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2013年12月31日 (火)
■ 先週後半、5人で伺った
「天ぷら割烹 なかじん」さんです。何もかもがほんとーにおいしくて、心奪われました。(T_T)(T_T)
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うにと雲子の天ぷら
茹で野菜のサラダ 自家製へしこのバーニャカウダソース 温度玉子添え
前菜の盛り合わせ
●琵琶湖天然本諸子の南蛮漬け
●鳥羽浦村産殻つき生がき 三重県熊野産無農薬レモン添え(これは鱧しんじょう)
●イタリア豆腐
●塩煎り銀杏
●明太子と青しその生ゆば巻き
●合鴨のロースト
蔵王放牧豚の白い角煮
浜坂産 松葉がにのサラダ かに味噌といちじく酢の二杯酢
ぶり大根
丹波契約農家産 地鶏胸肉のチキンカツ
麦切り
一個焼きもなか
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うにと雲子の天ぷら

ワイン飲まずにいられん~。

茹で野菜のサラダ 自家製へしこのバーニャカウダソース 温度玉子添え

前菜の盛り合わせ
●琵琶湖天然本諸子の南蛮漬け
●鳥羽浦村産殻つき生がき 三重県熊野産無農薬レモン添え(これは鱧しんじょう)
●イタリア豆腐
●塩煎り銀杏
●明太子と青しその生ゆば巻き
●合鴨のロースト

蔵王放牧豚の白い角煮

浜坂産 松葉がにのサラダ かに味噌といちじく酢の二杯酢

お酒飲まずにいられん~。

名物!! ぶり大根。ふわふわにほぐしたぶりが大根にまぶされています。うっまー(T_T)(T_T)

丹波契約農家産 地鶏胸肉のチキンカツ。これは食べたくて夢に見たもの。噛んだのか噛んでないのかわからんほどに柔らか。

麦切り

本当にいい香りいい食感、するするなめらか。

一個焼きもなか これは焼きたてサクサクもなかの皮の食感がすごいです。もなかの歴史を塗り替えたもなか♪~と思いながらいただきました。
■ 店主の中村一臣さん、ほんとがんばる方です。これだけ緊張感のある、かんぺきな料理を作るって本当にすごい集中力が必要で、段取りもよくなければなりません。味わって、大切にいただきますが、それでも一瞬で食べてしまうの、ごめんなさいという感じです。おいしいお皿をいただく時って、しーんとなります。みんな料理に熱中するから。
ポーラパパもアップ!
■ まだアップ全部できていないけれど、とりあえず2013年分は以上です~(年明けまた出しますー! 年末伺った新店もありますー!) 感謝たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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(2013-12-31)
2013年12月 31日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年12月26日 (木)
■
「京都 一の傳」さんの12月のお昼をいただきに伺いました。
今年の1月以来なのですが、おいしかったことが忘れられなかったのです。
お昼は月替わり、おきまり3150円で、前菜、お椀、お料理ひと品、魚のみそ漬焼き、炊き立てのご飯に赤出しと香の物、お菓子というコースです。

■ 季節の前菜盛り合わせ
「一の傳」の「一」の形に作ったお皿に、前菜いろいろです。これがどれも、ほんとう~に丁寧に作られていておいしいと思いました。夜ならくいくいお酒むところだ~♪

●いくらをたーっぷりのせた茶碗蒸し/京菊菜の酒粕和え

●寒ぶりの寿司/ふたみ椎茸に鶏挽肉詰め/京にんじんの梅煮/子持ち鮎の甘露煮/銀杏、れんこんチップ

●ささかれいと壬生菜、ジュレ酢

●堀川ごぼうの天ぷら、山椒焼き

■ 海老芋の白味噌椀
炊いて揚げた海老芋は熱々のホクホク。甘さもとろとろ具合も、すべてがちょうどいい加減でうっとり美味。餅麩入り。芽ねぎ、粉かつお。

■ 聖護院かぶら蒸し
ふんわりやわらかなかぶら蒸し。あんがとろりとからみます。中に、鯛、百合根、なめこ、壬生菜、きくらげ入り。熱々で、たまらなくおいし。

■ 銀だらの、蔵みそ焼き

■ あめ色の焼き目もいかにもおいしそうです。お箸を入れると柔らかでするっとほぐれます。白味噌の香味が染み込んで、実に旨みたっぷりの銀だらです。

■ お漬物の、きゅうりの包丁目も細かい! 手前に鱧の煮こごり付で、最後に鱧茶漬けをするようにと。

■ 白ご飯は、席ごと炊き立てを供されます。ものすごく豊かな気持ちになります。つやつやぴかぴか、ほわほわに温かくて、白ご飯をいただく幸せに感謝。

■ お菓子は、黒糖シフォンケーキにはったい粉。生クリーム添えでした。シフォンケーキもふわふわの食感がかんぺき、黒糖の香りが立ちのぼって、美味なものでした。いやほんとーに、3150円でお値打ち、そして細部まで丁寧でしみじみおいしい満足な食事ができました。よかったー☆☆☆

■ ラッキーなことに、料理長の山岸隆博さんにお目にかかれました。ほんと感じのいい、優しい方です。人なつこいからマダムたちに可愛がられるだろうなあ♪ 席数もかなりあるのに、炊き立てご飯をばちっと出すのがすごいと思うし、きちんとした修業をしてこられた方だろうと思います。お茶や書も習い、店内のお花いけもされているということで、努力家だなあと思います。

■ 松とバラ、なんとすてきな組み合わせでしょう!! わたしの好みを予測できたの?? すごいー(^o^)(^o^)
ほんとーにおいしいお昼をいただけました。また伺います。ちょっと人とお昼に会って和食を、という時に理想的です。会おう会おうといいながらなかなか会えないでいる友達たーくさん、端から順に誘って12か月で12人というのも楽しそう♪ ここなら、日本人ならまあほぼ誰でも確実に、気に入ってくれるに違いないからです。
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電話 075-254-4070
京都市中京区柳馬場通錦上ル東側(十文字町435)
11:00~14:30LO(1階の味噌漬販売は10:00~18:00)
水曜休み
テーブルと座敷(掘りごたつ式)45席(いずれも靴を脱ぐ)
全席禁煙
昭和2年創業、錦のこのお店は2007年3月開店
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(2013-12-26)
2013年12月 26日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年12月25日 (水)
■ カウンターに4人でお邪魔して、
「祇園にしむら」さんでゆるーっと楽しみました。するりと食べやすいコース、でもひと皿ごと、実はものすごく技のある料理・・・にもかかわらず、何とも余裕があるのです。「どうだどうだ」というのと正反対の料理。

●胡麻豆腐 いつもの胡麻豆腐で始まります。

●すっぽんのお椀 焼き餅、にゅうめん 熱々でうまっ(T_T)(T_T)

●お造りはあおりいかと鯛 いかはねっとり美味、包丁きれい、鯛も理想的な舌ざわり。

●鯖寿司 これも定番の名作。

●八寸
銀杏、からすみ大根、くわいの揚げたの、たまご焼き、松風。
あん肝、なまこ、柚子釜の中は牡蠣とほたて、味噌味
柚子釜の、土手鍋風の造りがとりわけ美味でした。この八寸は日本酒を飲むようにできています~。

●すごく上品なぶり大根 これはきれいに炊いた大根と、絶妙に焼いたぶりが融合しています。炊きものと焼物を一度にひと皿に。口の中では間違いなくぶり大根になる。すごいなあ。

●小さな白味噌椀。中に海老芋、生麩、ちんげん菜、糸かつお この海老芋がまた、強烈おいしかったです。京都の海老芋を使われるにしむらさんです。

●こっぺ蟹、柿なます ここで酢の物としてこっぺ蟹がしれっと出てきて驚きました。普通もっと前半に出すと思う・・・(-_-;)(^o^)(^o^) この余裕。なんだか改めてうれしくなるという効果もありました。

●香の物、赤出しと出てきて、ご飯は何でしょうと期待をします。あ、昆布は初めて細切りで出てきました。

●湯葉のせご飯に見えて・・・湯葉の下には生うに、あおりいか炙り、揚げた雲子入りでした。これも驚いた・・・少しも「どうだ」感がないとも言えるし、いやいや逆に、「どうよ、うふ♪」みたいな感じもして~(^o^)(^o^)

●フルーツはいちごと洋梨(ラ・フランス)
■ 量もほどよく食べられて、店主はしばしばふざけているから雰囲気も楽ちんで、しかしお料理はばちっと決まってしんそこ美味で、これははやるなあああ♪♪と思います。
また伺いますー♪
ポーラパパもアップ!「祇園にしむら」************************************************************(2013-12-25)
2013年12月 25日, dans 京都 和食13後半京都 祇園にしむら | lien permanent
2013年12月24日 (火)
■ NHK文化センター講座@「京都吉兆 グランヴィア店」 |
●食前酒に純米大吟醸「吉兆貞翁」をひと口いただき、

●向附
帆立 柿なます

●煮物椀(天井証明写り込みしていますが~)
ぐじ 蕪 大黒しめじ 柚子

●造里
まぐろ、ぶり、かわはぎにぎり あしらい

●八寸
一、車海老 水菜 椎茸 生姜 酢のジュレ
一、牛ほほ肉 時雨煮
一、くえ煮凍り
一、むかご・菊菜白和え

●焼物
まながつお柚庵焼 烏賊柿の種揚 菊花蕪

●強肴
蒸し野菜
海老芋 法蓮草 堀川牛蒡 金時人参

●御飯
すっぽんと葱御飯/(すっぽん苦手な方のために)鯛ご飯

●香の物
小蕪 蕪菜 大根 日の菜 塩昆布

●果物
ル・レクチェ 苺寄せ
■ 皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。参加者の方々にも御礼たくさんです<(_ _)><(_ _)>
「
京都吉兆 グランヴィア店」
************************************************************(2013-12-24)
2013年12月 24日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent
2013年12月23日 (月)
■ 先週の前半に、ちょっと久しぶりで「山玄茶」さんに伺いました。いただいたのはお昼、自然光のさすカウンター窓際ですが、内容は夜のコースです。

●先付が、車海老、たいらぎ貝、紅芯大根、菜の花など。黄身酢と生姜酢で。

●聖護院かぶらのみぞれ椀。くえ、下仁田ねぎ、うぐいす菜、柚子

●お造りは、マスカルポーネぽん酢、藻塩、だし割り醤油やすだちが添えら供されて、

●ひらめ、やりいか、蛸、しまあじ、赤貝。

●いくらの飯蒸し

●味噌漬けのまながつお焼き、大根おろしとすぐきを合わせたもの

●八寸、3人分です。

●ふぐの身やてっぴ、白菜のちり酢和え/汲み上げ湯葉にうにジュレ/くわいの素揚げ、からすみ、チーズ入りのたまごしんじょう、菊菜としめじの胡麻和え

●胡麻パン、上にあんきも、クリームチーズ

●牛みすじ肉のから揚げ、粒マスタード、しば漬け、ほうれん草、丹波しめじ

●ふぐと大根 鍋仕立て せり、柚子、山椒

●いつものように店主の増田伸彦さんがにこにこ顔で炊き立てご飯をプレゼンしてくださって、

●まずはそのままいただき、

●日野菜をのせていただき、

●鯛茶漬けにしていただき・・・際限なく食べていたい、本当においしい白ご飯です。

●赤出しうすたれ

●グレープフルーツジュレにクリスタルコーティングをしたいちご

●世界一やわらかい、水ようかん
■ 何もかもが、申し分なく美味でした。さぶい日にとりわけうれしかったみぞれ椀やらふぐ大根のスープ、日本酒飲まずにいられない八寸の取肴いろいろ、それと白ご飯の感動深くて、「あーおいしいー♪」とうわ言のように言いながらいただきました。
■ 一緒にいただいたKさんSさんに御礼申し上げます。初めてお目にかかれてよかったし、楽しいお昼でした。感謝たくさんです。<(_ _)><(_ _)>
「山玄茶」************************************************************(2013-12-23)
2013年12月 23日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年12月22日 (日)
■ 「食堂おがわ」で熱々のお鍋やだしまき旨い(T_T)(T_T) |
■ この熱々ぐらぐらのお鍋はすっぽん鍋です。おだしが身体に染み入るように美味でした。久しぶりの「食堂おがわ」さんです\(^o^)/\(^o^)/
■ 「食堂おがわ」さんは、急に思い立って伺えるお店ではないのです。以前なら、21時過ぎくらいに「ひとりで、さっさといただきますから~」なんて電話してみたら1席くらいならぱっと空いた席があったりしたもんだけど、この頃それも難しい。それで、21時過ぎ作戦を諦め、今度は開店と同時作戦に切り換えて、(といっても2週間以上前から予約、)ある晩1時間だけの夕食です。
■ もともとわたしぱっぱとスピード感をもっていただく方が好きだし、1時間でもじゅううーーぶんに楽しめました。ひとりで行くつもりだったのだけど、「1時間おがわさん」に賛同してくれた友人が来てくれて一緒に。楽しかったー\(^o^)/\(^o^)/

