■「祇園おかだ」 |
■全国100万人の読者の皆さま、更新が少し途絶えたらお見舞いメールやらお見舞いの品やらを頂戴してしまい、いたく恐縮しております。心から感謝いたします。春になって食べ続けている和食を一挙にアップしたい、それに普段ごはんも、お花もとメラメラしているのですが、いい加減に仕事もたまってきて左手でトロトロやっているもんだから時間が取られてしょうがないのです。さらに、取材先でペンでノートを取れない分、録音したのはいいが聞き直すのがまた大変だ~。書いたものなら一瞥すればわかりますが、音声はそうはいかん。さらに、自分の声を聞くのって、ちょっと転げるほどいやなもんです。アナウンサーや歌手や女優さんなんかは自分の声を聞いてうっとりしたりするんだろうなあ。いいなあ。では、自分の書いたものを読んでわたしがうっとりするかと言えば・・・まるでせんのだなあそれが。(-_-;) 詩的な名文を書く人ならうっとりできるんだろう・・・けれど、わたしは人生自体が詩的ではなくてあたふたと盛りだくさんで散文的。だからしょうがないのです(-_-;)(-_-;)
■何からアップしていいのかわからないほど画像がたまりに溜まっているのですが、まずは祇園町南側の「祇園おかだ」さんの、一品料理を出します。品書きは数十種類ほどもあり、どれもが非常に美味な割烹です。1週間ほど前、軽く春の好きなものばかりをふたりでいただきました。 ●突き出しに、うすいえんどうと鯛の白子。桜の香りが粋でした。●とり貝 ●ほたるいか ●鯖きずし ●貝柱と空豆のかき揚げ ●笹かれい ●焼き筍 ●生麩田楽 ●ご飯ものからちょっとユニークな、おこげ きのこあん。ご主人の岡田さんは毎朝仕入れにいらして、ついついあれもこれもとお買い物をされてしまうと。お客さまの喜ぶ様子を思い浮かべたら、いいものを人に取られちゃうのもくやしいし、欲張って買い過ぎてしまう・・・なんてお話、わたしは大好きです。こちらのまかないはすごくいいだろうなあっていつも思うのです。季節の決まった品書きの他に、その日に仕入れた素材を黒板に書いてあって、なんなりしていただけます。当意即妙にぽんと出してくださるって、本来の割烹らしい割烹ですね。こんなお店、やっぱりなかなか東京にはないなあ、京都ならではの楽しさよとうれしくなるのでした。(ただしたったひとつだけ・・・時間帯によってはケムリに要注意なお店でもあります。)
「祇園おかだ」 京都市東山区祇園町南側570-6 電話075-551-3200 17:00~24:00 日曜祝日休み 要予約。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年4月 19日, dans 京都 和食07前半 | lien permanent