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2006年9月27日 (水)

■パティスリー エクスキーズ


1_1412_1393_1284_112開店からおよそひと月、8月31日にオープンした「パティスリー エクスキーズ」のご紹介をします。京都でもさまざまなパティスリが開店していますが、中でもこちらは本当に久しぶりの、トップレベルのお店です。まずシャンデリアが吊るされた店内が美しいです。入って正面には彩りよく生菓子を収めたショーケース、窓際のイギリスのアンティーク家具の上には香ばしい焼き菓子が並んでいます。ちょっとしたプレゼントにすてきなクッキーも、華麗にプレゼンテーションされています。さらに店主の浅見倫子(ともこ)さんがパリで食べ歩き、買い集めたお菓子の粋なパッケージや缶などが店内の雰囲気作りに役立っています。
11_6112_5613_38生菓子では繊細なムースが優美な口当たりでおいしいです。こちらは赤いフランボワーズのムースです。ショコラのムースも、もう本当にうっとりする香りと深い味わいです。そして、ケーキひとつひとつの名前を、自作の小さな黄金色の額縁に入れていたりと、見せ方も凝っています。焼き菓子のおいしさも格別です。いい素材を惜しげなく使っていることが香りだけでもわかります。「焼きたてをどうぞ、」とマドレーヌをひとつ手のひらにのせてくれました。熱々で、リッチな香りに包まれてすっかり幸せな気分になりました。
21_1822_1523_9店主の浅見倫子さんはリボンが大好きなのです。お店作りに当たって、何がなんでも「シャンデリアとたっぷりのリボン」だけは欲しかったそう。それでこんなに多種多彩にリボンが揃っています。リボンだけでなく、小さな造花やビーズ飾りのための材料がいろいろ見えていました。お菓子の箱もいずれオリジナルを作っていきたいということです。
31_1132_6たとえば赤いリボンで飾ったら、こうしてミニローズをあしらってくれます。なんとも愛らしいpaquet-cadeau、プレゼント包みです。

41_1パティシエールの浅見倫子さん。幼少の頃からお菓子作りが好きでしたが、「ミディ・アプレミディ」の津田陽子さんの教室に通って初めてお菓子作りの本当のおもしろさに目覚めたと言います。そして「津田先生と同じところ」を目指してパリのコルドン・ブルーで学んでディプロムを得て、名店「ラデュレ」でみっちりスタージュをしてきたという希望の星です。物静かでしとやかなのに、芯が強くてやりたいことは明確、これからめざましい発展をしてゆくに違いない人です。
「パティスリー エクスキーズ」 京都市中京区木屋町三条上ル上大阪町518 電話075-757-4963 11:45~20:45 年内は休みなしで営業 (木屋町通を三条から上がって、初めて東に入れる路地の中ほど、南側にあります。「河久」さんを目指してください。)
1_1432_142浅見倫子さんは隣接している和食の名店、「河久」のお嬢さんなのです。料理屋さんに生まれ育ったから、「食べ物には意地汚いです」と笑います。絶対においしいものでなければ許せないのです。おいしいものに囲まれて育ち、おいしいものを追求する人生。才能はちゃんと生まれるべき家を選んで生まれて来るのです。わたしは取材後に、すごく久しぶりに「河久」さんに伺って満月弁当をいただき、ご両親や兄上にもご挨拶いたしました。すばらしいお嬢さまです! と言わずにはいられなかったのです。
11_6212_5713_3914_3115_2521_1922_1631_12満月弁当の部分拡大写真もお見せします。3150円で、お味よく、ボリュームもあります。お味噌汁と、デザートも付きます。土瓶蒸しはごちそうになりました。感謝<(_ _)>

「のぞみ」に乗って、繊細優美なフランス菓子を食べに京都に行きましょう! おみやげには素朴で味わい深い焼き菓子をたっぷりと!

2006年9月 27日, dans 京都 スイーツ京都 和食06後半 |