出てくるみたいで・・・頭いいのですステファンは。佐々木さんはパワー全開でますますイケイケ状態、佐々木劇場は変わることなく年中ハイシーズンです。

2007年8月 31日, dans 京都 和食 |

2007年8月30日 (木)

■京都ブライトンホテル「フェリエ」の福井フェア


1京都ブライトンホテルのテラスレストラン「フェリエ」で明後日9月1日から行われる福井食材を使ったディナーフェア、福井“若狭・小浜・越前”地産メニュー。今年2月に行われて爆発的人気を呼んだ福井フェア再びです。もともと2~3年前にシェフの滝本将博さんが食材を求めて小浜まで出かけられたことで地元の生産者の方々との間に温かい交流が生まれ、今年初めのフェアにつながったのです。新鮮な海の幸、地野菜の宝庫である福井ですが、今回はとりわけ、高級食材というより「地元の人が普段に食べているものを取り入れてフェリエの料理にした」ということで、へしこや梅干といった日常の保存食が巧みに使われレストラン料理になっているのが特徴です。このメニューから、一部を試食させていただきました。冒頭の写真が、若狭ぐじのオリーヴオイル焼き せいこ蟹のソース 敦賀のおぼろ昆布風味です。これが驚いた。ぐじを皮目パリっと、中ふっくらと焼いたものに、ふわふわの昆布が香りを添え、さらにせいこ蟹のソースがこくのある味わいを添えて、海の風味濃厚・・・一瞬夢のような気分になりました。
234●福井産貝入り澄まし風スープ ●小浜産 鯖のへしこと越しのルビートマトのパスタ ●若狭鯖と福井梅の3種米どんぶり 谷田部ねぎの薬味添え。パスタは「越しのルビートマト」の甘く優しい味に、へしこがアンチョビのように塩気を添えて粋な味わいです。たまらんおいしかったです。スープは根菜を中心にした野菜のおだしがほんと~に上品美味、椀だね(とは言わんか、)は、はまぐりに小浜の白身魚(これは真鯛)にほうれん草、こちらも福井梅が風味を添えています。お米は赤米、白米、麦の3種類、柔らかく煮た鯖がのって、上に薬味のねぎがしゃりしゃりと口に心地いいことです。食材は福井のものなのに、きちんとしたレストラン料理になっていて、どのお皿も「フェリエ」らしいなあと思いつついただくことができました。ちなみにコースはこんな感じです。
福井“若狭・小浜・越前”地産メニュー
●若狭甘海老と小鯛ささ漬のカルパッチョ風
●矢田部ねぎ和え 麩市の地からドレッシング
●福井産貝入り澄まし風スープ 
●小浜産 鯖のへしこと越しのルビートマトのパスタ 
●若狭ぐじのオリーヴオイル焼き せいこ蟹のソース 敦賀のおぼろ昆布風味
●若狭鯖と福井梅の3種米どんぶり 谷田部ねぎの薬味添え
(または)
●越前おろしそば 谷田部ねぎの薬味添え
●いちじくの塩タルト アーモンド風味 ヴァニラアイスクリーム
●コーヒー、紅茶 または ゆず茶
4800円(税サ込みで5544円)、9月1日~9月30日、夜にいただけます。(予約すればお昼も可能。)
21そして全国100万人の読者の皆さま、府庁前の日赤病院で本日わたしは右手骨折のレントゲン検診を受け、(ずれているのが笑えるのですが、)5か月と少し経過してほとんどくっついたことを確認、とりあえず通院はこれで終わったということを報告いたします。いまだにご心配いただくことに感謝し、骨折期間中、わたしを甘やかして楽しく過ごさせてくださったものすごく多くの方々に、心から御礼を申し上げます。
2223毎週眺めるのが楽しかった美しい府庁に、ブライトンホテルのごく近くにある「澤井醤油」の風情あるたたずまい。これから府庁を見るたびに、わたしは骨折の頃のことを思い出して、不自由だったけれどすごく幸せだったな~ってきっと思います。

