■京都ブライトンホテルの和食店「蛍」で朝ごはんをいただいています。だし巻きも焼き魚も焚き合わせも丁寧に作られた充実の朝食です。おかゆがまたいたわられるように優しくて心なごむ朝食です。
■アテンドしてくれたのは林惠子さん、企画部企画課チーフプランナー。本サイトに進んで頻出する宇宙人・あけ~み=稀代のコンシエルジュ小山明美の、地球上の後見人でもあります。週末それぞれが体験した利き酒会やらワイン会の話をし、そして今日は休みを取っているあけ~みのことを思うわたしたちでした。
■「
ル・プチメック」は今出川智恵光院にある見事にフランスかぶれのカフェ・ブランジュリです。パン屋とカフェとしては金土日(と祝日)しか営業しないのですが、それ以外の日はこうしてレストランのためのパンを作っています。ラジオフランスががんがん流れ、地下鉄のザジの大きなポスター、そしてこっちを見ている店主の西山逸成はなんだかザジに似てない?
■わたしはこの西山逸成、本当にいいやつだと思うのです。2000年になる前だったか、会って間もない頃に、フランス行きに至るまでの稀有なエピソードを聞かせてくれて(事実は小説よりよほどおもしろい)、いっぺんで大好きになりました。頭はいいし頑張るしセンスいいし何より作るパンがおいしいし。
■今日会ったのは、この「ル・プチメック」の2号店オープンの詳細を教えてもらうためだったのです。今よりもっと洛中に、この夏オープンするお店はコンセプト明確、今までの「ル・プチメック」になかったパンも作るとのこと。そのひとつが食パンで、食パンとはいえプレーンの他に紅茶風味、シナモンレーズン風味などヴァリエーションを展開するのだそうです。で、試作品を食べさせてもらったら・・・ふわっふわしっとりの食感は今までの彼のパンにないものだぞ! フランスかぶれがいったいどうしたのだ!? 「それはね、」といたずらっぽい顔で笑いながら、「フロールを目標にしたんです!」 だとおお!! くるくる巻きこそしないが、日本人の好きな「ふわふわしっとり」の食感をめざして作ってみたのだと。そのためにハチミツ入れたとかどうかしたというようなコツも語っていました。あわわわ。陽子さんもびっくり? なこのおいしさ、早く洛中で食べたいよう!

■午後にキンゾさん、「パティスリー オ・グルニエ・ドール」の西原金蔵さんのところにちょっとお話をしに。島根県の「しまねブランド推進課」の方々がフルーツのプロモーションにいらしていました。島根のいちじくを使ったキンゾさんのお菓子に昨夏感動したことをお伝えできてよかった! そして右写真は今日いただいたリュバーブのタルトです。

■包帯は取れたものの、さっぱり力の入らないわたしの右手を見かねて、切ってくださって感激。やっぱりわたし一生包帯してるべきかも♪
■バーでこっそり打ち合わせをしているのは誰だ? わが畏友、くるくるパティシエール津田陽子さんは革のジャケットで今日もおしゃれです。祇園縄手のビルの2階のバーで秘密の打ち合わせ、店主の納谷さんが手にしているのは「
CREA eats」だぞ。いったい何を話しているのか・・・? ひと月後くらいに明らかにいたします。

■それにしても、この店の番犬君と、飼い主である店主の納谷さん、あまりにも似ていない? この後わたしたちは白川のほとり「ル・サルモン・ドール」で夕食をし、その後寺町二条に移動したのだけど、いつもの「カルバドール」の席におさまってからこのことに気づき、後から後から笑いがこみ上げて止まらず・・・出入り禁止の危機か? というほど笑い転げてしまったのでした。納谷さんゴメン・・・高山さんも。 <(_ _)>
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!