■ 順番にいきます。先付的に、からすみ餅。

■ だしまき!! こちらで必食です。おだしがじゅわーとしみ出ているのが見えると思います。ほわほわのふわふわで、これほんとーーーにおいしい(T_T)(T_T)

■ かき揚げ、わたしこれも必ずいただきます。パリパリのサクサク、中は熱々で身体も温まります。この食感たまらないです。

■ 白味噌のお椀。少し酒粕入りで、溶き辛子も効いて、いわゆる甘い白味噌椀とは全然違う風味でした。こってり甘いのわたし大好きだけど、これも大人の白味噌汁という感じで、すごく好きでした。具材は海老芋!!! この後、冒頭のすっぽん鍋をいただき、

■ かますご飯です。香ばしく焼いたかますをのせてからほぐし混ぜる。

■ 大根おろしがのせられ、すだちもぎゅっと絞られて、香りいい、口あたりいい、旨い止まらないーーー! 「どーする?」というほどおいしかった、心を奪われました。2膳いただきました。
■ 食事の間も予約の電話がどんどんかかってきていました。でもこの気軽さ、おいしさ、お値段のお値打ち感・・・これははやるわなあ、と思います。12月24日で、移転後まる3年。ほんとすばらしいし、また伺いたいです。
「食堂おがわ」 電話 075-351-6833
夜のみ営業 まずは電話予約を
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(2013-12-22)
2013年12月 22日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年12月18日 (水)
■ 12月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)のお昼を、
「洛陽荘」さんにお願いしました。「洛陽荘」とは岡崎にある料理旅館。お料理は
「じき 宮ざわ」さんによるものです。
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●先附 雲子蓮蒸し・銀あん・山葵
●お椀 白味噌仕立てで、海老芋・なめこ・溶きからし
●向付 平目・うに・穂じそ・焼のり
●進肴 焼胡麻豆腐
●杉八寸(三種)
こっぺ蟹飯蒸し
鰆塩焼・すだち
万寿貝・はくさい菜・湯葉くず煮
●口直し なまこ酢(か、もずく)
●鍋 ねぎじゃこ鍋
●ご飯・汁・香の物
●水菓子 苺(ひのしずく)・みかん(紅マドンナ)
●お菓子 最中
●お抹茶
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●先附 雲子蓮蒸し・銀あん・山葵

●お椀 白味噌仕立てで、海老芋・なめこ・溶きからし

●向付 平目・うに・穂じそ・焼のり

●進肴 焼胡麻豆腐

●杉八寸(三種) こっぺ蟹飯蒸し/鰆塩焼・すだち/万寿貝・はくさい菜・湯葉くず煮

●口直し なまこ酢(か、もずくで、) これはもずく

●鍋 ねぎじゃこ鍋

●ご飯の前に、香の物とお汁の準備がされて、

●ご飯です。炊き立てと、少し蒸らした状態、この後もおかわりをいただきます・・・

●水菓子 苺(ひのしずく)・みかん(紅マドンナ)

●お菓子 最中とお抹茶でご馳走さまでした<(_ _)><(_ _)>
■ 白味噌のお椀がじんわりとろりと身にしみるおいしさ、お造りは目にも美しく(ひらめとうにも美味でした)、杉八寸で蟹やら鰆やらでお酒を呼び、それから鍋仕立ての一品がすごかったー(T_T)(T_T) ねぎとおじゃこというシンプルな組み合わせながら、ねぎ自体のおいしさが強烈で、じゃこが香りを添えました。しみじみ心を奪う冬の味でした。ご飯は「じき 宮ざわ」さんでいつもいただくのと同じように、炊き上がった瞬間と、蒸らしてからのものを食べさせてくださいました。
■ 何もかも美味で申し分ないコースだったと思います。女将の加藤由紀子さんに感謝。
「じき 宮ざわ」の宮澤政人さんに感謝。出張してきてくださったスタッフの方々に感謝。そして、受講生の皆さまに感謝です<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
「洛陽荘」
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(2013-12-18)
2013年12月 18日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13後半 | lien permanent
2013年12月 8日 (日)
■ 「佳肴 岡もと」がとてもよかったー\(^o^)/ |

■ 12月3日にオープンした、
「佳肴 岡もと」(かこう おかもと)、岡本良太さんのお店です。「上賀茂 秋山」さんで修業されて、念願かなって独立なさいました。
■ 場所が、なかなか珍しいところで、東大路五条下ル、馬町交差点近く。「祇園ではないところで・・・」と探されてこうなったそうです。まあ、「上賀茂 秋山」さんも、「祇園ではないところで・・・」と探されて上賀茂になっちゃったのですが、まあ上賀茂より近くてよかった。(^o^)(^o^)
■ 「佳肴」だから、いかにもお酒に合うでしょう~~という、酒肴的なものが意識的に多く組み込まれたコースが供されます。といいつつ、野菜もすごくたっぷりで、野菜使い巧みな「秋山」さん育ちであることを強く感じさせました。
■ 料理は全10品くらいですが、コースの後半で、取肴のできたてを一品ずつ作るなり出す、作るなり出す、という、割烹ならではの出し方をする場面があったりして、細かくたくさーんの種類のお料理が供されます。飽きずにずーとお酒が飲めるように考えられています。
カウンターとまな板との段差はわずか。こうやって出すために、カウンターと調理台の高さを考えたんだということがすぐにわかります。
■ 上の写真は鹿肉とわさび菜です。柔らかく口当たりなめらか、しかし同時に強いおいしさでした。
何もかも味は決まっていたし、コース全体の流れもよかったー!!
いま写真全部をアップできない状態にあり、まずはデータのみアップしておきます。
写真改めて。<(_ _)><(_ _)>
■ 一緒にいただいたTさんRさんに御礼です<(_ _)><(_ _)> 東京からいらしたところを、ちょうど新店の開店の食事にお付き合いいただきました。伺った話もおもしろかったです<(_ _)><(_ _)>
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「佳肴 岡もと」(かこう おかもと)
電話 075-551-1055
〒605-0874
京都市東山区常盤町470(馬町交差点東入ル南側)
17:30~22:00LO
月曜、毎月最終火曜休み
カウンター7席 全席禁煙
2013年12月3日開店
夜11000円。昼は予約のみで、4000円~。
(といいながら、お昼はほとんど稼動していない。夜のみ。)
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(2013-12-08)
2013年12月 8日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月22日 (金)
■ 11月のNHK文化センター講座、第3金曜のお昼を、「祇園おかだ」さんにお願いしました。カウンターと奥のお部屋にお邪魔して、お昼コースをいただきました。

●先附 白沙海老、帆立、柿、いんげん豆の白和え からすみ粉

●造り ひらめ、ぶり、剣先いか、秋鯖生ずし

●煮物椀 慈姑(くわい)豆腐、蟹身、焼き餅、つる菜 うす葛仕立て

●凌ぎ このこの飯蒸し 柚子

●焼物 金目鯛味噌漬け

●強肴 銀杏コロッケ 海老芋唐揚、車海老唐揚、レモン

●鉢物 雲子、近江蕪、厚揚豆腐 小鍋仕立て

●止物 こっぺ蟹 雑炊

●こっぺ蟹の、内子も外子も身もたっぷり入っていました。これはずるいおいしさ。

●赤出し、香の物

●水物 洋梨、グレープフルーツ、みかんシャーベット、栗アイスクリーム
■ 季節のおいしさに満ちたコースでした。すべて申し分なく美味で、最後のこっぺ蟹の雑炊でまた盛り上げてくださいました。和食はすばらしい、一品一品目の前で作りたてのお料理が出て来るのサイコー♪といいながらいただきました。なかなか夜に出かけられない方々も多くて、喜んでいただけました。お昼にしていただいたこと、感謝いたします。ご主人の岡田孝二さんとスタッフの皆さまに御礼申し上げます。参加してくださった方々にも御礼たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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「祇園おかだ」 電話 075-551-3200
京都市東山区祇園町南側570-6
17:00~23:30LO
日曜、祝日休み
2004年9月1日開店
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2013年11月 22日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月21日 (木)
■ 先日のある晩、「竹屋町 三多」さんで6名で夕食です。この季節を楽しみにしていた蟹コースです。まずは先付の小さな一品で、

●うにと蕪、あんかけ 中に、ものすごくおいしいうにが結構たっぷり入っていました。

●こっぺ蟹 きれいにほぐして、内子も外子も身もみそも、簡単に食べられるようになっていました。いい季節です!

●明石の鯛
●勝浦のまぐろ お造り2種類です。

■ 松葉蟹、6人で3杯!がプレゼンされました。香住から来た蟹です。

●竜宝丸やら大祐丸やら共進丸やらのタグ付き。

●目の前でどんどん蟹がさばかれて、整然と、焼かれるばかりに準備されました。そうしている間にも次のお椀が出されて、

●白菜と白甘鯛のお椀 丹波しめじ 白菜の甘みと白甘鯛の上品な旨みのお椀です。
昆布だしと塩だけとのこと。

●あわびと雲子と茄子(これはあわびの代わりに車海老と雲子と茄子)

●再び蟹の続きで、これが最後、蒸し焼きにした蟹の身、蟹みそと和えたもの

●鯛の皮とほうれん草のお浸し

●かますのフライ、見えないけれど後ろ側に海老芋。フライとは予測しなかったので楽し♪

●但馬牛のスープで炊いた丸大根

●ねぎご飯 ねぎの甘さと香りが染み渡ったご飯です。店主の三多裕之さん、調理は全部ひとりでされます。開店から3年と少し、本当に人気のお店になられました。

●ねぎご飯には、少しだけお揚げでこくを与えたということです。おかわりでおこげもいただき、

●最後にピオーネと代白柿、柿はラム酒一滴で風味付けされていました。
●素材よく、すべてほどよく、大人な料理でした。ほんとーにおいしかった♪♪ ゆーっくり楽しみました。6人で、また次の予約をお願いしました。何か月も先ですが、それまでまた元気に生きていこうと思ったのでした。
「竹屋町 三多」 たけやまち みた
電話 075-231-3556
(要予約ですが、2014年3月末まですでにお席は埋まっているそうです。)
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(2013-11-21)
2013年11月 21日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月17日 (日)
■ 11月のNHK文化センター第1木曜の講座を「
洛陽荘」さんにお願いしました。美しい館、お庭に囲まれたお部屋で、テーブル+椅子式で「
じき 宮ざわ」さんのお料理をいただける、夢のようなお店です。これはぜひ講座で、と初めて伺った時から思っていたのです。
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●先付 このこ、このわた玉締め
●お椀 ほうぼう、小蕪、柚子
●向付 かんぱち、鬼おろし、花穂紫蘇、焼きのり、山葵
●進肴 焼胡麻豆腐
●杉八寸
○柿、マスカット、むかご白和え
○栗、いくらの飯蒸し
○鯛味噌幽庵焼き、ほうれん草お浸し
●小鍋 甘鯛かき揚げ、きのこあん
●ご飯、香の物、赤出し
●水菓子 代白柿
●お菓子 最中 お薄と
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●先付 このこ、このわた玉締め

