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2007年5月 8日 (火)

■なんとかお箸を持って・・・閉店前の「山茂登」


1_2912_284入稿が重なってひいひい言いつつ、通院もせんならんのです。身体全体のバランスがヘンな気がして整体の先生を訪ねたら、(案の定、身体全体に右側ばかりが痛かった、)その先生のお知り合いの骨折専門の先生を訪ねなさいと指示され、さらにはなんだか京都で初めて歯医者さんにもかかることになり、そのうえ美容外科に行く案まで浮上して・・・確かに顔の傷あとひどい、いや元からひどい!? もうこの際身体じゅう、顔でも脳でも何でも治します~~!
お箸を持てるようになったあかつきにはまずうどんを食べるのです! って何週間か前に言いましたが、こんな形でお箸とうどん再開になるとは。およそ、「全国100万人の読者の皆さま、ばんざーい! とうとうお箸が持てるようになりました。わたしはうどんを食べたのです、ついに!」 という歓喜の文ではない、悲しいお箸生活(なんとか)再スタートです。錦小路、堺町東入ル北側のうどんとそばのお店「山茂登」さんが、5月10日をもって閉店してしまわれるのです。絶対に閉店前に伺わねば! お箸を持つのはまだつらい。うどんを持ち上げられるだろうか? 
3_2344_187けれど、何としても「山茂登」さんのあんかけうどんをいただかねば気が済みません。あのおだしの香りのよさ、とろんとうどんにまつわりつくあんのおいしさときたら、この一杯のためだけでも「京都に来てよかった」と、東京から通っていた時代も、京都に入籍・・・ちゃう・・・転入後も変わらず思うのです。「リビング京都」編集長にして、京都が誇る買い物の女王、今や大好き藤田晶子さんと、珍しくもうなだれつつ訪れて、あんかけとたぬき(=きつねのあんかけ)をいただいたのでした。なんと変わらないお味でしょう。お箸を持つこと自体、外では本当に3月20日以来のことです。ヨロヨロとうどんを掬っては関節の痛みを感じつつ食べ進み、でもおいしいものはおいしかった。これをフォークとスプーンで食べたりなんてことにならなかっただけ、わたしはものすごく幸せです。
5_1595月10日で閉店されるという「山茂登」さん・・・ずっと「改装」と伺っていたのに・・・なんとか「改装」にお考えを戻していただけないでしょうか。残念すぎます。




「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年5月 8日, dans 京都 うどん |