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2006年7月28日 (金)

■東西食遊記 京都「トラットリア・ビリキーノ」


Shukanbunshun060803

発売中の「週刊文春」8月3日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、京都、銀閣寺近くの「トラットリア・ビリキーノ」です。このサイトでの初出は6月6日です。店内は赤チェックのクロスに、いたるところ豚のフィギュアやら絵やらが配され、明るさがみなぎっています。ここでは味わい・量ともに、がつーんと迫力あるわかりやすいイタリアンが楽します。シェフとサーヴィスの息が合っているのもいいのです。おふたりは小学校時代からの親友とのことで、「こいつと将来一緒仕事していくだろうな」と少年時代から思っていたとサーヴィスの田井宏和さん。慎重な田井さんとは正反対の性格、何でも「やったれ~!」みたいな勢いのシェフの立石竜治さんと、実にいいコンビなのです。
少し気をつけるべきは、このお店の、水曜定休といいつつ時々不定休になってしまうこと。●ランチ営業終了後、お客さんがキャラフに残したワインを自分たちで飲んだらいい気持ちになってしまって、「もう今日はあかんね」なんて言って、夜の営業やめてクローズにしてしまったことがある。●先頃のサッカー中継の晩も、さっさとお店を閉めてしまった。・・・こんな話を屈託なくして、本当ならけしからんことかもしれないのに、どこかのんびりとして憎めないのです。イタリア気質? 取材後一応、「文春が出たら、読者の方がいらした時に閉まってることがないようにしてね」とお願いしてきました・・・。
Img_0064Img_0057写真は前菜盛合わせと今の季節のドルチェ、白桃のコンポートです。メイン料理は何でしょう? どうぞ本をご覧くださいませ。

「トラットリア・ビリキーノ」 京都市左京区浄土寺西田町3 電話075-751-8001 11:00~14:30LO、17:00~21:00LO 水曜休み

2006年7月 28日, dans ●掲載誌京都 イタリアン06-07 |