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2006年4月16日 (日)

ル・マンジュ・トゥー (2)


Le_mangetout

リニューアル後2度目の「ル・マンジュ・トゥー」です。全8皿のおまかせコースです。極太白アスパラにエスカルゴに鳩、桜海老やらひらめなど、中華風仕立てのものあり、日本ならではの食材もあり。コースの流れは見事で季節感も豊か、どのお皿もジャストに味が決まり、とにかくとにかくおいしかったです。ひと皿ごとに「おいしくて倒れそうです~」「目えうるうるしてます~」「絶句してます~」(←と言いつつよくしゃべってる?)とシェフにお伝えくださいとサーヴィスの方にお願いして、本当にうるさかったことでしょう・・・大騒ぎごめんなさい。でも写真は撮っておりません・・・。
「Le Mange-Tout ル・マンジュ・トゥー」 東京都新宿区納戸町22 電話03-3268-5911 夜のみ営業 日曜休み
Couverture_1 食事を終えて階下の厨房前に下りて来たら、積んであったシェフのご本。その場で即買いいたしました。帰り道むさぼり読んできたのですが、これがおもしろい!! 「フランス料理にもの申す」、柴田書店の「専門料理」の連載をまとめたものです。「ル・マンジュ・トゥー」の谷 昇シェフ、「ラ・ブランシュ」の田代和久シェフ、「北島亭」北島素幸シェフという、日本のフランス料理界を代表する3人のシェフの座談会で、フランス料理に対する思い、店を持つということ、客に言いたいこと、などのテーマで語り合っています。皆さんのお人柄がにじみ出ていい本です。フランス料理が好きな人、食べ歩きが好きな人、いずれお店を持ちたい人におすすめしたい一冊です。目次を転載します。

「レストランの安全」にもの申す
「素材」にもの申す
「修業のスタートライン」にもの申す
「フランス修業」にもの申す
「自分の店を持つ」にもの申す
「オーナーシェフの仕事」にもの申す
「独立後の勉強法」にもの申す
「スタッフ」にもの申す
「お客」にもの申す
「親父シェフの将来」にもの申す
「フランス料理、今後の発展」にもの申す
「料理の進化」にもの申す


「フランス料理にもの申す」 田代和久、北島素幸、谷 昇 著 柴田書店 1575円 2006年3月31日刊  四六判 288ページ

2006年4月 16日, dans 東京 フレンチ |