■秋の号の取材開始~早ごはん |
■まだ盛夏も迎えていないというのに、秋号の雑誌の撮影が始まっています。先日予告した洛北のうどん屋さんのお昼のお料理も、いまわたしがやらせていただいている本のひとつ、扶桑社ムックの京都シリーズの次号、「秋京都」で全貌を明らかにする予定です。巨匠ハリー中西にきれ~に撮影してもらいますから、どうぞお楽しみに。
★「夏京都」も大好評発売中です!
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■うどんとセットの上のお料理は、1500円で京都エスプリが味わえるようにというご主人の思いからこんなに盛りだくさんになったということです。汲み上げ湯葉やら、中にえんどうのあんが仕込まれたかぼちゃ饅頭やら、食べ進むほどにかかったお手間がしのばれ、カリテプリがあり得ないほどいいのです。
■また違う本では京都のフレンチ3軒をご紹介。うち2軒を撮影、まず3月にオープンした上島康二さん(写真左)の「ル・サルモン・ドール」、真っ赤なロティソワール前でお仕事中の上島さんです。右の「ケザコ」は南仏の明るいキャラでみんなに愛されるステファン・パンテルのカウンター主体のフレンチ。もそっと愛想悪でイケズたっぷり、しかし写真は抜群にうまい天才ハリー中西が今日も頑張ってくれました。
■ステファンて本当にとんでもなく日本語が上手です。フランス人の口からペラペラ的確な関西弁が出てくるので目を瞠る思いをします。いつも人を楽しませたいという気持ちがあればこそおしゃべり上手にもなるのでしょう。お料理には和素材も自在に使っています。盛り付けには、お箸ですよ! 写真右は撮影後にいただいた白味噌とピスタチオのアイスクリームで、今の時期デセールに出しているもの。ほんのり甘く、アメリカンチェリーの酸味もアクセントになって、いい調和。取材の後にお疲れさまといたわってくれた優しいひと皿でした。
■早いうまいの食事をいくつか。 ●堺町姉小路の「なり田」で、賀茂漬物寿司膳 漬物寿司8貫、生湯葉の赤だし、小鉢付で1260円。データは4月14日にあります。●「風枝」でランチの冷麺セット950円。麺に鶏そぼろご飯、小鉢と杏仁豆腐、ライチのセットです。データは6月6日にあります。
■「華友菜館」は室町蛸薬師の角、地下にある中華です。冷麺と炒飯のお昼セット840円。宇治から洛中に移転して来られて3年になりました。以前取材でお世話にもなり、CREA eats にも載っていただいているお店です。
「華友菜館」 〒604-8163 京都市中京区室町通り蛸薬師上ル(室町蛸薬師北西角)鯉山町535 室蛸ビルB1F 電話075-231-1036 11:30~14:00、17:30~22:00 月曜休み
2007年6月 28日, dans 京都 中華京都 洛中あちこち | lien permanent