●お椀 ほうぼう、小蕪、柚子

●向付 かんぱち、鬼おろし、花穂紫蘇、焼きのり、山葵

●進肴 焼胡麻豆腐

●杉八寸は目の前でこんなに整然と用意していただいて、

○柿、マスカット、むかご白和え
○栗、いくらの飯蒸し
○鯛味噌幽庵焼き、ほうれん草お浸し

●小鍋 甘鯛かき揚げ、きのこあん

●ご飯、まずこの炊きたて、蒸らし前の香味を味わった後、おかわり、おかわりでいただきます。

●香の物、赤出し

●水菓子 代白柿

●お菓子 最中 お薄と
■ 「じき 宮ざわ」さん監修ではなくて、「じき 宮ざわ」さんそのもののお料理です。いずれも申し分なく美味でした。お庭の秋の風情も楽しみました。「洛陽荘」の加藤由紀子さん、宮澤政人さんとスタッフの方々、そしてこの日も朗らかに参加してくださった皆さまに感謝いたします<(_ _)>
「
洛陽荘」
「
じき 宮ざわ」
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2013年11月 17日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月16日 (土)
■ 安心安定の
「祇園にしむら」さんです。先日いただいた11月のコースです。

●胡麻豆腐

●お椀 かぶら蒸し、下に牡蠣

●お造りは鯛とうに

●鯖寿司

●八寸
いくら醤油漬け/ぎんなん、小芋、上に銀杏形のさつま芋チップ/ぎせい豆腐(中に胡桃とむかご)、厚焼き玉子、栗/お浸しに舞茸、松茸の軸

●伊勢海老の天ぷら、海老のミソあん、松茸

●まながつおの幽庵焼き

●からすみ

●白味噌仕立ての焚き合せ 壬生菜、お揚げ、海老芋、丸大根

●柿に栗クリーム
■ FBにも書いた通りですが、どのお皿も、少しも「どうだ?」感なく、するーっと出てくるのにびしーっとおいしく、しかし雰囲気はゆるーっとしていて何とも楽なのです。
■ コース最後のご飯もので、はじめて蟹が出てきました。この余裕(-_-;)(-_-;) それもこっぺと松葉です。たまごたっぷりみそたっぷりで、やみつきになるおいしさでした。
■ 伊勢海老も、天ぷらになってひっそりと出てきたのです。プレゼン地味め・・・しかし強烈に、うまーっ!と思いました。
今月も軽やかなのに感動深かった「祇園にしむら」さんでした。
勉強と思ってまた伺います<(_ _)><(_ _)>
「祇園にしむら」************************************************************(2013-11-16)
2013年11月 16日, dans 京都 和食13後半京都 祇園にしむら | lien permanent
2013年11月10日 (日)
■ 少し久しぶりで「なかじん」さんです。正確には「
天ぷら割烹 なかじん」。しばらくの間、昼間はおそば屋さんの「鴨音」をしていらっしゃいましたが、それは終わって、再び完全に料理屋さんに戻られました。先日のある夜いただいたコースです。
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●(うに塩で)海老の天ぷら
●へしこバーニャカウダ
●八寸風の前菜盛り込みで、
○合鴨ロースの高温コンフィ(以下時計回りで)
○明太子、大葉と湯葉巻き
○鳥羽の牡蠣
○イタリア豆腐
○新いくらの醤油漬
○鱧の南蛮漬
●蔵王の放牧豚の白角煮
●丹波地鶏の直火コンフィ
●秋鯖の炙り きずし いちじく酢の二杯酢
●鶏むね肉のカツ
●麦切り(小麦100%)
●クリームあんみつ
●もなか
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●へしこバーニャカウダ

●八寸風の前菜盛り込みで、
○合鴨ロースの高温コンフィ(以下時計回りで)
○明太子、大葉と湯葉巻き
○鳥羽の牡蠣
○イタリア豆腐
○新いくらの醤油漬
○鱧の南蛮漬

●蔵王の放牧豚の白角煮

●丹波地鶏の直火コンフィ

●秋鯖の炙り きずし いちじく酢の二杯酢

●圧倒された鶏むね肉のチキンカツ

●麦切り・・・というか、うどん(蕎麦っ気はゼロで、小麦100%)。つゆはプレーンと鴨だし、2種類をつけてくださいました。

●クリームあんみつ(アイスクリームはちょっとスペシャルで蕎麦の実アイスクリーム)

●仰天したもなか
■ 何もかもが、緻密に、圧倒的においしかったです。こういう味にしたいのだ、ということが明確なお料理なわけ。目標の味があって、そこにぴたーーっと到達しているんだと思う。今回とりわけ強烈だったのはチキンカツです。FBで写真アップ時にはこう書いたんだけど。
これはチキンカツ、完全にお料理屋さんに戻った「なかじん」さんの、コース中の一品です。これすごかった。サクサクサクの衣に、中は鶏肉むね肉なのだけど、どこまでも柔らかくて噛んだのか噛んでないのかもわからんうちに溶けてゆく、しかししみじみ旨い~~と思わせた、魔法のような一品。今のは何だったのかと思ううちに2切れ消えてしまいました。うま過ぎ天国。
■ へしこバーニャカウダも以前からの名作ですねー♪ めざましくおいしかった。きずしも鮮烈で。
■ それからもなかがすごかったーーー!! これもトースターにはりついてサクサクサクサクに仕上げた外側の皮に、中はあんことアイスクリーム。このサクサク具合が、うそーーー!と叫びたいほど心地よくて香ばしくてしかし一瞬で消えてしまって、夢を見ているみたいでした。次ももなか決定だ・・・また必ず伺います。
次はもっと軽いコースでもいいかもと思っていて、
でも必ず入れてくださいとお願いしようと思っているのが、以下のものです。
●チキンカツ、●全粒粉の麦切り(ごめん(^o^)(^o^))、●もなか!!!
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京都市中京区高倉通六角上ル西側
昼は尋ねてみてください。夜は18時~19時くらい入店みたいです。
定休日は今のところ日曜日みたいです。
カウンター8席 全席禁煙 要予約
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■ 一緒に食べてくださった方々に感謝。店主の中村一臣さんは、早いこと蕎麦アレルギーの症状から抜けてください。どうぞお大事に<(_ _)><(_ _)>
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(2013-11-10)
2013年11月 10日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月 7日 (木)
■ 先日のある晩、寺町通の「美碧」で4人で夕食いたしました。(
初訪問はこれ)とにかく複数人数で出かけてお皿いろいろいただきたかったのです。
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●鶏肉入りみぞれ椀の先付
(これはお店からの自動的先付)
以下、注文したものです。出てきた順に、
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●トロ湯葉と塩雲丹の春巻天
●牛すじと厚揚げのたいたん
●自家製チーズコロッケ
●自家製レーズンバター
●蒸し小芋の唐揚げ
●丹波地鶏の治部煮
●丹波地鶏の塩焼き
●わかさぎの天ぷら
●雲子の塩焼き
●野菜の焚き合わせ
●丹波地鶏の唐揚げ
●鯛味噌茶漬け
●生姜のアイスクリーム
●竹糖餅(タピオカと和三盆のニッキ餅)
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●牛すじと厚揚げのたいたん
●自家製レーズンバター
●蒸し小芋の唐揚げ
●わかさぎの天ぷら
●生姜のアイスクリーム
●竹糖餅(タピオカと和三盆のニッキ餅)
■ 揚げもの全般おいしい、おだしものもしみじみおいしい、ほとんどがひと皿数百円。ウイスキー漬けのレーズン入りのオリジナルレーズンバター、止まらんです。(クラッカー、欠けてるのをきれいなのと差し替えず、そのまま撮ってしまってごめんねー。あわてててよく見てなかった(*_*)(*_*))締めご飯やにゅうめんも何種類もあって選べてよろし♪
残りの写真はポーラパパがアップしてくれるでしょう~~わはは(^o^)(^o^)
ポーラパパがアップ
アラカルトでお願いしたのに、調理は福田竹志さんおひとりなのに、どんどん出てきたのも偉いと思いました。4人ですごい勢いでいただいて、お酒も1合くらい飲んで、お会計はひとり数千円。これははやりますーー! また伺います!!

■ 一緒に食べたのはおねえさま2名と、われらの胃袋助っ人・頼もしい
ポーラパパです。ポーラパパはついに全身
SOU・SOUの傾衣で颯爽と登場しました。
「がんじがらめ」の上下に中は赤のキーヤン模様。地下足袋は「絢爛」!!パパかっちょよかったー\(^o^)/\(^o^)/
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京都市下京区寺町通仏光寺下ル西側(恵美須之町528)えびすテラス 2F
12:00~13:30、18:00~23:00LO・23:30閉店
水曜休み
カウンター8席、テーブル12席 全席禁煙
2012年7月5日開店
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(2013-11-07)
2013年11月 7日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月 3日 (日)
■ ユニークな祇園の料理店「ユキフラン佐藤」さんです。3度目の訪問です。(初回はこちら。)個性的、わが道を行く店主の佐藤功一さん。万人受けはしないかも。ごめん。でもわたしは個性明確なの好きだよー♪ (^o^)(^o^)
■ でもでもでも、ほんとーーーにおいしいのです。牛肉の等級で言うならA5という感じ。
今回の献立は、
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●すっぽんの身のおろし和え
●里芋、ぼたん海老の塩辛と
●香茸の茶碗蒸し
●白甘鯛のお造り
●菱蟹のみぞれ椀
●祇園豆とお揚げ炊き
●にんじんの天ぷら
●白甘鯛の塩焼き
●下仁田ねぎ、舞茸、豆腐、牡蠣のお椀
●ご飯、ししとうを山椒でピリッと炊いたのと
●栗きんとんと洋梨(ラ・フランス)
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●すっぽんの身のおろし和え

●里芋、ぼたん海老の塩辛と

●香茸の茶碗蒸し

●白甘鯛のお造り

●菱蟹のみぞれ椀

●祇園豆とお揚げ炊き

●にんじんの天ぷら

●白甘鯛の塩焼き

●下仁田ねぎ、舞茸、豆腐、牡蠣のお椀

●ご飯、ししとうを山椒でピリッと炊いたのと

●栗きんとんと洋梨(ラ・フランス)

