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2013年7月23日 (火)

■ アップしていなかった、「じき 宮ざわ」の夏コース


■ パリ行きの前にわらわらしていて未アップだった、6月半ばの「じき 宮ざわ」さんです。
ものすごくよかったので、コースからとばしとばしですが、写真を出しておきます。
日曜日の夜に遠方から客人ありで、結構直前だったのですが、満席直前の席にすべり込めて本当にラッキーでした。

1 ●先付に食前酒ひと口。そしてきれいに包丁目が入った帆立です。紫蘇酢かけ。この帆立の下には・・・

2 ●白ずいき、このこです。きれいだし酸味が心地よいし、コースの初めにふさわしい一品です。

3 ●お店もお料理も店主もきれい♪ 
4 ●お造りは、鯛と、紫うに。海苔やみょうがや穂紫蘇が散らされて、あらかじめ満遍なく香りを添えられているのがいいと思います。この盛り方すごく好きです。
5 ●鮎は、衣をつけて揚げてあります。バリっとして、新しい食感。たで酢も添えられました。
6 ●終盤に鍋仕立てが供されて、熱々で本当においしかったです。あさりと野菜のだしです。中に、あさり、丸茄子、アスパラガス、おくら、新生姜。しみじみうま。
7 ●ご飯の準備。いつものお漬物に、水茄子もたっぷり添えられる季節になりました。
8 ●これが新しいおいしさ、白味噌で炊いたちりめんじゃこです。

9_2 ●いつもながらのご飯のおいしさにうるうると感動。
この後フルーツ、もなか、お薄と続いて、幸せなコースでした。何もかもが程よく、どのお皿も美しくておいしくて、器の趣味もよいしで、言うことないといつも思います。
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(2013-07-23)

2013年7月 23日, dans 京都 和食13前半 |

2013年7月22日 (月)

■ アップしていなかった、「くずし よしよし」の夏コース


1_4 ■ パリ行きの前にわらわらしていて未アップでしたが、、6月半ばの「くずし よしよし」さんです。とてもよかったので、一部ですが写真を出しておきます。(全く同じ献立はこの夏はもういただけないですけれど。<(_ _)><(_ _)>)
2 ●八寸は、(奥のつぼつぼ)利久麩と胡瓜の胡麻和え/いか 青海苔の磯辺揚げ/穴子と新ごぼうの八幡巻/あまごの唐揚、南蛮漬/小なすオランダ煮/さつま芋のレモン炊き お手間惜しまず、楽しい八寸を作られます。
3 ●お椀は、のどぐろ、揚げ茄子、じゅんさい。
のどぐろ自体のおいしさ、揚げた茄子もとろとろのじゅんさいもよく調和して、吸い地も香りよく、申し分なしでした。
4 ●お造りのひとつで、鱧の焼霜もおいしかったー!
■ 訪問2回目でしたが(ちなみに初回はこんなでした)、やっぱり非常にお値打ちと思いました。そしてなんとも楽しかった♪ 4500円(+税)で、あり得ない細やかさです。全てのお皿をとてもおいしいと思っていただきました。店主のフェミ男さんすごい。大人気なのがよくわかります。席が取れる日があれば、また伺いたいと思います。<(_ _)><(_ _)>
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「くずし よしよし」
電話 075-531-8567
京都市東山区祇園町北側347-67
17:00~24:00  不定休
カウンター6席 全席禁煙\(^o^)/
2013年3月27日開店
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(2013-07-22)

2013年7月 22日, dans 京都 和食13前半 |

2013年5月26日 (日)

