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2006年9月14日 (木)

■鳥料理 大原家


1_1272_1273_1164_1045_876_777_688_589_5010_43「鳥料理 大原家」さんは、わたしが京都でいつも滞在するホテルフジタの地下にある鶏肉料理専門店です。以前、お昼の鴨なんばうどんをご紹介したことがありましたが、籠城中だった先日のある晩、きちんとコースをいただきました。おまかせ料理、6000円(税サ込み6930円)より、●スープ ●付き出し:鳥のたたき ●鳥の造り:肝、砂肝、胸肉 ●むし鳥:酒蒸しにしたもも肉を淡路島の玉ねぎと、ポン酢で ●手羽先塩焼き◎ ●つくね揚げ◎ ●鴨なんばうどん(玉子かけ御飯も選択可)●白菜の中心の、やわらいところだけの浅漬け ●デザートに幸水梨。おまかせ料理の構成は独立される前の「八起庵」とほとんど同じなのですが、今では違う鶏肉を使っていらっしゃいますし、食事の締めとして名物であるうどんも研究を重ねて、微妙に太さが変化しています。鶏肉は、名古屋コーチンと白色プリモースをかけ合わせた品種だそうで、もちろん平飼いで飼わたものです。手羽先の焼き加減ジャストな塩焼きや、鶏肉を挽きたてで有精卵・山芋・九条ねぎと合わせて作ったつくね(塩こしょうだけの味付け)などはとりわけ感激深いものでした。ご主人の桑原勝己さんは職人タイプの方です。ひたすらまじめに鶏のおいしさを伝えようとしていらっしゃることがわかります。ひと皿ひと皿ていねいで、満足のお味です。9月18日から、以前の「松竹梅」といったコースの名称も変り、「東山」6930円、「西山」9240円、「北山」11550円となります。(お値段によって皿数増。)また鳥水だきは8085円でいただけます。以上すべて税サ込みのお値段です。お昼は鴨なんばうどんや丼の他に、おきまり(4042円)もあります。
11_54「鳥料理 大原家」はホテルフジタの地下、火曜日定休です。くわしくはこちらにあります。

2006年9月 14日, dans 京都 肉 |