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2006年4月21日 (金)

ミディ・アプレミディ


Itimatu2jpg_24月17日の「さのわ」の記事でもお知らせした津田陽子さんのお店「ミディ・アプレミディ」です。2005年9月に以前の仏光寺富小路から、東洞院三条下ルに移転、お菓子教室とお菓子ブティックも統合されました。ロールケーキ”フロール”が圧倒的な人気ですが、ユニークな焼き菓子もおすすめです。写真は最新作、”市松”です。正方形の箱に5つの味のケイクが3×3、整然と詰められています。5つの味とは、●ミモザ・・・オレンジピール入り ●マロン・・・マロンがたっぷり ●メイプル・・・ラムレーズン入り ●フィグ・・・ショコラベース、いちじく入り ●リンツァー・・・ラズベリージャム入り・スパイス風味。
これらは以前から作られていたお菓子ですが、正方形の箱詰めというのがポイント。リボンがかけられた美しいパッケージは、贈り物にもとても重宝します。
Yojohan_1 この”市松”に先駆けて、昨年末に完成したのが”四畳半”(写真)。ケイクの種類は”市松”の中身と同じですが、こちらはまさに四畳半形に詰められています。
”市松”1650円/”四畳半”1550円/”八畳”2600円。

Shoro1Shoro2 さらに、さくさくのサブレも新しく仲間入りです。名前を”松露”といって、真っ白でころんと丸いひと口サイズが愛らしいでしょう? さくっと、優しい食感で口の中でくずれると、高貴なアーモンドの香りが立ち上り、あっという間に溶けてしまう。後に残るのは上品な余韻です。ひとつ、またひとつと、袋はあっという間に空になってしまいます。”松露”ひと袋460円、箱入り1200円。
この写真を撮ってくださったのは・・・クレジットなど要らんと言ってたけれど書いてしまうぞ、巨匠ハリー中西さんです。ある撮影が終わった直後、大家のライティングはそのままに、わたしのコンパクトデジカメ(=素人仕様)を押し付け、ほとんど無理矢理撮ってもらったのです。だって大事な友人でもある津田陽子さんのお菓子は格別きれいに載せたかったのです。許されるでしょう。 しかし撮影後・・・「撮ったもんは、当然もらえるわなぁ~」とのたまって、巨匠ハリーは”市松”も”松露”も全部持って行ってしもたああ! 食べたかったのに~~!!
「ミディ・アプレミディ」 京都市中京区東洞院通三条下ル西側 電話075-212-4977 お菓子ブティックは11:00~18:00 月金休み 地方発送に関しては問い合わせを。

2006年4月 21日, dans 京都 スイーツ |