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2014年12月31日 (水)
■ 全国100万人の読者の皆さま、まだがんばるエリーでございます。「徳寿」(のりひさ)さん、「料理通信」に載っていただいたこともあり、しばらくお昼ばかり伺っておりましたが(前回の記事)、夜の一品料理をいただきに、少し前の夜に出かけた記録です。
●お造りにこの時期はあれば問答無用で寒鰤をいただきます。辛味大根と。
●焼き魚に、太刀魚。
●これはいつでも必ずいただく綾部の地鶏のバリバリ焼き。香ばしくて、鶏肉の旨みじゅわじゅわでたまらないです。
●だし巻き、おだしでふるふる。
●そして、わたしには実はこれとても新鮮だった、鯖寿司です。あらゆる鯖寿司を食べ尽くしたつもりで、今やかたくなにある1軒のお店の鯖寿司しか(自分からは)食べなくなっていたのだけど、これものすごくおいしかった。酢加減塩加減ほどよく舌ざわり滑らかで、ご飯部分とのバランスもよく、これを注文した同行者に感謝しました。************************************************************
●他にいただいたものが・・・氷魚、下に辛味大根。
●自家製の豆腐
●ぎんなん
●つぶ貝のてっぱい
●最後に粕汁
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●お酒はこんなで、これはよくわかっている人に委ねて選んでもらいました。

●にごりのジャンルから、まず「蒼空」のかすみ酒

●「秋鹿」の霙もよう。これらのにごり酒は稀少で特別感があるそうで、わたしは日本酒を広く多種類飲んでないから較べるということができないんだけど、香味共に優美なものだなあと、すうすういただきました。

■ 料理長の市川達也さん、お世話になりました<(_ _)><(_ _)>
★「
徳寿」さんは
2015年1月1日、2日と夜の営業をなさいます。3,4,5日がお休みで6日が夜営業。7日から通常通りの昼夜営業に戻られます。
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■ 2014年のアップを、以上にします。こぼれてしまったものがありますが、また年明けに。<(_ _)><(_ _)> ご覧くださった方々に御礼申し上げます。引き続きよろしくお願い申し上げます<(_ _)><(_ _)>
************************************************************■ 今日も映画の・・・
今年いちばん笑わせてくれた映画ということで、わたしの2014年ベスト映画はこれです。料理人の方々にもおすすめしまくりましたー!!
「シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」 ************************************************************(2014-12-31)
2014年12月 31日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年12月30日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、年末のエリーでございます。今年いただいたものを、とても今年中に出せそうにありません・・・でもギリギリまで頑張ります。今日は少し前の記録で、東京からいらしてくださった方々と共にお昼に伺った「
室町和久傳」さんのコースです。

●ふぐの白子、粟麩、白トリュフ。下は半張り=茶碗蒸し

●2皿めは蒸し寿司です。

●身はふっくら、内子外子入りで、こっぺ蟹のおいしさを満喫。

●蟹寄せのお椀、ひらたけ、小松菜 上品で深い味でした。

●寒鰤、鯛、あおりいか、辛味大根、湿り海苔 時季のおいしさです。

●焼きものは鰆、かぶらあん。冬の鰆、いいお店でよく出てきて、これもとてもおいしい。

●からすみ餅、スペシャリテですね。季節でお餅の中も変わります。

●白子のすり流し 淀大根、牡蠣味噌

●とろとろとろの口当たりを楽しみました。これは強烈旨かった。ずるいおいしさでした。


●炊きたてのご飯が示されて、よそってくださいます。丹後のお米です。ご飯が申し分なくおいしくて、最後まで理想的な食事でした。

●いちごと洋梨はひと皿めでした。

●栗ぜんざいも粋な味でした。ヴァニラの香り。
■ 5名で会食、完璧においしくて、そして貴重な時間でした。じっくりお話しできてうれしかったです。明るさに満ちて、がんばろう~と思った食事でした。楽しくも気持ちが引き締まったこと、ずっと忘れないと思います。皆さんに感謝いたします<(_ _)><(_ _)>
************************************************************「
室町和久傳」
電話 075-223-3200京都市中京区堺町通り御池下ル東側
昼夜営業★定休日の火曜以外、12月31日~は通常通り営業
(ただしお正月料理仕様なので問い合わせを。)************************************************************■ 今日も映画の話・・・
きのうはわたしも地球を降りたいもんだと思っていたけれど、1日明けて、やはり世界は笑いに溢れていると思ったので、笑える映画を見ようと思います。
風呂マエ・ロマエの2 見るよww 2をまだ見てませんでしたー!
世紀のSF(すごい風呂)超大作 テルマエ・ロマエII DVD
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(2014-12-30)
2014年12月 30日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年12月26日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今月も絶対安定絶対安心の「祇園にしむら」さんに伺ったエリーでございます。
●胡麻豆腐

●お椀は牡蠣しんじょう、丸大根、三つ葉、ほうれん草、のしにんじん

●お造りは鯛とまぐろ
●鯖寿司、この時期は「
大藤」さんの千枚漬がのっています。

●八寸 鯛の昆布締めと九条葱/ぶりのづけ/こっぺ蟹、柿、きゅうり、にんじんの膾、水前寺海苔/白子の天ぷら、くわい餅、かき揚げ(ごぼう、にんじん、玉ねぎ)、底にからすみ

●ぶりの塩焼き

●白味噌仕立ての焚き合わせ 海老芋の揚げたの、かぶら、生麩、小松菜

●湯葉丼、うに、赤出し、香の物

●あまおうと、洋梨はラ・フランス、白ワインのジュレ、生クリーム
■ 今月も、食べやすくて、しみじみおいしいと思えるお皿の連続でした。少しも「どうだどうだ」な感じがなく、すっと出てきて抜群に旨くて、しかも軽やか。こっぺ蟹なんかも、八寸の中に組み込まれて、しろっと出てきました。お椀がいつも完璧なこと、お造りも圧倒的においしいこと、鯖寿司の、年間を通して常に変わらぬクオリティであること、本当にすごいと思います。開店当初から大人びた料理だったけれど、でも今の方がもっとずっとすごい。20年の力というのですね。
■ 「祇園にしむら」さんの1年間を撮ってみたいという思いでお座敷に機材を持ち込んでの月例撮影+食事会も12か月やって、一応これが最終回。来月からはまた楽しいカウンターにお邪魔します。一緒に食べてくださった方々に感謝いたします。
■ 今月は、愛機キヤノンのEOS 5D Mark 3に、Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE をくっつけて撮りました。軽くて楽なオートフォーカスのレンズを使った時もあったのだけど、やっぱり最後はこれで撮ろうと。しかし料理写真を上手に撮れるようになりたいもんだなあ(*_*)(*_*)と、数年前と同じことをわたしは今も言っていて、まるで進歩なしでごめんなさいなのでした<(_ _)><(_ _)> アングルに関しては、毎日のご飯撮影で、かなり慣れて上手になることはできると思うけれど、ライティングはそうはいきません。めくらめっぽうのままなのでした。(*_*)(*_*)
■ というわけで、月例撮影会というよりは月例練習会といった方が正しかったかもしれませんが、ご協力いただいた西村元秀さんと「祇園にしむら」スタッフの皆さんに感謝いたします。
「
祇園にしむら」
************************************************************■ 今日も本の・・・
これ、週替わりの花の写真があまりにもきれいです。
見飽きることがありません。
(2014-12-26)
2014年12月 26日, dans 京都 祇園にしむら京都 和食14後半 | lien permanent
2014年12月25日 (木)
2014年12月16日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、引き続き和食大好きなエリーでございます。先週のある夜、友人夫妻と、少し遠方からのお客さまと共に、手堅くおいしいお店へと「祇園おかだ」さんへ。カウンターでも奥のお部屋でもなく、初めて2階のお座敷に上がりました。
●あん肝玉締め
●お造りは、ぶり、鯛、赤貝

●お椀はかぶらのすり流し。くわい、蟹、焼き餅

●蟹の身たっぷり。

●よこわの胡麻あんかけ

●かき揚げ 小柱、三つ葉、かぼちゃ、ごぼう、さつま芋、椎茸

●のどぐろ塩焼き これ必食です。

●こっぺ蟹丼

●にゅうめん。他にお茶漬けを選んだ人、おこげきのこあんにした人ありでした。
安定安心の美味でした。次また講座もお願いしています。また楽しみに伺います。
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「祇園おかだ」 電話 075-551-3200
京都市東山区祇園町南側570-6
(花見小路四条下ル、東側4筋目を東入ル北側)
17:00~23:30LO
日曜、祝日休み
要予約
2004年9月1日開店
************************************************************■ 今日も本の・・・
わわ、これがKindle版で出ていることを発見しました。すばらしい\(^o^)/\(^o^)/
わたしは紙の本で初版を大事に持ってます・・・
これ料理人目指す人必読ですよ・・・フランス料理好きな方も・・・いや料理のジャンルは問いません。
調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 ************************************************************(2014-12-16)
2014年12月 16日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年12月15日 (月)
■ 「御料理 たまりや」 で12月のコース よかった\(^o^)/ |
■ 全国100万人の読者の皆さま、和食大好きなエリーでございます。サイトはこのところイタリア料理とフランス料理が続いていたかも・・・でも合間にちゃんと和食もいただいています。
■ 友、遠方より来たる、またうれしからずや♪ ということで先日のある夜、3名で祇園の「御料理 たまりや」さんへ。工夫と遊び心が皿の上で跳ねているような、楽しいコースをいただきました。食べれば食べるほどわたしここの料理を好きになります。おだしの味など基本はきちんとしながら、何かお客さまを驚かせてやろう、楽しいことしてやろうという料理長の気持ちが見え隠れするから。それにお値段が良心的です。祇園とは思えんのww
以下、8000円(税別)のおまかせコースです。
●柚子釜に、焼き雲子、下仁田ねぎ、葉の花 ずわい蟹あんかけ
●大ぶりの雲子入りです。
●造りは、甘海老、金目鯛、生うに、伝助穴子
穴子が、さっと炙っただけで中はレア状態で供されました。ほとんど鱧の風味で、甘みと優美な舌ざわりを楽しめました。他もおいし♪ 京都市の条例を守ったわたしたち、日本酒で始終しました。
●すっぽんスープ 粟麩、玉子、かぶら
いわゆる、生姜と日本酒の効いた従来の丸鍋とは違って、マイルドなすっぽんスープなのです。それでも熱々のグラグラで運ばれ、あつ、あつ、あつと言いながらふうふういただいて身体はぽかぽかに温まりました。薄焼き玉子がひらひら泳いでいたり、やわらかなかぶらが出てきたりして、縛られていない自由な解釈のすっぽん料理でまた印象アップしました。
●ぶりの味噌幽庵焼き、すけこ、子持ち鮎の甘露煮
これはもうはっきりと、「お酒飲めよ」なお皿です。ぶりの幽庵焼きも、風味濃厚旨みに直撃されます。子持ち鮎やすけこの粒々も食感心地よく、すうすう、すうすうとお酒が飲めてしまう。どうしてくれるのだ? (*_*)(*_*)
●伊根のまぐろ 辛味大根と海苔ソース
ぬおーー これも旨かったぞww まぐろはそれだけでおいしいのに、辛味大根のピリピリ感ととろりと磯の香りの海苔がからんで、そりゃあ旨かろうww ずるい旨さというのよ。あー 今日もやっぱり「味わひのむさぼり」、(c)聖徳太子ね。
●こっぺ蟹のグラタン 海老芋入り
すっぽり覆われて中わからん・・・中はこんなです。
●蟹グラタン・・・こっぺでグラタン仕立てというのは食べたことなかったが、これはいいアイデアです☆☆☆ よく思いつきましたー!
●牛しゃぶ 金時にんじん、ブロッコリー チーズぽん酢
盛り上がり続きで、蟹の後に牛肉と、旨いものがまた来ました。ひらひら肉に、チーズの香味をさらに足して、旨さ倍増状態でいただきました。
●ご飯は炊きたてが用意されます。こうしてプレゼンの後、よそってくださいます。
●牡蠣ご飯でした。牡蠣の旨みがじんわりご飯に染み出ていて、際限なく食べたいと思いました。
●香の物
●味噌汁はお揚げ、せり、焼き茄子入り
●飲んだお酒。3人で3種類3合。セレクションは詳しい方にまかせました。
●食後に紅茶ババロア、りんご、いちご
■ 温まって、元気になったコースです。30歳の平舘亮祐さんが作る料理は、若さ充溢だと思います。女将の文恵さんが優しい雰囲気を作っていて、居心地もいいです。(前の記事)
また伺いますー!
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「御料理 たまりや」 電話 075-541-5670
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-122-251
(花見小路四条下ル西側)
17:30~23:00(コースは20:30LO、21:00から一品注文可)
月曜休み(他不定休あり)(2015年から日曜休みに変更)
カウンター6席、テーブル8席(★いずれも靴を脱いで上る)
全席禁煙
前日までに要予約
2014年9月23日開店
************************************************************■ 今日も本の・・・
紙の本文庫化に続いて、Kindle版、ごく最近できましたー!
わりなき恋 岸 惠子いやー、昨年単行本が出た時からさんざん話題になったこの本、もちろんわたしは昨年出た時点で即読みました・・・コメントは一切控えるけれど(いまわたし下手なことを言ってしまいそうで)、まあフランス女を自認する人たちは特に、先輩・岸 惠子さんの本読んでおいていいのではないでしょうか。大学時代の友人(同じフランス文学科)も最近読んだと言っていて・・・内容以前に編集的にちょっと言いたいこともあったりしますが、まあとにかく、
これを書いた惠子さま偉い!とわたしは思う。それにわたし、岸 惠子さんには以前仕事でもお世話になっているのです。フランス政府観光局(今はフランス観光開発機構)とエールフランスの仕事を「ヴィジョン・エイ」でしていた頃の話。御年80歳を超えてなお美しく雑誌のページを飾れるというのも驚異的なことで、これは誰にでもできることではありません。敬意を示すということで、この本皆さんにおすすめします。読み出せば一気に(3時間くらいで)読める本です。ただし好き嫌いは分かれると思います。
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(2014-12-15)
2014年12月 15日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年12月 8日 (月)
■ リッツの「水暉」でワインと和食のペアリングセミナー |
■ 全国100万人の読者の皆さま、リッツに勉強に伺ったエリーでございます。通常の食事とはまた違うイヴェントに参加いたしました。
■ 正確には、ザ・リッツ・カールトン京都「水暉」(みずき)さんの、今回初の、
ワインと和食のペアリングセミナー。
鉄板焼きコーナーの8席のテーブルで、いつもの「水暉」総料理長・三浦雅彦さんの料理に、ソムリエ佐々木大輔さんセレクションによるフランスワインを合わせるというデジュネでした。
■ おなじみ・料理長の三浦雅彦さんです。奥がマネージャーの石井直毅さん。
●そしてこちらが今回のソムリエ、非常にわかりやすく教えてくださいました。
「ラ・ロカンダ」 チーフソムリエ 佐々木大輔さんです。
●さて今回飲ませていただいた5種類。シャンパーニュから始まって、白2赤2。
●Louis Roederer
Louis Roederer Brut Premier(NV)
●Pascal Jolivet
Pouilly-Fumé(2012)
●Olivier Leflaive
Chassagne-Montrachet(2011)
●Seguin Manuel
Bourgogne Rouge(2012)
●Clarence Dillon
Clarendelle Rouge(2009)
●こんな感じでいただきました。お料理は、
●先付
雲子酒煮 白菜 菊菜 浅葱 ちり酢

●御椀
利尻昆布をふんだんに使ったスープ 昆布出汁仕立て
帆立貝葛打 絹豆腐 椎茸 隠元 京人参 柚子

●造里
本鮪 鮃 鰤 彩り野菜のクリュディテ 山利の諸味噌

●野菜の下にお造りが控えていました。

●焼八寸
鮭味噌幽庵焼 酢取舞茸 胡麻豆腐 青唐焼浸し 海老芋の素揚げ 水菜と薄揚げのお浸し 花鰹

●天麩羅
車海老 甘鯛紫蘇巻揚 カマンベールチーズ

●握り鮨
赤身、白身、貝類
五島列島のひらめ、大間のまぐろのづけ、北海道の帆立貝。

●中央が、お寿司部門の射場智紗紀(いば ちさき)さんです。頼もしくて、感じのいい方です。
■ 以上、この料理にはこのワインを、と説明いただきながら味わいいました。「ミネラル感が、」とか「酸が、」など、なぜこの素材とこのワインが合うと感じるか? ということを教えていただきました。和食とワイン、無理なく美しく調和して、ふわあ~と華やかな酔い心地を楽しめることがわかりました。(
「日本酒でかんぱいしておくれやす」の条例は今日のところはごめん<(_ _)><(_ _)>)
本当に贅沢な企画でした。全部フランスワインだったのもさすがで、わたしには圧倒的にうれしかったです。

●デセールはこれです。ピエール・エルメのモンブラン、すごくいい香り、しみじみ美味・・・もう満足。 と思っていたら、ここにさらに・・・

●わわわ、恐れ入ります。9日誕生日のわたしにこんなサプライズをご用意いただいていました。お気遣い恐れ入ります・・・<(_ _)><(_ _)> なんと赤いバラがあしらわれた、エルメさんを代表するお菓子・イスパハンです。