■ 木金土だけオープン、隠れなかじんの「木琴堂」へ


★2013年11月現在 「なかじん」さんは元通りの料理屋さんに戻っています。
木金土だけでなく、定休日(今のところ日曜?)以外は
毎日オープンしていらっしゃいます。
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■ 先週行ってきましたー、「なかじん」さんが、鴨せいろのお店となって、そして木金土の夜だけ、なかじんさん=中村一臣さんがひとりで料理をする木琴堂を開かれるのです。木金土だから木琴堂だってー!! よく考えられました。(^o^)(^o^) コース1万円のみ、そしてなんと、伺ってみてわかったのだけど、ひと晩ひと組限定なのです。完璧に料理を出すためって・・・\(゜o゜)/\(゜o゜)/ わたし何も考えず、ひとりで行こうか~と初め思ったのだけど、やっぱりせっかくだからとT子さんを誘って一緒に来てもらって、ほんとよかった。ひとりで出かけていたらすごく申し訳ないと思っただろうなあ。
■ だからなんというか、お店に行くというよりは、なかじんさんに会いに行くというか、おうちを訪ねるような感じです。わたしたちのためだけに出してくださるわけだから、タイミングも完璧だし、量の加減もしてくださるし、食材についての説明も十分だし、いたれり尽くせりのいたつく状態。
■ 以下、おまかせコースです。
Img_3590 Img_3592 ・車海老とそら豆の天ぷら
Img_3594 ・とり貝、小柱、葉わさびの醤油漬け
Img_3596 ・自家製よこわのスモーク
Img_3600 ・この白ワインをいただきつつ
Img_3607 Img_3609 ・生うにとえんどう豆、トマトのムース、おだしのジュレがけ
このえんどう豆が、「うすいえんどう」ならぬ「こいえんどう」というものと伺いました。ほんと味が濃かったです。
Img_3603 ・朝採りグリーンアスパラと車海老のサラダ いちじく酢の黄身酢 煎りからすみ
Img_3610 ・蔵王放牧豚の白い角煮
スープが、豚から出た旨さだけということ・・・感涙でした。
Img_3613 Img_3616 ・丹波地鶏のロースト
コンフィにした鶏肉。今までは焼いて出していた鶏肉を、少し提供の仕方を変えられたということです。
Img_3618 ・はたはたの天ぷら
Img_3623 ・ヤングコーンの天ぷら
ひげ部分を広げて揚げてあります。これがいい食感でした。
Img_3625 ・チキンカツ
これは仰天のおいしさでした。食感も塩気もじゅわじゅわした味わいも、比類ないって言っていいと思います。
Img_3643 ・うどん
Img_3645 ・麦切り
■ 何もかも、非常に丁寧でぴたりぴたりと決まっており、なかじんさんのおいしさ全開の料理ばかりでしたが、今までと違うのは炭火焼がなくなったことです。その代わり、丹波地鶏のローストはコンフィで(油煮で)じわっと火を入れたということでした。鴨ロースのような感じを目ざしたということ。
■ そして、うどんや麦切りも目の前に製麺機を出してきて作ってくださるのを見るのが楽しかったです。
Img_3636 よくのした生地を切る段階。手でくるくると回すと、
Img_3637 またたく間に麺になります。
Img_3638 こうしてプレゼンしてくださるのです。(^o^)(^o^)
■ そして食後の甘味も手作りです。選べたので、わたしはあんみつ。T子さんはもなか。
Img_3648 ・あんみつ(こしあんヴァージョン)
Img_3647 ・もなかも、「ハーフ&ハーフ」ということで、アイスクリームとあんの両方入り。
■ ゆったりじっくり食べて飲むことが楽しめます。
そのためには早めの予約が必要ですー!
木琴堂
電話 075-257-2288
木金土のみ、18時~、19時最終入店
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(2013-05-26)

2013年5月 26日, dans 京都 和食13前半 |

2013年5月21日 (火)