●どかんと大ぶりのお湯飲みでほうじ茶なみなみといただき、コース終了です。
■ いちいち、わっと目を見開くようなおいしさでした。いちいち、香りがいいなあ食感がいいなあ適切な組み合わせ方だなあと感じ入りながらいただきました。コース8000円からで、飲物と合わせると1万円くらいからです。
■ 時間の余裕を持って出かけてください。どどどとすごい勢いで食べる人向けではありません。今回わたしは友人と共に出かけて、おいしいからハイになっておしゃべりしっぱなし(その上、タブレットやらキンドルやらも完全装備)だったので瞬く間に時間は過ぎましたが、1コース2時間以上は見ておきたいお店です。(今回で最初のお皿から最後のお茶が出されるまでで2時間半。)
また季節が巡ったら伺いたいと思います。
************************************************************「ユキフラン佐藤」 電話 075-531-3778
京都市東山区新橋通花見小路東入ル南側2軒目 八百平ビル1階奥
11:30~翌1:00
毎月1、11、21、31日休み
カウンター8席
要予約
2013年8月1日開店
夜コースだいたい8000円~。
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(2013-11-03)
2013年11月 3日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月 2日 (土)
■ JEUGIAカルチャーセンター講座@「木乃婦」 |
■ 秋の「
木乃婦」さんでお料理をいただくという
JEUGIAカルチャーセンター講座、10月30日につつがなく行われました。お料理すごくよかったです。うるうる。(T_T)(T_T) 「宇宙人の血」(
前回参照)は、そうか秋にはこう来るのかーと驚かせてくれたし。(予想と違いました・・・)正統なお料理ながら創意工夫に満ちて、何よりどのお皿もばちっと決まっておいしかったのです。
■ ちょっとしたハプニングがあって、それもまたおもしろかった・・・
↓初めに配られた献立はこうでした。
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●先付 丹波栗白和え 車海老 銀杏
●先付 香茸と百合根スープ 一味
●造り 目板かれい 鰆 いか あしらい一式
●お椀替り 鱧松の土瓶蒸し
●焼物 子持ち鮎 酢蓮根
●小鍋 甘鯛 小芋 小豆ソース
●ご飯 松茸ご飯
●汁、香の物
●水物 洋梨ソルベ 巨峰 マスカット ヴァニラアイスクリーム
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●先付(1) 丹波栗白和え 車海老 銀杏
栗が、輪郭はっきりと美しく、でも口の中ですぐに崩れるほど柔らかでした。ひと皿めのひと口めから感動・・・<(_ _)><(_ _)>

●造り 目板かれい 鰆 いか あしらい一式
なじぇか、初めに配られた献立の先付(2)が来なくて、お造りの方が先に出てきました。何か問題あるのねきっと・・・気にせずにいただきます。こちらのお造りはダイナミックに大ぶりです。どれも食べ頃、それぞれで全然違う食感を楽しみました。

●お椀替り 鱧松の土瓶蒸し
あらら。まだ「香茸と百合根スープ」が来ないよ。何か百合根が予想と違うものだったということで、もう一品、土瓶蒸しが先に来ました。これも具材たっぷり、贅沢な味と香りを楽しみました。

●先付(2) 香茸と百合根スープ 一味
をを、やっと出てきました。百合根が、切ってみたらびっくりするほど塩気があって、辛すぎたのだということ。その加減をするのに手間がかかったということ。このスープじたいは、フランス料理の一品として供されてもいいような感じで、強いきのこの香味を感じさせました。マッシュルームのスープといった味わい。生クリームなど入っていませんが、ほとんどそういう食感。百合根がそのとろりんとした食感のもとになっているのです。

●「塩辛い百合根」というのに興味を持ったわたしたち、どんなものなの?と興味しんしんになってきて・・・「それ食べてみたい」とみんな言い出し・・・
「すっごいまずいですよ」と言いながら、ご主人の髙橋拓児さんはこれを出してくださいました。問題の百合根のピュレを昆布だしでのばしたもの。これが確かに、塩を加えたとしか思えない塩気で、「百合根の塩気」を初めて口にしました。勉強になりました。それから、「まずいもの」では全くなかったです。これはこれでおいしかった♪

●焼物 子持ち鮎 酢蓮根
子持ちで子がお腹からあふれた状態の鮎。今年もう最後くらい?

●小鍋 甘鯛 小芋 小豆ソース
これです!! こう来ました、「宇宙人の血」の秋ヴァージョン。小鍋が、春はうすいえんどう豆のソースだったのが、小豆ソースになって登場しました。甘鯛のおだしと小豆がこれほど合うのか。小豆は、ひたすら甘い方向に味をつけたものを(ぜんざいとかおしることか)日々いただいているのだけど、塩味にしても実に美味、これは新しい味でした。

●ご飯 松茸ご飯
炊き込んだ松茸ご飯ではなく、炊きあがったご飯を蒸らす段階でスライスした松茸を投入、じんわりふんわりと香りを楽しめるご飯に仕立てられていました。

●汁、香の物
赤出しと香の物が添えられました。

●水物 洋梨ソルベ 巨峰 マスカット ヴァニラアイスクリーム
お盆も黄金のものに替えられました。洋梨ソルベが上からかかっています。コースの最後にちょうどいいデセールでした。

■ 先日出版されたばかりの髙橋拓児さんの新刊
、「10品でわかる日本料理」のご紹介をして、即売・サインもしていただきました。
これが本当に勉強になって、わたしも大事に今後の人生繰り返し読んでいきたいと思う本です。改めて和食はいいなあ日本に生まれてよかったなあと思う本です。
この日の参加者の皆さんにぜひとお薦めしました。
■ p242~243に、「料理人1年生が、まず目指すべきこと」というコラムがあり、15の項目が記されているのですが、その中のひとつに、
・ハプニングを楽しむ(良いことも悪いことも) というのがあります。
まさにこの日の百合根ハプニングがこうだったなあと。思った以上の塩気でいつもの塩梅では味にならない。でもそのネタでひとしきり盛り上げて、味見までさせてくださいました。楽しかったなあ♪ まあこれ、誰でにもできることではなくて、トークもいける拓児さんだからできることですけれどー(^o^)(^o^)

■ こんな感じで、食事もお話も楽しみました。JEUGIAの関係者の方々、髙橋拓児さん、「木乃婦」のスタッフの皆さま、そして参加してくださった方々に御礼申し上げます。
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(2013-11-02)
2013年11月 2日, dans 京都 和食13後半●JEUGIA講座 | lien permanent
2013年10月17日 (木)
■ わりと最近のある晩いただいた、「
京都和久傳」 10月のコースです。夜の、12600円の「茜」というコース。急に寒くなった夜に、とても秋らしいお料理でした。気分によく合って、とても楽しみました。●炒り玄米の香煎で始まり、

●いくらの飯蒸し
いくらがみっちりのっています。

●鱧と松茸の土瓶蒸し
土瓶蒸しといいながら、土瓶ではないおしゃれな特注の手つきの小鍋。

●かわはぎ、肝と共に
ここから日本酒ほしい~となりました。

●焼き八寸
杉板で香りのついたさわらのへしこ焼き。かぼす釜に菊花ととんぶり、栗の茶巾絞り、黒いちじく、炒り銀杏、むかご。
シンプルに魚だけでも感動しただろうに、八寸仕立てで華やか。どれも風味がよくて、秋の風情たっぷりで、そしておいしかったー♪ 日本酒少しいただきました。

●松茸フライ、枝豆のかき揚げ
松茸いい香りで堪能、うにも添えられてずるいおいしさでした。かき揚げもよかったー。器も粋でした。

●あまご、さつま芋の芋けんぴ、赤万願寺唐辛子のみぞれ和え
油ものの後にこれでさっぱりと。

●河内鴨とあわび茸のくわ焼き 鴨の肝ソース
最後に肉料理、鴨で大喜びです。あわび茸というきのこ、食感よく味深く、いい感じ。鴨肉の後ろにいて見えないけれど、海老芋に似た大野芋というお芋が添えられていました。これがまたすごくおいしかった。里芋の一種です。

●焼き鮎の雑炊
いつもの鯛のお寿司や鯛味噌茶漬けに魅かれながらも、やっぱり季節ものをいただきました。香ばしい焼き鮎入り。

●幸水、ピオーネ

●玄米粉をのばして焼いたパリパリの中に、栗あんたっぷり
これおいしかったーー♪♪ 商品化望みますー♪

●木山っち=料理長の木山義朗さん。この日もありがとう。おいしかった楽しかった♪
一緒に行ってくださったお姉さまにも感謝<(_ _)><(_ _)>
最後はお抹茶でご馳走さまでした<(_ _)><(_ _)>
「
京都和久傳」
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(2013-10-17)
2013年10月 17日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年10月12日 (土)
■ わりと最近のある夜、
「祇園にしむら」さんです。気張った感じが全くない余裕のおいしさ、するっと食べやすくて、雰囲気楽ちん、けれど器は格別きれいー♪ で、気持ちがなごんだ夕食でした。

●胡麻豆腐

●お椀 鱧と松茸

●鯛、うに、鱧 とろは使わなくなったけれど、うにと鱧がおいしかったお造り。

●鯖寿司 千枚漬の季節到来です。いつもの「
大藤」さんの千枚漬です。

●八寸
○春菊、ほうれん草、菊花、紫ずきん、舞茸、松茸の軸、とんぶりのお浸し
○筋子醤油漬け
○銀杏と小芋の揚げたの
○栗の甘露煮
○玉子焼き、ぎせい豆腐(中に胡桃、むかご)

●鱈の白子の天ぷら 甘酢あん 天ぷらの風情ではなく出てくる、しかし揚げ物の一品。甘酢あんといいつつ、甘みはわずか。酸味が心地よかったです。

●焼物は鰆の味噌漬け 酢蓮、いちじくと三度豆

●海老芋と壬生菜とお揚げの焚き合せ きゃー、海老芋がもうあるのです。
●香の物(かぶら、松茸、昆布) ●自家製のかつお節のふりかけ
●赤出し

●フルーツはピオーネ、マスカット、桃のソルベ

●白井半七さんのお皿、1枚見えていたのを見せていただき、あんまりきれいだったので、お願いして絵替わり10枚全部見せていただきました。
きれいでした、申し分なくおいしかったです、価値がありましたー!
また伺います<(_ _)><(_ _)>
一緒に行った友人Rにも感謝。
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(2013-10-12)
2013年10月 12日, dans 京都 和食13後半京都 祇園にしむら | lien permanent
2013年10月11日 (金)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「京都吉兆 グランヴィア店」 |
■ 10月第2木曜の朝日カルチャーセンター講座は、「京都吉兆 グランヴィア店」さんにお願いしました。秋の風情たっぷりで、まずこの松茸からプレゼンされたのでした。信州・長野産ということです。
■ 献立です。
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●食前酒 純米大吟醸『吉兆貞翁』
●向附 菱蟹 焼木の子 生姜 土佐酢 菊菜ソース
●煮物椀 蓮餅 松茸 柚子
●造里 縞鯵 烏賊 鮪にぎり あしらい
●八寸 鮴 紫ずきん白和え 秋刀魚揚 鯛煮凍り 車海老・つるむらさき・酢ゼリー
●焼物 黒毛和牛すき焼き 松茸 水菜 こんにゃく 卵
●強肴 里芋 湯葉 鷹ヶ峰唐辛子 生姜あんかけ
●御飯 松茸御飯
●赤出し 焼茄子
●香の物 蕪奈 柴漬 大根 塩昆布
●果物 梨 レインボーレッド ぶどう寄せ(シャインマスカットとピオーネ) 無花果シャーベット
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●食前酒 純米大吟醸『吉兆貞翁』 菊花の下に向附の器があります。

●向附 菱蟹 焼木の子 生姜 土佐酢 菊菜ソース 器は永楽妙全さん。

●煮物椀 蓮餅 松茸 柚子 美しい蒔絵のお椀です。

●造里 縞鯵 烏賊 鮪にぎり あしらい

●焼物 黒毛和牛すき焼き 松茸 水菜 こんにゃく 卵

強肴 里芋 湯葉 鷹ヶ峰唐辛子 生姜あんかけ

●御飯 ここですぎー専務さま土鍋と共に登場です。また盛り上がるわけよ♪

●「さあ皆さま、本日のご飯は松茸御飯でございます」

●「松茸だけでなく、鶏肉の旨みも楽しんでいただきます」

●(・・・しかしおいしそうだなあ♪ お腹すいちゃったなあ(T_T)(T_T)・・・)