●そしてこのロワールの甘口ワイン・・・
Langlois-Chateau
Coteaux du Layon(2012)

●赤いお皿でこのプレゼン・・・わたしをこんなに甘やかしてくださってありがとうございます。これ切り分けていただき、テーブルの皆さんにも一緒に召し上がっていただきました。お心遣いに本当に感謝しました<(_ _)><(_ _)>
■ そもそもほとんど告知されることもなく開催されたセミナーでした。わたしも先月偶然知ったのでした。無理なく参加できるお値段、というか、ものすごくお得に組まれたコースでした。三浦さん佐々木さん石井さん射場さん、そしてご一緒させていただいたゴージャスなマダムの皆さんに御礼申し上げます。
「ザ・リッツ・カールトン京都」************************************************************(2014-12-08)
2014年12月 8日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月30日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日も今日とて取材に出かけていたエリーでございます。年末入稿の季節です。祇園方面は賑わって、四条通も花見小路も強烈な人出でした。「御料理 たまりや」さんで撮影でした。
■ 誌面に掲載するために撮影した料理は今ここには載せないとして・・・これは撮影後に撮影メニューと関係なくいただいたかぶら蒸しです。中にはまぐり入り。松茸や銀杏入りのべっこうあん・・・あんのだし風味よろし~~♪
■ かぶら蒸し部分を割るとこんな。熱々で甘みのあるかぶらに大切にくるまれていたのが、ぶ厚いはまぐりと、みっちりの蟹の身・・・はまぐりは噛み応えがあってこれだけで旨みたっぷりなのに、蟹のおいしさも合わさって、どうするのか? というほど美味。ここに松茸や銀杏の香味も加わり、うっとり天国状態になりました。
■ コースが基本のお店ですが、21時以降は、一品で注文することもできます。一品メニューというのが元々あるわけではないけれど、その日のコースの中から、たとえばこんなかぶら蒸しをいただけたりもするわけです。これは幸せね♪
■ 料理するのは、平舘亮祐さん。誠実で、感じがいい方です。着実なお料理を作られます。
■ 女将の今井文恵さん。洋服だったから写真撮らせてもらえなかったので、これは9月のオープン当初の写真。わたしは「たまりや」さん縄手時代から文恵さんが大好き。きれいであったかい人です。
■ カウンター部分はこんな。自然光が差していい感じ・・・ですが、こちらは夜のみ営業のお店です。
■ 撮影お願いしたのはシゲさん=鈴木誠一さんでした。いつもありがとう<(_ _)><(_ _)> そして、明日はこの方の師匠、巨匠カメラマンせんせとまた違う撮影2軒ですー!
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「御料理 たまりや」 電話 075-541-5670
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-122-251
(花見小路四条下ル西側)
17:30~23:00(コースは20:30LO、21:00から一品注文可)
月曜休み(他不定休あり)(2015年から日曜休みに変更)
カウンター6席、テーブル8席(★いずれも靴を脱いで上る)
全席禁煙
前日までに要予約
2014年9月23日開店
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■ 今日も本のコーナー

わわ、これKindleであったのね。読みます!
初代総料理長サリー・ワイル************************************************************(2014-11-30)
2014年11月 30日, dans ★あれこれ話 2014~京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月28日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今月も「祇園にしむら」さんに伺ったエリーでございます。来年からクラブエリーで料理教室をしていただく西村元秀さんのお店です。お座敷で、11月のコースです。

●胡麻豆腐

●すっぽんのお椀

●瀬戸内の鯛と、龍飛のまぐろ

●鯖寿司はこの季節、「
大藤」さんの千枚漬がのっています。

●「磯自慢」と共に・・・

●八寸
むかごとピーナッツの白和え/柚子釜に、帆立、雲子、椎茸、舞茸、下仁田ねぎ/くわいもち/海老芋天ぷら/からすみ/筋子醤油漬け

●かぶら蒸し、中にぐじ

●こっぺ蟹の酢の物
ほうれん草胡麻和え、水菜と三つ葉と菊花、大根とにんじんのなます、酢れんこん

●白ご飯、赤出し、香の物、そして添えられたのが、

●さわらの味噌漬でした。

●食後に、柿、白ワインのジュレ
■ いつもながら申し分ないお料理、コースの流れだったと思います。お椀が丸仕立てで、とても温まりました。八寸をゆったりいただいた後、かぶら蒸しで再び熱々になって、その後こっぺ蟹。いつもコース後半で、メイン的な季節の食材を使ったお皿が、力むことなくすっと出てきて、すごい余裕だー! と思います。この出し方もそうだけど、他のいずれの料理も、なんて大人なのか~~! と思うのです。洗練というか円熟というか、すべて任せておいて大丈夫みたいな安心感があります。

■ 掛け軸の絵は池田遙邨でした。
月例会になった撮影+食事、今回もものすごくリラックスして過ごしました。一緒にいただいた方々に感謝です<(_ _)><(_ _)>
「祇園にしむら」************************************************************
■ 今日は映画と本の話・・・
エルメスのドキュメンタリー映画です。エルメスの職人仕事を紹介するもの・・・3000円台で買えるDVDになっていたのね・・・
ハート&クラフト
それから、再掲だけど、わたしこれを読んで、とても感じ入って思わず髙島屋のエルメスに寄ってしまって、また捕獲され・・・喜んで捕獲されに行ってるんだが・・・そのてんまつは改めて・・・(-_-;)(-_-;)<(_ _)><(_ _)>
エスプリ思考 エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る 川島蓉子 新潮社************************************************************
(2014-11-28)
2014年11月 28日, dans 京都 祇園にしむら京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月25日 (火)
■ クラブエリー食事会@ザ・リッツ・カールトン京都「水暉」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日も大感謝のエリーでございます。クラブエリーの活動報告です。
■ 本日11月25日、ザ・リッツ・カールトン京都の日本料理「水暉」(みずき)さんで、クラブエリー食事会を開催いたしました。料理長の三浦雅彦さんとスタッフの方々が、本当によくしてくださいました。今日のために組んでくださったコースに、昆布だし講座付き。

■ こんな感じ。「水暉」の北半分を貸切にしていただきました。
■ お料理順番にいきます。

先付 落花生豆腐 焼椎茸 青唐焼浸し 赤パプリカ
美味出汁 山葵

御椀 利尻昆布をふんだんに使ったスープ
昆布出汁仕立
聖護院蕪 天使の海老 京人参 隠元 柚子

造里 鯛 鰤
彩り野菜のクリュディテ 山利の諸味噌

焼八寸 一、鮭味噌幽庵焼 酢取蓮根
一、茶碗蒸 百合根 銀杏 湿地 べっこう餡 山葵
一、水菜と松の実の辛子浸し
一、丹波地鶏の松風焼
一、煮穴子の笹巻寿司

●見やすいように真俯瞰写真です。

温物 鰤大根 法蓮草 柚子

食事 栗ごはん 胡麻塩 赤出汁 香の物
デザート ピエール・エルメ・パリより、 アイスクリーム二種

■ 昆布だし講座でもありました。昆布水のグラスがこのように配られました。

■ 料理長である三浦雅彦さんはまめにテーブルを回って説明してくださいました。
三浦さんの動きは目ざましく、

■ 氷で作った枯山水の蓬莱山を各テーブルにご用意くださって、

■ そこに塩を打つ・・・

■ ということを、各テーブルで実演してくださいます。

■ まめにまめに、テーブルを回ってくださった三浦さん。

■ あーこの写真はわたしも鏡に映り込んでいます。<(_ _)><(_ _)>
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■ 最後に昆布の小さなおみやげをいただき、さらに三浦さんが絵を施されたポストカードをいただきました・・・すごいです(*_*)(*_*)

●こんなのや、

●こんなの。「旬」とあります。

●あるいはまた色調を変えてこんなのも。クリムト風だったりポロック風だったり思うままに。落款も10以上用意していらっしゃると伺いました。ほんと料理人を超えた料理人、アーティストでいらっしゃいます<(_ _)><(_ _)>
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■ ひたすら皆さまが喜ばれるようにと考えてくださったと思います・・・いたれり尽くせりのいたつく状態でもてなしていただきました。御礼を申し上げても「これがリッツのフィロソフィ」とだけ。本当に、皆さんにご満足いただけたと思います。
■ 参加者は、いつものクラブエリーレギュラーメンバーの他に、普段わたしの他の講座に来てくださっている方々、それから初対面の方々、あるいは34年ぶりの再会の方もいらして、本当にうれしかったです。皆さまに御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
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ザ・リッツ・カールトン京都 「水暉」(みずき)
電話 075-746-5555
京都市中京区鴨川二条大橋畔
(二条大橋西詰め北側)
2014年2月7日開業
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■ 今日は本でなく食品・・・
奥井海生堂さんの昆布がわんさか・・・************************************************************(2014-11-25)
2014年11月 25日, dans 京都 和食14後半●クラブエリー | lien permanent
2014年11月21日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。NHK文化センター講座、11月の第3金曜は
「馳走 髙月」さんにお願いしました。京都随一、鱧を骨切りならず、骨抜きするお店です。鱧が最もおいしい時期に開催すべく、昨年から決めていたNHK講座です。第1木曜に続いて、第3金曜講座も無事にできて感謝です<(_ _)>

●先附 かぶら嵐山蒸し 利久あん

●かぶら蒸しをくずしてみると、中はみっちりです。海老、鱧、百合根、きくらげ、湯葉、銀杏、えのきなど。利久あんというのは、練り胡麻を混ぜ混んで風味をつけたもののこと。

●向附 骨なし鱧刺し 鱧落とし、水晶鱧 これが名物の骨なしの鱧刺しに、鱧落とし、そして透明な水晶鱧(お湯にちゃぷんとは浸けない)。

●骨なしは鱧刺しとはこんな。普通の鱧刺しとは風味が違います。骨を抜くことで、鯛のようなふぐのような、甘みもあり品のある、高貴な味になるのです。ちなみに鱧1尾に骨は全部で3500本ほどもあるらしいです。実際使う部分に限ったら、半身で250本とかだそうです。(*_*)(*_*)(*_*)

●鍋 鱧しゃぶ 水菜、湯葉、茸

●これは骨切りをした鱧です。皮も非常に柔らかくされています。

●沸々に沸いたスープに、鱧をくぐらせるのはほんの2~3秒くらいです。火を通し過ぎないように、あらかじめものすごく注意を受けます。しゃぶしゃぶをした後はスープを全部いただきます。うま過ぎ、ずるいほどうまい。

●鉢物 白才菜、海老芋、贅沢煮、ゼンマイ、鴨時雨煮
鱧しゃぶの後、これでクールダウンです。

●焼物 カレイと鱒の焼き物
鱒の中にはししとうと茗荷が包まれていました。

●「鱧香梅」 鱧白子と鱧の子の梅和え
これは珍味。

●ご飯物 鱧雑炊

●鱧スープ仕立て、鱧の身入りで、じんわり温まりました。旨さが身体にしみわたった気がいたしました~(T_T)(T_T)

●水物 柿、オレンジ、キウイ
■ 本当に満足なコースをしていただきました。とても好評でした。よかったー♪
朝尾朋樹さん、中西多可子さん、スタッフの皆さまに御礼申し上げます。
参加してくださった方々にも感謝いたします。
「馳走 髙月」
************************************************************■ 今日も本の・・・
■ 店主の朝尾朋樹さんのご本をまた探してみました・・・
あわわ、やっぱり買えるお値段ではなかったです・・・
秘傳 鱧料理 朝尾朋樹 わたしはこちら、「
京料理の品格」で勉強です。 <(_ _)><(_ _)>
************************************************************(2014-11-21)
2014年11月 21日, dans ●NHK講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月18日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、甲殻類大好きなエリーでございます。解禁になったこっぺ蟹を目指して、先日のある夜「ぎをん遠藤」さんへ。

■ ちょっと小ぶりの津居山のこっぺ蟹です。ねっとりした内子もプチプチの外子もしっとりした身も楽しみました。
■ 他に厚岸の牡蠣フライ/すごく脂がのった焼き鯖/ぐじ入りのかぶら蒸しなどいただきました。獺祭(だっさい)というお酒はお酒界のエルメスなどと教えられて、それも熱燗用があるということで、熱々のをいただいたりもしました。冬の幸せね。
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「ぎをん遠藤」 電話 075-551-7271
京都市東山区祇園町北側347-118 楽宴小路内
(末吉町花見小路東入ル、突き当たる手前の南側)
18:00~翌2:00入店 日曜、祝日休み
カウンター8席、テーブル4席×2
全席禁煙 予約が望ましい
2011年11月25日開店(もうすぐ3周年です!)
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■ 今日も本のコーナー
しばらく前に読んだものですが・・・
鰹節の旨みはイノシン酸によることはよく知られているけれど、ではなぜ鰹にイノシン酸が多いのか?といった話がいろいろと。
魚料理のサイエンス 成瀬宇平 新潮文庫
追記:これ買いました。これから読みます<(_ _)>
逆境経営 桜井博志 ダイヤモンド社************************************************************(2014-11-18)
2014年11月 18日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月17日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「ごだん 宮ざわ」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。11月の朝日カルチャーセンター講座は、先週の第2木曜のお昼、「
ごだん 宮ざわ 」さんにお願いしました。(
初出はこれ。)初回からあまりによかったので、オープン後すぐ講座のために貸切予約をしていました。以下、お昼にいただいた夜コースです。

●海老芋 煮穴子 きのこあんかけ いつも通り、食前酒と共に。

●お椀が、金目鯛 丸大根 水菜

●かんぱち造り

●焼胡麻豆腐

●さわらの塩焼き

●店主の宮澤政人さんが、チーズおろしを使ってさわさわさわとおろしているのはミモレットではなくて定番のからすみで、

●自家製からすみ蕎麦。ふわっふわっふわ~と蕎麦の上にかぶせられて味を引き立てて香味を主張して、この旨さどうよ。(-_-;)(-_-;)

●天然うなぎ このこ 黄にら磯辺揚げ

●舞茸 百合根 黄身酢かけ

●松葉蟹 菊菜 蕪と白葱すり流し鍋 熱々のグラグラ状態です。スープおいし・・・

●こんな感じで蟹がたっぷり入っています。

●香の物が供されてご飯を待つ態勢になります。

●ピカピカつやつやの白ご飯、まずひと口、わずかに芯が残っている状態で。そして2膳め3膳めといただきました。

●ぶりの網焼き。ぶりが、とてもいいものが入ったからと、ご飯に添えて出してくださいました。これが脂じゅわじゅわで、ずるいおいしさ。ご飯進み過ぎるじゃないのww

●赤だし

●代白柿 ジュレ状態・トロトロに熟成した柿をスプーンですくっていただきました。ラリックのお皿にのった、いとも美しきアヴァンデセールよ。

●栗きんとん 自家製、ひとつずつ目の前で作ってくださいました。栗の風味豊かです。栗好きにはたまらん<(_ _)><(_ _)>

●お薄でごちそうさまでした<(_ _)>
■ カウンターとお部屋両方使わせていただいて、わたしは行ったり来たりしました。
それから、器やら新しいお軸のことも伺いました。

■ 器といえば、お造りのお皿が乾山でした。他にも乾山をお持ちで、見せていただいたのこがこちら。

■ これもです。江戸期から、こんなにきれいな状態で現代まで、よくいらっしゃいました<(_ _)><(_ _)>
■ 宮澤政人さん、スタッフの皆さまに感謝。<(_ _)> <(_ _)>
参加してくださった方々も、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
「
ごだん 宮ざわ」
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(2014-11-17)
2014年11月 17日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月16日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、お昼の京都に客人を迎えて、どこにお連れしたか~? のエリーでございます。
■ カリテプリがいいところよ♪ カリテプリとはqualité-prix、値段に対するクオリティがありえなーいと思うところ、
「徳寿(のりひさ)」さんです。「料理通信」の「安くて旨くて何が悪い?」の連載ページにも出ていただきました。
この号ね。1620円でこのセットです。先付、松花堂、メイン料理、ご飯と赤出し。先週のある日のお昼です。