■ 「くずし よしよし」がすごかった\(゜o゜)/\(゜o゜)/


■ 「ラ・メランジェ」の松宮美恵さんにお連れいただいて、週末の夜に「くずし よしよし」に伺いました。すごかった! すごかった!! 「枝魯枝魯」出身の本間義巳さん(別名フェミ男さん)が、3月にオープンされたお店です。よしみさんと、妻のよしえさんの2人で「よしよし」なんだそうな。かわいい店名です! よしよし! 「SOU・SOU」みたいにすぐに覚えてもらえる店名です。(^o^)(^o^)
■ お店は祇園町の北側、山玄茶さんの並びで、山玄茶さんからほんの少し南に、西側といったらわかりやすいかしらん。ちなみにおとなりは牛肉の「安参」です。そんな場所で、コースのお値段がなんと4500円(+税)! そしてこれが、すごくちゃんとしていて、おいしかったのです。「4500円ならこれで十分おいしい」、じゃなくて、値段を知らなくても間違いなくおいしいコース・・・すごいなあと思いました。
■ 4坪という店内にL字型のカウンターに6席。でも狭さを感じさせず、上手に作っているなあと感嘆。さらにこちらは全席禁煙です\(^o^)/\(^o^)/
■ 月替わりの献立ということです。毎月1日に新献立となるのだそうです。

1_2 ●先付 きす、卯の花和え 浜防風醤油漬 わらびのお浸し
2 ●八寸 ○新じゃがの風呂ふき、まぐろぶし、からすみ ○蕨入りのしのだ巻き、外側はお揚げ ○揚げた鯉の南蛮漬、そのうろこパリパリと ○ほたるいか、辛子味噌 魚醤の風味 ○ちまきの中はこはだのお寿司 ○きすの骨せんべい ○とこぶしと大根炊き ○うすい豆えんどう、浸っているおだしは干しえびとあたりめで取ったもの
3 ●お椀は、うずら肉のつみれ入りの沢煮椀。上に生姜千切りの揚げたの
4 ●お造りは黄身醤油が添えられて、よこわ、中にうに巻き込み。
5 ●おしのぎ的なお皿で、○小鮎の姿寿司、上にうるか、大葉、花穂紫蘇 ○鯛の子 わかめのあんかけ ぜんまい ○黄色い蓋付きの器には・・・
6 ●梅そうめん。鯛酒蒸しのだしということで、すごくおいしい。
7 ●焼物は、まながつおの西京焼 筍の照り焼き、木の芽、すだちと。奥にグレープフルーツ砂糖漬とさくらんぼ甘酢漬。(お手間かかってます・・・)
8 ●鯛の身入りのひろうす、生麩、湯葉と卵あん。柚子胡椒をアクセントに。焚き合せという感じで、コース終盤に、ほっとする味。
9 ●炊きたての白ご飯に、青海苔。
10 ●白ご飯と共に天ぷら。穴子とこしあぶら。
11 ●香の物もすべて自家製で、きゅうりも春キャベツもおいしかった、ふき、じゃこ、昆布、そしてトマト漬! お漬物ひとつでもこの凝りよう。
12 ●甘味は、紅茶のジュレ、よもぎアイスクリーム、枇杷のレモンシロップ漬。
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■ 以上で4500円てすごいと思う。炭酸水と日本酒をグラスに1杯いただき、6000円でおつりが来ました。祇園でよ。とにかくフェミ男さん、よしえさんの夫妻が朗らかで屈託ないのがいいし、時間も遅くまで営業だし、これははやるわ。。。((((;゚Д゚))))))) ((((;゚Д゚))))))) わたしもまた必ず伺います。月替わりというから、6月はどうなるかとても興味があります。
おいしい楽しい時間を過ごせて感謝。遅い時間スタートで、終わったら翌日になってましたー(^o^)(^o^)
■ 松宮美恵さん(こちらも「よしえ」さんで、この日は「よしよしよし」でした♪)にはパリで行くべきところの情報をたっぷりいただき、もうもう、先日からパリ滞在中の予定がほとんどできてしまいました♪ パリのあちこちを、チャリでぶんぶん走るよーん♪
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「くずし よしよし」
電話 075-531-8567
京都市東山区祇園町北側347-67
17:00~24:00  不定休
カウンター6席 全席禁煙\(^o^)/
2013年3月27日開店
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(2013-05-21)

2013年5月 21日, dans 京都 和食13前半 |

2013年5月19日 (日)

