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2007年3月20日 (火)

■世界料理オリンピック ガラ・ディナー@京都ブライトンホテル


1_2592_255去る3月13日、京都ブライトンホテルで第22回世界料理オリンピックの出場記者発表会と、ガラディナーが開催されました。記者発表会ではオリンピックについて説明がされ、そして2008年10月、ドイツ・エアフルト市で開催される第22回オリンピックに出場する日本代表メンバーの紹介がされました。
そもそも世界料理オリンピックとは、世界司厨士協会加盟国(74か国)によって4年に一度ドイツで開催される料理競技大会で、100年の歴史を有するもの。総勢約1500人の料理人が集結する大会です。今回は社団法人 全日本司厨士協会京滋地方本部が代表として出場、団体戦には、京都ブライトンホテル「ヴィ・ザ・ヴィ」料理長の滝本将博さんがチームのリーダーとして出場なさいます。今回はそのお披露目と大会運営支援を目的としたガラディナーが開催されたのです。
わたしは美しい京都ブライトンホテルが大好きです。本サイト登場回数最上位のひとりであるあけ~みこと、わが親友にして稀代のコンシエルジュ・小山明美の絶妙な売り込み(?)のせいだけではありません。いい気が流れ、スタッフの方々のもてなしは細やかで、お料理のレヴェルが群を抜いて高い。4,5年前に初めて「ヴィ・ザ・ヴィ」で食事をさせていただいた時、ホテルのフレンチと言われた時に(期待薄に)イメージするものとまーーーったく違って仰天したことを思い出します。滝本将博シェフを改めてその日から猛烈に尊敬することになったのでした。その滝本さんがオリンピックのチームリーダーなんて伺ったら、わたしはもう絶対応援態勢となります。オリンピックの概要についてはこちらをご参照ください。
11_15212_15313_99出場するメンバーの皆さんが一堂に揃って撮影です。前列向かって右端にいるのが我らがたっきーこと「ヴィ・ザ・ヴィ」料理長の滝本将博さん、そのお隣が日本代表コーチである大和学園・西洋料理主任教授の安田和彦さん、そのお隣が西村眸さん、京都ブライトンホテル総料理長にして社団法人 全日本司厨士協会京滋地方本部の会長でいらっしゃいます。ほか京都・滋賀から選ばれた精鋭メンバーの方々です。日の丸マークとスポンサーのクレジット入りの真新しいコックコートもお披露目されました。記者会見後、印刷物のための写真撮影もされていました。たっきーは長身でかっちょいいのよ♪
21_8022_6823_43200人を超える申し込みがあったとかで、開宴の19時前にはすでに期待と熱気で盛り上がっています。舞台にずらりと出場メンバーが集い、紹介されました。
31_6132_47堀場製作所の堀場雅夫会長の発声で乾杯がされました。その後滝本さんからメニューの説明がされました。
71_272_273_174_17576Cuisine_dolympiqueこの夜のメニューは実際にオリンピック出場時に作るものとは違うそうですが、精鋭メンバーが意見を出し合って考えられたものです。日本の食材を使い、ときには日本ならではの技法も織り交ぜつつ、しかし絶対にフレンチになっていなければならないそうな。 税サ込みで1人18000円のコースでした。ポメリー・ブリュット・ロワイヤルが何杯も惜しげなく注がれてディナーは始まりました。●キノアと蛍烏賊のタブレ風 トマト風味/雲丹の冷製フラン花キャベツ ●サント・ローレンス産 オマール海老 エギュイエット仕立て アカシア蜂蜜とケレス・ヴィネガー風味 薄きり蕪 ローズマリーの香り ●甘鯛 パヴェ 帆立貝柱ムースとズワイ蟹のファルシ  コキュアージュの軽いヴルーテ カープル風味 地場の旬野菜/オセトラキャヴィア ●シャンパーニュ ジュレ ベリーフルーツ和え ●霜降り和牛 フィレ肉 丸ごと低温グリヤード エシャロットフォンダン添え キノコとフォアグラのキャベツ包み ジャガイモとフロマージュブラン ガレット 赤ワインソース ●プティ・タルトタタン カルヴァドス風味 エピス風味のクレーム・グラッセ。この後、カフェと小菓子もつきました。 ディナーの間は前回のオリンピックの様子が映像で流されたりミニコンサートがあったりと、料理以外にも楽しませる要素がたくさん用意されて、心配りは十分でした。200人以上の料理って大変ではないかしらん? と案じておりましたが、非常によく指揮されたものであると思いました。ひたすらご苦労さま、お疲れさま! の気持ちです。
8182838491_192_293そしてわたしはこの夜、デラックスツインのお部屋に泊めていただいたのでした。42㎡の広々としたお部屋には空気清浄機も加湿器も完備されており、非常に快適な空間です。天然地下水が全館に流れているというのも気持ちのいいことです。またベッドの寝心地のよさも格別のものでした。たくさんアメニティ類も用意されているとのこと、「お申し付けください」とあったから、仕事用の電気スタンドを持ってきていただいて、コンピュータを即広げてガシガシ仕事したわたし、こんな美しい空間においても「ほぼ24時間営業・微眠微休(+微乳)!」状態で、色気ないことこの上なかったのでした(-_-;) そして翌朝は「フェリエ」で充実の朝食ビュッフェをいただいて幸せに帰宅。京都ブライトンホテルのスタッフの皆さま、いつもありがとうございます。とても感謝いたします。

「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう

2007年3月 20日, dans 京都 ホテル |