●・・・なんて様子は見せず、たちどころに全員分をよそってくださいました。みんなおかわりもいただきました。感謝。<(_ _)><(_ _)>

●赤出しの中には焼茄子入りです。●香の物は、蕪奈 柴漬 大根 塩昆布。2膳めではおこげもおいしくいただきました<(_ _)><(_ _)>
●果物 梨 レインボーレッド ぶどう寄せ(シャインマスカットとピオーネ) 無花果シャーベット
■ 華麗で、美味で、サーヴィス丁寧、完璧なコースだったと思います。お腹いっぱいいっぱいまでいただきました。すぎー専務=杉井啓吾専務さまをはじめ料理長やスタッフの皆さまに感謝いたします。そして参加してくださった方々、ありがとうございました。参加者の方々の満足度もとても高かったみたいで、うれしかったです。<(_ _)><(_ _)>
「
京都吉兆 グランヴィア店」
************************************************************(2013-10-11)
2013年10月 11日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13後半 | lien permanent
2013年10月 8日 (火)
■ NHK文化センターの「京都 美味案内」の第一木曜講座、まる4年を終えて、5年目に突入です。感謝<(_ _)><(_ _)> その1回め、10月は「御幸町つばき」さんにお願いしました。今年の春、新料理長になった中村真規さんのお料理、なかなかにおいしいなあ♪♪と思い、皆さんにぜひ召し上がっていただきたかったのです。
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(先付) 鱧 松茸 銀杏 半張り 酢立
(向付) 旬魚のお造り
(椀) 秋刀魚つみれ 焼粟麩 三度豆 針葱 針生姜
(お凌ぎ) 菱蟹手まり寿司 黄身酢 湿海苔
(焼物) ぐじ幽庵漬け 鱗煎餅
(箸休) 柿 なめこ ほうれん草 白和え 蕎麦の実
(煮物) 牛舌味噌煮 小蕪 菊菜 振柚子
(釜めし) ささげ 栗
(水物) 梨 マスカット 石榴 ワインジュレ
(菓子) 栗きんとん
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(先付) 鱧 松茸 銀杏 半張り 酢立

(向付) 旬魚のお造り

(椀) 秋刀魚つみれ 焼粟麩 三度豆 針葱 針生姜

(お凌ぎ) 菱蟹手まり寿司 黄身酢 湿海苔

(焼物) ぐじ幽庵漬け 鱗煎餅

(箸休) 柿 なめこ ほうれん草 白和え 蕎麦の実

(煮物) 牛舌味噌煮 小蕪 菊菜 振柚子

(釜めし) ささげ 栗 まさきさんが2階まで来てくださいましたー(^o^)(^o^)

(水物) 梨 マスカット 石榴 ワインジュレ

(菓子) 栗きんとん
■ なごめる、いい食事でした。秋らしさ満載でした。「
御幸町つばき」さんも丸8年です。「二条 椿」もできて発展なさいました。
この日はその「二条 椿」のスタッフの皆さんもヘルプに来てくださって、2階貸切のコースがスムーズに出るようにとてもよくやってくださいました。感謝いたします<(_ _)><(_ _)>
受講生の皆さまにも御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
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2013年10月 8日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent
2013年10月 7日 (月)
■ 先週半ばにいただいた、「日本料理 とくを」さん夜のコースです。1万円と1,5万円に絞られたとのことで、集中度アップというか、ものすごくお値打ち感がありました。熟練の技という感じが漲っていました。安定感とも言えます。何もかもが、ほんとーーにおいしかった。一緒に行った人たちと、ひと皿ひと皿、「笑えてくるほどおいしい」「すべてを忘れるおいしさ」と言いながらいただきました。すばらしー♪
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●先付 鯛の中落ち 煮凝り/いくら醤油漬/そうめん南瓜と鶏ささみの胡麻和え
●鱧、新さんま、鯛、剣先いか、よこわ
●鱧と松茸のしゃぶしゃぶ
●子持ち鮎とぐじの塩焼き
●天然舞茸ホイル蒸し焼き バターと
●穴子寿司と鯖寿司
●すっぽんだしの茶碗蒸し
●長崎のA5の黒毛和牛 わさびで食べるステーキ
●松茸ご飯、赤出し、香の物
●柿に、栗クリーム
●白味噌アイスクリームをひと口
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●先付 鯛の中落ち 煮凝り/いくら醤油漬/そうめん南瓜と鶏ささみの胡麻和え

●鱧、新さんま、鯛、剣先いか、よこわ

●鱧と松茸のしゃぶしゃぶ

●子持ち鮎とぐじの塩焼き

●天然舞茸ホイル蒸し焼き バターと

●穴子寿司と鯖寿司

●すっぽんだしの茶碗蒸し ふるふるでうまうま(T_T)(T_T)

●長崎のA5の黒毛和牛 わさびで食べるステーキ
もうれつおいしかった肉。わたしはこの日は量が食べられず(昼間ずっとサツエーで食べ続けていた)これ半分量です。じゃんねん(T_T)(T_T)

●松茸ご飯、赤出し、香の物 おかわりもどうぞと、松茸たっぷりご飯。幸せ。

●柿に、栗クリーム
■ 「とくを」さん初めからおいしかったけれど、ますます安定して絶対おいしいというところに達していらっしゃいます。絶対おいしいなんて言えるお店、そうないです。激しくおすすめです。一緒に食べた方々にも感謝。<(_ _)><(_ _)>
「
日本料理 とくを」
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(2013-10-07)
2013年10月 7日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年10月 1日 (火)
2013年9月30日 (月)
■ 週末、京都から東京に戻る友人の、新幹線乗車前の京都最後の夕食を一緒に~と、ジェイアール京都伊勢丹 スバコの「
はしたて」さんへ。9月14日リニューアルされたばかりで、新メニューが楽しみでした。

■ ご飯も麺もリフレッシュオープン記念メニューがあって、わたしは鱧の煮麺を選びました。(友人も同様に。)豊年鱧と秋の収穫煮麺。小鉢とご飯もつきます。

■ これが煮麺。麺を少なめにとお願いしたけれどそれでもたっぷりたっぷりでした。バリバリの食感が楽しい鱧のあられ揚げ(香ばしくてすごく美味)に、茸が椎茸、なめこ、えのき、しめじなどこちらも惜しげなくたっぷり、おだしもさすがのおいしさでした。

■ 麺はこんな。きれいに揃えて持ち上げられなくてごめんなさいですが、どうやっても逃げていく麺でした。でもこれはうどんではなくてやっぱりお素麺なんだそうです。極太お素麺。
うーん、糸のように細い素麺が通年いただけるのが売りのひとつだったと思うので、従来の細いお素麺もあったらやっぱりうれしいです~って、料理長の方にも率直に申し上げました。(うるさくごめんなさい<(_ _)><(_ _)>)料理長も今回替わられて、若々しくて頼もしいです♪ で、丼の方もおいしそうだったので、またいただきに伺います。

■ 持ち帰りのメニューが増えて、そしてこんなお茶「桑茗(そうめい)」も発売になっていました。桑の葉のお茶。なぜ桑の葉かというと、和久傳発祥の地は丹後です。その地の名産品が丹後ちりめん。絹、蚕、桑の葉・・・というわけで、丹後の要とも言える、桑の葉を使ったお茶なのだそうです。いただいてみたら、爽やかな風が吹くみたいな清涼感。いいものを作られました。
ジェイアール京都伊勢丹 スバコ
11:00~21:30LO
全席禁煙
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(2013-09-30)
2013年9月 30日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年9月28日 (土)
■ 気軽だけどしっかりおいしー♪ 「美碧」(みどり) |
■ ずっと伺わなければ~と思っていて、やっとこさ伺えた寺町通仏光寺下ルの
「美碧」(みどり)さんです。福田竹志さん、「室町和久傳」や「御幸町つばき」で頑張って、「京天神 野口」さんでも修業の後、今のお店を任されています。若いのに偉いー! わりと最近のある晩、ひとりでごく軽く3品ほどいただいてみて、すごくいいなと思いました。お料理はちゃんとしているのに、お値段ごく控えめ。「はしたて」よりまだお安くて、一品料理の種類が多い感じ、といったらわかりやすいかしらん。以下の4皿に飲物1杯(炭酸水)で3千円台でした。偉いー!

●(お通しで)たまご豆腐、あんにはきのこやら鶏肉入り。

●秋茄子と小芋の肉味噌田楽

●丹波地鶏の塩焼き

●薬味そうめん(温製)
■ 和久傳組のなじみの味。上品で、抑えの効いたおいしさだと思います。と言いながら、肉味噌は濃厚で小芋にからんで明確に旨かったし、鶏肉も焼き加減絶妙でうるうるしました。鶏肉料理全部端から食べるぞ。毎日でも行って食べたいぞ。癖になりそうだぞ。また伺います\(^o^)/\(^o^)/
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京都市下京区寺町通仏光寺下ル西側(恵美須之町528)えびすテラス 2F
12:00~13:30、18:00~23:00LO・23:30閉店
水曜休み
カウンター8席、テーブル12席 全席禁煙
2012年7月5日開店
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(2013-09-28)
2013年9月 28日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年9月26日 (木)
■ アップした気にすっかりなっていた
「水円」さんのお料理です。(出したのはFBでした~) 9月1日に行われた歯科セミナーの時のものです。
河原町歯科医院主催で、歯科矯正についての疑問や不安を解消するための少人数での食事会でした。わたしからも少しお話しをして、河原町歯科医院の先生方からもお話、そして水円さんにお願いしたコースをいただきながら質疑応答もできるというなごやかな集まり。お願いしたのは、夜のコースよりは軽いけれど、お昼のセットよりは夜に近いというような献立でした。量もほどよく、秋の風情も漂い、いい和食をいただいたなあとしみじみ満足できました。
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●紫蘇香煎
●先付 胡麻豆腐 湯葉かけ/鯛昆布〆と焼椎茸 土佐酢和え
●向 ぐじ、鯛 おぼろ昆布 ぽん酢、山葵醤油
●焼物 まなかつお西京焼
●椀代り 鱧煮麺
●飯 松茸と銀杏の飯蒸し
●菓子 くるみ餅
●お抹茶
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●先付 鯛昆布〆と焼椎茸 土佐酢和え/胡麻豆腐 湯葉かけ

●向 ぐじ、鯛 おぼろ昆布 ぽん酢、山葵醤油

●焼物 まなかつお西京焼

●椀代り 鱧煮麺

●飯 松茸と銀杏の飯蒸し

●菓子 くるみ餅
●お抹茶
■ こういうおいしいものをずっといただくため、歯は大事です。わたし自身は歯の噛み合わせが悪いために身体のあちこちがずれて頭痛やらいろいろ問題がかつて起こり、そんなことからも、審美的なこと以上に歯のケアをしないといけないと思っているわけです。インビザラインという最新の、透明樹脂をはめる式でやっていますが、わたしの矯正はあとまだ1年以上もかかりそうで、長い~。でもそれで日々苦痛があるわけでもなく、いつも言うけれど、飛行機に乗ってしまったと思って、座っていれば必ず到着すると思って、やろうと一瞬でも思ったら、やりましょうということなのです。
河原町歯科医院は相談だけでも大丈夫なので、皆さんぜひ~♪ 四条河原町にあるというのもサイコー♪と思っています。
「水円」************************************************************(2013-09-26)
2013年9月 26日, dans ●講座・講演会★歯科通い京都 和食13後半 | lien permanent
2013年9月11日 (水)
■ わりと最近のある晩、ジェイアール京都伊勢丹11階の「
京都和久傳」さんです。大好きなのにだいぶ間が空いていてごめんなさいで、アップしたいものメラメラとたくさんあるけれどまずこれアップします。料理長の木山っち=木山義朗さん、ものすごくよくできる人とわたし思っていて、がんばるし、偉いなーと尊敬もしています。お料理おまかせー♪ です。

●いきなり松茸の天ぷら! なんとわかりやすい直球でしょう~。そしてその下には、

●栗の天ぷら! 渋皮煮を揚げたということで、ほっくりしていて、甘くて、でもちゃんと塩気も効いていて、ジャストジャストでした。

●お椀には、ぐじとかぶら。ぐじもかぶらも大ぶりなのです。大口のわたしに合わせてくれたのだなww (^o^)(^o^) 菊花たっぷりで秋風情を盛り上げます。

●さわらの焼霜と、奥にまぐろの大とろ。どちらも犯罪的にうんまーーい!

