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2007年7月28日 (土)

■「祇園さヽ木」2007年7月


123昨日掲載した「祇園にしむら」さんに伺った翌晩、「祇園さヽ木」さんへ。こちらも10日ほど前のお料理です。この晩わたしはひどい不調を抱えながら出かけたのですが、旨いもんはやっぱり旨かった!  
11121314151617_2181920212223242526●車海老と貝柱 剣先いか、長芋、枝豆 すだちジュレ ●夏のお椀は、とうがん、ずいき、ぐじ。 ●3皿目はあわびだったのですが・・・ ●わたしはあわびの代わりに車海老、胡麻酢 ●まな板皿で向附:とり貝、たこ(からし酢味噌で)、鱧焼霜(ポン酢で)、いつものとろ寿司 ●とりわけ美味だったとり貝 ●とろ寿司が新たにまた一貫 ●甘いとうもろこしの天ぷら ●太刀魚の焼物 ●すっぽんだしで炊いたふかひれ、繊維が太くて噛んでも噛んでも旨みが染み出てきて、とんでもないおいしさ。分厚さもすごい。●水茄子が出てきてご飯への期待が高まったら、 ●「今日はふかひれで予算オーバーで白いご飯ですんません」 ●といいながらも、鱧の子丼になって出てきました。●マンゴーのアイスクリームにマンゴー果肉、桃、さくらんぼ。お誕生日の人がいたので、チーズケーキも配られました。東京からのお客さまを迎えて、それも初めて一緒に食事する方、わたしがアテンドする側なのに、具合が悪くてかなり情けない状態・・・それを呆れることなく、盛大においしそうに食べてくださって本当にありがたく思った晩でした。けれど、やっぱり泣く子もゲラゲラ笑うおいしさだったのです。涼しい先附でさっぱりして、お椀でうっとり、ダイナミックな向附は毎月飽きることがないし、そうかと思えばとうもろこしの天ぷらなんかで一瞬脱力させてくれて、でもこれもやっぱり絶妙な旨さで。ふかひれがどかんと出てきた時は「今日は5万円くらいか?」と一瞬おののいたけれど、いつもと変わらぬお値段でした。(だいたいいつも2万円くらい。)そして変わらぬ押すな押すなの満席状態、熱気に満ちたカウンターの盛り上がり。どんな舞台でも公演の限られた期間とかシーズンというものがあるのに、「さヽ木劇場」はこのテンションの高さを何年間も毎月毎日保ってるって、なんてすごいことかと今回も驚嘆の思いでした。

2007年7月 28日, dans 京都 和食07後半 |