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2007年7月27日 (金)

■「祇園にしむら」2007年7月


012345_2678910111213「祇園にしむら」さんに撮影でお世話になり、御礼がてら夏のお料理をいただきに上がりました。●胡麻豆腐 ●鱧とたたきおくらのお椀 ●鯛、まぐろ赤身とトロ ●八寸 とり貝、三つ葉と春菊 甘く炊いたショウガ/干瓢の酢味噌和え/子持ち昆布/じゅんさい/枝豆/丸十 ●鯛のかま焼き ●骨でおつゆ出ると思う~、と厚かましいこと言って出していただいたもの。●岡山・下津井の蛸 ●鮎と、アスパラ、いちじくの天ぷら ●穴子、茄子、ずいき、大根の炊き合わせ ●ごはんやお漬物、自家製ちりめん山椒も抜かりなく ●巨峰、マスカット、桃に白ワインジュレ。「絶対にどのお皿もはずさずおいしい」お店として、まず浮かぶのがこちらなのです。伺ってからすでに10日ほどたってしまいましたが、おいしさは舌に鮮明に残っています。お椀が圧倒的に美しくて美味。鱧って本当にこの季節どこのお店でもいただくけれど、しんそこおいしい鱧って・・・実はそんなにありません。これは包丁の入れ方も美しく、塩加減絶妙でおくらとまたよく調和して、ほとんど桃源郷なお椀でした。造りは鯛やトロなど、いつも魔法がかかっておいしいと思うのでうが、その魔法のかけ方も今回少し教えていただきました。八寸のひとつずつ、どれをとっても素材が高くていいものを使っていらっしゃると思います。じゅんさいひと粒でも全然違う。蛸は・・・わたし普段はほとんど食べないのだけど、ごく薄くてやわらかくて、これは全部いただきました。鮎の天ぷらは骨を抜いて一度焼いてから揚げたものということで、ちょっと違う鮎の食べ方。炊き合わせ・・・とろんとして、食べ進むほどに全部が渾然一体となって地味ながらじわーっと、とんでもない美味、絶句していただいて・・・ご飯となって、ちりめん山椒がおいしいなあとしみじみしました。これは鯖寿司と同様、取り寄せも可能な品です。そしていつもの鯖寿司は、すぐにお腹がいっぱいになってしまうわたしのために西村さんが初めから包んでくださって、すてきなおみやげに。幸せに携えて帰りました。以上、わたしただもうアホみたいに絶賛しているのですが、でも本当に絶賛するしかない美味、京都にいてよかったなあ、やっぱり和食が好きよ♪と思った夜でした。

2007年7月 27日, dans 京都 和食07後半京都 祇園にしむら |