■ 「水円」の夜コース


■ 下河原通の美しい和食店「水円」さんで、夜のコースをいただきました。初夏の感じかしらん?とすごく楽しみに出かけました。税サ込みで1万円ちょうどのコースです。ものすごくお値打ちでした・・・選べる主皿は3種類ありましたが、2名で魚2種類を選択・・・本当にたっぷりのコースとなりました。充実感がありました。
4t8a4838 ●花柚子湯
まずはこれが供されて食事に向けて息を整えるという感じです。
4t8a4853 ●先付 鮑 飯蒸し
食前酒ひと口と共に、初めの飯蒸しです。柔らかなあわびです。
4t8a4860 ●向付 ぐじ 鬼おろし 吉野ぽん酢 酢茗荷 芽ねぎ
ぐじに、サラダのように大根おろしや茗荷や芽ねぎがからんで、とろみのついたぽん酢がぐじのねっとりした旨さを引き立てていました。
4t8a4864 ●お椀 あぶらめ 焼茄子 じゅんさい 梅肉 木の芽 
あぶらめはじんわり旨みを抱えていて、そこに夏のイメージのじゅんさいと焼茄子が合わされていました。深いおだしの味わいにうっとり。和食はよいですー。
4t8a4870 ●盛り合わせ さより寿司/湯葉とうふ/近江こんにゃく/ぜんまい/スモークサーモン/ほおずき
日本酒と共に、あれこれの味を楽しみました。品のいい組み合わせ。
4t8a4872 ●主皿 いさき バター木の芽焼き
いさきはバターでしっかり焼かれて強い味。木の芽の香りとよく調和していました。お酒が進みます。
4t8a4878 ●主皿 すずき 油焼 たで酢ソース
2名いたから2種類選んで半々にしていただきました。すずきはとろみのあるたで入りの酸味のソースで香ばしさを引き立てていました。
4t8a4884 ●おしのぎ 胡麻そうめん
主皿の後、さらりとしたおそうめん・・・しかしこの胡麻だしがたまらない旨さで、全飲み・・・胡麻がぎゅんぎゅんに入ったおいしさでした。
4t8a4889 ●温物 揚げ穴子 うすい豆吉野あん
うすいえんどう豆の優美なあんと共に、パリっと揚がった穴子です。いいコントラストでした。和食のコースの大抵は最後に揚げ物が組み込まれていて、お腹かなりいっぱいよ~なんて思いながらもするりといただけます。これもうすい豆のあんが合わされて、軽やかにするするといただけました。
4t8a4893 ●強肴 まぐろとアボカド カクテル
さらにどうだーとまぐろのおいしさ、ねっとりしたアボカドと共に。
4t8a4898 ●止椀 鯛親子味噌茶漬け
定番の鯛親子味噌茶漬けです。香の物も添えられました。
4t8a4904 ●水物 パパイヤメロン 宮崎マンゴー
食後の甘味はフルーツからスタート。
4t8a4909 ●菓子 くるみ餅 お抹茶
これは新作ですね♪ つるりとしていて、けれどくるみの香味凝縮のお菓子でした。
持ち帰り用も販売されています。

Img_3307jpga_2 ■ 以上で1万円て、価値ありました。料理長の藤井孝之輔さんです。いい笑顔ねー♪ 
しみじみおいしいと思ったコースでした。また伺います。<(_ _)><(_ _)>
水円
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(2013-05-19)

2013年5月 19日, dans 京都 和食13前半 |

2013年5月10日 (金)

