
■「洛中散歩あちこち」「洛中仕事あちこち」など今まで頑張ってタイトルを考えてましたが、今後は単なる「洛中あちこち」。散歩も取材もリサーチも視察も偵察も分かちがたいものだから、とにかく市内の楽しいことのいろいろです。写真は下木屋町、床取材です。夕闇迫った鴨川、うるわしい~♪ お料理撮影が終わったところで、夕景の撮影に外に出ました。巨匠カメラマンは手に35ミリを持って、アシスタントは重い機材を担いで歩いています。わたしはその横を赤チャリですーすーと行ったり来たり・・・ひとりずるいことしたが、涼しい風が気持ちよかった! これは松原橋の上からです。
■ハデなお洋服でお出ましになった巨匠ハリー、今日も頑張ってくれました。もそ~っとして愛想は悪いが、とにかく早い!うまい! いつでも何でも実物以上に美しく撮ってくれます。わたしも現場にいたのに、同じものを見ていたのに、もっとずっと美しさを見出していたのだと驚くのです。およそ風体と作風が釣り合ってない、関西一のカメラマン。

■夷川富小路に、必ず見過ごしてしまう果物屋さんがあります。「青森屋」さん。上を見て青い看板を目印に! 中はがさっとしていますが、フルーツパーラーというかカフェというか、とにかく喫茶スペースがあります。大きな大きな犬がいて、犬嫌いな人はまったくダメだろうが犬好きはメロメロ必至。清見オレンジのフレッシュジュース500円です。
■京都に新しいパティスリが誕生! ではないのです。このケーキを作ったのは「
虚無蕎望なかじん」の店主の中村一臣さんです。先日はお寿司でびっくりさせてくれたのに、今度はショートケーキだ! これは歯科医にして文筆家の柏井壽さんのお誕生日のために中村さんが用意されたもので、わたしはお相伴に預からせていただきました。おめでとうございます、ありがとうございます。中村さんは「これ失敗した・・・」なんて言ってましたが、お味は本格的で、どこが失敗なん? 本当にすごい方です。


■陽子さんはふだんは和菓子が大好き。「
仙太郎」のおまんじゅうが好きだから、心優しい柏木由紀ちゃんはそれを憶えていて買っておいてあげたのです。絶対こしあん派なのに、ここのだけは粒あんでも食べるんだって。外側ふんわり、確かにこれは粒あんもこしあんも実においしかったです。