●東西食遊記 東京「アディング・ブルー」 |
発売中の「週刊文春」7月27日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、東京・南青山の「アディング・ブルー」です。このお店については以前一度お話ししましたが、わが仕事上の親・文藝春秋の西川清史さんのこのお店における個性鮮やかな言動の後は・・・あああ、きちんとマジメにこのお店のよさを語らねばなりません! そして、粋で自由でお味は抜群、すでに定評あるお店ながら、新しい試みがまたすばらしいことを伝えなければ!わたしは使命感に燃えました。
その「新しい試み」が何かは、本を買ってご覧いただくとして、野菜のソテーの写真をお見せします。味わい際立つ野菜のソテーに厚めの夏トリュフが添えられて、押し寄せる美味に感嘆するひと皿でした。

「アディング・ブルー」 東京都港区南青山6-3-16 ライカビル1F 電話03-5485-2266 17:30~23:00LO 日曜休み
■京都は大雨です。秋の京都特集のさまざまな打ち合わせや手配を進めつつ、お昼は下取材で和食コース、若い才能に感激し(いずれまた写真見せます)、夜は・・・言いたくてうずうずしますが、とある秘密のお店で、やっぱり強烈な個性に感じ入りました。看板なし、電話もなし、つまり予約も不可能。2組も入ればいっぱいになる店内で、店主ひとりがすべてを回しています。ここのお料理が、異彩を放っているのです。抜群に美味で迫力があり、ひと時、目の前のおいしさ以外のすべてがふっ飛んでしまうのです。
2006年7月 21日, dans 東京 フレンチ●掲載誌 | lien permanent