■ 花山椒と牛肉の鍋@「京都和久傳」


9 ■ うはは♪ 先月伺ってとてもよくて、やっぱりこれ絶対いただきたいと思って「来月も伺います!」と結局激速で予約、ひと月楽しみにしていた花山椒と牛肉のお鍋@「京都和久傳」です。「和久傳」さんスペシャリテのひとつですが、「高台寺和久傳」「室町和久傳」だけでなく、「京都和久傳」でもいただけるのです。だから、ひとりでもOK,新幹線乗る前にひと時立ち寄ってもOK、東京から戻ってきてまずいただいてもOK♪(ただし予約はいたしましょう。)
■ 昼でも夜でも注文できますが、12600円~のコースに組み込んでいただけます。
では順番に・・・
1 ●(まず蕎麦茶をひと口いただいた後、)先付の品で、青豆から作られた湯葉がとろりとかかっているのは、白ワインでコンポートにした琵琶、たいら貝、粟麩。花穂紫蘇。
2 ●見えるようにしてみたー。(ちょっと風情なしでごめんなさい。)そうだこれと同時に食前酒をひと口、青竹からいただきます。
3 ●お椀は胡麻豆腐の上に伊勢海老。
4 ●お造りは、すずき。大根おろしは柚子胡椒入り。
5 ●鮎の塩焼き、とてもきれいだし香ばしく焼けていました。琵琶湖のものだそうです。まだ小ぶりでいいです。これくらいが食べやすいです。
6 ●揚げものはとこぶしのおかき揚げ、うすい豆のかき揚げ、小芋の唐揚げ。
7 ●そして牛肉と花山椒が供されます。
8 ●後ろから見たらこんな。どれほどたっぷりかわかります。
9_2 ●おだしが張ってあるところに牛肉を投入してしゃぶしゃぶ。ほんの何秒か。花山椒を巻き込むようにしていただきました。肉の旨さと花山椒の、少しだけピリっとしてさわやかなのが響き合って旨すぎます。(*_*)(*_*)

10_2 ●肉のおかわりまでいただきました。最後おだしがものすごくおいしくなっていて、それも全飲みきれいにいただきました。花山椒の余韻で、身体の中を風が吹きぬけたみたいでした。これはまた来年、必ずいただかねばと思います。
11 ●ご飯ものは、いつもの鯛のお寿司の他に、お茶漬けやこのおそうめんから選択ができます。素麺に海老と椎茸。さらりと冷たいおだしがしみこんできました。おいし。(T_T)(T_T)
12 ●デセールは宮崎マンゴー。
13 ●ふやき登場、
14 ●中身はずんだ風。求肥も逆側に貼り付けてありました。
15 ●木山っちがいないなあと思ったら、端っこに逃げてお薄の用意してんの。大笑い。(^o^)(^o^)
16 ●逃げても無理で、ズームレンズつうのが付いているのだよカメラには。(^o^)(^o^)(^o^) レンズでぐいと寄ると、にこにこ笑って仕事してるのがわかって、やっぱり優しい人なのです。この人とは「はしたて」で数年前に撮影させてもらった時以来なんだけど、すんごくよくできる人で、それとものすごく忍耐強い人だと思う。
17 ●最後にお薄をいただき、ご馳走さまでした<(_ _)><(_ _)> 料理長の木山義朗さんをはじめ、スタッフの方々に感謝<(_ _)><(_ _)> 厨房側カウンターに座ったわたしと友人Aさんに、皆さん優しくしてくださいました。この日は特に(ちょっと書けないのだけど)すごくおもしろいスペシャルなことがあってだいぶ笑ったのです。カウンターってサイコーです。(^o^)(^o^)
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(2013-05-10)

2013年5月 10日, dans 京都 和食13前半 |

2013年5月 4日 (土)

