■洛中あちこち(21) 幸せなモーニング |
■先日来かかりきっていた秋の京都特集の入稿が終わるなり、おせち料理の撮影です。撮影させていただく北山のお店に伺う前に、「カフェ・ヴェルディ」でモーニングをいただいています。A,B,Cと3種類あるモーニングのうち、こちらはBモーニング(自家製ジャムトーストと珈琲)600円。●厚切りのパンは食べやすく3切れに切られて出てきます。●コーヒーはソフトブレンド、マイルドブレンド、ヴェルディブレンド、イタリアンブレンドの中から選べます。これはイタリアンブレンド。●パンの厚さはほどよく、外側パリパリ中しっとりと理想的な焼き加減、バターが染みていて、そこに自家製のいちごジャムをのせていただきます。このジャムが、本当にけれんなく自然な味わいでおいしいのです。 モーニングサービスは8:00~11:00です。シンプルにパンとジャムとコーヒー、それだけなのに、丁寧に作られていて感動があって幸せになりました。
■ああ~誰でしょうか、またこんなシャツを着て撮影にお出ましになったのは。8月4日参照。←これに続くシリーズ第2弾で、この新作を入手するためにこの人は再び「なか卯」通いに血道を上げたのです。おいしそうに、それは美しく料理写真を撮る人です。料理人からの信頼も厚い人です。「愛想は悪いが写真はうまい」これが定型形容詞だったんだが、「愛想は悪いし服もふざけているが写真はうまい」・・・長くなりました。
■そして違う日の朝、わたしはこんなモーニングをいただいています。●トマトジュースが出た後に、このスープ。「きのこのスープ」と言われてひと口いただいたら、松茸ではないの!! 「カナダとか中国とか韓国の松茸は松茸とはいわんの。丹波産のものだけを松茸といいます。」とのこと。あわわ。十分松茸の香りがして上等なお味だったのですよ。●ローストポーク、部位別にまったく味が違うのが2種類。焼き茄子とサラダ添え。うまっ! ●フレンチトースト、はちみつでアクセント。この後コーヒー。すごいモーニングでしょう? 松茸のスープですよ朝からいきなり。すべて何もかもおいしいのです。これで2000円。このお店のこのモーニング、こうしてご紹介するくらいですから秘密というわけではないのですが、店名は載せないというお約束。でも器と料理で明らかだと思います。何度もご登場いただいているお店です。
2006年9月 3日, dans 京都 洋食京都 カフェ京都 洛中あちこち | lien permanent