2007年8月 30日, dans ■ごあいさつ, 京都 ホテル |

2007年8月29日 (水)

■期間限定/甘い/冷たい/安い・・・旨いものいろいろ


1_22_2今日は特集形式ではなく、コマネタいろいろヴァージョンです。京都ホテルオークラの「レックコート」で、8月いっぱいいただけるのがマンゴープリン フルーツ添え。コーヒーか紅茶が付いて1600円(税サ込みで1848円)です。そもそも無性にホットケーキを食べたくなって飛んで行ったのです。夕食時間の前だったけれど、1日の仕事の後、近くで用事も終わって「今日も頑張った。ホットケーキ食べて悪いことがあろうか?(いいや悪いはずはない)」。ゆったり優美な「レックコート」へ。ホットケーキだけでおさまらなかったのは、マンゴーシリーズが8月いっぱいだと伺ったからです。口当たりのいいマンゴープリンに、ライチのジュレとタピオカ入りのココナッツミルク、そしてパワーが詰まったマンゴーの果肉がよく合って、名作です! 今日からあと3日の期間限定です。
111213しばらくぶりに伺ったらなんだかすごくボトルが増えていました。バーのようなパティスリ、寺町竹屋町の「ghost」ゴーストです。林立状態のボトルの間に・・・クリスタルの四つ葉のクローバーがあって・・・それからこのペンギンちゃんは「フクちゃん」といって、お店のお守りらしいです。こんなにお酒に囲まれたことのあるペンギンていないと思う。
1415ショコラのケーキを中心に、焼き菓子の種類も増えていました。ひとつだけでもテイクアウト可能なように1個用の箱も作られていて・・・これで気兼ねなく、ひとつでもいただけます! わたしはシャルトリューズが好き♪
2122しばらく前も叫びましたが、再びわたしは叫びます。「月ヶ瀬」のあんみつはおいしいと。これはぎゅうひを入れないでいただいた、シンプルあんみつです。ぎゅうひが嫌いかというと、すごく好きなのですが、しかしわたしは寒天とあんの食感だけを集中して楽しみたいのです。ここにムニムニが来てはいかん。わたしにおいてしばしばあることなのですが(それで皆さんにいつもお手間をかけるのですが)、決して嫌いではないけれど、「これとこれの組み合わせ、わたしとしては許せん」ということが多いのです・・・皆さんいつもごめん<(_ _)> つまり酸味は嫌いではないが、高貴なショコラに酸味のフルーツなど組み合わせたら許せないとか、バリバリは嫌いではないが、とろとろの食感にバリバリを組み合わせたら許せないとか、面倒なの(-_-;) その代わり好きなショコラ味ならそれだけ集中してバケツ一杯食べたいとか、うるさくしてても突如静かになってひたすら食べるとか、わかりやすいです。それで「月ヶ瀬」のあんみつの話ですが、先日来あんみつをさまざま食べていますが、これほどおいしいものはない。他は、ちょっと掲載控えます、というようなものも多いのです。こちらのこのあんのきめ細やかでなめらかなこと、(わたしは絶対に繊細優美な漉しあん派で、歯に皮がひっかかる粒あんというのはこの世にあってはならんと思っている、)寒天の美しく歯ざわりのよいこと、蜜の味の深いこと、すべてがジャストジャストで C'est parfait!パーフェクトだと思うのです。
2526最近忘れられないデセール・・・というかドルチェのひとつに、「ジォカトーリ」のこれがあります。白い部分がローズマリーのパンナコッタ、オレンジがグレープフルーツのジュレです。タテ位置に作られているのがヴィジュアルとしても楽しく、そしておいしい!! 「ジォカトーリ」は、細ながーーーーい、小さな規模のお店ですが、わたしは他と違うオリジナリティがあると初回に訪れた時から思っています。
313233先斗町の「トラットリ屋」で一品のいろいろをデギュスタシオンです。鶏肉の皮のパリパリ揚げ田楽味噌ポン酢、おいしいです!! そしてチキンカツ。イタリアンで鶏屋さんというけったいなお店なんだけど、わたしは妙にここが好き。基本的にわたしはちゃんとした割烹とかレストランへ行くのが好きで、だから「イタリアンで鶏屋さん」なんて聞いただけなら「ハンパな・・・」と思ってただろうけれど・・・。不思議な縁でここを知り、お店の雰囲気からいってもわたしの守備範囲ではあまりないはずなんだけど・・・来れば来るほど好きになるなあといつも思うのです。おいしいし、楽しんで作っているのが伝わってくるから。そして・・・すごーくお安いです。ここに載せたもののお値段・・・多分信じてもらえないので書かないでおきます。とにかくみんな行ってみてね。
414243そして締めはここ。寺町二条のいつもの「カルバドール」、このごろ何もかもカルヴァドスベースで作っていただくのです。ショコラのカクテルもコニャックではなくカルヴァドスで、サイドカーもりんごカー、シュワっとしたロングもカルヴァドスの品のいい香りが立ちのぼり、冴え渡るいい感じです。

