■日赤病院まで行ったら、せっかくだから
京都ブライトンホテルの「フェリエ」でランチです。病院の後に何か予定をしておけば、通院もうきうきと楽しみになります。これはアラカルトメニューより大好き鴨コン♪ 正式タイトルは「フランス・ヴァンデ産 鴨腿肉のコンフィーポアレ」。赤ワイン飲みたいところだけどいい子に我慢、それにこれはこんなに野菜たっぷりの、彩り美しくヘルシーなお皿です。今まで、パリと東京で、のべにして何百皿(←大げさか?)の鴨コンを食べてきたけれど、こんな風に野菜が多彩に添えられたのは多分これが初めてです。鴨肉を食べやすくカットしていただき感謝。切り方も端正に美しくてさすが~~! これならいつまでも包帯巻いててもいいかなあああ? などと、何行か前に打ち込んでいたことと正反対のことを思って上機嫌のわたしでした。
■仕事もしているのです。小学館「プレシャス」で京都のカウンター割烹をテーマに門上武司さん、風間純子さんと「祇園さヽ木」で座談会です。門上さんと同じ場でお話しさせていただくなんて恐れ多いこと・・・と思いつつ、わたしが25年住んだ東京を惜しげもなく離れて京都に移住してしまう羽目になったのも、もとはと言えば京都の和食にとりつかれたからで、語り出せば3日3晩くらいは京都の和食の魅力を話し続けることができます。そして・・・わたしが京都に来てしまった原因の半分はこの人、佐々木浩さんにあるかもしれません。長年の東京からの京都通い、わたしはまず「祇園さヽ木」の予約を確保して、(それから同じくらい予約の取れないカメラマン、愛想は悪いが天才写真家のハリーのキープもしたなあ、)それからホテルを取って、それから仕事のアポ入れて、ってやってきました。わたしは可処分所得のほぼすべてを京都に使ってきたのです。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!