
■京都随一の唐紙のお店である「
唐長」さんで、10月10日から21日まで秋の企画展として「紅葉展」が行われます。「唐長」さんには「枝紅葉」「散り紅葉」「竜田川」など、紅葉をモチーフとする板木が数多く伝わっているといいます。紅葉を愛でる気持ちが、日本では古来強かったということです。三条両替町のインテリアサロンでは「唐長」ならではの表現で、秋のしつらえがなされます。また関連企画として、
●修学院の工房では紅葉文様のポストカードや便箋などの制作風景が特別公開されます。さらに、
●COCON烏丸1階にあるショップでは紅葉展にちなんだ紅葉づくしの小物が販売されます。期間中は真っ赤なカードがたくさん用意されているそうで、そんなことを伺ったらもう今から楽しみ、きっとあるだけ全部欲しくなってしまいます。上の写真左はこの紅葉展の案内です。右は今COCON烏丸のショップに並んでいるポストカードより、「丸龍」という文様です。やわらかな和紙の風合いに、鮮やかな色合い、美しい文様で見飽きることがありません。もっぱら襖などインテリアのためのものだった唐紙を、もっと親しみあるものにと、こうしたポストカードやステーショナリーなど小物を率先して制作してきたのは長女の千田愛子さんです。ご両親の並々ならぬお力で、「唐長」さんはこんなに人気の京都を代表するブランドとなったわけですが、しかし「唐長」をここまで若くモダンなイメージにしたのはやはり愛子さんの尽きることのないアイデアと企画力です。愛子さん自身がおしゃれで、ファッションもインテリアも大好きな、ほんとすてきな人なのです♪
そうだ 京都、行こう。 紅葉の京都へ、「のぞみ」に乗って出かけましょう! 美しい唐紙のサロンもすっかり秋の風情です。紅葉文様のお買い物をしたら、がっつりイタリアンをいただきましょう!