2007年8月 29日, dans 京都 洛中あちこち |

2007年8月28日 (火)

■キャリテプリよしのお店、「Kihara」/「ガスパール」


全国100万人の読者の皆さま、本日は、ずいぶん以前に「いずれ公開いたします」と予告したお店を明らかにいたします。何人か読者の方から「あのお店はどこか教えてほしい」とメールをいただいたり、取材先でまでも「教えて」なんて請われて・・・皆さん実によく見てくださっているのだなあと感激したり驚いたり。銀閣寺方面、神楽岡通りの夜遅OKのお店・・・以前あけ~み=京都ブライトンホテルが誇る稀代のコンシエルジュ・小山明美が連れて行ってくれたお店は「Kihara」さんといいます。もう一度伺って、また違うものをいただいてから公開! なんて思っていたのですが、落ち着きのない人生、毎日あたふたしている間にびゅんびゅんと日はたって今頃に。遅くなりました<(_ _)>
12345678●大間のもずく ●気仙沼のかつおのたたき ●黒毛和牛のたたき ●ぐぢの唐揚と賀茂茄子のみぞれあん ●おろしそば ●黒潮とうふ(まぐろと豆腐) ●土佐とうふ(かつおぶしまぶして揚げた豆腐) ●カマンベールのフライにブルーベリーソース。以上、あけ~みと、その優しき地球上の後見人・京都ブライトンホテルの企画を一手に担う林惠子さん、そして扶桑社京都編集部のまゆ~な=秦麻夕奈さんと4人で出かけた時のものです。あとの3人はまだまだまだ他のお皿も食べたはず・・・わたしは原稿仕事があって先においとましたのです。もったいないこと!お酒飲みでも、あけ~みやわたしのように常に食べる方優先でも、いずれも楽しめる気軽なカウンターのお店です。いいワインもありそう。洛中からは少し距離がありますが、おいしい!! お値段も控えめ(ひとり数千円で済みます)です。ただ唯一・・・ケムリがつらいこともあります。
「Kihara」 京都市左京区吉田神楽岡町37-2 (神楽岡通を、今出川から少し下ります。) 電話075-752-2101 18:00~翌1時 火曜休み
1_22_23_24_2qualite-prix 、キャリテプリよし! ということではこちらも本当にすごいです。「ガスパール」の1号店へ、コンピュータ騒動のさなかに、久しぶりに会う友達と久しぶりに伺いました。夜のコースは3800円~(でしたっけ? とにかく4000円未満)でこんなにゴージャスです。 ★お詫び:暗いので即席ライティングをしていますが、いいお料理なのにあまり写真がきれいでないです<(_ _)> 前菜が2つ選べるので冷前菜と温前菜からひとつずつ選び、●蟹とキャヴィアのコンソメジュレ カリフラワー風味 ●この日のおすすめ、リ・ド・ヴォーのムニエル ●活オマール海老のロースト(2人で注文、+800円)●デセールに、トマトのコンポートにアイスクリーム、バルサミコ。 以上にパンとエシレバター、カフェも付きます。メイン料理を肉・魚と2皿いただけるコースもありますが・・・そんなに食べられませ~ん! 過度でなく優しい雰囲気の店内は居心地よく、中野裕之さんのサーヴィスがスマートでいいなあと思うのです。
「ガスパール」 京都市中京区新町通錦小路 西南角 電話075-241-0876 11:30~14:00LO、17:30~23:00LO水曜~21:00LO 木曜休み 要予約!

2007年8月 28日, dans 京都 フレンチ, 京都 和食 |

2007年8月27日 (月)

■「オステリア・バスティーユ」でデジュネ


13年半くらい前、オープンして間もない「オステリア・バスティーユ」で初めて軽い夕食をいただいた時、東京に住んでいたわたしは「こんなかわいらしくておいしいお店が家の近くにあればいいなあ、しょっちゅう来るのになあ」と夢みたいに思ったものです。こぢんまりして居心地よく、お値段手ごろでお料理にはセンスがあり、サーヴィスは的確。満点に近いお店だと思ったのです。その後、わたしに思わぬ人生の展開が起こって、予定よりも20年くらい早く京都に住まいを移すことになり、「オステリア・バスティーユ」は極近のお店となりました。しょっちゅう行けるじゃない♪ ところが今度はすさまじい人気でいつも満席状態、今や東京に住んでいた頃よりまだもっと行けないお店です。(T_T) でも喜びましょう! 予約して辛抱強く待てば、こんなおいしいものがいただけるのですから。
234昼の2500円のコースより、前菜は2種類から選択、冒頭の写真の●鮎のコンフィ(+300円)にしました。生ハムサラダ添えです。おいしかった!! 鮎の香りを生かしたコンフィ、パリパリと食感もよくて、100尾くらい食べたいと思いました。●スープはきのことベーコンの冷たいポタージュ。旨・・・。●塩気が明確、このパンだけでもワインが飲めるなあ・・・と思っていたら・・・●さっそくワインを飲んでいい気分になっているのは「あけ~み」のごとく「まゆ~な」になってしまった扶桑社京都編集部の秦麻夕奈さん、彼女は一昨日ご紹介した京都ブライトンホテルの「広河原の松上げ」プランに参加するために、東京から多忙な中、間隙をぬってやってきたのです
567●メイン料理は6種類から選べて、わたしは好きな鶏♪ 骨付き地鶏のオーブン香草焼き(+500円)です。鶏はふっくらジューシー、皮パリパリと美味、添えられたクスクスはスパイシーで冴えたおいしさ・・・止まらず後を引く味でした。●まゆ~なちゃんは豚肩ロースの自家製パン粉焼き。これもおいしいのですよ、ガツーンと美味。

89_3●そしてデセール、看板はアールグレイ風味のブランマンジェです。ここのブランマンジェ、わたし本当に好き~~! ●幸せなコースの最後はカフェ。 キャリテプリが本当にいいお店です。ここで過ごせばおいしくて愉快になって、ほんわか幸せ感にも包まれるから、誰もが「また行きたい!」って思うのですよね。人気は常に限られたお店に集中します・・・。

2007年8月 27日, dans 京都 フレンチ |

2007年8月26日 (日)

■木屋町三条「京都ネーゼ」、祝オープン!