■ 4月の「祇園にしむら」


■ フレンチでまた感動ー!と書きかけたのだけど(本当に新たに感動していて)、しかし4月のものを出せてない! 4月下旬に伺った「祇園にしむら」さんを出さねばです。安心安定。器は美しいし、余裕のおいしさで、最も心穏やかに食べられるお店のひとつです。
1 ●胡麻豆腐
2 ●若竹のお椀、下に揚げた長芋
3 ●鯛、まぐろ、さよりの造り
4 ●鯖寿司
5 ●八寸
赤貝とわけぎのぬた/すけこのゼリー寄せ/厚焼き玉子、穴子の松風、菜花のお浸し/ほたるいか、からすみ、たらの芽
6 ●鱒の西京焼 きんぴらごぼう、酢蓮
7 ●たいらぎ貝、グリーンとホワイトアスパラガス、花わさび、壬生菜、花山椒
8 ●白魚、ふきのとう、たらの芽の天ぷら
9 ●筍ごはん(ふきとわらび入り)、あおりいかのあんかけ、赤出しと香の物
10 ●いちごのゼリー寄せ、生クリーム
■ カウンターも1階奥のお部屋もいっぱいで、2階お座敷(でもテーブルと椅子式)で3名でいただきました。しみじみおいしくて、すうすう食べられたコースでした。これだけ優しいコースがあるかという感じ。どうだー? な感じが全くなくて、食べ疲れもしないの。おしゃべりも楽しかったなあ。この日は直前からわたしのコンディションが悪くて(お鼻ズルズル+ひどいくしゃみ状態で)もったいないことをしました。同席者の皆さまにもごめんなさいでした。(でもしっかり味わいました!) 早くまた伺いたくてしょうがないです。
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(2013-05-04)

2013年5月 4日, dans 京都 和食13前半, 京都 祇園にしむら |

2013年4月28日 (日)

■ 長岡天満宮の「錦水亭」筍づくしとは?


1 ■ さて、長岡天満宮にある「錦水亭」(きんすいてい)の「たけのこづくしのコース」とは? 12000円(税サ別)で、水物以外すべて筍で構成されていました。この中でとりわけ感動したのは4品です。
●木の芽あえ/●のこ(たけのこ)造り/●登録商標 じきたけ/●焼竹 
もしコース中から何でも選んでまたいただけるとしたら間違いなくこれらです。
2 ■ とりわけとりわけ、圧倒的だったのはこの登録商標 じきたけ。じきたけとは時季だけにいただける炊いた筍のことで、これはまず大きさに目を剥きました。子供の顔くらい大きさがあるっていえばわかるかしらん。厚さもしっかりあります。大口を開けていただくという感じで。そしてこんなに大きなものなのに、歯がすんなり入っていく柔らかさなのです。心地いい噛みごたえにいたく感動・・・無我夢中という感じでかぶりついて食べ進みました。味がしっかりしみていて、けれど実にほどよくて、こんなにこんなに筍はおいしいものなのだと思いつついただきました。これのためにこのコースがあるのだという感じ。筍料理といえば、今後の人生ずっとこれを思い出すだろうと思います。
3 ■ HPに詳しい説明もあってよかったです。これを手元のタブレットで確認しながらコースをいただきました。なんて便利なこと♪ 
筍の季節のみのコースを、夢のような景観の中でいただき、非常にいい食体験をいたしました<(_ _)><(_ _)>
セッティングしてくださった長岡京のお姉さまに感謝<(_ _)>
一緒にいただいた皆さまにも感謝です<(_ _)><(_ _)>
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(2013-04-28)

2013年4月 28日, dans 京都 和食13前半 |

2013年4月25日 (木)

