■東西食遊記 京都「ごずこん」 |
発売中の「週刊文春」7月20日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、祇園の「ごずこん」です。すっごくおいしい「放牧豚」という豚のしゃぶしゃぶの紹介をしていますので、どうぞ本を買ってご覧くださいませ。こちらは、まだ寒さの残る頃に「虚無蕎望 なかじん」の中村一臣さんに連れ行っていただいたお店です。「ごずこん」のことは開店当初から知っていましたが、3800円プリフィクス和食ということで、なんとなく食事の候補には入ってこなかったお店でした。3800円和食がいけないのではないのですが、(実際、このお値段でよくここまで、と感動したお店もあります、)どうしたって使える食材に限りがあるでしょうし、わざわざお伺いする気持ちにならなかったのです。でもご主人の鵜川誠二さんご本人が、3800円和食をやりながら違和感があったとか。もっといい素材を使って、うまいものを存分に作りたいという思いが日増しにふくらんで、3800円は止めてメニューを一新してしまわれた。それで今のように、あれこれ一品で旨いものが食べられるお店となったわけです。「なかじん」の中村さんは鵜川さんと長いお付き合いのようで、最初に鵜川さんが始められたお店、「小豆家」さん時代以来だとか。その「小豆家」さんの厨房でダイナミックに鍋を振っていた女性に会いたい一心で中村さんは通い詰めたらしいです。で、通った甲斐あって、その女性が今の奥さま、薫さんなのですね。ごちそうさま状態で伺ったお話です。その薫さんが、料理屋さんとしては5月に閉店した「小豆家」さんを引き継いで始められたのが、「小豆家 うさぎ亭」。7月7日にご紹介した甘味喫茶です。
「ごずこん」 京都市東山区新橋通花見小路東入ル 電話075-532-2880 18:00~翌1:30頃LO 月曜休み 予約して出かけてください。
そしてそして、やっとココログが直りました♪ メンテナンスはきちんとなされたわけですね。
2006年7月 14日, dans 京都 その他ええ店●掲載誌 | lien permanent