●先付に白和え 柿、ほうれん草、くるみ、糸こんにゃく

●松花堂弁当

●しらすと蕪、蕪の葉のかき揚げ

●しめ鯖、だし巻き、なめこと青菜のお浸し、牡蠣の酒煮

●じゃがいもあられ饅頭あんかけ。以上でお料理十分なくらいですが、さらにもうひとつ、メイン皿が続きます。

●メイン料理はこれ、秋鮭ときのこの豆乳鍋 見えないけれど具材たっぷりたっぷり入っています。

●ひじき入りの雑穀ご飯。これに赤出しもつきます。
すごく満足感があります。申し分なく美味。いいものいただいたーと思います。
■ 先日の
名古屋の講演に来てくださった方が京都にいらしたのでご案内したわけです。さんざん京都の美味について聞いていただいたのですから、驚いてもらわないといけないじゃない? 「徳寿」さんはわたしにとって、「どうよこのお値段でこのおいしさ?」という切り札のお店です。結局ご馳走してくださったJ さんに感謝。料理長の市川達也さんにも感謝、カウンター前でうるさくしましたー<(_ _)><(_ _)>
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銀座Hanako物語――バブルを駆けた雑誌の2000日 椎根 和 紀伊國屋書店一度アップしましたが再掲します。読んでしまったの・・・読み終えるのがもったいないくらい、これ激烈におもしろかったです!!! 話も強烈なら語り口も独特でユニークで・・・何度もゲラゲラ声を上げて笑いました。そして全く同じ時代に女性誌の編集部に勤めたわたしは、あまりにもあの頃の空気や気分を思い出して、せつなくなりました。Hanako毎号買った、それも、本の中に出て来る銀座・教文館の店頭のワゴンでしばしば買ってたああああ! 知っている人も複数出て来るからよけい熱中して読めたんだと思いますが、あの時代に東京にいた人、女性誌の編集者していた人は必読ですよー いや、今の編集者もライターも出版関係者も、みんな読んでください。熱い雑誌ってこうやって生まれたんだって、こういうのが許される時代だったんだって、すっごい人たちがいたんだって、やけどするような思いすると思うから。
●自分の人生を、できる範囲で淡々と生きてきたように思っていたけれど(思いはいつも貫いてきたけれど)、随分時代のおかげだったんかもなとも思いました。バブル好況といいながらわたしは20代の入りたて編集者だったから、そんなにお金めちゃくちゃに使えたわけでもなく、自分はバブルの大した恩恵こうむってないと思っていたけれど、あのイケイケ上向きの空気の中にいたこと自体が精神や気分に大きく影響していたんかもね・・・
●これは紙版です。紙の本たまるのが恐ろしいんで、借りて読みました。必ず買うからKindle化お願いします<(_ _)><(_ _)>
追記:(2016年1月現在)その後Kindle化されず、紙の本を買いました。
それでも電子化待ってます!************************************************************(2014-11-16)
2014年11月 16日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年11月 8日 (土)
2014年11月 6日 (木)
2014年10月31日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、まだまだ10月分をアップするエリーでございます。今月も出かけました「祇園にしむら」さんです。2階お座敷です。今月は月半ばにカウンターでもいただいており、だからこれは今月2回めのコースです。
●胡麻豆腐

●お椀はぐじとかぶら

●お造りはとろと鯛

●鯖寿司。「
大藤」さんの千枚漬が上にのせられる間は「八坂の雪」です。

●八寸は、むかごの白和え、からすみ、鮎の塩焼き、筋子の醤油漬、銀杏、栗の甘露煮、紫ずきん。

●焼物はさわらの幽庵焼。れんこん、茗荷

●焚き合わせは、鱧、松茸、舞茸、小芋、壬生菜、春菊、柚子

●ご飯は天丼。まぐろの天ぷら、れんこんとにんじんのかき揚げ。赤出し、香の物

●柿に栗ソース
■ ぐじとかぶらのお椀、天国かー?というほど美味でした。最後の焚き合わせで鱧と松茸が出てきたのは先月と同様、余裕を感じさせてよかったです。メインの重みという感じで。ご飯に天ぷらがのってきたのは初めてだったかもしれません。それもまぐろの天ぷらよ。食感優しくてご飯によく合いました。コントラストでバリっと噛み応えのある野菜の天ぷらが合わされて、これもいい感じ。ちなみに月半ばにいただいたのは、白ご飯+まぐろの炊いたもの(京風ねぎま)でした。 コース全体の流れもよく、するっと食べやすくてすべて美味でした。ほんとーーにおいしかった<(_ _)><(_ _)> また来月ー!
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八朔の雪―みをつくし料理帖 高田郁 ハルキ文庫わたしはこれを読みたくてしょうがないのだけど、文庫とはいえ紙の本しかないので手をつけられないでいます。買いだしたらまた溜まるではないのww というか、シリーズものとわかっていたら、もう絶対Kindleじゃなきゃ読み始めたくない・・・「Kindle化希望」をクリックしておきます・・・
こんなセットものもあって、紙の本しかなかった頃なら、激速で買っただろうなあ~
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(2014-10-31)
2014年10月 31日, dans 京都 祇園にしむら京都 和食14後半 | lien permanent
■ 全国100万人の読者の皆さま、写真をごっそり溜めているエリーでございます。10月にいただいたものをすごい勢いで出していきます。<(_ _)><(_ _)>

●燻煙が上がるグラスで、宙に浮かんだようなプレゼンです。

●じゃがいものマッシュしたのを丸めたの(氷室貯蔵のメークインとのこと)、帆立の燻製、黒豆(紫ずきん)の燻製、代白柿のソース。

●鳥かご入りの八寸で、

●(ガラス器)近江かぶらといくらととり貝の和えたの、/丹波しめじと蛸の柔らか煮/(れんげに)巨峰と菊菜の白和え、菊花/焼芋のような、シュークリーム(甘味!)

●お椀は金目鯛、胡麻豆腐(栗の粒粒入り)、松茸 ものすごく美味でした<(_ _)><(_ _)>

●お造りパフェ 別添えで洋梨ソース

●本まぐろとアボカド、いかそうめん(剣先いか)、鱧の落としの炙り、毛蟹、ぼたん海老。マイクロトマト、コンフィにしたレモン、レース状のパリパリはコーンスターチやオリーヴオイルで作ったもの。

●オニオンスープでひたひたにされたれんこん饅頭 うまうま(T_T)(T_T)

●松茸かます巻き ロメスコソース

●白子の天ぷら

●松茸ご飯

●赤だし 鱧焼き霜と湯葉豆腐

●モンブランとセイロンティのアイスクリーム、栗の甘露煮
これ最高の組み合わせでした。

●お誕生日の人のお祝いにはこんなデセール皿にしてくださいました。感謝<(_ _)>
■ どのお皿にも工夫が感じられて、手間がかかっていて、謎解きみたいで楽しいしおいしい。店主の田村尚重さんはテンション高い人で、カウンターにぴったりの人です。朗らかでみんなに愛されます。よいお店\(^o^)/\(^o^)/ 誕生日プレートありがとう<(_ _)><(_ _)>
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「白川たむら」
電話 075-533-8805
京都市東山区新門前通花見小路東入ル一筋目上ル西側
(京都市東山区中之町248-6)
12:00~13:30LO、18:00~20:00LO
日曜休み
カウンター8~9席、個室6席 2階 6畳6席×2部屋(椅子式)
全席禁煙 要予約
2014年6月1日開店
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■ 今日も本の話・・・
これを、ざざざーと読みました。紙の本で持ってたけれど、Kindle出たのね♪
エルメス 戸矢理衣奈 新潮新書
これは紙の本です。 漫画です。大好き\(^o^)/\(^o^)/
なぜこれらを読んだか・・・次の記事でわかります<(_ _)><(_ _)>
エルメスの道 竹宮惠子 中公文庫 コミック版************************************************************(2014-10-31)
2014年10月 31日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月26日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、和食店にかなりまめに出かけるエリーでございます。7月14日に開店した「
ごだん 宮ざわ 」さん(
初出これ)に、数回目の訪問。ここに出かけるの初めてという若き俊英たちと共に、楽しみにお昼をいただきました。

●湯桶 グラス入りは終わり、秋冬ヴァージョンに

●いつも始まりはペリエから。

●食前酒がひと口供されます。

●ごぼうのすり流し玉締め 煮穴子 ごぼうの香り豊かでした。なめらかでとろりとして、いきなり感動モードへ。

●ぐじと大黒しめじ、水菜のお椀 これが
ほんとーーーーーにおいしい。<(_ _)><(_ _)>

●かんぱちと朝採り茄子、葛でとろみをつけた土佐醤油、紫蘇の花、焼海苔
かんぱちと茄子という組み合わせよかったです。海苔も直前に炙ってパリパリ。でいい香り。

●焼銀杏豆腐 焼き胡麻豆腐に代わって、銀杏の豆腐ですね♪ 他も楽しみね♪

●からすみそば、これ天国の味です。
ほんとーーーーーにおいしい。蕎麦じたいもすごくいい。

●ふわふわふわのからすみがからんで、この上なく旨。ずるいね。(*_*)(*_*)

●松茸と豆腐の小鍋 グラグラのふつふつで供されました。熱いが旨い、止まらない。

●香の物がたっぷり供されて、ご飯待機態勢です。

●ご飯。まずは蒸らす前、少し芯を残したような状態でひと口いただきます。いつもながらこのご飯が、
ものすごくおいしいwwwww(T_T)(T_T)
●白味噌で炊いたじゃこ、これも他にない味。持ち帰り用もあります。

●赤出し

●江戸柿はとろとろとろ。

●白あん入りのもなかとお薄で締め。

●店主の宮澤政人さん、美しい立ち姿で所作もきれいです。(いつもいつも言うけれど~。)和食は特にきれいでないといけないと思う。
■ 今回も完璧のぺき子ちゃん状態でした。ほんとーにいいコースでした。「普通にやっているだけ、ほんとに普通」って何度も言われたの、アメックスの番組で。
https://www.americanexpress.com/japan/contents/common/2014/axtv/index.shtml↑これです<(_ _)><(_ _)>
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電話 075-708-6364
〒600-8402
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル西側
(大江町557)
2014年7月14日開店
お昼5800円(+税)、夜は10000円、13500円、18000円(+税サ)。
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■ 今日も本の話・・・
カフェと日本人 高井尚之 講談社現代新書Kindle化待てない。紙の本だけどポチりましたー あわわ、こんなのが出ていたのね。読んでおけばよかった。読んでおけば、というのは、先日の10月15日のクラブエリー@「イノダコーヒ」さんで、にわか勉強で、日本における「カフエ」(カフェではなく)や「喫茶」という呼び方の変遷、なんていう話を少しだけどわたししたのです。発売が10月17日だから、ギリギリ出てたんじゃないかな?(奥付の日付は、たいてい実際の発売日より後だから) まーいいや、これからまた勉強します。
(以下本の説明より貼り付けです。読みたくなるでしょ?)
日本初”の喫茶店から、欲望に応えてきた「特殊喫茶」、スタバ、いま話題の「サードウェーブ」までの変遷をたどった、日本のカフェ文化論。第1章 カフェの誕生
第2章 日本独自の進化を遂げたカフェ・喫茶店
第3章 なぜ名古屋人は喫茶好きなのか
第4章 カフェ好きが集まる聖地
第5章 「うちカフェ」という見えざる市場
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(2014-10-26)
2014年10月 26日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月25日 (土)
■ 全国100万人の読者の皆さま、和食店にとてもまめに出かけるエリーでございます。9月23日にオープンした「御料理たまりや」さんに2回目の訪問。(初出こちら。)ちょうど東京から友人も来ていたので一緒に行きました。おいしかった楽しかった夕食でした。8000円(税別)のコース1本です。

●海老芋豆腐 銀杏

●ぐじと天然の舞茸の土瓶蒸し

●ぶり、ぶりの寿司、太刀魚焼霜

●雲子を焼いたものが出てきました♪ 後に添えられたものもお手間入りで・・・

●焼雲子、枝豆(紫頭巾)、子持ち鮎の甘露煮/江戸柿の白和え・・・和えずで和え衣をかけたもの。丹波のしめじ、ブロッコリー

●炙りさんま、ミニちんげん菜、いちじく 生姜風味のあん

●牛たんの白味噌煮、小蕪 これに添えられていたのが、

●パリパリに揚げた車麩。割ってそのままバリバリいただいてもいいし、けれど白味噌に浸して食べるとまたいっそう旨い。

●蟹と玉子と三つ葉のご飯がプレゼンされます。おいしそう~~

●赤出し、お漬物

●これは蟹の旨みが効いた強いおいしさで、際限なく食べていたいと思いました。おこげもいただき、うっとりしました。(T_T)(T_T)

●紫芋のプリン、りんごジュレ センスのいいデセールでした。<(_ _)><(_ _)>
■ 祇園南側で、花見小路に面した場所でこのお値段で、良心的でいいなあと思います。料理長の平舘亮祐さんは「まだまだで・・・」ってしきりに謙遜されるんだけど、すごくまじめに一生懸命やっていることが伝わってくるし、もちろん現在完璧の完成状態ではなかったとしても、細かい工夫は食べていてよくわかるし、季節感たっぷりの十分おいしい十分楽しいコースになっていると思います。(エラソーにごめん<(_ _)>)
サーヴィスの今井文恵さんも優しくて、あたたかい雰囲気で心地いいです。また来たいなあと思わせるお店です。
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「御料理 たまりや」 電話 075-541-5670
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-122-251
(花見小路四条下ル西側)
17:30~23:00(コースは20:00くらいLO)
月曜休み(他不定休あり)
カウンター6席、テーブル6席(★いずれも靴を脱いで上る)
全席禁煙
前日までに要予約
2014年9月23日開店
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【50%以上OFF】Kindleストア2周年記念セール がすごい~ 350冊ほどあります・・・実用書が圧倒的に多い中で、いくつか、読みたいなと思う新書があったり、料理本があったりします。
たとえばこれなど。69%OFFの、
笠原将弘の30分で和定食大型の本も、雑誌などはつい先頃からPCにKindleアプリを入れて読めるようになりましたから(全部の本がPC上で読めるわけではないけれど)、すごくよくなったと思います。(今まではスマフォかタブレットかKindle専用機のみだったので、大型雑誌なんかは小さくて見づらかった。)わたし雑誌に関しては、今までPCで開くことができる他の電子書店で買ってましたから、Kindleに1本化できたらすごく楽。今まで、どの電子書店で買ったかついわからんようになっていたから~
■ しかしね、電子書籍って買う分には安くてうれしいんだけど、作った側にとっては、これほどお金にならんもんもないです~~電子書籍作ったことはうれしいけれど、かけた時間や手間の対価にはじぇんじぇんならないんですよ~~(*_*)(*_*)
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(2014-10-25)
2014年10月 25日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月24日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、和食店にわりとまめに出かけるエリーでございます。8月下旬オープンされた「祇園もりわき」さん(初出記事こちら)に伺いました。訪問2度め。今回は夜のコースです。
●玄米スープ

●季節感たっぷりに供されたのは、

●雲子の玉締めでした。

●お椀は、松茸、ぐじ、かぶら。

●とろ、明石の鯛、やがら昆布締め。(はすいもが手前にあしらわれていたのをはずしての撮影)

●ぶりの塩焼き、奥に添えられているのが

●菊菜と松茸のお浸し

●わたり蟹の酢の物、おくらソース。粒々状に見えているのが金時にんじん、水前寺海苔

●黒豆と柿の白酢和え

●すっぽん地の小鍋で、柚子胡麻豆腐、白ねぎ、餅

●お腹のふくれ具合で、穴子寿司を聞いてくださって、

●締めのお蕎麦です。

●蕎麦湯は蕎麦粉を溶くとろとろタイプ。

●柿、レインボーキウイ、梨、ナッツのババロア
■ 2度め伺って、よかったなーと思いました。小鍋おいしかったー。お蕎麦も!!
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「祇園もりわき」
電話 075-525-1030
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-177
12:00~13:30LO・15:00閉店、18:00~20:00LO・22:00閉店
不定休
カウンター6席、テーブル1卓4席 全席禁煙
要予約
2014年8月28日開店
昼3500円(税別、サなし)、夜7000円、10000円(税サ別)。
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■ 今日も映画の話・・・
これまだ見てないのですが、なんかすごくおもしろそう。次の楽しみに・・・
鑑定士と顔のない依頼人
これは見ました笑いました~~ 4つのオムニバス映画です。おしゃれて個性強烈なパリジェンヌたち4人の話、全部おもしろくてゲラゲラ大笑い。アホらしいがすばらしい\(^o^)/\(^o^)/ 300円台などすっごく安い盤もあるので見てみてくださいー。
パリジェンヌ************************************************************(2014-10-24)
2014年10月 24日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月16日 (木)
■ JEUGIAカルチャーセンター講座@「木乃婦」 |

■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。10月2週目に開催したJEUGIAカルチャーセンター講座@「
木乃婦 」さん、これで5回目です。

●先付 栗白和え 銀杏 ふり柚子

●八寸 かます小袖寿司 八幡巻き 車海老 生姜 むかご真丈

●造り 鯛 いか 鮪 あしらい一式

●お椀替り 鱧松土瓶蒸し すだち

●松茸はこんなにぶ厚かったのでした。

●焼物 子持ち鮎炭火焼 たで酢味噌
●湯気湯気のふつふつで出てきたのは・・・

●鍋物 鰆 いくら鍋 かぶら仕立
この講座のコースで最高に楽しみなお鍋です。今回はびっくりの取り合わせで、いくらがざぱーっとのっているお鍋でした。とにかく食べることに集中・・・いくらに火が通り過ぎないように、すごい勢いでいただきました<(_ _)><(_ _)>

●ご飯と止椀 松茸ご飯 赤出し 香の物
これも松茸たっぷり。

●水物 洋梨ソルベ 巨峰 ヴァニラアイスクリーム、マスカット
■ 台風の影響で魚の入荷が激減の中、よく揃えてくださいました<(_ _)><(_ _)>
すべてのお皿がたっぷりと量感があり、とても豊かな気分になりました。食べたぞーー、という感じで、満腹になりました。いちいちものすごくおいしい~と思いました。

■ 店主の髙橋拓児さん、今回もお世話になりました。昆布の話など伺いました。勉強になりました。とても感謝<(_ _)><(_ _)> 参加してくださった方々も、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
「
木乃婦 」
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まだ読めていませんが、これすっごくおもしろそう\(^o^)/\(^o^)/
ひたすら雅で風流なイメージがある平安貴族が、実はえらい野蛮族であったのよ、ということ・・・源氏物語と同時代の記録を元に紹介しているということ。暴力も不品行も何でもありだったということ。
驚異的に安かった先日の角川セール中に買えばよかったなあああ~
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(2014-10-16)
2014年10月 16日, dans ●JEUGIA講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月12日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、連休も関係なくいつも通りのリズムで過ごしているエリーでございます。デスクワークが片付いて気持ちよいです♪ 本日は和食のコースです。

■ 1週間ほど前に伺った「岩さき」さんです。ご無沙汰ごめんなさいだったのですが、伺って本当によかったです☆☆☆

●松の実のお湯

●菱蟹と大徳寺麩、菊菜、みぞれ酢、茗荷

●お椀は鱧の豊年(鱧に道明寺を合わせて油で揚げたもの) 丹波しめじ、ほうれん草、柚子

●お造りはあこうとぐじ わさび醤油とぽん酢

●まながつお幽庵焼きに焼き松茸(信州)

●日本酒を飲まずにいられようか?(いいやいられはしまい。) レトロ風情が素敵でした。「松の司」から始まって何種類かいただきました。

●おしのぎで栗赤飯、銀杏

●焼き目の穴子鍋 車麩、結び湯葉 なめこ、舞茸、三つ葉、針生姜

●取り分けられたもの

●丹波牛を低温で火を入れて水で締めたもの わさびがアクセント
うま・・・(+_+)(*_*)

●梨、葡萄、れんこん餅
■ 以上1万円のコース、申し分なくよかったです。秋の味満載のお料理に、炊きたての白ご飯も最後の水物までも、何もかもしみじみおいし~~と思いつついただきました。
電話してもしても満席なわけが改めてわかりました。
■ お料理いい上、女将の早江子さんのもてなしがサイコー\(^o^)/\(^o^)/サーヴィスは天職ですね。さらにきれいなお嬢さんの友香さんもカウンターでお手伝いしていて、ほんとほんわかと優しい雰囲気でした。
■ 一緒にいただいたKさんありがとうー<(_ _)><(_ _)> お話おもしろかった・・・(^o^)(^o^)
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「岩さき」 電話 075-212-7800
京都市中京区釜座通御池上ル(松屋町723)
12:00~12:30入店・14:00閉店、18:00~19:00入店・21:00閉店
日曜休み
カウンター7席、掘りごたつ式カウンター5席
要予約
2007年2月8日開店
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バベットの晩餐会劇場で見たのが25年くらい前? ヴィデオにはなったと思うけれど、長いことDVDがなかった・・・少し前、復刻になりました。よかったー\(^o^)/\(^o^)/ 食をテーマにした映画の中でも、これは本当に名作です。感動深いからみんな見てね。2千円台で買えるというのがすごいです。原作はカレン・ブリクセン(アイザック・ディネーセン)。
見ているだけで、美味を堪能する圧倒的な幸福感に包まれ、いつまでも「アンディアーモ、アンディアーモ」の歌声が耳に残ります。
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2014年10月 12日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月10日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。10月のNHK文化センター講座、第1木曜講座を、 「
丹くろ 」さんにお願いしました。「丹くろ」さんとは「
TAMBA WINE」、丹波ワインの会社の経営になる和食レストランで、今年の3月に開店。丹波食材満載、丹波ワインと合う和食を供するお店です。ワインを飲めばよりいいのだけど、ワインが飲めない方でもご飯食べにとてもおいしお店と思うし、サーヴィスも丁寧です。秋らしいコースということですべておまかせで、以下のようにいただきました。
デラウエアの爽やか~な新酒ワインなどをいただきつつ・・・

●先付 丹波の水菜と椎茸お浸し/海老菊花寿司/月見小芋/紅葉麩/菊大根

●吸物 丹波大黒占地と鱧の土瓶蒸し 銀杏 三つ葉 すだち

●土瓶蒸しに使われた「丹波大黒しめじ」はこんなんと、プレゼンされます。大きいし、香りもいいです。

●造り よこわスモーク 黒豆柿ぽん酢 桜チップのスモーク香がよかったです。

●焚合その1 蕪 小蕪(京蕪と舞妓ふじ蕪) 京かんざし(にんじん)

●焚合その2 三度豆 小芋、茄子 鹿そぼろあん

●各々によそわれた図。鹿肉あんは供する直前にかけられました。

●強肴 サーモン西京味噌漬 七谷地鶏焼き合わせ 丸十 レモン 焼物は2種盛りでした。

●御飯 畑しめじと枝豆(紫ずきん)の御飯

●漬物 すぐきと鯛そぼろ

●赤出しにはお揚げと茗荷

●水物 梨ワインコンポート 赤ワインゼリー ミント さすがワインで締めでした。
■ おだしのしっかりした和食をいただきました。ワインに合う和食、というだけで、どんなものが出て来るんだー?と恐れをなしていた方もいらしたのですが、優しい味に安心して召し上がっていただけました。よかったー♪ 「たん熊」ご出身の料理長・西村泰彦さん、細やかなサーヴィスをしてくださる鈴木砂智子さん、そして店主の黒井衛さん、お世話になりました<(_ _)><(_ _)> 参加してくださった皆さま、ありがとうございました。祇園の只中で、ワインでいい気分のお昼もよかったと思います\(^o^)/\(^o^)/
「
丹くろ 」
★2014年12月27日で閉店されます。************************************************************■ 今日は映画の話・・・
もうかなり前に見たのですが、改めてDVDをおすすめ・・・だってこれ持っておきたいような作品だから。
大統領の料理人フランス大統領に仕えた女性料理人の話。話はすごおもしろくて画面釘付けで見たんだけど、ミッテランがヨボヨボのおじいさん風なのがあまりに違和感があり、「あー 違う違う違う、もっとしっかりしていたし、粋な感じだったー!」と思って集中できませんでした(^o^)(-_-;)
本当に女性を登用したし、インテリ女性が大好きだった大統領、自分の葬儀に2家族を参列させたことで有名な方でもあります。(当時パリで暮らしていたわたしはFRANCE 2の生中継で葬儀をつぶさに見ることができた。)
まーそれはさておき、メイン厨房の料理とは別に、本当に食べたいものをこの女性料理人に作らせたわけで、まーおいしそうなこと(*_*)(*_*) 料理の映像を見るだけでも価値のある映画です。
さらにおもしろかったのが、この女性料理人、決してコックコートは着ないのです。常に普段着にエプロンというスタイル。そして、首元にはネックレスをじゃらじゃらつけている。どれだけネックレス持ってたのか? と思うほど、いつもたっぷりつけている。それもいろいろな色と素材のものをたーっぷり持っていたみたいで、これ本当にそうだったのか、映画にする段階でこういう趣味にしたのかはわからないけれど、でも制作時、スタイリストはパリ中のネックレスを探し集めたのではないかー? と勝手に想像しました。
オンラインでダウンロードでもいいんだけど、DVDで手元に持って、時々見たいと思う作品です。
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(2014-10-10)
2014年10月 10日, dans ●NHK講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月 8日 (水)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日もご機嫌エリーでございます。皆既月食でテンション上がりました。四条大橋の上で、東の空にほんのり赤く見える月を眺めました。前景には南座よ。本当にきれいでした~。月は何か感覚を狂わせるのかしらん? しばしの月見後1軒お店に寄ってお菓子を食べてささっと帰宅・・・直後急激に眠くなりました。不思議なことでした。
■ さて10月に入ってすぐに出かけた「
ごだん 宮ざわ 」さんです。5人で手前のお部屋に入りました。こちら女4人に、東京からいらした方を迎えて、まーほんと盛り上がりました。
■ 以下、夜の13500円(+税サ別)のコースです。

●湯桶の冷製

●毛蟹と冬瓜、菊花あん、キャヴィア

●葛でとろとろのすっぽんのお椀 揚げ粟麩と玉子

●お造りは乾山の器に、とろとうに

●焼き銀杏豆腐

●こんなんを飲みながら、

●かますと松茸 幽庵焼

●きれいなお皿でした<(_ _)><(_ _)>

●帆立とずいきおろし和え 水菜、いくら

●からすみ飯蒸し

●子持ち鮎 有馬煮(山椒醤油風味)

●小鍋は、のどぐろ、松茸、山芋

●こんな風に供されました。熱々なので、手前のお椀に移しながら。

●お漬物と牛肉しぐれ煮に、いつもの通り、炊きたてのご飯。食感の変化を楽しみます。止まらず何膳もいただきました。天国のおいしさだー\(^o^)/

●葡萄や梨などフルーツに白ワインのジュレ

●栗きんとん

●お薄でごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
■ 何もかもジャストジャストに決まり、申し分のないおいしさでした。食のプロの皆さんと、この日もまた全員で息がぴたっと合っていただいたという感じがして、余計おいしい食事になったと思います。おいしいおいしいと連呼していただきました。「味わいのむさぼり~」( (C) 聖徳太子)と言いながらむさぼりました・・・ 一緒にいただいた皆さんに感謝。本当に楽しかったです<(_ _)><(_ _)>
■ 前回の昼コース(一応ライティング付き)が
こちら。
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電話 075-708-6364
〒600-8402
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル西側
(大江町557)
カウンター8席、個室4席 全席禁煙
2014年7月14日開店
お昼5800円(+税)、夜は10000円、13500円、18000円(+税サ)。************************************************************■ 今日も本の・・・■
カドカワ祭り継続中のようで、わたしまたポチったよ(-_-;)(-_-;) 100円台、200円台で絶対勉強になる本がわんさかあるんだもん。。特にこの
角川ソフィア文庫のシリーズから。
■ twitterで、Kindle情報を流す「きんどう」さん@zokndをフォローして見ているんだけど、先日笑ったのが、次回角川セールがあったら、「
いつ読むの? 無理でしょう!」ってのを標語にすべきって。ほんと、すぐに読むのは無理だ、もう読みきれんほど買ってしまっています・・・今月のアマゾンギフト分、もうほとんど使ってしまった・・・皆さん、わたしにプレゼントくださろうという時は、迷いなく
アマギフ=アマゾンギフトカード Eメールタイプでお願いしますー\(^o^)/\(^o^)/ ものをいただくよりも、まぢでずっとうれしいです。<(_ _)><(_ _)>
■ それからこれ。スペック見れば見るほどすばらしいと思えてきて、廉価版ので十分と思いながら、ページめくりがずっと楽になるのが魅力で、欲しくなってきた(*_*)(*_*)
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(2014-10-08)
2014年10月 8日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月 4日 (土)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日もご機嫌エリーでございます。9月下旬、寺町通の「美碧」さんに久しぶりに伺いました。初めての方も含めて4人でいろいろ注文。
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●きのこの茶碗蒸し
●生ハムのポテトサラダ
●蒸し小芋の唐揚
●鱧カツ 山椒醤油
●野菜の焚き合わせ
●玉ねぎの蒸し焼き 雲丹醤油
●京鴨レバー 昆布〆
●京もち豚の角煮フライ
●天ぷら盛り合わせ
●地鶏の銀杏あんかけ
●自家製レーズンバター
●とろ湯葉と塩うにの春巻天
●すっぽんの土瓶蒸し
●へしこ
●すだちそうめん
●鯖寿司
●生姜のアイスクリーム
●竹糖餅
**********************************■ とりわけ印象深かったもの。上の写真の、鱧カツ 山椒醤油。サクサクのフライ、中はふんわり柔らかな鱧。山椒醤油の香味がよく合って鱧を引き立てていました。

■ ポテトサラダ。わたしマヨネーズで和えたポテトサラダが実は全然好きじゃないんだけど(出てきたら食べるけど自分からは食べない)、これはマヨネーズで和えないスタイルで、非常に好みに合いました。さらっとしているのよ。何度か来ていながらこれをいただいたのは初めてでした。次回また必ず~♪
■ 調理は福田竹志さんひとりなのだけど、見事に手早く、16席満席でもぱっぱかと出てきます。それでいて味はぴたっと決まって旨いー!カリテプリも非常によいです、偉いです<(_ _)><(_ _)>
■ 今まで数回アップしているので、サイト内検索で今までの料理も見てくださいー♪
「
美碧(みどり)」
************************************************************■ 今日の本コーナー♪
本をあれこれ見ていたら、なんとー、アマゾン内にもSOU・SOUがあったよー\(^o^)/\(^o^)/手帳だけど・・・本扱いですね。
SOU・SOU ダイアリー 菊づくし************************************************************(2014-10-04)
2014年10月 4日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月30日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、コース料理アップのエリーでございます。今月も「祇園にしむら」さんに行って参りました。順番にいきます。

●胡麻豆腐

●お椀は鯛のうしお椀。

●お造りはとろと鯛。鯛はほんのり昆布締め。まぐろは大間と北海道と2種類盛られていると後から伺いましたが、食べている最中はわかりませんでしたー<(_ _)><(_ _)>

●鯖寿司。千枚漬が載せられる季節になりました。千枚漬は「
大藤」さんですね。

●八寸。いくら、鮎の塩焼き、鱧の子塩辛、栗、枝豆、翡翠銀杏。

●さわらの西京焼き。

●焚き合わせで鱧と松茸\(^o^)/\(^o^)/

●鯛茶漬と、

●香の物

●梨と白ワインジュレ
■ 鯛のおいしさをたっぷり楽しめました。お椀は、鱧と松茸ではなかったなあ・・・と思っていたら、焚き合わせで登場しました。最後の最後に鱧松を出してくるこの余裕~~ すべて見事でした。するりと食べやすくて、どこにも頑張っている感がないのに格別おいしくて、なごめるコースでした。また来月~♪♪
「
祇園にしむら」
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■ 今日も本のコーナー♪
中身の本 -- 衣食住の棚や箱 天然生活ブックス 今日はわかりやすい実用書。わたしこういう本もすごく好きで、これつぶさに眺めて読み込んでしまいましたー(*_*)(*_*)
何の中身かというと、クローゼットの中身、バッグの中身、冷蔵庫の中身、引き出しの中身、などなど、ものをしまい収める場所の中身。季節の変わり目などに見るといいです!
●全く存じ上げない方々の収納の工夫が、もちろん同じようには全然しないんだけど、よき刺激となって、見た後はものすごい勢いで片付けることができるようになるのです。ヴィタミン剤とかドリンク剤となってくれるわけです。
●だから、片付け本とか捨てましょう本とか何も持ちません本は、わたし大抵網羅的に読んでいます。すごく好きなの\(^o^)/\(^o^)/ 片付けの世界は、今やほとんど宗教とか禅の境地に達していると思うのだけど。
●恒常的にやらねばならん(*_*)(*_*)のは本と雑誌と紙類の整理。これがいちばんどうしようもないです。解決ってないと思うわー 雑誌と紙はスキャンすればいいんだけど、そのヒマがないもん。本は今後全部
Kindleにすればいいんだけど欲しい本のすべてがKindleになっているわけではない。
●今の今、やりたいと思っているのは服の整理なんだけど、「色別にして、色の薄いものから濃い色へ並べましょう」といったアイデアだけは、わたしには無意味だなあ~ だって服は赤と黒の2色しかないから~~\(^o^)/\(^o^)/
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(2014-09-30)
2014年9月 30日, dans 京都 祇園にしむら京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月23日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、新店ご紹介です。とてもよかったので、ご機嫌で帰って来られたエリーでございます。
■ 「御料理 たまりや」さん、本日9月23日、祇園花見小路四条下ルにオープンされました。以前は、縄手通で料理屋さん、その後移転されて小料理屋さんもしていらっしゃいましたが、今回新しく、祇園町南側で、おまかせコースの料理店の開店です。
■ 花見小路四条下ル西側に、こんな入り口です。階段を上がります。「たまりや」の看板の文字が、光って見えないのですが(ごめん)、「妙」さんの上にあります。
■ カウンターは6席。椅子のうしろ側にお祝いのお花がたーくさんありました。

■ お部屋はテーブルで、6席まで。

■ おまかせのコースは8000円と13000円(税別)です。食前酒をひと口いただき、

■ 柿の葉と紅葉があしらわれて先付が供されました。

■ 菱蟹、松茸、にんじん葉のお浸し、土佐酢ジュレ。
■ お造りは剣先いかとしまあじ。

■ 下に葛の葉が敷かれていました。葉っぱ使いが楽しいお店だなとわかります。

■ お椀です。すごくきれいな器。

■ ぐじと焼き茄子。ぐじは上品な旨みがあり、焼き茄子の香ばしさは際立っていました。長崎の1kg 超えのぐじということ。

■ 鱧の落とし。まろやかな梅肉ソースと、わさびで。

■ 焼き八寸。花水木の葉、下に栗の葉。

■ 焼物おいしかった\(^o^)/\(^o^)/ 煎り銀杏、さんまのわた焼き、子持ち鮎、帆立の寿司に黄身酢、焼き栗きんとん。

■ 万願寺とうがらし、その向こうにいちじくの天ぷら(見えなくてごめん)、べっこうあん。

■ 牛いちぼ肉のたたき 佐賀牛ということです。上から山椒醤油。

■ 秋鮭と舞茸、せりの炊き込みご飯。三重の新米。客ごと土鍋で炊かれるスタイル。ものすごくご飯おいしかったです。おかわりどうぞとすすめられてもう一膳・・・

■ 香の物、赤出しが添えられました。

■ 食後の水物は、豆乳のジュレ、梨の紅茶煮、ぶどう。ぶどうは山梨のマニキュアフィンガーという細長いの。はっきり食感があって、ちょっとりんごのような風味です。
■ 最後までいただき、とてもいい印象を持ちました。また伺いたーい\(^o^)/\(^o^)/ 料理長は平舘亮祐(ひらたてりょうすけ)さん。修業歴は、西陣の「魚新」で8年、「御幸町つばき」で1年ということです。現在30歳で、気力体力共にメラメラ頑張れる時ですね。とても感じのいい人でした。そして女将として、今までの「たまりや」でおなじみの今井文恵さんがいらっしゃいますから、文恵さんファンも足繁く通うお店になることでしょう。
■ 料理をひとりでやるのは初めてで、まだまだと謙遜ばかりされていました。確かに今まだ完成とか完璧とか、そういう域ではないかもしれないけれど、きっとこれからさらによくなっていかれます。何より祇園でこのお値段で偉いということと、気楽ながらもきちんとしていて居心地がよかったことを言いたいと思います。そして、またこの人の料理を食べたいなと思ったし。しばらく時間をおいてから、また伺います。
■ 営業時間は17:30~23:00ですが、コースは20:00くらいまでの入店が望ましいということでした。で、夜遅は、一品と飲み物だけの注文も可能にするみたいなことも伺いました。ただしこれについては予約を取らないということ。一品料理の品書きがあるわけではなく、当日可能なら、その日のコースの中からの一品をお出しするような感じで、ということでした。
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「御料理 たまりや」 電話 075-541-5670
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-122-251
(花見小路四条下ル西側)
17:30~23:00(コースは20:00くらいLO)
月曜休み(他不定休あり)
カウンター6席、テーブル6席(★いずれも靴を脱いで上る)
全席禁煙
前日までに要予約
2014年9月23日開店
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■ 今日の本コーナー♪
「たまりや」さんの帰り道、木村宗慎さんにばったり会い。この本のことを思い出しました!
これ本当にきれいです。お菓子も、器もすばらしいです。ネットに連載時、毎日見ていましたが、よく実現したなと思う企画です。本じたいも美麗です。
「一日一菓」 木村宗慎 新潮社************************************************************(2014-09-23)
2014年9月 23日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月22日 (月)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。NHK文化センター講座の第3金曜講座を、祇園の
「杢兵衛」(もくべえ)さんにお願いしました。第1木曜講座で伺った時に大好評だったので、2度目の今回は安心して出かけることができました。

●先付 汲み上げ湯葉と松の実の組み合わせ、炙り帆立 帆立でとった出汁のジュレ掛け 切り松の実

●八寸
①秋刀魚寿司、酢橘釜(柿の木茸白和え)、栗シロップ煮、秋茗荷甘酢漬け/②菱蟹と胡瓜の磯辺和え 三つ葉 土佐酢/③冷やし無花果味噌掛け 大徳寺納豆

●奥の、秋刀魚のお寿司はこんな。

●文が添えられており、

●開くと和歌でした。店主の寺田慎太郎さんの手になるものです。美しい・・・
「
萩の花尾花葛の花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花」
山上億良ですね。

●御椀 鱧の葛叩き、赤万願寺唐辛子入り胡麻豆腐、松茸、小松菜、柚子、菊花 清汁仕立て

●鱧の下に赤い胡麻豆腐入り

●造り ①よこわ叩き 大根卸し、洗い葱、大蒜チップ、一味ポン酢掛け/ ②鯛昆布締めいくらのせ、山葵、より人参、つるむらさき、割醤油

●炊合 小芋で作った飛龍頭擬き(車海老、百合根、銀杏)、白だつ、南瓜、絹さや
海老の頭でとった出汁で作った銀餡掛け

●焼物 かます塩焼きうるか醤油掛け、“インカの目覚め”で作ったポテトコロッケ、紫ずきん、酢橘

●御飯 鱧の焼きおにぎり茶漬け(水菜漬、有馬山椒、焼海苔)、山葵 ぶぶ霰 鱧の骨でとった出汁掛け

●デザート 無花果の葉っぱで香りをつけたブランマンジェ、無花果、バルサミコ酢のジュレ、ミント

●菓子 道明寺羹“秋色” 薄茶
■ どのお皿もお手間入りで美しく、そしてほんとーにおいしかった☆☆☆ おだしの味がはっきりしていて、どういう味を出したいのかがすごく明確でした。

■ お軸やお花についても教えていただき、こんな感じで拝見。勉強になりました。畳のお座敷ですが、すべてテーブル+椅子式なのもありがたいです。あまりによかったので、また他の機会でもお世話になります・・・寺田慎太郎さん、スタッフの皆さまありがとうございました。参加してくださった方々にも御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)>
************************************************************「
杢兵衛」
もくべえ
電話 075-525-0115
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-120
12:00~13:30LO、17:30~20:30LO
日曜休み
カウンター8席、2階座敷5室1928年大阪天神橋で開業、1964年花見小路に移転************************************************************■ 今日の本コーナー♪
大好きかっしーです(^o^)(^o^)鹿島茂先生の、これもおもしろい本です!
勝つための論文の書き方 鹿島 茂 文春新書 必ずしも文学好きではない文学部の学生さんたちに卒論指導をしてきた鹿島茂先生が、論文の書き方について、これは文藝春秋の編集者さんたち相手に指導をしたものを1冊にまとめたというものです。論文の書き方を身につければ、新商品の開発やプレゼンといった場面でも即応用がきくのです。論文を書く書かない関わりなく、とにかく読んでおもしろかった\(^o^)/\(^o^)/
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(2014-09-22)
2014年9月 22日, dans ●NHK講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月21日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日もコースご紹介のエリーでございます。
9月の「
ごだん 宮ざわ 」さん、少し前のお昼にいただいたものです。
初めて手前のお部屋に入ってお食事をいただきました。

●いつもペリエをしゅわっと飲んで始まります。

●そしてこれも同時に。冷たいが香ばしい湯桶。

●「鳳凰美田」食前酒にひと口と、●菱蟹、金時草、焼海苔 冬瓜みぞれあん

●鱧と松茸のお椀

●さわらの造り、朝採りの茄子、吉野醤油

●焼胡麻豆腐

●蕎麦(9,2割)に茄子のピュレと夏トリュフ

●きのこの小鍋 うずら肉 山芋すりおろし

●ご飯 まず炊きたての蒸らす前のものをひと口、フレッシュ感があります。

●2膳めでほんわかあったかいご飯になっています。おいし(T_T)(T_T) 香の物、牛肉しぐれ煮、白味噌で炊いたおじゃこ、赤出しも供されます。

●桃、なし、メロン、マスカット 白ワインジュレ

●お茶とお菓子でご馳走さまでございました<(_ _)>
理想的なコースでした。ほんと~によかった。一緒に行ったメンバーも最高というか最強というか、食べることに貪欲というか強欲というか、テンション高くて楽しくて、格別よい時間でした。感謝たくさんです<(_ _)> また伺います<(_ _)><(_ _)>
●ちなみに
初回、
2度目、
3度目。
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電話 075-708-6364
〒600-8402
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル西側
(大江町557)
カウンター8席、個室4席 全席禁煙
2014年7月14日開店
お昼5800円(+税)、夜は10000円、13500円、18000円(+税サ)。
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■ 今日の本コーナー
Kindle版で、和菓子の作り方の本がありましたー\(^o^)/\(^o^)/
ダウンロードしてみます・・・
やさしく作れる本格和菓子 清 真知子 世界文化社************************************************************(2014-09-21)
2014年9月 21日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月20日 (土)

■ 全国100万人の読者の皆さま、引き続き講座報告のエリーでございます。
朝日カルチャーセンター講座、毎月第2木曜開催です。今回は「
割烹はらだ」さんにお願いしました。

●前菜
かます焼すし、すだち/紫ずきんチーズ/いちじく白かけ/すじこ醤油漬、大根おろし/衣かつぎ/栗せんべい/茗荷梅煮
取肴いろいろ。細やかで、季節感明確。いきなり何もかもおいしい\(^o^)/\(^o^)/

●お椀
松茸土瓶蒸し 鱧、銀杏、三つ葉、すだち
土瓶の中に、みっちりびっしり具材入り。いい香りです。

●造り
鱧焼霜、まぐろ赤身、あこう鯛、つばす、やりいか
多種多彩、食感や香味の違うお造りを楽しみました。

●焚き合せ
にしん茄子、三度豆、針生姜
ひどく甘辛くせず薄めに炊いたにしん、よかったです。

●焼物
活子持ち鮎塩焼 焼セロリ酢漬、蓼酢
もうほとんど最後の鮎です。

●箸休
ひし蟹(わたり蟹)、もずく
ひし蟹があちこちで出てくる時期になりました。

●強肴
れんこん饅頭(にんじん、きくらげ、焼穴子) 銀あん ふり柚子
揚げたて香ばしくて、中はみっちり。

●酢物
さんまのきずし、そうめん南瓜、わかめ、シャインマスカット 生姜酢
マスカットとさんまがよく合って、楽しい気持ちになりました。酸味と甘味のコントラストね。

●ご飯
じゃこご飯/●止め椀 赤出し
豆腐、ねぎ、粉山椒/●香の物
水茄子、きゅうり、にんじん、冬瓜、たくあん古漬
お漬物と赤出し白ご飯で終わり。気持ちがなごんだコースでした。和食最高です。

●デザート
水ようかん
食材いろいろ盛り込んでくださって、でも食べやすくてしみじみ美味でした。安心していただけました。
ものすごくよかった☆☆☆ なんか円熟の味~♪という感じで、常連さんが多いこと、よくわかります。奥のお部屋は4人がけのテーブルになっていました(以前は掘りごたつ式のお部屋でした)。
お昼にやっていただいた店主の原田耕治さん女将の奈緒さんとスタッフの方に御礼申し上げます。参加者の方々もありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
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「割烹はらだ」
電話 075-213-5890
京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側
17:00~21:30入店・23:00閉店
月曜、第2日曜休み
カウンター11席、テーブル4席
予約が望ましい
2007年4月開店
************************************************************■ 今日のこんなん見つけたコーナー\(゜o゜)/

これです、大好き京都ホテルオークラのアップルパイ。これがアマゾンで売っていたのでしたww本を見ていて、ふとアップルパイを調べ出したらこれに行き当たりましたー\(^o^)/\(^o^)/
もう1枚写真を出しちゃうよ。どっちも以前に自分で撮ったものよ♪

ごろんごろんと大きなりんごが入ってるの、止まらずどんどん食べてしまいます(*_*)(*_*) 簡単にポチれるとなると、買ってしまいそうだー(*_*)(*_*)
京都ホテルオークラ 伝統のアップルパイ************************************************************(2014-09-20)
2014年9月 20日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月19日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。9月の講座がまだひとつもアップできていません。写真溜まりすぎ(*_*)(*_*)
■ NHK文化センター講座の第1木曜講座、今月は「馳走 髙月」さんにお願いしました。「馳走 髙月」さんは、下河原通にあった風情あるお店を火災で焼失されましたが、4年にわたる休業の後、昨年7月に三条神宮道で新たに再オープンされたのです。
■ 鱧を、骨切りするのではなく骨抜きする独自の技を考案され、他ではない鱧料理をいただくことができます。昨年の11月、鱧も格別にいい時期に食べてみたら目を瞠るおいしさだったのよ(*_*)(*_*) これは講座でやらねばならんww と即決したのでした。
■ 以下、お鍋も組み込んでいただいての、鱧たっぷりのコースです。

●先附 鱧豆腐 貝柱、三度豆、茗荷

●向附 骨なし鱧刺し 鱧落とし、水晶鱧、粟麩、長芋
骨なしの鱧って、骨切りした鱧とは全然違う食感で、鯛に近い食感と風味です。
16名で伺いましたが、ひとり1鍋で、好きなペースでできるのです。

●ぽん酢につけていただきました。

●鉢物 冷やし炊き合せ 鱧の子玉締め 冬瓜、南瓜、賀茂茄子京煮

●焼物 鮎油焼き 枝豆有馬煮、蓼酢

●ご飯 鱧すだれ寿司、骨なし鱧の握り

●水物 山科トマト
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■ 「鱧づくし」ではなかったけれどほとんど鱧で組み立てられたコースでした。独自のおいしさの鱧を堪能しました。すごく価値のあるお昼だったと思います。11月、第3金曜講座で再び伺います。皆さんどうぞ楽しみに♪
■ 店主の朝尾朋樹さんをはじめ、中西多可子さん、スタッフの皆さまに感謝。参加してくださった方々にも御礼申し上げます。
「馳走 髙月」
電話 075-708-8278
京都市東山区神宮道三条上ル西側
11:30~15:30、17:00~21:30
月曜休み(祝日の場合は営業、翌日休み)
カウンター8席、テーブル26席(半個室あり)
全席禁煙 要予約
2013年7月13日新装開店
************************************************************■ 今日も本コーナー・・・
■ 鱧の骨の構造や秘伝の鱧料理200ほどを全公開している朝尾朋樹さんの本を探してみたら、ありました・・・ありましたけど、
仰天のお値段でしたー\(゜o゜)/\(゜o゜)/
秘傳 鱧料理 朝尾朋樹 わたしはこちら、「
京料理の品格」の方なら持ってます・・・勉強になります!!
************************************************************(2014-09-19)
2014年9月 19日, dans ●NHK講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月15日 (月)
■ すごい迫力の「水暉」料理@ザ・リッツ・カールトン京都 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、いつもあふれ返っているエリーでございます。やることややりたいことや言いたいことや行くべきところや欲しいものや買い溜めた本や、それからアップすべき写真であふれ返ってるの(-_-;)(-_-;) 静かな人生を歩みたいんだけど、なぜだかいつまでたっても切れ目なく毎日がお祭騒ぎみたいで、これどうにかならんもんか。(-_-;)(-_-;)
■ ちょっとやそっとのことでもう驚かなくなっているわたしですが(かわいくない (-_-;)(-_-;) )、それでも毎回驚くのが日本料理の「水暉」さん、@ザ・リッツ・カールトン京都です。9月初めのある日、出かけていただいたコースは・・・

■ 彩り野菜盛り 「山利」の諸味噌、パタゴニア産天然湖塩
・・・なのですが、このプレゼンがすごくて、全体像は・・・

■ なんとー、枯山水仕立てで、蓬莱山なんだそうです。あわわ。確かに「大仙院」のお庭などを思い出しました・・・

こういうのね。左奥の、山に見立てた石・・・

■ 引き続き涼しげなガラス皿で登場です。ピンチョスがあったり、お造りというよりはカルパッチョがあったり、楽し。秋刀魚も南蛮漬で登場しました。四角いガラス器は豆腐のクリーム和えですが、これはマスカットやりんご入りで意表を突かれます。

■ ハーブ卵の半熟に、野菜の素揚げいろいろ。舞茸、ズッキーニ、さつま芋、赤伏見唐辛子、南瓜、まこも。カップの中は茶碗蒸しです。

■ 合鴨の治部煮。丸茄子、揚げ茗荷、いんげん、トマト、わさび。

■ ご飯に、ちりめん山椒と香の物いろいろが付き、そして、止め椀みたいな顔をして出てきましたが、これがスペシャリテの
おだしは昆布だけという吸い物です。帆立の葛打ちしたもの、れんこん餅、椎茸、にんじんなど具材は大ぶりです。
最後まで、何もかも食べ応えがあって、ものすごく美味。価値があると思いました(T_T)(T_T)

■ 食後はピエール・エルメのアイスクリームです。注文したわけではないのに、ショコラが入っていてうれしかったです。(わたしにおいてはデセールは茶色いものが望ましいです。)
いや今回もすごかったです。いろいろの演出に目を瞠る思いでした。料理長の三浦雅彦さん、熱い方です~、普通ではない。(*_*)(*_*) また勉強しに伺いますー!
一緒に食べた美奈ちゃんありがとう\(^o^)/\(^o^)/
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ザ・リッツ・カールトン京都 「水暉」(みずき)
電話 075-746-5555
京都市中京区鴨川二条大橋畔
(二条大橋西詰め北側)
2014年2月7日開業
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■ 今日の 「これおもしろい♪」 コーナー
ミニチュア枯山水セット!! こんなものがあるとは \(^o^)/\(^o^)/
************************************************************(2014-09-15)
2014年9月 15日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月14日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、8月のお料理を急いで出します。写真をわんわん溜め込んでいるエリーでございます(*_*)(*_*) 今年は月いち写真を撮るぞと決めた「祇園にしむら」さんです。8月の最後の晩です。2階お座敷です。

