■「菊乃井」本店の洋間 |
■画像がどんどん溜まっていて、古くならないうちに出したーいと焦ります。今日お見せするのは「菊乃井」の本店2階に新しく作られた洋間です。注文してから10か月かかって、年末12月に届いたというナポレオン3世時代の椅子のお話を、ご主人の村田吉弘さんから伺っておりました。どんなお部屋に置かれるのか、ちょっと想像がつかなかったのです。変わらぬお玄関からお邪魔すると、美しい餅花が飾られていました。
■2階の「梅」の間が、改装されて洋室になっていました。まずカーヴを描くガラスの衝立が置かれています。こちらも村田さんがフランスから送られたものです。京都・中村外二工務店に枠を発注なさって、実に美しい仕上がり、まるで元からこの形だったようです。椅子はパリで専門の職人によって修復されて張り直されて、この通りの美しさ、そしてペルシア絨毯は100年前のものとのこと。なんという思い切った改装、そしてお部屋の美麗さでしょうか。
■「こういうの、全く道楽やね」と笑う村田さん。ステンドグラスもフランスからのものですが、まるで昔からここにあったかのようにはまっています。あとはカーテンさえつけばこのお部屋も完成ということですが、でもすでに大事なお客さまをご案内していらっしゃるとのことでした。
「菊乃井」本店 京都市東山区祇園円山真葛ヶ原 電話075-561-0015 12:00~14:00入店、17:00~20:00入店 不定休 お昼は時雨めし弁当4200円、懐石料理8400円~、夜は懐石料理15750円~。
そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」に乗って京都に行きましょう!
2007年2月 6日, dans 京都 和食07前半 | lien permanent