1_22今日は8月20日に木屋町三条、「めなみ」さんの上にオープンした新しいイタリアン「京都ネーゼ」のご紹介をいたします。シェフの森 博史さんは先ごろまで東洞院四条上ルの「サンタマリアノヴェッラ・ティサネリーア」で料理長をしていらした方で、元々東京の「ヴィノッキオ」、「バスタパスタ」NY店、西麻布「アルポルト」などで修業を積まれ、さらに大和学園の先生も長らくなさっていたという、着実にして輝かしい経歴の持ち主でいらっしゃいます。オープンから間もないある夜遅くに、森さんの親友である「日本料理とくを」のご主人、徳尾真次さんにお連れいただき軽くお料理をいただいたのでした。
1112131415営業は夜のみで(18:00~24:00LO)、「気楽にワインとどうぞ」というコンセプト、基本はアラカルトのお店です。「全席禁煙」と最上段に書かれた、それだけでまずわたしを大喜びさせたメニューには前菜が多彩に10種類以上、どれもおいしそう・・・と思っていたら「盛り合わせ」を提案していただき、それが冒頭の写真です。「少しずつ」では注意散漫になりそうで、一点集中主義のわたしはデセールでも何でも基本的には盛り合わせをお願いしないのだけど、これはちょっと例外・・・非常に食べ応えがあっておいしかったのです。デタイユを見てください。前菜を待つ間にあさりの蒸したのをアミューズに出していただきました。その後盛り合わせが供されて、タレッジオチーズの焼いたのとか、るり渓のフレッシュ山羊チーズとか、コッパとかチョリソーとか、すずきのカルパッチョとか水茄子とか、城陽のいちじくと生ハムとか、ココットの中にはトリッパの煮込みとかホロホロ鶏のグラタン仕立てなど、ばしっと味が決まって、スプマンテと一緒にいただき、これひと皿ですでにひどく満足。
212223313233パスタは1500円くらいから数種類あります。今回お願いした手打ちキタッラのパンチェッタとトマトソースは、目の前でチーズを削ってくださいます。いっぱいかけてね♪ と、じーっと見つめました。さわさわと雪のようにチーズがかけられて、美しいったらありません。陶然としてチーズの香りやらキタッラの歯ごたえやら赤いトマトソースの鮮烈な味を楽しんで・・・あっという間にいただきました。徳尾さんはボンゴレビアンコ=あさりとボッタルガの乾麺です。
41425152食後酒にヴィンサントを少しいただいて品のいい軽やかな甘みでいい気分、ドルチェにひと口クレームエペスとフルーツ、そしてお茶はローズティです。



6162同い年の森シェフと徳尾さん、どちらも本当に感じがよくて、真摯な姿勢に頭の下る思いです。もともと雑誌の記事をご覧になった森さんが「とくを」さんにお出かけになって仲よしになられたとか。その記事は偶然わたしが書いたものだったそうで・・・仕事を通してまたご縁ができて本当にうれしいことです。今回は胃の都合で前菜とパスタしかいただけませんでしたが、次回はメインの肉料理をいただきに伺います。カウンター前には赤いディスプレイがあって映画が流れていて、ひとりでもまったくOKな様子、そして何よりも、「夜遅で完全禁煙」のお店は稀有なことですから、それだけでもとんでもなく価値があります!
Data「京都ネーゼ」 京都市中京区三条木屋町上ル三軒目 三条木屋町ビルⅡ 3階 電話 075-212-2129 18:00~24:00LO 日曜、第一月曜休 カウンター8席、テーブル8席 全席禁煙◎ おまかせコース6000円~(前日までに要予約)もあります。

2007年8月 26日, dans 京都 イタリアン |

2007年8月25日 (土)