●胡麻豆腐

●お椀は鱧と松茸

●久しぶりに、とろと鯛

●鯖寿司

●八寸 鮎の塩焼き/鱧の子の塩辛/枝豆かき揚げ、とうもろこしかき揚げ/揚げ銀杏/伏見唐辛子とじゃこの和え物

●茶碗蒸しで、鱧と松茸、舞茸

●焚き合せが、穴子、茄子、冬瓜、南瓜

●ご飯、止め椀と共に、かますの塩焼き、香の物に、とろのづけ

●白桃に、白ワインのソース
************************************************************■ 毎月のことながら器も美しく、言うことなしの美味です。おいしいおいしいと言い合っていただき、気持ちがぱーっと晴れやかになりました。流れも量も過不足なく、ジャストジャストで、お見事~と思いました。
「
祇園にしむら」
************************************************************■ 今日のこれおすすめコーナー☆☆☆スマフォの話です。タブレットが要らんようになる、大サイズです。
Xperia Z Ultra SOL 24 皆さん、i Phone 6 どうするかで盛り上がっているみたいだけど、i Phone 6 plus よりもこれの方がまだひと回り大きいのよん♪
9月1日からこれ使ってますが、まぢで、ものすごーくいいです。
わたしはau用を買いましたが、
SIMフリー版もありますから、今何を使っていても導入できますよー\(^o^)/\(^o^)/
■ ちなみに、わたしはマッカのケースを本体と同時に買って装着したわけですが、その直後に思い出したの、
SOU・SOUにケースがある んだってことをww 毎日24時ほぼきっかりにSOU・SOUサイトを見ているのに、あらかじめ気づいておけよなわたし(*_*)(*_*)
ばかエリーどす(*_*)(*_*)

■ こんなのです\(^o^)/\(^o^)/
他に、100種類くらい図柄があって、あれこれ欲しいよ~(^o^)(^o^) 季節ごととか、いや、毎月替えたくなりますー♪♪
★Xperia Z Ultra 用の無地の赤いケースを欲しい方がいたら差し上げますー! ピカピカです。(ただし手渡しできる方に限りますー!)
************************************************************(2014-09-14)
2014年9月 14日, dans 京都 祇園にしむら京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月 5日 (金)
■ NHK文化センター講座 岩崎武夫さんのだし講座 3回目 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、8月分で未掲載のものをひっしでアップするエリーでございます。NHK文化センター講座、不定期開催ながら大人気の岩崎武夫さんのだし講座、3回目の今回は8月26日火曜日、下河原通の「水円」さんで開催いたしました。
実演は2品、
1)一番だしの煮こごり(=おだしのジュレ)
2)酢漬けの茗荷

■ 一番だしを取って、

■ ゼラチンを使って冷やし固めたもの。

■ 甘酢につけて、彩り鮮やかに仕上げる酢漬けの茗荷、難しくないです!
以上2品、わたしもすぐにやってみました。ちゃんとできたのです\(^o^)/\(^o^)/
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■ 実演を見て勉強した後、食事をいただきました。まずは、おだしジュレと酢漬け茗荷が使われた冷やし物の一品で始まりました。鱧、南瓜豆腐、銀杏、柚子、水前寺海苔。おだしジュレと茗荷です。

■ 焼物は、丸茄子の油焼き、青柚子風味の味噌がかかっています。甘長青唐と。

■ 冷たい吸い物で、丸芋とおくらのすり流し。穂紫蘇。中にあわび入りです。

■ 強肴に、鱧の焼き霜、梅肉が添えられました。

■ 蛸、蛸の子、新小芋

■ いんげん胡麻和え

■ 穴子茶漬。針生姜と焼き海苔、梅干も。

■ 食後のお菓子は冷やし胡桃餅に黒蜜をかけたものでした。
軽やかながら充実感があり、非常に美味なコースでした。おいしいおいしいと連呼してくださる方もいて(わたしも連呼したかった)、すべて首尾よくいきました。

■ なかなか写真を撮らせてくださらない岩崎さんです。でもすーごく優しい方で、皆さんの質問にも丁寧に答えていただきました。感謝いたします。
「水円」の皆さま、「京都 岩さき」の皆さまありがとうございました。盛り上げてくださった受講生の方々にも御礼申し上げます。
(過去の記録)■ だし講座 1回目記録■ だし講座 2回目記録 ************************************************************■ 今日も本のコーナーです<(_ _)>
「工芸 青花」 新潮社編集長の菅野康晴さんから。
この秋、「青花の会」を立ち上げられるそうです。
本だけでも買えるようですが、入会をすると催しにも参加できて勉強になりそうです。
会員になれば、この本が配布されるということ。
年に3回、発行部数は1000部だそうです。ちなみに青花の読み方は「せいか」。
「内容はおもに骨董、工芸、建築。
実用書、入門書はすでに多くあるので、鑑賞のための本づくりを心がけてゆきます。」
とのことです。
数枚からなるサンプルのリーフレットは、手触りよい紙に、本当に美しい写真が掲載されています。贅沢です・・・今時すごいです。
2014年9月 5日, dans ●NHK講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月 3日 (水)
■ 全国100万人の読者の皆さま、すごくよかったーーー\(^o^)/\(^o^)/と騒ぎたいエリーでございます。「紫野和久傳」さんの大徳寺店、お弁当や典座(てんぞ)料理(=精進料理)のお店として愛されてきましたが、しばらくのお休みの後リニューアルをされて、蕎麦と一品料理のお店として新たに開店されました。店名を「五」と書いて「いつつ」と読むのです。すごくすごくよかった。お料理はもちろん、お蕎麦がとてもおいしかった☆☆☆
■ 十割の細い繊細優美な舌ざわりのお蕎麦です。なめらかで、甘みもあり、品のよいお蕎麦でした。塩で食べて、かえしの濃いおつゆでもいただきました。これは半量というサイズです。

■ 蕎麦湯が、見ただけで、これは蕎麦湯ではない、蕎麦粉をわざわざ溶かしたものとわかります。これがまたとろりと濃厚旨いww おだしと合わせながら全飲みいたしました。

■ これは、強いかえしではなく、料理屋さんらしいおだしに浸っている梅おろし冷やし蕎麦。大根おろしに梅肉が混ぜ込まれているのです。細いお蕎麦を、梅おろしを絡めながらするするといただき時々おだしを飲み、あっという間にいただいてしまいました。

■ 口当たりよくてなんともおいしかったお蕎麦。これはまた食べたい\(^o^)/\(^o^)/

■ 一品料理とお蕎麦の品書きはこんなです。価格はすべて税別です。

■ こんなセットもあります。

■ 飲みもののメニューです。日本酒もワインも焼酎もあり、ぺリエもあるところがうれしいです。(今の料理屋さんなら、ビールを置くなら、発泡水もマストですよー!)

■ さてお料理です。これが胡麻和え。その時々で内容は替わるそうですが、これはれんこん、おくら、干ししいたけ。

■ ぐじの一汐。

■ 湯葉豆腐。

■ 豚の角煮。大徳寺納豆風味です。

■ 天ぷらの盛り合わせ。これはお願いして、煮穴子やとうもろこしの天ぷらの他に、コロッケも一緒に盛ってもらっています。オイルサーディン入りのコロッケで、ワインか冷酒欲しいよう、となります。

■ 別皿で、茶豆のかき揚げ。豆の旨みびっちり寄り添ったという風情で、香りよく甘く、非常に美味な天ぷらでした。

■「 吹き寄せ」、今回作られたお菓子です。

■ 胡桃、松の実、胡麻、大徳寺納豆、青小豆、白小豆・・・これも旨みぎうぎうに詰まった、滋味溢れるお菓子でした。甘さほどよくすごく香りよかったです。またいただきたいです。

■ 2階の内観はほとんど変わりないです。L字形のカウンター10席にテーブルが3卓6席。「和久傳」といえば「はしたて」を除いてコースのお店でしたから、こうして一品を好きにいただけるのは画期的なことです。(一品料理のお値段は500~1000円くらい。)

■ 店内、1階入ったところに、お祝いのお花がたーくさん飾られていました。見事な胡蝶蘭がいくつもありました。
************************************************************「紫野和久傳 大徳寺店 五(いつつ)」
電話 075-495-6161
〒603-8214
京都市北区紫野雲林院町28
11:30~20:00LO(売り切れしまい)
木曜休み(毎月28日は営業)(1階は月曜休み)
カウンター10席、テーブル3卓6席 全席禁煙
予約不可
2014年9月3日開店
2014年9月 3日, dans 京都 蕎麦京都 和食14後半 | lien permanent
2014年9月 2日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、明日オープンの2軒をお知らせするエリーでございます。オープンといってもゼロからの開店ではなく、すでに定評があり過ぎるほどあるお店、名前を聞いただけで、「それは大丈夫だろう☆☆☆」と安心して走って行きたくなるようなお店です。

■ 「紫野和久傳 大徳寺店 五(いつつ)」。しばらくお休みされていた紫野和久傳の大徳寺店さん、お蕎麦と一品料理で再スタートということで、とても楽しみにしています。
(画像は
HPからいただきました<(_ _)>)
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■ 通りがかりに撮った写真です~ きゃー、明日9月3日から昼営業みたいですねー\(^o^)/\(^o^)/ 11:30~14:00とのこと。寺町通竹屋町上ル西側の
「食堂とん」再開ですww

■ メニューも貼り出してありました♪ わかりやすくとんかつがいただけるみたいです♪♪
不良豚ちゃんのイラストがわたしは大好きですー\(^o^)/\(^o^)/
★いずれも明日、料理写真出します!************************************************************■ 本のコーナー♪
とことん! とんかつ道 中公新書ラクレ
これおもしろそう・・・読んでみます。Kindle版があるので買いやすいです。
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(2014-09-02)
2014年9月 2日, dans 京都 蕎麦京都 カレー京都 とんかつ京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月31日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。8月未アップ分を急ぎます。8月の朝日カルチャーセンター講座はいつもの第2木曜がお盆休み時期に重なったので第4木曜の28日にずらしたのでした。6月にできたばかりの「白川たむら」さんの2階のお座敷へ。お座敷といってもテーブル+椅子スタイルです。(そうでなければわたしは講座をやらない。脚がエコノミー症候群みたいな状態でつらい思いをしながらいいお料理をいただくのはもったいないから~)
(ちなみに前回はこれ。)
■ センスよくおいしい、量もたっぷりのコースを出していただきました。
●ルバーブ、すいか、いちじくのミックスジュース

●スナック菓子みたいな焼きものアミューズで、ほうじ茶、あおさ海苔、チーズマカロン
●北海道低温貯蔵氷室出しじゃがいも使用のポテトサンド
フルーツトマト、いかフリット、いかすみとガーリック風味

●鮎の焼き寿司

●お椀です。
葛打ちした牡丹鱧、松茸、糸瓜、練りうに

●鱧(韓国)はこんなに大ぶりです。コース全般たっぷりたっぷりでした

●サラダ 黒あわび入り夏野菜のサラダ 焼き茄子のスープ あさりのジュレ
野菜多種で、トマト、れんこん、はすいも、赤万願寺とうがらし、白きくらげ、アスパラガス、アスパラソヴァージュ、紅芯大根、、ヤングコーンなどなど、どれも味の濃い風味のよい野菜でした。

●お造りのパフェ
牡丹海老、剣先いか、毛蟹、まぐろ・・・グラスの中にみっちり盛り込まれていました。

●お造りに添えられた九条ねぎソースです。これが癖になるようないい香りでした。

●黒毛和牛のサイコロステーキ
しっとりしたもも肉。賀茂茄子、茗荷、大葉、シークワサー。

●焼物が、のどぐろ(長崎)の塩焼き ロメスコソース、石川県の岩もずく
ロメスコソースとは、パプリカ、トマト、アーモンド、ガーリックで作るスペインのソースです。

●御飯、赤出し、香の物

●デセール
プチシュー、ナツメグ風味のショコラのムース、自家製のヴァニラアイスクリーム、焼きたてのマドレーヌ、巨峰と赤ワインのジュレ
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■ ものすごく充実した、食べ応えのあるコースでした。どのお皿も味が決まって、ものすごく気合いが入っていることがわかりました。非常においしかったー☆☆☆
「白川たむら」さんすばらしいです。田村尚重さん、スタッフの皆さん、そして参加してくださった方々に御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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「白川たむら」
電話 075-533-8805
京都市東山区新門前通花見小路東入ル一筋目上ル西側
(京都市東山区中之町248-6)
12:00~13:30LO、18:00~20:00LO
日曜休み
カウンター8~9席、個室6席 2階 6畳6席×2部屋(椅子式)
全席禁煙 要予約
2014年6月1日開店
************************************************************■ 本日の「これ欲しい」コーナー♪
新商品です\(^o^)/\(^o^)/
なぜかと言えば、手書きで紙に書き取ったメモを、撮影やらスキャンやらせず、いきなりEvernoteなどのクラウドに飛ばすことができるのよ・・・すごいと思う。激しく便利。
普段、PCに打ち込める場なら楽ですが、手でメモするしかない場面が多数です。
いつもわたしは切り取り線入りのリングノートにメモしてそれを全部スキャンしてデジタルデータにしていますが、その手間が大幅に減るわけです。つうか、スキャンする間もなく結構あっという間に紙のノートがたまり、後からまとめてひいひいとスキャンすることにしばしばなってます。その打開策となるのではないかー??
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(2014-08-31)
2014年8月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月30日 (土)
■ 全国100万人の読者の皆さま、本日は新店お知らせのエリーでございます。祇園に8月28日オープンした割烹「祇園もりわき」さんのご紹介です。
■ 祇園南側、祇園ホテル・・・って今は言わない、アパホテルの南側です。店頭にお花があふれていますからすぐにわかります。
■ 中はこんな。さくら材のカウンターで6席。ご主人・森脇 努さんです。
■ 奥側から見たらこんな。
■ 奥にテーブル1卓、4席です。
森脇 努さんは京都ホテル「入舟」出身、「京柿」や「祇園おかだ」さんなどでみっちり修業を積まれて独立されました。
■ こんな場所なのに、お値段控えめなのが偉いと思います。
昼3500円(税別、サなし)、夜7000円、10000円(税サ別)。
まずはお昼の3500円のコースをいただきました。
カリテプリ=コストパフォーマンスがいいお店だと思いました。
量もほどよく、お腹いっぱいになり過ぎないのもいいと思いました。
だって京都にいらした方は必ず、あちこちの甘味屋さんやパティスリを巡ったりするものだから。
奥さまとふたりでのお仕事ですが、おふたりとも感じがよく、リラックスできることも言っておきたいと思います。
**********************************
■ さてお料理ですが、いただいた3500円(+税)のコースです。
●まず玄米スープひと口で喉をうるおして、
●鱧、ずいき 梅肉煮凝り、天草のうに
●お椀はきす、白とうもろこし饅頭(といってもふるふるの豆腐の食感)、紫いんげん。
吸い地とてもおいしかったです。
●めいち鯛の昆布締め
●鰻の飯蒸し
●賀茂茄子と小芋 菱蟹のあんかけ
●二八の蕎麦 石臼で粉を碾くところから全て自家製の手打ち。蕎麦粉は今は北海道のものとのこと。
●塩とつゆと両方でいただきます。蕎麦が定番の締めになるということです。
●鯖寿司は、お腹のふくれ具合を聞いてくださってからの提供です。せっかくなので味わってみたくて、一緒に行った人と一かんを半分こにしてもらいました。
●いちじくの赤ワイン煮のシャーベットと梨。
************************************************************
「祇園もりわき」
電話 075-525-1030
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-177
12:00~13:30LO・15:00閉店、18:00~20:00LO・22:00閉店
不定休
カウンター6席、テーブル1卓4席 全席禁煙
要予約
2014年8月28日開店
************************************************************(2014-08-30)
************************************************************■ 今日は「売ります」のコーナー
わたしのネクサス7(2012年の最初の型で、2012年10月購入)、どなたか要りませんか?
これです。
だいぶ使いましたが、それでも新品みたいにきれいです。外箱もきれいな状態であります。京都市内など、受け渡しを簡単にできる方希望です。メールくださいませ。フェイスブックのメッセージが簡単です。
https://www.facebook.com/eridosu.sekiyaeri今かなりいそがし~状態なので、すぐお返事できないかもしれませんが、
必ず拝見します<(_ _)><(_ _)>
★追記 売れましたー!
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2014年8月 30日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月29日 (金)
■ 「天ぷら割烹なかじん」鮎や地鶏の天ぷらと、はり麦\(^o^)/ |
■ 全国100万人の読者の皆さま、ほんとーーーにおいしいものをいただいたら、騒がずにはいられないエリーでございます。「天ぷら割烹 なかじん」さん、ほんとーーーーにおいしかった\(^o^)/\(^o^)/
■ 最近のある日「なかじん」さんデビューの人と一緒にお昼のコースです。
小鉢/選べる前菜/麦切り(粗碾きのうどん)/サラダ/選べるメイン料理/ご飯、お漬物、味噌汁/最後に甘味もセットになった、「月」のコース3990円です。ものすごく価値があります。
■ 小松菜と生湯葉のお浸しの小鉢が供された後、
■ 前菜に選んだのが
岐阜産 鮎の竜田揚げ うるかのバーニャカウダとたでのジェノヴェーゼ
鮎が、ほくほく柔らかな食感に仕上がっていてすばらしかったです。
■ はり蕎麦ならぬ、はり麦。全粒粉の麦切りに、冷たいおだしを張ってあるものです。この食べ方は初めてです。
■ 目の前で製麺されたものです。これ香りよく、とても美味なものです。おだしはもちろん全飲みです。

■ サラダにのったいちじくは皮ごといただけました。赤紫蘇が混ぜ込まれたヴィネグレットソースで和えられています。彩り美しいし何もかもほどよいです。

■ ぴかぴかの鶏肉を見せていただき、

■ メイン料理に選んだ
丹波地鶏もも肉の天ぷらといろいろ野菜の天ぷらセット の始まりです。
このもも肉天ぷら、これを天国というのだわ、という味です。噛んだかどうかわからんほどに柔らかいのです。外側サクサク、中はレア。鶏肉が溶けてゆく、ってヘンな表現だけど、そういう感じなのよ。これひとつ味わうためにだけでも出かける意味があります。
この後、
万願寺唐辛子、賀茂茄子、生麩、よもぎ麩、みょうが、南瓜などが揚げたてで供されました。最後にもう一度、鶏肉のもも肉天ぷらで締め。
お い し か っ たー。
■ ご飯、お味噌汁、お漬物もおいし。

■ 食後にはもなかです。ふだんあまりもなか要らんのですが、これは別。外側がどこまでもサクサクサクサクで、中のあずきとアイスクリームが渾然一体となって、これはおいしい。だいたいわたしにおいては色々の味を混ぜてしまうのが好きではないが(ご飯とおかずを一緒くたにしてしまう丼なども、例外はあるがあまり好きではない)、これは完璧に一体となって美味だと思うのです<(_ _)><(_ _)>
「
天ぷら割烹 なかじん」
************************************************************■ 今日の本は・・・
これ読みやすい、おもしろい\(^o^)/\(^o^)/
「残るは食欲」 阿川佐和子 ************************************************************(2014-08-29)
2014年8月 29日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月24日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ 」さんに伺いまして、3度めの今回もほんとう~~によかったと思ったエリーでございます。夜のコースです。

●湯桶の冷製がまず供されます。冷たくて少し塩味。いい香りです。

●先付が、食前酒ひと口と共に、おくらと車海老、帆立、枝豆、天草のうに。鱧のだしの煮こごり。つぼつぼに、紅白なます。

●お椀はおこぜの丸仕立て。強烈に旨かったです(*_*)(*_*)

●伊勢のめいち鯛。透明できれい、優しい甘み、繊細なおいしさ。

●焼とうもろこし豆腐

●糖度の高い北海道のとうもろこし、サニーショコラ。名前だけは聞き知っていたので、どんな味かー?と思っていたのです。うれしくて見せていただきました。

●琵琶ますの木の芽焼き

●十割蕎麦、おろしたからすみがふわふわです。ずるい旨さ。「味わいのむさぼり」ですー!