●お造りを食べてしまったら菊の模様が浮かび上がりました。乾山写しですね。絵変わりの揃いだそうで、一緒に食べた人はまた全然違いました。

●子持ち鮎の、実山椒焼き。添えてあるのが瓜の、雷干し。

●鶏だしの半張り=茶碗蒸し風。冷製。中にぎんなん、干し椎茸。上にのせた紫蘇の実がいいアクセントでした。

●焼物その2が出てきて大喜び。肉よ肉! 茗荷と舞茸、牛肉のくわ焼き。

●いつもの鯛のお寿司や鯛のお茶漬け・・・定番大好きなものも魅力だけど、選択肢に季節もの・松茸と湯葉の雑炊というのがあり、それをわたしはごく少なめで。

●食後は、いちじくのコンポート、赤ワインジュレ。お代わりしたいほどうまっ!

●干し柿のあん入りの、ふやき登場!

●お薄を点ててくれる木山っち。楽しいコースをありがとう♪
●一緒に食べた人も楽しくて、お茶をやっている若人だったのです。そうしたら、この人、器を全部、ちゃんと正面向けて返すのよ。これは初めてのことで、大笑いしながらわたしも真似したりして、しばしふざけてました。もちろんすごく気をつけながらですー! (壊した挙句、洗い場で懲役10年とかなったらいけない~)
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(2013-09-11)
2013年9月 11日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年9月 9日 (月)
■ 「
じき 宮ざわ」さんで秋の風情濃い夜コースをいただきました。「京都に住み始めて半年」という方と共に。京都ではあちこち和食食べなくちゃダメよー♪ なんてねえさんヅラしながら、実は自分が食べたかったのだうはは。以下コースより、特に忘れがたかったものです。

●ぐじと松茸のお椀。ぐじからもおだしが出て、松茸いい香りで、ずるいおいしさ。

●茄子そうめん。茄子をごく細切りにして片栗粉をまぶしつけて、茹でて冷やしてお素麺風にしたもの。これは独特の食感を楽しめました。のどぐろ塩焼きの後に供されたのですが、脂のりのりののどぐろの後に、さっぱりと心地よかったです。

●いくらをのせた飯蒸し。もち米つやつやの上に、いくらがまた飛びきり上質で、これもずるいおいしさ。

●冬瓜すり流しのぐつぐつ鍋、中にかますと青ずいき。お料理の最後に盛り上がりました。この後、いともおいしいご飯をいただいたのでした。
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■ 7月終わりに訪れた、お昼コース分が未アップで、これも抜粋で・・・

●茄子とからすみのお椀 茄子はとろりんと、からすみは熱でやわやわになりつつ、塩気も心地よく、うっとりするお椀でした。

●冷やし鉢。賀茂茄子といちじく赤ワイン煮 万願寺とうがらし、新小芋、粟麩。 非常にさっぱりしたお皿でした。数種類の食材がすごくいい調和でおいしかったです(T_T)(T_T)

●毛蟹とずいき、とうもろこしあんと銀あん・・・とうもろこしが毛蟹に豊かな風味を与えているお皿。はっとする意外な組み合わせでよかったです。
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(2013-09-09)
2013年9月 9日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年9月 5日 (木)
■ 8月のNHK文化センター講座(第1木曜)のお昼を、「祇園おかだ」さんにお願いしました。カウンターと奥のお部屋にフルにお邪魔して、お昼コースです。

■ 献立はこんな。晩夏~秋の風情で考えてくださいました。

■ コースからいくつか。お造り。さんまとかつおがいかにも秋らしい美味でした。

■ 甘鯛塩焼き 焼万願寺唐辛子

■ 魚の下にひそんでいた万願寺唐辛子が赤くてうれしかったー♪

■ 松茸を、フライで出してくださいました。だしで割ったウスターソースでいただくのがたまらなくよかったです。甘いとうもろこしのかきあげも、うっすら塩味が効いてきて口の中でくずれるのがいい感じ。

■ 締めには、新物いくらがのったご飯です。赤出しもいい塩梅で申し分なくおいしくてひたすらうっとり。
■ デセールもたっぷりで、皆さんに喜んでいただけました。店主の岡田孝二さん、スタッフの方々にも御礼申し上げます。本来お昼は伺えないお店なので、余計にありがたく、御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
受講生の皆さんもいらしてくださってありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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「祇園おかだ」 電話 075-551-3200
京都市東山区祇園町南側570-6
17:00~23:30LO
日曜、祝日休み
2004年9月1日開店
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(2013-09-05)
2013年9月 5日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent
2013年8月26日 (月)
■ 「ユキフラン佐藤」という名前の新しいお店です。ユキフランの名前の由来は、雪ではなく幸せの「幸」、「幸(ゆき)降らん庵」=ゆきふらんあんのリエゾンというか、短縮形ということです。佐藤功一さんの新店で、8月1日、祇園新橋通花見小路東入ルで開店されました。

●こんな風に始まりました。まぐろのづけ、酢飯、まぐろの脂入りの沢煮椀。をを、正統な茶懐石スタイルで来るのか?とまず思いました。(でもそんなでもなかったです。)

●沢煮椀はこんな。まぐろの皮の下の脂の部分が入っていて、こってり濃厚な風味になっていました。

●まぐろのづけは、大根おろしもたっぷりからまって、ほんとーーーにおいしかった。

■ ポテトサラダ、ドライトマト、中にうるか入り。アンチョヴィかと思った風味は自家製うるかということでした。

■ きゅうりと茄子、大徳寺麩の胡麻和え

■ 鮎の一夜干しに魚醤を塗って焼いたもの、ドライトマトと

■ お酒はこんな風に。「松の司」の心酔というのを少しだけいただきました。

■ いちじくと鱧の揚げだし

■ すっぽんの身のみぞれ和え

■ 鶏肉(レバー、きんかん、砂ずりなど入り)の丸(がん=つくね)と冬瓜、頭芋の青ずいきのお椀

■ ご飯代りに天ぷら蕎麦。蕎麦といいつつ、もずくでするするいただきます。蕎麦と初め伺ったので、ではご飯はもう食べられない思うと言って後悔・・・もずくとは知らず~。

■ 食後はトマトの甘いシロップ漬け。以上で飲物も入れて1万円しないコースでした。味は間違いなくものすごくおいしかった!! けれど、まだすべて佐藤功一さんおひとりでの仕事であることもあり、どうしても時間がかかります。かなり余裕を持って行くべきお店で、どどどどと食べたい人向けではありません。

■ こんな店内です。以前天ぷら屋さんだった物件の居抜きということです。カウンター8席、11:30~翌1時までの営業で、ただし絶対要予約とのこと。これは、子供連れの方なんかが、夜のお客さまの前の時間なんかに気兼ねなく訪れていただくことができるように、という気持ちでの時間設定ということです。ぶっ通しで営業している=いつでもふらっとのぞける、というわけではないのです。
お昼に少し軽いめに、半額くらいでもしていただけるそうです。

■ 佐藤功一さんは岐阜の生まれ育ち。東京の大学を出てから東京の和食の名店に入って修業、そして京都に移ってからも、一流店で修業。器が好きで以前から買い集めていたということです。現在34歳。マイペースの人。まあほんと~にどのお皿もおいしかったですが、お店全体としては本当にスタートしたばかり、これから軌道に乗せていくんだなあという印象。何もかもひとりでやることも、こんな長い営業時間やることも、あまり無理をしないでねと思いました。季節が移ったらまた伺いたいと思います。
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「ユキフラン佐藤」 電話 075-531-3778
京都市東山区新橋通花見小路東入ル南側2軒目 八百平ビル1階奥
11:30~翌1:00
1、11、21、31日休み
カウンター8席(実際は11席あるが使わない) 全席禁煙
要予約
2013年8月1日開店
夜コースだいたい8000円~。
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(2013-08-26)
2013年8月 26日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年8月15日 (木)
■ 石塀小路の
「石塀小路 かみくら」さんへ行ってきました。すごかったー。1年前(2012年8月20日)にオープン、ずっと気にしながら、なんとあけ~み=京都ブライトンホテル小山明美もわたしも未訪問だったお店で、やっとこさ伺いました。料理旅館「祇園 畑中」さんの経営による割烹で、夜のみ営業。1,5万と2万の2コースのみ。わたしたちは1,5万円をいただき、質量共に十分でした。
■ 下河原通から東へ、石塀小路にあってロケーション最高です。中は広々として、とてもきれい。カウンター10席、個室もあり8席。雰囲気とてもいいです。

●先付 自家製青竹豆腐 泡醤油 雲丹

●御凌ぎ 鱧笹巻き蒸し寿司 夏野菜いろいろ

●八寸 ずいきとぶどうの胡麻酢和え/ごりと川海老のもろみそ煮/菱蟹と松茸と水菜のお浸し/ほおずきの中にトマト甘煮レモン風味/天然鮎(上桂川)一夜干し蓼醤油焼き/自家製からすみ

●御椀 とうもろこし餅、車海老葛たたき、じゅんさい、柚子

●御向 めいたかれい、あこう鯛、鱧焼霜(淡路)、まぐろ(大間) ぽん酢と醤油

●御野菜 焚き合せ 小芋、新丸十、縞紫茄子、柊野ささげ、小南瓜 ふかひれのスープ入り銀あん ふり柚子

●御魚 のどぐろの幽庵焼き 伊勢海老、松茸の酒盗焼き、天草の筍、柑橘のジュレ

●御肉 京都肉ひれ炭火焼き 4種類の木の実添え(刻み) 玉ねぎ橙酢

●御飯 白味噌スープカレー(白ご飯と赤出しの選択もあり)
●香の物 水茄子、桂瓜千枚漬、柴漬

●水菓子 ぶどう白ワインゼリー 白桃、ゴールデンパイン、アドベリージェラート

■ 料理長の矢野由彦さん。一時期他店で修業されたこともあるそうですが、「祇園 畑中」さんでずっと料理をしていらした方です。魚が好き・・・釣るのも好き、さばくのも好き。魚をずっと扱えるから、料理人になろうと思われたのだそうです。コース中、八寸でいただいた鮎も、矢野さんが釣っていらしたものだったのです。お休みさえあれば釣に行ってそれがお仕事に直結してって、すごいです。
■ ロケーションよし、ゆったりした雰囲気よし、料理長感じよし。丁寧なお仕事、魚も肉もたっぷりで食べ応えがあります。ご飯ものの白味噌スープのカレーは、「祇園 畑中」さん本館では出てくるものではなく、この「かみくら」さんオープンに当たって考えられたお皿ということです。白味噌部分にはカレー風味はありません。混ぜもっていただいたら、カレーがマイルドになるのです。初回のお客さまにはなかなか出さないけれど、ご希望があればお出ししますということでした。カレーおすすめですよー♪ 他にもコース全般、いろいろの工夫が感じられました。お盆さなかも変わらず(いつも以上に)働くあけ~みとも会えて、楽しい夕食のひと時でした。<(_ _)><(_ _)>
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電話 075-748-1841
京都市東山区下河原町463-12
夜のみ営業 不定休
2012年8月20日開店
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(2013-08-15)
2013年8月 15日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年8月13日 (火)
■ 「
祇園にしむら」さん、やっぱり安心安定、食べやすくて心底よかった~。しばらく伺えていなくてごめんなさい状態でした。身にしみておいしかったです♪

