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2006年8月 4日 (金)

■洛中あちこち(14) 撮影と、撮影の合間のこと


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豆餅で有名、人気絶大の「出町ふたば」です。いつもいつも行列が絶えることがないお店、外観撮影をどうする? でもしばらく粘ったら、ほんのひと時でも人が途絶えることもあるでしょう・・・と思ったのが甘かった。あづいあづい中、どうか一瞬、人が途絶えてくださいと祈りつつ、カメラマン巨匠ハリー、アシスタントのチャンプ、わたしと3人で粘りましたが一瞬たりともお客さんは途絶えません。「あそこのコロッケうまいで」という巨匠の言葉に従い、隣のお肉屋さんでコロッケを目の前で揚げてもらいました。揚げたてホクホク、つまめないほど熱々、おいしいおいしい! ふたつ目頬張りました・・・けれどやっぱり人の列が途絶えることはありませんでした。ほんとすごい人気です。
1_732_733_694_61ハデなシャツでお出ましになるはずの巨匠ハリー、集合場所で会うなりこの日は顔見るより先にTシャツ見つめてしまいました。「すだち」って! くるりと後ろを向けば「うどん」。自慢げに差し出した袖にはちゃんとブランド名が入っています。何でも、チケット5枚集めたらもらえるこのTシャツ欲しさで連続「なか卯」通いをしたとか。この日は取材に行く先々でウケていらっしゃいました。も~こんな格好して、しかし撮る写真はきれいなんだなあ・・・およそ人の風情と写真の作風が合っていないカメラマンです。
Owanfuta_6きれいなものも見ましょう! もう8月になってしまいましたが、これは「祇園さヽ木」さんで見せていただいた祇園祭仕様のお椀の蓋です。今年注文なさったものだとか。ほんと見事です。



Nakajinsan1Nakajinsan2「虚無蕎望なかじん」です。粗碾きそば、ほんとうに好きです。塩だけでいただきます。つゆは後で蕎麦湯でいただきます。そしてこれ、「鮎の竜田揚げ、蓼のジェノヴェーゼソースとうるかのバーニャカウダソース」はとんでもないおいしさです。斬新で粋、香りも塩気も苦味も食感も絶妙に決まって最高。このひと皿で、ひと時すべてがすっ飛ぶような感動を味わいました。
Currydon1Currydon「日の出うどん」のカレー丼。お揚げがおいしい牛肉もおいしいスパイスの香り深い。カレーうどんも普通のうどんも親子丼もちゃんぽんもお漬物までも、本当に丁寧に作られて感激させてくれる名店です。これは小サイズのミニカレー丼です。700円。

2006年8月 4日, dans 京都 洛中あちこち |