■京都ブライトンホテルのプラン 「広河原の松上げ」


Top京都ブライトンホテルの夏のプラン、「広河原の松上げ」に参加させていただきました。松上げって? ――旧若狭街道一帯に残る火祭りのひとつで、もともとは愛宕信仰の「献火」の祭り=火災なきことと、五穀の豊穣を祈って行われてきたものです。近年、送り火などの精霊送りと同様にお盆の行事として定着、1983年には京都市の無形民俗文化財に登録されています。
134■ブライトンホテルのロビーに夕方集合、まず「山ばな平八茶屋」で夕食をいただいてから、美山の方に向かってジャンボタクシーで出発します。片道1時間半ほどです。
PhotoPhoto_2Photo_3Photo_4Photo_5Photo_6Photo_7Photo_8Photo_9■20時頃に広河原に到着すると、ぬばたまの闇といった感じの真っ暗な中にも見物客が多数訪れているのがわかります。足元を電灯で照らしつつ進むと、ブライトンの先発隊の皆さんによってきちんと場所が確保され、小さな椅子が並べられています。バスを降りる前には蚊よけのスプレーも用意されて、完璧な準備です。そして20時半頃から点火が始まります。
■いたるところに設置された1,5mほどの高さの松明に火が点され、それが1000本ほどあるとかで、あたり一面火の海といった様子になっていきます。ここはどこか? な感じです。鉦や太鼓が鳴り響き、いよいよ不思議な感じがしてくる中で、高さ20mほどの灯籠木と呼ばれる、つまり籠めがけて、火のついた「放り上げ松」がどんどん投げ上げられます。運動会の「球入れ」みたいな要領で、籠に入れないといけないのです。でもあまりに高いから、なかなか入らない! 観客もだんだん手に汗握って、「入れ入れ」と祈るような気持ちで見守ることになります。火の玉は近くまで行きながら文字通り「玉砕」状態で籠に当たって砕け散ったり、ごく近いのに高さが届かずそのまま落下したり。しかし火の玉がいくつも弧を描きながら夜の空中を舞い上がる様子は、やはり美しくて心を奪われるものです。いくつもいくつも投げ上げられるうちに、ようやくひとつ入り、ふたつ目、またひとつ・・・という具合に籠に入り、籠がごうごうと燃え上がります。これは必ず毎年ちゃんと入って燃えるのだそうです。そうしたら灯籠木はいきなりばたーんと倒され、炎がより高く燃え上がるように火に新たにいろいろ投入されます。さらに何人かで丸太を持って炎に突き進み、その丸太で炎をかき回してよりハデに炎を大きくし、火の粉を空中高く舞い上げるというパフォーマンスがつきます。圧倒的な火のヴィジュアルです。すっかり現実感覚を失って、夢でも見ているような心持ちになりました。時間感覚もなくなって、いったいどれくらいその場にいたのか?
■火を見つめていたのはだいたい1時間と少しのようでした。幻でも見ていたかのような、何とも不思議な気分でジャンボタクシーに戻り、帰路につきました。夏ならではの行事、なかなか見る機会のないものを見せていただき感謝。企画の林惠子さんの見事な統率と周到な準備はすばらしいものでした。あけ~み=稀代のコンシエルジュ・小山明美も仕事モードでスーツ着て頑張っていたぞ! 
■しばし出かけた携帯もつながらない世界・・・。街好きのわたしは山から降りて携帯がつながるなり、たまったメールが届いて激しくうれしく、そして見慣れた美しいブライトンホテルに23時前に帰館、すごくほっとしたのもまた事実です。強い印象を残した「松上げ」・・・次は来年の8月24日です。問い合わせは京都ブライトンホテルへどうぞ。

2007年8月 25日, dans 京都 ホテル |

2007年8月24日 (金)

