■祇園さヽ木 移転オープンおめでとう! |
■本日10月1日、「祇園さヽ木」さんが建仁寺近くに移転開店なさいました。おめでとうございます! お祝いのお花にあふれて、すばらしいスタートを切られたことと思います。開店に先立ってお伺いした時の写真をお見せします。
■カウンターは椅子席になって、16席です。カウンター板はマホガニーで、10メートル以上あります。幅も広くゆったり食事ができます。そして、今回の移転に当たって何か目玉をと、佐々木さんが導入したのはピッツァ釜です。クレーンで吊り上げての設置と大変に大掛かりなことだったようですが、真ん中で燃え盛るピッツァ釜は存在感を放っています。これからどんな焼き物がメニューに加わるのでしょうか。
■佐々木さんと二番手の木田さんが釜の点検をしています。消防署の認可が出るまで時間がかかったといいます。そして、真新しい檜のまな板にも注目してください。この分厚いこと! なんというゴージャス感でしょう。カウンターの奥には小さな坪庭をはさんでお部屋があります。テーブルは8席、落ち着ける雰囲気です。
■2階は違う入り口から入れて(=顔がささない)、お座敷席があります。掘りごたつ式の畳のお部屋です。古いおうちを改装なさったわけですが、細部まで丹念に作られたいいお宅だったそうで、大工さんはできるだけ残せるものを残すようにとおっしゃったそうです。欄間が美しかったので尋ねると、「迎賓館建設の時に余ったものを利用した」とか! 窓の外には建仁寺の伽藍が見えて、見事な借景となっています。「借景、すごいね」と言ったら「いや、借金すごい」と佐々木さんは間髪を入れず返してきたけれど、でも何億円かの借金、できることがかっこいいい~~!!!!!
■カウンターとテーブル席の間の坪庭はこんなです。そこで、お顔写真の撮影です。こんな新店を立ち上げて、ひたすらすてきだと思うのですが、「心臓バクバクや」とおっしゃるのです。いいや、不安なことなどありません!! さらに破竹の勢いで佐々木さんは進みます。
「祇園さヽ木」 京都市東山区八坂通り大和大路東入ル 電話075-551-5000 昼夜営業、ひと月前から予約受付。
飛ぶ鳥落とす勢い、泣く子も笑う今最高の祇園の割烹へ、「のぞみ」に乗って行きましょう!
2006年10月 1日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent