■「米」文字送り火/おみやげいろいろ |
■本日8月16日は五山送り火の日です。今年は東京にいますが、昨夏は住んでいるホテル(二条大橋畔)の屋上に初めて上がって眺めました。まさにベストロケーション、手に取るように大文字が見えて感激しました。送り火というのは、お盆に戻ってきた物故者の霊を、再びあの世へ送り還すもの。帰り路を明るく照らしてあげるためのものなのです。ですから厳かな気持ちにならねばいかんのに、わーきれい♪ と大喜びしたバカもんです。いつかの年にはふざけた学生達が懐中電灯を持って「ヽ」を描き、「大」→「犬」にして怒られた、そんな話もありました。で、東京の家に山のように届いていた郵便物の中に、「米」文字を送り火にデザインした暑中見舞いがありました。イケてます~~! 下河原の本店の他に、今や銀座にもお店を持つ「レストランよねむら」の米村昌泰さんからいただいたものです。
■東京の自宅で原稿書き立て籠もり態勢です。籠城前に準備したもの・・・「錦・高倉屋」さんで水茄子、茄子と青瓜の浅漬などなどを買ってクール便で送っていただきました。錦の御幸町と寺町の間で、ひと際目を引くお漬物屋さんです。パッケージや、商品ラベルの書体などもセンスがあって美しいなあといつも思います。水茄子はひとつまるまるを、手で裂いていただくのです。いくつも買ったのにいつも糠から出したらすぐに食べちゃって・・・中身の写真はありません。
■「冨美家」のおだしです。おだしはいつも自分で昆布と鰹で引くのですが・・・籠城時ということで買っちゃいます。京都のものが冷蔵庫にたっぷり入ってるというだけで幸せで、仕事の励みになります。パッケージには横に東西の通り名「丸竹夷二押御池」と入っていて、こんなんもありありと通りの風情を思い出させてくれてうれしいです♪ (アホです。)ちなみに今は京都の名所旧跡の写真を見るより、御池通とか木屋町通とか、普通に毎日通る道の写真を見たりするのが懐かしさを掻き立てられてたまらないのです。
■これも頑張って物撮りしました~。今回取材を2度させていただいたこともあり、何度もお伺いした「パティスリー オ・グルニエ・ドール」のコンフィチュールです。これで毎朝おいしく幸せにパンやヨーグルトが食べられます。
■ああしかし、まだまだ買い足りなかった。コーヒー豆、お茶、胡麻、ちりめん山椒・・・でもまた来週の終わりに行きますからその時に~!
2006年8月 16日, dans 京都 その他京都 取り寄せ | lien permanent