■寺町今出川にオープンしたフレンチ「エピス」


123456今日は8月13日に寺町通り今出川下ル西側にオープンしたフレンチレストラン「エピス」のご紹介をします。鮮やかなオレンジの暖簾に、えびすさんのモチーフ、よーく見るとえびすさんの右上に「○」がついていて、これで「えびす」→「エピス」とも読ませるとか。縁起のいいえびすさまに、フランス語のエピス=スパイスを掛け合わせた店名なのです。明るくて「たくさん食べよう!」という気持ちになるオレンジカラーは店内でも基調となっていて、カウンターにセットされたマットもオレンジ。そしてカウンターの頭上には欄間です。これはシェフの父上が欄間職人でいらっしゃることから、フレンチといえども欄間を組み込むことを考えられたということです。テーブル席の向こうには坪庭。「ビルの1階」ではないスペースを求めた結果、築100年以上の町家の物件を見つけて改修されたお店なのです。カウンターには最小限のカトラリーしか準備されていないと思ったら・・・引き出しがつけられており、中にカトラリーがセットされていました。おもしろい♪ 
1112131415161718ランチをいただきました。お昼は1900円(税別)の1コースのみです。●オードヴルが4種盛りで、さざえのブルゴーニュ風、ズッキーニと赤ピーマンのムース、シュー生地にかぼちゃのピュレ、小なすのマリネ。●さざえのブルゴーニュ風とは、エスカルゴのような味ということ。にんにくとハーブのきいたバターがいい香りです。仕事が詰まっていたのでわたしはペリエしかいただきませんでしたが、絶対ワインを飲むべき前菜です。●冷製のコーンスープ。とろりと口当たり優しく、本当にいい香り、いたわられるような味。●牛ロースのステーキ、くろわし茄子と万願寺とうがらし、生姜風味のソース。このお値段でこのメイン料理、お味も決まり、とてもカリテプリがいいと思います。●デセールは+300円でこんなお皿、ブルーベリーのタルトに桃のアイスクリームに白桃のコンポート。ブルーベリーがおいしい! ●食後の飲み物はエスプレッソや紅茶ならコンプリですがハーブティをお願いしたら+300円。でも価値があります! 5種類のハーブ入りで本当にいい香り、身体の中が清められるような感じです。これには絶対飲み覚えがあって・・・「京都でこれに匹敵するハーブティって・・・思いつくのはブライトンなんだけど」って言ったら・・・「ブライトンさんと同じところのです」って。やっぱり。それに見て! オレンジカラーのマットがエルメスを連想させていたところに、最後にエルメスのカップです♪ 
21オーナーシェフの井尻宣孝さんは、鷹ヶ峯「ボルドー」の後、早川佳毅さんの「パリの食堂」、「BCP」を経て、滋賀県大津の「ブルーベリーフィールズ紀伊國屋」で修業を積まれた方です。現在31歳、いい素材を求めてしばしば近江八幡あたりまで出かけられること、美しい食器が好きで集めていらっしゃること、物件探しからお店造りに至るまで熱く語られました。本当に一生懸命な様子です。きっとうまくいきます! わたしもまた夜いただきに伺います。それから「エピス」という店名ですが、スパイス料理というわけではなく、「ひと味違う料理」という気持ちを込めた命名ということです。
Epice「エピス」 京都市上京区寺町通り今出川下ル真如堂前町105 電話 075-222-2220 11:30~14:30LO、17:30~21:30LO・22:00閉店 水曜休 昼1900円、夜3900円(いずれも税別) カウンター8席、テーブル10席、はなれのお座敷もあり。

2007年8月 24日, dans 京都 フレンチ |

2007年8月23日 (木)

■ビックカメラ JR京都駅店 本日オープン!!!