●胡麻豆腐

●鱧とじゅんさいのお椀

●お造りは、鱧、いか、鯛

●鯖寿司

●八寸 伏見とうがらし、鱧の子、いんげん胡麻和え、枝豆、蛸に千切りの茗荷

●鱧、松茸の天ぷら

●すずきのたれ焼き

●野菜8種類の焚き合せ(かぼちゃ、賀茂茄子、おくら、白ずいき、椎茸、松茸、管ごぼう、茗荷)

●鮎ご飯、赤だし(豆腐と昆布)、香の物
●食後にフルーツ(桃、ピオーネとマスカット、ワインジュレ)。
■ お造りは、いいのが入らなかったらまぐろは使わない・・・となったそうで、初めてまぐろなしで驚いたけれど、でも鱧が格別美味で文句なし♪
鱧とじゅんさいのお椀は、これをいただかなければ夏の気分がしないというくらい好きです。これだけおいしい鱧のお椀はわたしにとっては他にないと言ってもいいです。
鱧と松茸の天ぷらは、からりと揚げられていて、ものすごく香りよかったです。
野菜は「八宝菜」だそうで、野菜たっぷりに葛のとろりんとしたあん。
最後に鮎をのせたご飯で、やるなあ♪と思いました。赤出しも旨み強烈。
■ 本当に気楽に過ごせて、そしておいしかった~。料理全部に、ゆったり余裕があるのです。いつもながらはやっていて満席で、やっぱりみんなおいしいところに集まるのです。
一緒にいただいたKさんに感謝<(_ _)><(_ _)>
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(2013-08-13)
2013年8月 13日, dans 京都 和食13後半京都 祇園にしむら | lien permanent
2013年8月12日 (月)
■ わりと最近のある晩、「ぎをん遠藤」さんでいただいた魚づくしの夕食です。一品で、欲しいものを選びました。

●かつおのたたき

●お造りで、鯛、しまあじ、めいたかれい

●のどぐろ焼き

●鮎塩焼き

●しらさ海老の天ぷら

●鱧の天ぷら ウスターソースで

●いくらご飯
●この後、鯛のアラの赤出し、食後にピオーネ特大2粒。
■ いやー今回もおいしかったー。少し久しぶりだったのですが、変わらずおいしい、店内も店主もあかるーい♪ はやるのよくわかります。この日も満席、予約なしで訪れた方は入れなかった状態で、店主の遠藤功太さん偉いです。
一緒にいただいたのは最近仕事で取材させてもらった方で、こちらも実に気概ある頼もしい人。話して楽しかった、勉強になったー♪ というわけで、いいことづくめの夜でした。
とても感謝<(_ _)><(_ _)>
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「ぎをん遠藤」 電話 075-551-7271
京都市東山区祇園町北側347-118 楽宴小路内
(末吉町花見小路東入ル、突き当たる手前の南側)
18:00~翌2:00入店 日曜、祝日休み
カウンター8席、テーブル4席×2
全席禁煙◎ 予約が望ましい
2011年11月25日開店
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(2013-08-12)
2013年8月 12日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年8月11日 (日)
■ 「くずし よしよし」さん、なかなか思う日には席が取れないほどの人気です。夏コースどんなかな? と気になって、夜遅21:30過ぎからいただきました。さすがに日中のもうれつな暑さもやわらいで移動も楽、優しい若人に付き合ってもらって、しばしゆったり和食でなごみました♪
■ コンディションも上々、座っている分にはすでに骨折の痛みも全くなし。やること山積みで日中せっせと仕事して、でも全然終わってないのだけど、しばし全部忘れましょー(^o^)(^o^)
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●先付に、たこの子と夏野菜(南瓜、いんげん、茄子、丸十・・・)の焚き合せ(冷製)
●八寸が、いちじくの胡麻ソースと生ハム/串に、蛸の柔らか煮とズッキーニのフライ/つぼつぼに、大根おろしと時鮭の筋子・柚子の香り/だだ茶豆/だし巻き、中に明太子/近江こんにゃくの土佐煮/いわしの梅煮・生姜風味
●お椀は鮎の一夜干し、いんげんと鮎のしんじょう、大根おろし、生姜
●おしのぎに、めいたかれいのお寿司 松茸醤油、すだち
●鱧の落とし 卵黄、ごぼうのソース
●小鍋はすっぽんだしを使った、鶏手羽肉のサムゲタン風(中に、くこの実、ぎんなん、栗、なつめ、もち米など)
●れんこんの天ぷら、上にうに。手前にとうもろこしの天ぷら
●蒸し物で、うなぎ(これは鱧)、下にれんこん(蓮餅状態のとろとろ)
底にトマトの南蛮漬、奈良漬スライス
●松茸ご飯、赤出し(にらと豆腐)、香の物(水茄子、瓜、ふき)
●甘夏の寒天寄せ、マンゴーのアイスクリーム、マスカット
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●先付。たこの子と夏野菜(南瓜、いんげん、茄子、丸十・・・)の焚き合せ(冷製)

●八寸が、いちじくの胡麻ソースと生ハム/串に、蛸の柔らか煮とズッキーニのフライ/つぼつぼに、大根おろしと時鮭の筋子・柚子の香り/だだ茶豆/だし巻き、中に明太子/近江こんにゃくの土佐煮/いわしの梅煮・生姜風味

●れんこんの天ぷら、上にうに。手前にとうもろこしの天ぷら
■ くずしといいながら少しもくずれていません。自在であるというだけで。おだしはちゃんとしているし、非常に細やかなお仕事です。4坪のスペースで明るく楽しくおいしく(そして正しく禁煙♪)、4730円でここまでできるんだなあ。店主のフェミ男さん=本間義巳さん、偉いと思います。はやるの改めてよくわかりました。また伺います。
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「くずし よしよし」 電話 075-531-8567
京都市東山区祇園町北側347-67
17:00~24:00 不定休
カウンター6席 全席禁煙
2013年3月27日開店
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(2013-08-11)
(★8月8日、9日、10日分がすっ飛んでますが、近日中に埋めます。)
2013年8月 11日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月29日 (月)

■ 新店のご紹介です。7月25日に西木屋町四条下ル(村上重さんを下がったところ)に、
「辰むら」さんという和食屋さんがオープンしました。
カウンター7席、奥にテーブル席があって、8席。昼と夜の営業です。
■ 夜に伺いました。6000円と8000円があり、軽い方6000円をいただきました。8000円との差は、毛蟹酢の物/あわび/食後の抹茶のありなしということだったので、(さらにわたしこの日はお昼も和食コースをいただいていたこともあり、)迷いなく軽い方を選択。 6000円税サ込みで、以下の8品でした。

■ 先付は車海老、ずいき 黄身酢

■ 枝豆しんじょうのお椀 松茸、冬瓜

■ お造りは鯛、いさき、生うに

■ すずきの塩焼き、鱧の子の玉締め 酢れんこん シークワサー

■ 天ぷら盛り合わせ きす、ズッキーニ、ペコロス、ヤングコーン

■ 焼茄子、にしん、モロッコいんげん、小芋の炊き合せ

■ とうもろこしご飯、赤出し(具はおくら)、香の物

■ 食後の甘味もすべて手製で、葛餅はミルク風味でした。上からはったい粉

■ 店主の川村吉辰(よしのぶ)さん、33歳。たん熊~先斗町ふじ田(ここが最長で9年)~日本料理 とくをさんと、修業を積んで来られたそうです。すごーく人なつこくて、感じがいいのです。みんなに好かれる人です!! もともとは大学で福祉を学び、人のお世話をしようというところから始まったそうです。しかし在学中から和食屋さんでアルバイトなどをするうちに、食で人を幸せにする仕事がいいのではないか? と考えを変えたのだそうです。人と接することが好きみたい。初めてのお客さまとでも非常に自然に話せて、リラックスさせることができる人です。一緒に働いている妻の由紀さんも、二番手のケイさんも、間違いなく好かれる感じのよさでした。お値段控えめだし、場所は便利だし、今はコース主だけど今後は一品料理もしていきたいということだし、すぐに常連客がつくだろうなあと思いました。どうぞうまくいきますように<(_ _)>
■ お昼は1800円(限定10食)と前日までに要予約のミニ懐石3500円ということです。
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「辰むら」 電話 075-361-3020
京都市下京区西木屋町四条下ル西側(船頭町197)
昼夜営業
日曜休み
カウンター7席、テーブル8席 全席禁煙
2013年7月25日開店
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(2013-07-29)
2013年7月 29日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月20日 (土)

■ 祇園の新門前通に新しい和食屋さんがオープンしたのでお昼に伺ってみました。7月13日に開店した「日本料理 竹内」。カウンター6席のみ、店主ひとりですべてやっているお店です。

■ コースのみです。お昼は4200円。(夜は10500円/12600円。)
夜のコースをいただいていないので何とも言えないのですが、4200円と思ったらなかなかお得と思いつついただきました。いろいろまだまだこれから磨かれるだろうと思いましたが、お椀のおだしがばちっと決まっておいしかったことを言いたいと思います。

■ 八寸はこんなでした。
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(献立)
●先付 いちじく、酒蒸しして昆布締めにしたささみ、わけぎ、エリンギ、胡麻醤油
●お椀 焼き茄子、かんぱちのつみれ、焼きねぎ、焼き南瓜、おくら
●お造り 明石の天然の鯛
●焼物 すずきと鷹ケ峯とうがらし
●八寸 蒸しとこぶしとトマト/ぶどう豆/車海老旨煮/きぬかつぎ/白板昆布 とほうれん草巻き、中に茗荷/白花豆と黒花豆
●揚物 白とうもろこしのかき揚げ
●焚合せ 小かぶ、焼き椎茸、冬瓜、蓮芋、水菜
●おじゃこと炙り揚げのご飯、香の物
●パイナップルのワイン煮、ワインソルベ
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■ 店主の竹内耕太さん、27歳です。高倉通の「さく間」(今は閉店)→「祇園 丸山」→「櫻川」というキャリアだそうです。非常に感じがよくて、にこやかでした。この若さですからみんなに愛されて、いろいろ吸収していかれるだろうと思います。
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「日本料理 竹内」 電話 075-531-5058
京都市東山区新門前通花見小路東入ル北側(中之町247)
12:00~14:30LO・15:00閉店、18:00~21:30最終入店
不定休
カウンター6席 全席禁煙
要予約
2013年7月13日開店
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(2013-07-20)
2013年7月 20日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月19日 (金)
■ NHK文化センター講座(第3金曜)のお昼を、下河原通の「
水円」さんでいたしました。暑い日でしたが、暑い時にいただいてこそおいしいお料理で組まれた夏のコースをいただき、幸せな食事になりました。感謝<(_ _)><(_ _)>
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●紫蘇香煎
●先付 うなぎ 花山椒 飯蒸し
●向 中とろ しまあじ めいたかれい
●椀 ぼたん鱧 玉ねぎ出汁
●盛り合わせ 胡麻豆腐ゆばかけ 鱧寿司 スモークサーモン セロリ胡麻土佐酢和え 山桃甲州煮 寄せ小豆
●焼物 鮎塩焼 たで酢
●お凌ぎ じゅんさいそうめん
●冷し物 白ずいき 南瓜 焼き茄子 モロッコ豆の冷たい炊き合わせ
●止椀 鱧茶漬
●菓子 くるみ餅 お抹茶
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●紫蘇香煎

●先付 うなぎ 花山椒 飯蒸し
(これはうなぎを食べない人用のうにの飯蒸しです。)