●焼き茄子、いちじく、小芋に、玉味噌。ほっとしておいし。

●鯛の骨蒸し
これ、上品ながら忘れられないおいしさでした。鯛って、旨みを自分でこんなに持っているのか?

●鍋仕立てです。冬瓜すり流し柚子胡椒風味。中に鱧、ずいきとじゅんさいです。しみじみ旨いー スープまで全飲みです。

●ご飯です。ここからまたおいしいのだよ。

●炊きたてでご飯粒ピカピカ、蒸らす前の状態。ここから2膳め、3膳めといただきました。

●お漬物たっぷり、牛肉しぐれ煮も。あおさ海苔の赤出しおいし、白味噌で炊いたおじゃこも実に美味です。

●デセール1がフルーツで、マスカット、すいか、メロンに、白ワインのジュレ。メロンは北海道から。

●デセール2が氷の器で葛きりです。冷たい口あたりいい黒蜜おいしい。

●お薄をいただき、ご馳走さまでございましたー<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
非常によかったコースです。お料理は申し分なく美味、器も美しい。店内は清浄な気が流れている感じで、何もかも、よくこんなきれいなお店が出来たなと思うほど美しいです。
(
初回記事これです。)
●以上料理は13500円のものでした。
一緒にいただいたGOさんありがとうございましたー!
勉強になる話をたくさん伺いました。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
************************************************************
電話 075-708-6364
〒600-8402
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル西側
(大江町557)
2014年7月14日開店
お昼5800円(+税)、夜は10000円、13500円、18000円(+税サ)。
************************************************************■ 今日も本のコーナー♪
今これ読んでます、ポイントセールでぽちりましたー(^o^)
「輝く日の宮」 丸谷才一 講談社文庫************************************************************(2014-08-24)
2014年8月 24日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月14日 (木)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日はちゃんと料理の写真を出します。「
二条 椿 」さんに、先日久しぶりに伺ったのです。
お昼に、ちょうどよかった5000円のコース「しきぶ」です。

●先附 鱧焼霜、鱧の子煮凝り、蓮芋、梅醤油泡雪

●向 しまあじ、平目

●椀 いさき 焼茄子、冬瓜、つる紫、柚子

●凌 トマトすり流し 蛸の子、にがうり、土佐酢ジュレ

●食事 貝柱となんば(とうもろこし)の釜飯

●菓子 いちじくの葛焼、すだちのわらび餅、濃茶アイスクリーム
■ お料理4品の後に天ぷら7品、ご飯も炊きたてで、充実したコースでした。天ぷらは今は菜種油のみで揚げているとのこと。賀茂茄子やら万願寺とうがらしやら野菜もたっぷりに、目の前で揚げてくださったものを熱々でいただくのは実に美味でした。
最後のお菓子の、いちじくの葛焼とすだちの香りのわらび餅も驚きがあってよかったです。
料理は変わらず山口拓朗さん、サーヴィスは店主の小峯充靖さん。開店から3年ですが、タタミカウンターも清浄さを保っており、店内の少し侘びた風情もますますいい感じだなあと思いました。もともと夜に美しい、陰影礼讃なインテリアなのだけど、お昼なので奥の窓際はこの通り自然光も入って手元は明るいですー!
■ 料理担当は山口さんひとりなので、さすがに今は朝食はやめているみたいですが、それでもお昼もLOすごく遅いので(16:00LO)、中途半端な時間だけどいいもの食べたーい、というような時にも重宝だと思います。遠方からのお客さまの時にもぜひ。

■ 小峯さん、
MPS、ありがとうー!
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「二条 椿」 にじょうつばき
電話 075-256-2882
京都市中京区二条通寺町東入ル南側(榎木町92-12)
12:00~24:00(昼コースは16:00LO)
カウンター8席、2階にテーブル6席、個室4~6席
要予約
2014年8月 14日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月 9日 (土)
■ 全国100万人の読者の皆さま、夏はすぐバテてダメだー(*_*)(*_*) と言いながら、とびきり旨いもんならいくらでも食べられるエリーでございます。食べるとなると本気だし写真撮ってもお箸をつけると食べるのはっやいし。秒速で変わっていくと思うから、美しさを愛でつつもおいしいうちにいただかねばならんと思うのです。
■ 夏の昼はできるだけ外出をしないのです。なぜなら消耗がひどすぎるから。・・・と言いながら、先日のある日、お昼の「
山玄茶」さんに大喜びで出かけました。例外のない規則はないのです。遠方から客人来たる、またうれしからずや。というわけで、以下、お昼のいい方のコースです。

●湯葉豆腐 秋田のじゅんさい アボカド うに ばくだいかい、穂紫蘇

●鱧と冬瓜のお椀。湯桶の感覚で下に焼きおにぎり。上に水菜と玉ねぎのサラダ。吸い地は鱧の骨だしを一番だしで割ったもの。

●お造りは、中にクリームチーズを仕込んだ鯛のそぎ造り、鱧、しまあじ、いか。ちり酢は粒マスタード入り。ご指示通り、ざばーっとかけていただきました。

●屋形船の形の器に、安曇川で獲れた鮎の焼物。生姜醤油焼き。

●八寸です。以下詳細で、

●鱧のつけ焼ときゅうりの酢の物

●鱧の子の塩辛、富山の白海老

●山桃、牛みすじ肉のローストビーフ風、サーモン巻き(ケイパー、クリームチーズ、玉ねぎ)

●胡麻パン添えでした。柚子塩を入れた胡麻油

●板状に作った胡麻豆腐。おふとんをはがすようにめくれば、車海老の生揚げ、汲み上げ湯葉 からし割醤油

●茶碗蒸し 焼茄子、甘鯛、みょうが。柚子

●ご飯です。ここからまた激しく盛り上がります。ご主人の増田伸彦さんのご飯プレゼンです。

●水ようかんで終わり。
■ いつもながら心から満足、非常に美味で楽しいコースでした。よい気が漲っているお料理なのです。すみずみまで丁寧に作られていて。今回も満席(満席でなかったことが一度もない)、ほんと~によかったです。仕事で京都にいらして、お昼の時間を一緒に過ごしてくださったJさんに感謝です。<(_ _)><(_ _)>
「
山玄茶」
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■ 今日も本のコーナー♪先日も出しましたが、これ読んでしまって、あまりにもおもしろくゲラゲラ笑えて楽しかったので、再度貼り付けておきます。
■
「私本・源氏物語」 田辺聖子 文春文庫どうか電車の中などで読まないでください。笑って笑ってどうしようもありません。
それでいて情感豊かでよいなあとしみじみもしました。
この本では、光源氏の付き人、伴男(ともお)が語り部となるのですが、光源氏は「ウチの大将」だし六条御息所は「六条のオバハン」だし、若紫は性教育の本なんか熟読していてめちゃくちゃにおませな口きくしで、みんな濃くて強烈。人物が独自の解釈でくっきりはっきりと作られているのです。そしてみんな大阪弁なのー(^o^)(^o^)
で、次はこれを読み始めました。↓
■
「新・私本源氏 春のめざめは紫の巻」 田辺聖子 集英社文庫これはまた語り手が変わるんですよ・・・須磨・明石後、都に戻った光源氏のその後は?
この後も1冊まだ控えていますから、楽しみに読みます。
源氏物語関係だけでも、どれだけ読みたい本があることか・・・時間を散逸させずに、読める時はできるだけ集中して読もうと思います。
■ 読書ってすっごいスピードで言葉を否応なくむしゃむしゃ食べていくようなイメージがあって、そのためのまとまった時間がないとわたし何か落ち着かないです。夏は暑くてわたしは暑さに弱くて活動ペースが落ちますから、その分、本読めるわー\(^o^)/\(^o^)/
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(2014-08-09)
2014年8月 9日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月 4日 (月)
2014年8月 2日 (土)
■ 全国100万人の読者の皆さま、あづいがご機嫌のエリーでございます。7月にいただいたお料理を出します・・・7月24日、後祭の日に東京からいらした方々を交えて計6名でいただいた「ごだん 宮ざわ」さんの夜コースです。訪問2回目。ものすごくよかったー!!
(初回の
昼コースはこちら。)

●冷やした湯桶で始まります。ひんやりしているのに香ばしいです。

●ひと口、宮津のお酒 「香田」を食前酒にいただいた後に、ひと品め、●赤貝、とり貝、クレソン、防風のお皿。貝類がいい食感で、いきなり旨。酸味が心地いいです。

●この器大好き。

●お椀はぐじとずいき。おだし絶妙、ぐじは脂たっぷり旨みたっぷりで、この時点であとは野となれ状態、完全に野となりましたー!

●宮澤政人さん。淡々と仕事なさいます。お店も料理も器も店主も美しい♪

●お造りは、いさきと天草の赤うに、花穂紫蘇。このいさき、いさきにこんなに風味というものがあるのかと思いました。鯛とはまた違う深いおいしさを感じました。

●焼きとうもろこし豆腐 すりおろしたれんこんととうもろこし。「じき 宮ざわ」で出てくる焼胡麻豆腐に当たるのがこれみたい。また胡麻豆腐とは食感が違います。優しい甘味、いい香り。少量のわさびがアクセントになっていい感じです。

●のどぐろの若狭焼き。ぐいぐいと旨みが押し寄せました。どうする?というほど旨かった(T_T)(T_T)

●利休そうめん

●利休そうめんとは、胡麻を葛で固めたもの。レモン風味でするするといただけました。そうか胡麻豆腐が胡麻素麺に形を変えたのか♪

●鮎 唐揚げと塩焼き 唐揚げバリバリしていてやみつきのおいしさ。

●木の芽酢と。立ち上がって望遠にできなくてお酢のお皿傾いでしまってごめん。<(_ _)><(_ _)>

●鱧しゃぶです。

●細いもろもろは、茄子、みょうが、おくらを極細にしたもの。鱧のふわふわの口当たりと旨みを堪能。スープ全飲み・・・おいしかった(T_T)(T_T)

●ご飯です。

●少し芯の残った、炊き上がり瞬間の状態。

●蒸らしたもの。白ご飯ほんとーーーーーーにおいしい。色々なことはもうどうでもいい。糖質制限て何だっけ状態。

●いつも通りにたっぷりのお漬物とお味噌汁。最後まで完璧でした。

●桃とマスカットはラリックのお皿で。

●ひんやりつるりのデセールうれしい。

●くずきりです。氷の器きれい。前回はくずきりが最後の一部、氷の器にくっついてしまったけれど、今回はくっつかないように工夫されていました。おかげで全部きれいに掬い上げていただけました。

●お抹茶、もなかでコースは終わり、ごちそうさまでございました<(_ _)><(_ _)>
■ 以上、夜の13500円のコースでした(税サ別途)。お料理はぴたりと決まって美味だし居心地もいい。そして目に入るものすべてが美しく、すごく価値があると思いました。また伺います<(_ _)><(_ _)> というか、予約が取れなくなる前に早く次の予約をしなければ~。
「
ごだん 宮ざわ 」
************************************************************■ こんなん見つけちゃったコーナー♪きゃー アマゾンで桃も買えるのね。アマずぶ=アマゾンずぶずぶのわたしも食料品は買ったことがなかったけれど、産地から取り寄せるというのもありなのね・・・食べものの「取り寄せ」って、わたしは実物を見て買いたいものだから、ほとんどしたことないのだけど、でもアマゾンなら大丈夫なんだろうなー ・・・と思わせるほど、アマゾンが人生に織り込まれてしまってます(-_-;)(-_-;)
■ 夏の桃といえばこれも・・・
「遊形サロン・ド・テ」さんです・・・近日中に<(_ _)><(_ _)>
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(2014-08-02)
2014年8月 2日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月 1日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座ご報告です。あづいあづいと言っているうちに8月になってしまい、7月にいただいた料理をさっぱり出せていない。宿題溜めてしまったような気持ちのエリーでございます<(_ _)><(_ _)>

■ NHK文化センター講座、7月の第3金曜講座は「
京都和久傳」さんにお願いしました。牛肉+花山椒のしゃぶしゃぶです。第1木曜講座は先月やって大好評、今月も続けて参加してくださった方もいて感謝<(_ _)><(_ _)> しゃぶしゃぶ以外は献立が替わっていてわたしも新鮮な気持ちでいただけました。

●先附はいつもひと口の食前酒と共に供されます。

●先付 笛吹鯛造り あしらい すだち 土佐醤油

●椀 蓮根まんじゅう 湯葉 叩きオクラ 薄葛仕立て

●和え物 冬瓜 白ずいき ズッキーニ胡麻和え

●お凌ぎ 冷やしにしん蕎麦 山椒

●焚き合わせ (冷製で)煮穴子と丸茄子 鷹ヶ峯唐辛子 柚子

●御飯 鯛の黒寿しか鯛味噌茶漬けの選択で、これは鯛味噌茶漬けのミニ版

●お菓子 れんこんもちとお薄でご馳走さまでございました<(_ _)><(_ _)>
今回もばちーっと決めてくださいました。料理長の木山義朗さん、スタッフの皆さまに感謝いたします。参加してくださった方々にも御礼たくさんです<(_ _)><(_ _)>
「
京都和久傳」
************************************************************■ 今日も本のコーナー♪
「世界の美しい書店」 今井栄一 宝島社これすごくきれいで楽しい写真集です。世界の書店。劇場形もあれば教会もある。日本の書店もあります。こんなにたくさんみっちり写真入りで、お値段もお手頃(1944円)なのがいいです。楽しい~♪ (京都の書店も紹介されていますー!)
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1日付けで、もう1記事アップします!
2014年8月 1日, dans ●NHK講座京都 和食14後半 | lien permanent
2014年7月30日 (水)
■ 騒ぎたい和食「なる屋」/パイナップル氷@「二條若狭屋」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、あづいですがすばらしい料理にはやっぱり感動しているエリーでございます。
■ 初めて出かけた和食店で、非常によかったのが堺町通錦上ルの「なる屋」さん。電話 075-252-1199。おいしかったセンスよかったすばらしかったー\(^o^)/\(^o^)/ けれど、料理写真出しちゃダメなんだって。取材も受けないんだって。まあ、お店のあり方を決めるのは店主自身だから、お気持ちは大切にしましょう、と思うんだけど、しかし写真出したいわー♪ だって、鱧でも肉でも野菜でもご飯ものでも、ぴたーっと味が決まっていたんだもの。器もきれいだったんだもの。旨い旨い旨いと言いながらいただきました。量もたっぷりで、すっごく食べ応えがありました。
■ 店主の上嶋良太さん(森良太さん)は和久傳出身(室町和久傳→紫野和久傳大徳寺店で典座料理を担当した後NYで2,3年和食店に勤めて帰国)。8席のカウンター(一応2階にお部屋もあり)、夜だけの営業です。食前のひと口ジュースからデセール、お薄まで入れて全15品ほど、お料理代13000円~です。
いやほんとーにおいしかった。まぢでおいしかった。満足度大変に高かったです。
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■ 先日この時にいただいた氷の続きです。「二條若狭屋」さん寺町店のパイナップル氷です。

