
発売中の「週刊文春」7月6日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、京都・祇園の「鮨 まつもと」です。この4月に開店、祇園で本格江戸前寿司がいただけるお店として話題をさらっています。春のひと通りの全容は
4月20日にあります。

写真は取材の前に改めてお伺いした時のつまみです。赤い皿でうれしかった♪
「鮨 まつもと」 京都市東山区祇園町南側570-123 電話075-531-2031 17:30~21:30入店 不定休
■京都の「カルバドール」の高山寛之さんが東京にいらっしゃいました。お仕事の後は当然東京らしいものを食べに行こうというわけです。お寿司なり天ぷらなりお連れしようではないの! とおねえさんは張りきったんだが、すでにセッティングはなされていました。さらに赤坂で待ち合わせて、慣れた顔して「楽亭」へ歩き出したはいいが、曲がる道をひと筋間違えてウロウロ。結局京都から来た彼に連れられてお店にたどりついたのでした。恥ずかし。天ぷらはしみじみ美味、円熟の味わいでした。


■東京のバーを巡るのも高山さんの大事な目的です。お知り合いのお店をひと晩に何軒も回られるわけです。最初の1軒だけご一緒させていただきました。赤坂のこのバー、入り口に鐘馗(しょうき)さんがいるぞ! それに京都新聞! わたしが喜ぶことを彼はわかっていたのです。店内には舞妓さん芸妓さんの団扇が飾られ、かすかにコンチキチンの音が響いています。いたるところ京都があふれているのです。祇園のお団子模様のコースター&アンティークロブマイヤーでサイドカーをいただきました。感激。知らなかったこんなお店・・・。ショップカードの表記がまた笑えます。「
赤坂みすじ通り西入ル南側」だって。