●向 中とろ しまあじ めいたかれい
ぽん酢と醤油

●椀 ぼたん鱧 玉ねぎ出汁
強い風味の鱧だからこそ玉ねぎから出るだしも使ったということ。吸い地ひと口いただいて、「おいしー♪」と思いました。

●盛り合わせ 胡麻豆腐ゆばかけ 鱧寿司 スモークサーモン セロリ胡麻土佐酢和え 山桃甲州煮 寄せ小豆
シンプルながら食感、味ともによき調和の八寸。

●焼物 鮎塩焼 たで酢
骨付きのまま、頭から丸ごといただくのなら、これくらいの大きさの鮎がいちばん食べやすくて食べごたえもあり、ジャストだなと思います。

●たで酢は、お米でとろみをつけてあるので、鮎によくからみます。ここ何年かで、たで酢といえばとろみがマストになったみたいですね。

●お凌ぎ じゅんさいそうめん
これはおだしが冷たくて香りよくてすだちたっぷり入りで、じゅんさいはとろりつるりぬめりと夏の味を添えていて、食べて心地よかったのです。
するすると一瞬でいただきました。

●冷し物 白ずいき 南瓜 焼き茄子 モロッコ豆の冷たい炊き合わせ
あー、これもいい組み合わせでした。

●止椀 鱧茶漬

●香の物はこんな。きゅうり、茄子、ぢkん

●菓子 くるみ餅 お抹茶

●くるみ餅は、こうして販売もされています。つるりとしたお餅ですがくるみの香り濃厚です。黒蜜をとろりとかけて、刻んだ香ばしいくるみの粒粒をトッピングしていただきます。うっとりするほど香りのいいお菓子です。
■ 2階を貸切状態で、テーブル席でいただきました。大きな館だし、1階も大勢入っていらっしゃいましたから、同時進行は大変だったろうなあと思います。コースの中での温冷の料理のコントラストも鮮やかでした。料理長の藤井孝之輔さんとスタッフの皆さまに感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
■ 受講生の皆さまにも感謝。月に一度の同窓会かサークルみたいな感じで、皆さんすーごく朗らかに仲よく過ごしてくださることを、わたしはとても喜んでいます。御礼たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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(2013-07-19)
2013年7月 19日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月18日 (木)
■ 恒例の「竹屋町 三多」さん貸切の夕食、覚えていないほど前から予約していたものです。いつものお姉さま方と共に、夏のお料理を楽しみました。シンプルにしてしみじみおいしいお皿の連続でした。どのお皿も、すごーく老成しているのに、若々しい。禅問答みたいでしょ。食べたらわかるからー!
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●車海老と野菜の煮こごり(写真)
(椎茸、枝豆、新ごぼう、百合根、新甘藷)
きんきんに冷えた先付
●鱧玉子丼
●明石の一本釣りのあじ、淡路島の玉ねぎ(写真)
●あまてかれい、淡路島の赤うに 醤油、塩の他に肝ぽん酢と(写真)
●鱧とおくらのお椀
●鮎の塩焼き 塩と、とろっとしたたで酢と
●鮎の骨の素揚げ
●あこう鯛と新小芋の揚げだし 茗荷 おだしはみぞれ仕立て(写真)
●丹波牛の酢の物 下にそうめん南瓜、上にトマト。穂紫蘇、かいわれ、柚子など
●蒸した鳥取の岩牡蠣、白ずいき 銀あんかけ
(みんなは煮あわび+白ずいきの銀あんかけ)
●とうもろこしご飯 2膳目はバターを少しのせて。
●みかんジュレ、中にマンゴー
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■ すべてよかったのですが、以下、とりわけ感動深かったものです。
一番上の写真が
●車海老と野菜の煮こごり 中に椎茸、枝豆、新ごぼう、百合根、新甘藷。
おだしもキンキンに冷えていました。一気においしい世界に来たなあと思いました。
●明石の一本釣りのあじ、淡路島の玉ねぎ
あじがこんなに旨いものかと~(T_T)(T_T) 甘味あるシャリシャリの玉ねぎがまたよく合っていました。
●あまてかれい、淡路島の赤うに 醤油、塩の他に肝ぽん酢と
この赤うにがとりわけよかったです。舌にのせるだけで溶けるよう、品のいいおいしさでした。するりするりと瞬く間にいただいてしまいました。のどが詰まるほど、うにを食べてみたいものだ~。あまてかれいは、ぽん酢に肝を合わせたものでいただきました。ずるい旨さ。
●あこう鯛と新小芋の揚げだし 茗荷 おだしはみぞれ仕立て
刻んだ茗荷をからめもっていただいたのですが、鯛や小芋のこくのある旨みに食感心地よい茗荷、みぞれだしがこの上なくよき調和で、うっとりするおいしさでした。
●三多さんは本当に絶妙なバランスのお料理を作られると思います。6席のカウンター貸切で、気遣いなくゆったり食べられて、最高といつも思います。
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「竹屋町 三多」 たけやまち みた
電話 075-231-3556
京都市中京区寺町通竹屋町下ル西側(久遠院前町667-1)
17:00~21:00くらいLO・22:00閉店 不定休
要予約
2010年9月11日開店
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(2013-07-18)
2013年7月 18日, dans 京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月12日 (金)

■ 朝日カルチャーセンターのお昼講座、7月は
「和ごころ 泉」さんにお願いしました。一度お正月コースをお願いしたことがありますが、今回は、写真の焼き鮎をいただくお昼に、と思ったのです。独自の食感の鮎です。つききりで、鮎から出る油を落とさないように回しもって焼く。すると油で揚げたみたいな感じになるのです。バリバリとして、香ばしくて、やみつきおいしーい♪
こんな献立でした。
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●先付 もずく、じゅんさい、鱧落とし、おくら、茗荷、梅肉、煮凝酢
●椀物 白ダツ(白ずいき)、蓮芋、鱧葛たたき、柚子、梅肉
●向付 鯛、いか、金目鯛焼霜、まぐろ、あしらい一式
●八寸 玉子カステラ、新甘藷(さつまいも)、衣被(きぬかつぎ)、黒枝豆、いちじく胡麻クリーム、鯛ちまき寿司、山桃シロップ煮、はじかみ、きゅうり
●焼物 鮎塩焼
●冷物 冬瓜すり流し 蓮餅、うに
●焚合 加茂茄子、焼きはまぐり 白味噌あんかけ 赤鷹ケ峯唐辛子、実山椒
●御食事 とうもろこしご飯 八丁椀 亀岡牛いちぼ肉ローストビーフ
●水物 豆乳ババロア、すいか、メロン、さくらんぼ、トマト
●御菓子 黒豆餅 御薄
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●先付 もずく、じゅんさい、鱧落とし、おくら、茗荷、梅肉、煮凝酢
ほたるの籠がかけて、季節感たっぷりに供されました。

●椀物 白ダツ(白ずいき)、蓮芋、鱧葛たたき、柚子、梅肉
すごいかつお節(農林水産大臣賞)を使ったというお椀。確かに香りも味も違いました。

●向付 鯛、いか、金目鯛焼霜、まぐろ、あしらい一式
祇園祭の鉾や山仕様でした。蓋を開けるとお造りがたっぷりたっぷりで、ここらへんから日本酒飲んでいる方もいらっしゃいました。正しいと思いますー!

●八寸 玉子カステラ、新甘藷(さつまいも)、衣被(きぬかつぎ)、黒枝豆、いちじく胡麻クリーム、鯛ちまき寿司、山桃シロップ煮、はじかみ、きゅうり
よく見えない写真ですが、みっちり季節の取肴が盛り込まれています。

●焼物 鮎塩焼

●冷物 冬瓜すり流し 蓮餅、うに
これも中身見えないですが、冷たくて喉越し心地よい冬瓜のすり流しに、丸い蓮餅、上にうにがのった、爽やかでしみじみおいしいすり流しでした。

●焚合 加茂茄子、焼きはまぐり 白味噌あんかけ 赤鷹ケ峯唐辛子、実山椒
冷たいすり流しの後に、白味噌の温かさと甘さで、また違う、ほっとするおいしさ。

●御食事 とうもろこしご飯
ご飯用にはこのとうもろこしと決まっているそうです。甘味が強すぎず香りのいいとうもろこしです。

●ご飯と共に、八丁椀 亀岡牛いちぼ肉ローストビーフ
この牛肉が、しっとりと溶けるようで、旨っ(T_T)(T_T)

●水物 豆乳ババロア、すいか、メロン、さくらんぼ、トマト

●御菓子 黒豆餅 御薄
最後まで丁寧でお手間のかかったものでした。店主の泉昌樹さん、スタッフの皆さま、そして参加者の方々、ありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-07-12)
2013年7月 12日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月 5日 (金)
■ NHK文化センター講座@「京都吉兆 グランヴィア店」 |
■ 7月のNHK文化センター講座(第1木曜)を
「京都吉兆 グランヴィア店」さんにお願いしました。節分、ノエルとお世話になって今回で3回目。季節感華やかにめちゃくちゃに盛り上げてくださるので、皆さんもすごく喜んでくださるみたいなのです。わたしも帰国翌日にこのしつらいこの完璧なおいしさを味わって、魂に響く喜び~♪と思い、感謝しました。<(_ _)><(_ _)>
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●食前酒 純米大吟醸『吉兆貞翁』
●向附 鱸 オクラ 椎茸 糸瓜 針生姜 梅肉醤油
●煮物椀 鱧 三度豆 梅肉 柚子
●造里 縞鯵 鰹 剣先烏賊にぎり あしらい
●八寸 七夕飾りにて
一、和牛ロース肉 ズッキーニ 胡椒ゼリー
一、すっぽん煮凍り 浅葱
一、鱧の子寄せ 柚子
一、枝豆白和え 松の実
●焼物 鮎塩焼 蓼酢
●強肴 平素麺 天麩羅/鱧 賀茂茄子 モロッコインゲン 酢立
●御飯 牛蒡御飯 牛蒡チップ
●赤出し 太もずく
●香の物 青瓜 大根 胡瓜 塩昆布
●果物 桃 葡萄 西瓜ソルベ アイスクリーム
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●食前酒 純米大吟醸『吉兆貞翁』
●向附 鱸 オクラ 椎茸 糸瓜 針生姜 梅肉醤油

●煮物椀 鱧 三度豆 梅肉 柚子
天井の照明が写り込んでごめんなさいですが、それはそれは美しいお椀だったのです。白鷺の文様で、螺鈿ではなく、金が貼り込まれているものだということです。すっごくきれいでした。

●造里 縞鯵 鰹 剣先烏賊にぎり あしらい

●八寸 七夕飾りにて
一、すっぽん煮凍り 浅葱
一、鱧の子寄せ 柚子
一、枝豆白和え 松の実
一、和牛ロース肉 ズッキーニ 胡椒ゼリー

●この八寸の七夕飾りが、切り出したばかりの竹を使って、天の川のようだったのです。見事でした。敷かれていたのは梶の葉です。

●焼物 鮎塩焼 蓼酢
蓼酢は少しとろっとして、よく鮎にからみます。

●強肴 平素麺 天麩羅/鱧 賀茂茄子 モロッコインゲン 酢立
少しぺたんとしたお素麺です。

●鮎の、あらかじめ抜かれていた骨です。パリパリ。

●御飯 牛蒡御飯 牛蒡チップ

●赤出し 太もずく
●香の物 青瓜 大根 胡瓜 塩昆布

●果物 桃 葡萄 西瓜ソルベ アイスクリーム
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■ 今回も心から楽しいおいしいコースをご用意いただきました。すぎーちゃん改め杉井啓吾専務さま、料理長さま、スタッフの皆さま、本当によくしてくださいました。
御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-06-05)
2013年7月 5日, dans ●NHK講座京都 和食13後半 | lien permanent