■「祇園花霞」 |
■先日「千ひろ」のところで話した東京の同業者・タケシさんが1週間後また京都に来て、「千ひろ」さんからごく近く、しかし全く違う雰囲気の「祇園花霞」に出かけました。わたしは浦沢美奈さんの出版記念パーティに出席した後だったので、花のいい気をたっぷり浴びて、まさに花の霞がかかったような心持ちで伺ったのでした。何度か本サイトでも掲載させていただいているこのお店(左手作業ゆえリンクもさぼりますが参照してくださーい)、季節感をドラマティックに演出して客を楽しませ、息もつかせぬ勢いで、美麗で美味な皿を次々と出してくれる割烹です。15000円のコースをいただきました。
●昆布を器にして、ふつふつ煮えた状態で供されたひとつめの料理は「松前焼き」。貝柱、白きくらげ、うに、そして筍。いきなりの盛り上がりです。昆布のうまみがよくきいておいしいったらなかったです。●そして写真いちばん上右の、黄金の笹に盛った八寸となります。煮た梅に、鯛の白子ソースとキャヴィア、ほたるいかと粟麩と長芋の黄身辛子和え、串に高知トマト、車海老、地鶏、手まり寿司が3種、小鯛、赤貝、こはだ。●お椀はよもぎしんじょう、わらび、菜花、湯葉、紅白桜。●造りは桜鯛、とろ、さより。
●いちごとキウィ、焼きバナナ、アイスクリームはショコラです♪ ●にっきの香りのわらび餅。 最後まで盛りだくさん、美しくて、おいしくて、満足そのもののコースでした。ご主人の末友さんはますますパワーみなぎり、あふれ返っている感じで、力強さが皿ににじみ出ていていました。同じレヴェルで伺ってこそ、十全に楽しめるのだろうと思いました。わたしはと言えば、左手でヨロヨロとですが、しかし食べるのだけは早く、気合の入ったお料理からパワーもらいました。食事は、オペラに出かけるのと同じような気持ちで、体力、気力ともに充実させて出かけましょう!
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年4月 27日, dans 京都 和食07前半 | lien permanent