■ たっぷりパイナップルソースがしみていて、別添えにもなっていて、これも万全いたつくの氷でした(いたつく=至れり尽くせり)。
ここでは何をいただいてもフルーツの香味全開です\(^o^)/\(^o^)/
「二條若狭屋 寺町店」
電話 075-256-2280
京都市中京区寺町通二条上ル東側(榎木町67)
茶房 10:00~17:00(1階の店舗は9:00~18:00)
水曜休み(祝日でも休み)
テーブル23席 全席禁煙
大正6年(1917年)創業、寺町店は2013年6月16日開店
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■
今日も本のコーナー♪
■
「私の本棚」 新潮社こんな本読み始めてしまったよーん(^o^)(^o^) 合間合間に読むのにちょうどいいです。
紙版は1年くらい前に出て、少し前にKindle版も出ましたー♪
以下、内容紹介を貼り付けます。
内容紹介
ずらっと揃った文学全集や、愛おしい本だけを並べた棚など本棚の思い出は人それぞれ。でも一番の悩みは、溢れる本との長年の格闘──小野不由美・椎名誠・児玉清・南伸坊・井上ひさし・荒井良二・西川美和・中野翠・内田樹・金子國義・池上彰・鹿島茂・福岡伸一など23人の読書家による、本棚にまつわるちょっといい話。
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(2014-07-30)
2014年7月 30日, dans 京都 氷京都 和食14後半 | lien permanent
2014年7月14日 (月)
■ 「ごだん 宮ざわ」 オープンおめでとう\(^o^)/\(^o^)/ |
■ 全国100万人の読者の皆さま、本当にすてきなお店が開店して、大喜びしているエリーでございます。本当にめでたい。和食の料理界のために、日本文化のために喜ばしいと思います。
■ 「じき 宮ざわ」の店主である宮澤政人さんの2軒目のお店、「ごだん 宮ざわ 」が本日7月14日(フランス革命記念日でもある!)オープンしました。おめでとうおめでとうおめでとうございます\(^o^)/\(^o^)/
■ 「1年前の今頃は、2軒目など考えてもいなかった」と宮澤さん。「洛陽荘」との契約が終わって急遽2軒目を、という流れになったそうで、春から準備にかかったということです。それでこの完成度!!と美しさに驚きました。
順番にいきます・・・

■ 場所は東洞院通、松原通下ル(万寿寺通上ルの方が近いかも)の西側です。お花であふれ返っているので、すぐにわかりました。

■ お昼時間の少し前に到着、宮澤さんが店頭でお花の整理をしていたよ~(^o^)(^o^) わたしがチャリを停める間にも、お花やさんが来てどんどん胡蝶蘭を置いていかれました。

■ 「ごだん 宮ざわ」という店名は「後段の茶事」からだそう。揮毫したのは畠中光享さん。

■ お店に入ります。木の香りに満ちています。うれしいなあ、こんなきれいな新しいお店に訪れられることが。この床の陶板を敷き詰めてあるのもひどくきれいです。

■ カウンター8席の店内。床も天井も壁も本当にきれいです。これ、どなたかに設計とかデザインを頼むことなく、宮澤さんが全部考えて、大工さんや、それぞれの職人さんに注文して造られたということ。カウンターは栗の木で5,5メートル。すごく手触りがよくて、すりすりしてしまいます。(汚したらいかんけどww)
このカウンタースペースの手前に、個室があります。

■ 個室はこんな。4席です。ここもこぢんまりしていて、楽しいだろうなあ。

■ さてお席につきまして、ここで初めてのお食事をいただきます。お昼は5800円1コース。(税別・昼はサなし。)この美しいスペースで、きれいな器でいただけると思うと、本当に心が躍ります。

■ まず、煎り米のお茶。湯桶の冷たいの、という感じです。香ばしくて、塩気もほんのりで、夏に心地いいと思いました。

■ 同時にペリエを注文、わたしはいつもペリエ(など発泡水)で始めます。

■ お酒はこうして酒器を選ばせてくださって、

■ 一緒に行った人が「十四代」を選択、このすてきな徳利で出してくださいました。(もともとは中国→フランス経由で日本へ来た調味料入れとのこと、前も伺ったのに忘れていたので書いておきますww)

■ お料理スタートです。食前酒ひと口、そして鱧の焼き霜です。じゅんさい、ずいき。上からトマトの透明なジュ。小さな器の方は紅白なます。

■ お椀はれんこん餅、のどぐろ。こののどぐろが、途轍もなく旨いーーー(T_T)(T_T)と思いました。

■ お店も美しい、器も美しい、そして店主も美しいのです。所作がなめらかで優美。これ和食ではとりわけ大事です。

■ アンティークのバカラに鯛を盛り付けています。

■ 明石の鯛。丸1日置いたものとのことで、ねっとり熟成具合いい感じで、ほんとーーーにおいしくいただきました。ほとんどを藻塩でいただきました。

■ そしてこれ、見慣れた器で、いつもの焼き胡麻豆腐と思い込んだら・・・

■ とうもろこし豆腐というのかな、とうもろこしの葛焼きというのかな、何せ、胡麻ではなく、とうもろこしでしたー! ごめんなさい<(_ _)><(_ _)> すごく口当たりよかったです。これが新名物になるのかな?

■ そして次は何だ? からすみを景気よくすりおろしています。

■ 十割蕎麦、上からふわふわと、すりおろしたからすみです。これも非常に美味でした。

■ 鍋です。賀茂茄子、冬瓜、万願寺唐辛子。野菜の鍋、と思ったら、スープは牛テールスープでした\(゜o゜)/\(゜o゜)/ うまー(*_*)(*_*) スープ全飲みいたしました。今まで肉っ気を使わないできたけれど、今回のお店での新しい試みですね。

■ そしてこれはいつも通り、香の物たっぷりどうぞと出てきて、白ご飯への期待でいっぱいになります。

■ まだ蒸らす前、まだ芯のある状態のご飯をひと口。

■ その後、蒸らされた状態のもの。

■ ご飯を際限なく食べたいと思ってしまいます。

■ 白味噌で炊いたおじゃこのせてもおいしい。感涙うるうる。(T_T)(T_T)

■ ご飯の後はフルーツです。夕張メロン。完熟で、甘い甘い甘い(T_T)(T_T) ←もう泣きっぱなしww

■ そしてまだ一品あります・・・この涼しげな演出すてき過ぎ。
先日の「水暉」さんを思い出しましたー(^o^)(^o^) (「水暉」三浦雅彦さんは宮澤さんの師匠にあたる方です。)

■ くずきりでした。これは黒蜜で正統なくずきりですよww

■ そして最後にお抹茶です。

■ ごちそうさまでした。ものすごい満足感。お値段に対する満足度がすごいと思いました。居心地よくて何もかもあまりにすばらしくて、友人たちに教えてあげないわけにはいきません。来週の夜、東京から来る大事な友人がいますから、その日に合わせて予約いたしました。まとまって伺います!! ほんとーーにまた予約すぐいっぱいになって、激はやりにはやりますよー! 席取るの難しくなりますよーー! 皆さん予約早めになさってください!!
************************************************************「ごだん 宮ざわ」
電話 075-708-6364
〒600-8402
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル西側
(大江町557)
2014年7月14日開店
お昼5800円(+税)、夜は10000円、13500円、18000円(+税サ)。
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■ 今日も本のコーナー♪
宇田川 悟さんの最新刊です。
「
料理人の突破力」
未読ですが、間違いなくおもしろいと思います!
★宇田川さんより、ホテルオークラ東京で記念イヴェントが開催されるということです。
7月28日(月)13:30~15:30 (13:00開場)
入場料3000円 お菓子とカフェ付、
石鍋裕、片岡護、小室光博、宇田川悟さんたち出演。
わたしは伺えませんが、すごく楽しそうです~♪
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(2014-07-14)
2014年7月 14日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年7月12日 (土)
■ 「上賀茂 秋山」やっぱりものすごくよかった\(^o^)/ |
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日もご機嫌エリーでございます。「上賀茂 秋山」さんに先日のお昼、久しぶりに伺いました。すごくよかったーー\(^o^)/\(^o^)/

●黒文字のお茶でようこそともてなされ、

●カウンターに移って、まず発泡水=しゅわしゅわの水です。

●焼霜をしている店主の秋山直浩さん。

●鱧の焼霜、上にかかっているのは、胡瓜のさいの目と海苔と酢をあわせたもの。下に山科茄子(皮付きの)、千両なす、玉ねぎ、トマト、伏見とうがらし、ズッキーニ、黄色ズッキーニ。

●煮物椀は中に しんじょう。じゃが芋千切りに粉つけたもの。これで「芋蛸なんきん」と打ち揃ったお椀。

●しんじょうは「ぐち」(ぐじではない)で作られています。中には南瓜、蛸入りなのです。

●お造り、3人分です。

●取り分けたひとり分。明石のすずき、焼き目をつけてあるのはいさき、酢で洗って紫蘇の葉と和えたあじ。別皿で釜あげしらすなど和えもの。

●ごまさばの藁あぶり。明石のさば。「名神高速が現代の鯖街道」と。確かにそうだ。(^o^)(^o^)(^o^)

●海老で炊いた茄子、そのだしで作ったあんかけのそうめん。

●そうめん見せるとこう。

●味わい濃厚なあんがよくからんで、うまーーーっ(T_T)(T_T)

●目鍋で、とうもろこし白味噌がかかった茄子田楽。炭火です。

●これがまた、甘い、それでいてさらっとした口当たりの味噌がたっぷり茄子にからんで、どうするのという程、うまいうまいうまい(*_*)(*_*)(*_*)

●白ご飯が炊き上がり、

●つやつやピカピカ湯気湯気のご飯、うま過ぎるおいしさ。

●香の物と、

●止め椀、豚の背油とゼブラ茄子入り。

●黒糖わらびもちと白玉をいただき、ごちそうさまでございました<(_ _)><(_ _)>
■ コースはできるだけ軽めの方がよいこの頃なんですが、お昼でもたっぷりの充実感、それでいて食べ疲れすることなく、ひたすらおいしかったーのよい印象だけが残りました。午後もつらくなかったよ♪ 野菜が多彩、組み合わせが巧み、食べさせ方に技あり、最後に白ご飯うま過ぎ攻撃~ で、必ずまた食べたくなるコースです。出かけてよかったー ご無沙汰すみませんなんだけど、それ以前に、直前に電話しても席がなかったということもあります。一緒に出かけた人たちも楽しかったの。みやちゃん、なっきーありがとう。なっきーは横でゲラゲラ笑うから、ほんと朗らか~なお昼になりました(^o^)(^o^)
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「上賀茂 秋山」 電話 075-711-5136
〒603-8081
京都市北区上賀茂岡本町58
12:00~13:00入店、18:00~19:30入店
水曜、月末の木曜、他不定休あり
カウンター10席 全席禁煙
要予約 前月1日より予約受付
2006年2月20日開店
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■ 今日は本ではなく、突然欲しくなったもの!
昔、どん冷えという名前のアイスクリームメーカーありましたよね。あれ思い出す・・・
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(2014-07-12)
2014年7月 12日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年7月 9日 (水)
■ 全国100万人の読者の皆さま、食べ物に本当に恵まれていると思うエリーでございます。遠方より客人来たる~ で、割烹の夕食となったのでした。しばしばいただきたいお料理・・・「
じき 宮ざわ」さんで夜コースです。

●白ずいき、車えび、阿久根(鹿児島県)のうに いちじく酢 夏の気分に満たされる前菜で始まりました。

●とり貝と金時草のお椀 吸い地がまたほんとーーにおいしい<(_ _)><(_ _)>

●しびまぐろ、土佐醤油の葛寄せ とろっと葛醤油がからんで、しみじみ旨。

●合わせているのは朝採りの茄子。

●いつもの熱々焼き胡麻豆腐。胡麻の香りに溺れそうなほど胡麻。

●賀茂茄子の蒸し焼き、焼き鱧 新れんこんのあんかけ ひじょう~~に美味。鱧の焼き加減も厚みある茄子も。れんこんはおだしと合わせてあって、ちょっととろっとしていて、茄子や鱧によく合っていました。

●小浜の岩もずく 歯応えがあるしっかりしたもずくです。酢加減もほどよく、身体の中をきれいにしてくれそう。

●冷やし鉢は南瓜、新小芋、揚げた粟麩、赤と緑の万願寺とうがらし、いちじく。上にかかっているのは枝豆と湯葉のすりおろしたもの。おだしがよくしみた野菜たっぷりですごい充実感。

●たっぷりどうぞと香の物

●白味噌で炊いたじゃこ、これも他にない味。

●ご飯の蓋を取る前に、おいしくなれなれと念じている新料理長・・・先頃から料理長になられました。

●新店舗「
ごだん 宮ざわ」の開店にともなって、「
じき 宮ざわ」の料理長になった
泉 貴友さん。とても感じのいい方です。宮澤さんと同様、静かに仕事されます。動きも美しくて、安心していただけました。そして新店舗は14日オープンです。新しい方に宮澤政人さんがいらっしゃるのです。激しく楽しみですね♪

●ご飯は、蒸らす前に少し供されます。わずかほのかに芯がまだ残っている状態のご飯です。フレッシュなご飯という感じ。

●ほんの数分でジャストに蒸らされた状態になったご飯。ほんとーーーにご飯がおいしい。これだけご飯がおいしいって、それだけでもものすごく印象がよくなります。この後もう一膳少しだけいただきました。

●止め椀も供されて、すべて完璧でした。

●すいかに、白ワインのジュレ。

●甘くて、涼しいデセールでした。全部よかったー\(^o^)/\(^o^)/

●最後にお薄ともなかでごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
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■ 今日も本のコーナー♪
ううー これ買いそうだわたしww
「
パリ歴史散歩 メトロにのって」
ロラン・ドゥッチ 晋遊舎************************************************************(2014-07-09)
2014年7月 9日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent
2014年7月 4日 (金)
■ 夏のお昼 「水暉」@ザ・リッツ・カールトン京都 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、おいしいものを食べたら騒がずにいられないエリーでございます。7月に入って、ザ・リッツ・カールトン京都の「水暉」さんで3人でお昼をいただいた記録です。(先月の昆布学習講座デジュネはこちら。)お昼ですが、ちょっとスペシャルなコースをご用意いただきました。

■ ひと皿目は野菜のクリュディテ。湖塩や金山寺味噌や「山利」さんのもろ味噌でいただきます。野菜がみずみずしくて、ほんとーにおいしい。

■ 紅芯大根、とはすいもに隠れているのは山形の青大豆=ずんだ豆です。

■ 八寸の夏ヴァージョン。祇園祭で「蘇民将来子孫也」ですね。これ仕事机の前に貼っておきましょう♪

■ 見えやすくしました。

■ デタイユです。丸いガラス器の中に鱧のジュレ寄せ、四角いガラス器にはきゅうりとちりめん山椒の酢の物、穴子の茶碗蒸し、手前にお揚げ、水茄子、底に「ゆう豆」の汲み上げ湯葉。笹巻きの中はサーモンのお寿司、古代米使用。いちばん奥に見えているピン著すはかぼちゃのレモン煮とオリーヴ、子持ち昆布。

■ 焼き魚はいさき。たでおろし、酢取り茗荷/半熟玉子/野菜素揚げ(伏見赤長とうがらし、ズッキーニ、舞茸、ヤングコーン。れんこん)

■ グラスに、かつおと鯛のカルパッチョ 梅肉ソース・エシャロット風味 新玉ねぎ、赤玉ねぎ、水菜、みょうが、ガーリックチップ。生魚ながらインパクトある風味に仕上げられています。

■ 温物で丸茄子、天使の海老。冬瓜のように見えるのが茄子です。しっとり味がしみていて、うっとりするおいしさ。

■ 昆布だし100%のお椀です。昼コースは最後にご飯と共に供されます。

■ こんな感じでご飯と香の物と一緒に。

■ 仰天したデセール・・・これ何だと思いますか?

■ 葛きりなのです。氷の器にぶどうジュースが張られて、そこに葛きり。これを黒蜜に浸して食べるわけですが、黒蜜がまたアマレットで風味づけしてあったりして、すんごく粋な味。めちゃくちゃおいしかったのこれ。ぶどうジュースと黒蜜が合うんか? と初めは思ったけれど、甘い、酒精強化ワインなどのことを思い出せば、これじぇんじぇんOKなわけです。
■ 美しくて、驚きがあって、そしてどのひと品も確実においしいものでした。すごかったーー!! 料理長の三浦雅彦さん、熱い熱い方ですーー! 京都のリッツ・カールトンで和食を出すとはどういうことか? ということを考え抜かれています。これだけ適任の方はいなかったなあと思います。あらゆることがやり尽くされたようでいて、「料理は固定観念から抜けさえすれば無限」とおっしゃいます。客を喜ばせることを本気で考えていらっしゃることが、出されるお皿から、言葉のすみずみから、ひしひしと伝わってきます。いや今回も楽しかったおいしかった。一緒にいただいたKさんNさんありがとうございました。また必ず伺います。<(_ _)><(_ _)>
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ザ・リッツ・カールトン京都 「水暉」(みずき)
電話 075-746-5555
京都市中京区鴨川二条大橋畔
(二条大橋西詰め北側)
2014年2月7日開業
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■
今日も本コーナー♪
脳内いまだにフランス占領下にありますが、これはしばらく前に勉強と思って読んだ本。
まーとにかく読んでおかねばならんですー!
「
和食の知られざる世界」 辻 芳樹 新潮新書
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2014年7月 4日, dans 京都 和食14後半 | lien permanent