■洛中あちこち(19) |
■北白川の「三友居」。茶懐石の出張料理をなさっているお店です。四季折々の美しいお弁当を時々撮影させていただきます。お味も上品です。ご主人の山本勝さん、ご子息で今やご主人の右腕でいらっしゃる山本寛さんの、にこやかで感じのいいことといったらありません。こちらは秋の風情のお弁当です。籠を開けたら、いつでもぱーっと華やかで、予定調和な京都気分を盛り上げてくれます。
京都市左京区北白川久保田町22-1 電話075-781-8600 11:00~18:00 水曜休み
■「いづ重」は祇園石段前にあるお寿司やさん。いなり寿司が好きで、いつもいなり一辺倒。東京へ帰る前に、こちらへいなり寿司を買いに寄ったために新幹線に乗り遅れそうになり、道も混み混みだったので塩小路でタクシーを飛び降りてすごい勢いで新幹線まで爆走したこともあります・・・けれど、鯛の笹巻き寿司もおいしいし、鮎の塩焼き寿司なんかもたまらん旨さです。これは松茸寿司。一瞬ダマって食べたほど香ばしく秋の気分たっぷりで幸せなお寿司でした。季節ものなので、これを目指して出かけられる時はどうぞ電話で確認を。
京都市東山区祇園町北側292 電話075-561-0019 11:00~20:00 水曜休み
■時間はとうにお昼どきを逃してランチタイムはどこも終わり、疲れてフラフラ、遠く行けない、でも麺や丼やサンドイッチだけじゃなくて野菜っ気も欲しいよう・・・と自分ひとりで駄々をこねていた時、ふと思い出したのが京都BALの地下にオープンしたばかりのMeal MUJI。すぐ行けー! と赤チャリに飛び乗って5分もかからず到着、お惣菜3品とメイン的なもの(これはコロッケ)を、かなりたくさんの選択肢から選べて、これにご飯と味噌汁がついて800円少しでした。この日はこれが気分にぴったりだったので、なんだかすごく満足しちゃったのですが・・・しかし京都偏愛ライターとしてこれでいいのか?
■これで少し京都偏愛ライターらしいか? 板前さんが亡くなり、オーナーのおかあさまも後を追うように亡くなり、閉店してすでに2年以上たつというのに、「南一」さんは変らぬ佇まいのままです。チャリ降りて撮りました。なまずちゃんはどうしているでしょう?
■取り寄せをしました。北山でご家族で経営されているお漬物やさん、「とり山 本店」さんです。こうして東京の家でも結局京都のものばかり食べています。
2006年8月 21日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent