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2006年12月 9日 (土)

■吉例顔見世興行@南座


31_3132_23年末の京都をことのほか華やかに彩る年中行事、顔見世に行ってきました。京都気分を満喫できるオプションが充実、サーヴィスも至れり尽くせりの京都ブライトンホテルの「南座プラン」に参加させていただいたのです。ブライトンホテルが毎年南座に40~50の特別席を確保、宿泊と観劇、「京懐石 蛍」のお弁当のセットで6万円ほどで売り出されるものです。(今年の分はすでに完売しているとのことです。)
1_2012_2013_175今年は勘九郎改め・18代目中村勘三郎襲名披露でもありました。場内は非常に華やかな雰囲気です。まずはプログラムとイヤホンガイドを確保、これで知識なし状態(わたしがそう)で出かけても楽しめるのです。歌舞伎ってハデで好き♪ 程度の認識しかないアホアホなわたしですが、ほんと~に楽しめました。まず時間が夜の部16時~21時半と、それだけを芝居のために使うというのが、何よりゴージャスです。この日のこの時間を確保するために、さかのぼる何日間か、それはもうすごい勢いで仕事しました。演目や配役については松竹のこちらのサイトにあります。
11_10412_10313_7414_48何より楽しみだったのは「京懐石 蛍」のお弁当。幕間の休憩時間に、京都ブライトンホテルのスタッフの方が届けてくださるのです。赤い風呂敷のがわたしの分でした。こんな遊びをちゃーんとしてくださって感激。お茶は「南座のおいしいお茶」200円を買います。本当になかなかおいしいのです。そしてお弁当のゴージャスなこと! 「京懐石 蛍」では普段はお弁当の類は一切作らないということです。このシーズン、この顔見世のためだけに特別に作られるものなのです。これを楽しみにプランに申し込まれるリピーターの方もいらっしゃるとか。わかります。
21_3922_3723_2124_1425_926_5せっかくなのでお弁当のデタイユもお見せします。30分の休憩時間でこれを全部いただくのです!
41_642_543_3夜半に心優しい友人が会いに来てくれました。歌舞伎の余韻は冷めることなく楽曲が耳に残って鳴り響き、かなりの興奮状態でしたが、こちらで少しクールダウンです。いちごのピュレにシャンパーニュの赤いカクテルはレオナルド。店主の高山さんがわたしの誕生日のお祝いにと用意してくださったのです。そして、どこへ行こうがブルゴーニュワインしか飲まない友人と共にボーヌのワイン、それからいつものサイドカーのしゅわしゅわ。すてきなバーですてきな男友達としっとり、ならいいんだが、相変わらずベラベラしゃべってゲハゲハ笑い、深夜に及んでも色気のかけらもなし。しかし猛烈に楽しかった誕生日の夜でした。みんな本当にありがとう♪

2006年12月 9日, dans 京都 ホテル京都 イヴェント★誕生日 |