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2006年4月21日 (金)

東西食遊記 京都「上賀茂 秋山」


Shukanbunshun060427

発売中の「週刊文春」4月27日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、2月にオープンした上賀茂の「秋山」さんです。ここのすばらしさったらありません。山ぎわに位置する一軒家は鄙な風情です。祇園などとは全く違う気分が楽しめて、なおかつお料理は洗練されています。お味も的確。土鍋炊きで、ぴかぴかに輝くご飯の旨さも抜群です。なのにお値段は非常に控えめ・・・偉い!! ご主人の秋山直浩さんは34歳。お仕事が丁寧な上に、漬物に味噌、果実酒は何種類もと、実にマメに手作りなさっています。お料理だけでなく壁を塗るとか貼るなどもほとんど自分でやってしまった模様。ごくおとなしい人のようでいて、親しくなるうちにお茶目で明るい人だということもわかります。街中からは少し遠いけれど、非常におすすめの一軒です。これから太田神社のかきつばたの季節だし、界隈のお散歩も楽しいです。本には、新玉ねぎと穴子のしゃぶしゃぶの、おいしそうで美しい写真がばーんと出ていますから、どうぞご購入(←大事!)の上、ご覧くださいませ。ついでに、こちらのお店の取材はいちばん乗りさせていただきました。うれし☆ だからこれ、いちばん速い情報です♪ 開店翌日にお店に案内してくださったのは、聖護院のフレンチの名店「レストランUSAGI」の店主である高松義史さん。高松さんは秋山さんとすごく親しいのです。ふたりがしゃべる様子を見ていたら、本当に仲がよさそうで微笑ましかったです。高松さんの「レストランUSAGI」の話はまた改めて。

「上賀茂 秋山」 京都市北区上賀茂岡本町58 電話075-711-5136 昼夜営業 水曜と月末の木曜休み 全席禁煙

2006年4月 21日, dans ●掲載誌京都 和食06前半 |