21222324全国500万人の読者の皆さま、本日、ついに、京都にビックカメラがオープンいたしました~~!!! ばんざーーーい!! 本日はいつもの料理や花はなし、全部報道写真ね♪ まずいったいどれほどの人が押し寄せたか、ご覧ください。わたしは10時少し前に塩小路の京都中央郵便局前でタクシーを飛び降りて、ない胸もどきどき、こんなうれしいことがあるだろうか? (いいやありはしまい)と急ぎ足で向かいました・・・いや走ってたかも。ビックカメラJR京都駅店は伊勢丹のとなり、アパホテルの向かいという場所です。警官まで出て大層な騒ぎです。もうすでにすごい行列・・・入るだけで何時間待ち? ・・・けれどわたしはするりとお店に入れてもらっちゃったのでした。プレスの職権濫用とかそんなんではなくて、入り口にいらした店員さんに「あの、パソコン壊れて修理に持ってきたのです」って手に持ったコンピュータ見せたら(本当に先日壊れたパナソニックを持って行っていた。全国500万の熱心な本サイト読者の皆さまなら、わたしが嘘言ってないってわかってくれますね?)・・・「それは申し訳ございません!! 当店でお買い求めいただいたものですか? あ、東京で? こちらからどうぞっ!」とするっと入れてもらえて・・・3階修理コーナーまでアテンドまでしてもらって・・・ありがた過ぎ、なんだかズルしたみたいだったけれど・・・全然嘘じゃないし・・・まあ人生ではたまに得することもあります。ありがとう。だいたいわたし、どれほどビックカメラで今まで買い物してきたでしょう。東京にいた25年間、家電全般、オーディオもの、コンピュータ、その周辺機器、カメラ、携帯の機種変更も何もかも、年中通って随分お金使いました。今の京都の家電も全部東京のビックカメラで買って配送してもらったものよん♪ だから万が一、これご覧になっている方で、並ばれた方がいらしても許してね。出てきたら行列の最後尾はなんと伊勢丹入り口前でした・・・
12345678お店の中は生き天国です。この物資の豊かさ、かゆいところに手が届くものがある、日本に生まれてよかった! いくらフランスが好きとか言っても、わたしやっぱりなんといっても家電王国日本が好きなの♪ プリンタ980円とか、めちゃくちゃなセールをやっていました。わたしはただ驚き眺めて、買いはしませんでしたが。群れなす人々、さばく店員、報道陣、店内放送も盛り上げるし、押すな押すなのめちゃくちゃな騒ぎだ~! わたしは人の多いところ、騒がしいところはほとんど出かけないのに、電気やさんだけはOKなのよ。ああ日本人でよかったって、生きてる実感がしちゃう♪ 
11そしてなんと、「地下通路はないのね~」と思っていたら、店内にJRの改札がありました。お店とJR 30番プラットホームがつながっているとかです。すご~い!
UchiwaBic_camera_afficheうちわをもらってうれしくてあちこちでパタパタ、部屋の壁にはこのチラシを貼りました。あ~幸せ。

2007年8月 23日, dans ★電気製品・メカ話, 京都 ニュース |

2007年8月22日 (水)

■祇園で魚! 「松田屋」~「たまりや」


Top_3Amuse_3祇園で割烹ではなく、ストレートに魚を食べられる、まったく違う2軒です。まずはお寿司の「松田屋」さん。お店についての解説やデータは以前載せていますので、知りたい人は見てね♪ (わたし自身は過去の記事はほとんどふり返らないのです。)先週のあるあづい晩、おかしな友人+優しい友人と共に3人で出かけてお寿司をいただき幸せな夜でした。いろいろコメントせずただ見せますので、ただご覧ください。巧みに仕事された魚に、ほどけ具合最高のシャリ、どれも本当においしかったです! 
1_32_334567891011_312_313_314_315アミューズに、さんまの焼きびたし(もうさんまよ♪) ●やりいか ●あまてかれいのヅケ ●こはだ ●ヅケ ●かまとろ ●とり貝 ●あじ ●たいらぎ貝 ●金目鯛の昆布締め ●車海老(茹でて) ●ひらめの昆布締め ●うに ●穴子 ●海老の頭焼いたの ●ふわふわのたまご。本当にお腹いっぱいになりましたが、これにさらにおつまみ3品ほどがつくコースがあり、子供の頭ほどありそうなあわびとか時知らずの鮭をどかーんと焼いたものなど、見てるだけでお腹割れそうなくらいにボリュームがあって、おいしそうでした。
1_52_43_24_25_26_27_28_29_2Carte_3こちらは「たまりや」、先月一度ご紹介した魚介専門のお店です。(データはそちらを見てね。)こちらはまた違う友人ふたり、ハデでキラキラおしゃれな友人と、その友人で東京から来た優秀な人と共に。●アミューズに穴子 ●お造り盛り合わせ、よこわ、しまあじ、鯛、蛸。●鱧の焼霜 ●さんまの炙ったの ●