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2006年7月22日 (土)

■洛中あちこち(9)


Croissant

わたしが尊敬するパン屋さんル・プチメックです。フランスから切り取ってきたような店のたたずまい、中に入るとラジオフランスが鳴り響き、多種多彩なパンが棚を埋め尽くしています。最初にここを訪れた時の驚きと喜びといったら! 大好きな京都にフランスの空間ができて、クロワッサンもバゲットもタルトもおいしかった! 店主の西山逸成さんの、並ではないフランスへの思いに感動したのでした。今日はごくごく一部ですが・・・●クロワッサンはこんなにつやつや美しく、入り口すぐそばに並んでいます。パリ16区の名店「ルノートル」で食べたクロワッサンに感動してそれに倣ったと、キャプションがつけられています。昔はこのプライスカードに添えられたキャプションがもっと長大だった!? 
Pomme_de_terrePomme_de_terre2Pomme_de_terre3Lepetitmec●じゃがいものパン。パン生地にじゃがいものピュレを50%混ぜ込んでいます。ホール状態がこれ。●8分の1サイズで売られています。●色鮮やかなリュバーブは仕込中でしたが、思わず注目してしまいました。この赤♪
Facade_2「ル・プチメック」 京都市上京区今出川大宮西入ル 電話075-432-1444 金土日の8:00~20:00(カフェは19:00LO)。






CakeCafe_37月7日にご紹介した「小豆家 うさぎ亭」。順調にお店は回り出し、女主人・中村薫さんが溌剌と仕事していました。あんみつはもちろん、レアチーズケーキ、シフォンケーキ、チョコレートケーキとケーキも出揃っていました。このケーキは日替わりです。レアチーズケーキはなめらかな口当たりで、甘味、酸味、香り立つヴァニラ、ベースのサクサク生地のほどよい硬さ厚さと、完璧なおいしさでした。製菓がお得意なのは存じ上げていましたが、見事な腕前です。「淹れ方の特訓を受けた」という、オオヤコーヒー焙煎所の豆を使ったコーヒーもピュアなお味でした。さらに、ランチまで始められていました。ご飯+お味噌汁を基本に、おかずが3種類とデザートまでついて1200円。近いうちにいただきに上がらねば。
Tofuカフェ・ヴェルディ」のこの夏の話題はこれです。真っ白できめ細やか、上品ないい香り、トッピング(青梅、白きくらげ、くこの実)もシロップもぴたりと決まった杏仁豆腐です。正式名称が「店主が食べたかったから作ってもらっちゃった杏仁豆腐」。数量限定販売です。このベースの杏仁豆腐を作られたのが、わたしも何度かお伺いしてびっくり仰天した百万遍の奇蹟の中華、「華祥」さんのご主人であられる田口茂雄さんです。この日はこれをいただいているところに田口シェフがご家族と入って来られてうれしかったことです。そして「カフェ・ヴェルディ」のカウンターにずらりと並んだお客さんのすべてが「華祥」さんファンという偶然が起こりました。でも「華祥」さんブームを作られたのはこの「カフェ・ヴェルディ」さんですから、やっぱり全然偶然ではないですね。杏仁豆腐は珈琲とのセット850円、単品だと600円です。
Yasakataxiそして、見たのです四つ葉クローバーのヤサカタクシーを! 御池通を赤チャリで走っている時に発見、きゃあ撮らねばとチャリから飛び降りました。ヤサカタクシーのマークは三つ葉のクローバーなのですが、全1357台のヤサカタクシーのうち、たった4台だけ幸運の四つ葉がついているのです。これを見たらいいことがあります♪

昨晩、あるお店での夕食で、わたしの並びにいらっしゃって、わたしに気付いてくださっていたという方に申し上げたいです。うるさくしてすみませんでした・・・この店の店主が後から(皆さまがお帰りになった後で、)皆さまがわたしにお気づきいただいていたと教えてくれました。(はよ教えてよね・・・冷や汗)。久しぶりに会う友人と一緒だったのでうきうきと騒いだ上に、出版にまつわるかなり本音な話をしていました・・・お恥ずかしい・・・ご挨拶のひとつもいたしましたのに・・・あああ失礼しました<(_ _)>

2006年7月 22日, dans 京都 洛中あちこち |