■ 「竹屋町 三多」貸切で夜コース


■ 大好きなお姉さま方と共に計6名で貸切でいただいた「竹屋町 三多」さんです。もう半年も前から筍食べを楽しみにお席キープをしていたのです。シンプルながらしみじみおいしいお料理で、毎回、食後には「次は鮎の頃に、その次の蟹の頃も」と予約せずにはいられないのです。
Img_2106 Img_2109 ●昆布だしでのばした新じゃがいもと、根室のうに
わさび、花穂紫蘇。じゃがいもをこうやって食べるんかーという新鮮な驚きがありました。爽やかで香りよくて、でも旨みもたっぷりでした。初めから、やるなあと。
Img_2113 ●鯛の白子蒸し 下に道明寺。桜の葉は香りづけ。
しっかり温かいものがきて、ぷっくり豊かな量感のある白子のおいしさにうっとり。
Img_2114 Img_2117 ●明石の鯛、ちょうどいい熟成具合と思いました。
Img_2118 Img_2120 ●徳島の赤貝の酢味噌和え
(本来は長崎のあわび、でもわたしはあわびを食べないので差し替えご用意いただき感謝<(_ _)>)
添えられているのが、花わさびの新海苔和え
これも強烈においしかったです。あわびもすんごくおいしかったらしい。あわび食べないの信じられなーいと言うお姉さまもいて(笑)、すみません、ごめん<(_ _)><(_ _)> 40になるまで、出てきたら絶対いただいていました・・・でもやっぱりわたしは要らない。(ナマコ、蛸も要らんです。食感がダメ。)
Img_2125jpga ●ここで伊勢海老がプレゼンされました。まだまだ元気に動いていました。飛び出しそうな勢いで。
Img_2129 ●店主の三多裕之さん。伊勢海老をさばくのは、気持ちいいだろうなあ。
Img_2131jpga ●さばいた結果。これが焼かれます。
Img_2134 ●ぐじのお椀、うるい、柚子。下御陵神社の水と鯛の中骨と昆布で取っただし。うま(T_T)(T_T)
Img_2142jpga ●筍がプレゼンされて、これから焼かれます。
Img_2145jpga ●筍は焼いただけでただただ自然の甘みだけです。とろとろの鳴門の新わかめの方は鰹と昆布だしで炊いたもので、上品ながら結構しっかりめに味がついていて、これをからめもっていただきます。
Img_2148jpga ●わかめの下にはこんな風に焼き筍がたっぷり。これほんとーーーにおいしかったです。
Img_2151_2 ●焼きものその2のために、春大根の大根おろしと藻塩が供されます。この藻塩が、燻製香付きです。いい香りです。
Img_2155 ●丹後の桜鱒、これは中まで完全に火を通していない状態です。ミキュイです。今どきのフランス料理に近い食感です。
Img_2159 ●さきほどプレゼンされた、動いていた伊勢海老が、白味噌スープと共に供されました。
Img_2161 ●伊勢海老は中は生状態で、白味噌の熱さでじわっと温かくなったものをいただきます。これも今のフレンチみたいね。れんこん饅頭、黄にら。このれんこん饅頭がものすごく香りがよくておいしい♪
Img_2165 ●宍道湖の白魚とホワイトアスパラガス。アスパラガスの皮から出ただしのジュレ。うま(T_T)(T_T)
Img_2168 ●焚合せ 鯛の子と奄美大島の新小芋、菜の花 だしは鰹と昆布から。申し分ない締めくくり。
Img_2171jpga ●待望のご飯は、桜海老と筍のご飯です。
Img_2172jpga ●ここに、昆布締めにした壬生菜を混ぜ込みます。
Img_2175 ●添えられたのが大根のぬか漬け。
Img_2181 ●三宝柑と清見オレンジのゼリー、たっぷりの清見オレンジの果汁。
■ もうもうもう、本当に完璧なおいしさでした。とてもこなれていて、それでいて若さも感じさせます。いままでの和食ではなかった火の入れ方なども絶妙だなあと思いました。これで、ペリエ飲んで、日本酒をわたしの場合は少しだけいただいて、17000円台。すっきり端整なお店で寛げてもう言うことなしの食事でした。三多さんと彩子さん、一緒にいただいたお姉さま方に感謝。<(_ _)><(_ _)>
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「竹屋町 三多」  たけやまち みた 
電話 075-231-3556
京都市中京区寺町通竹屋町下ル西側(久遠院前町667-1)
17:00~21:00くらいLO・22:00閉店 不定休
カウンター6席、座敷(ほりごたつ式)4~6名
カウンター禁煙 要予約
コース16000円(税込)~
2010年9月11日開店
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(2013-04-25)

2013年4月 25日, dans 京都 和食13前半 |

2013年4月21日 (日)

■ NHK文化センター講座@「貴与次郎」


■ 4月の第3金曜講座を、貴与次郎さんにお願いしました。春そのものという感じで、筍たくさんのコースをしていただきました。
Img_1904_2 ●先付 筍、鯛白子 木の芽味噌
Img_1906 ●お椀 蛤、湯葉豆腐 うど、にんじん、せり、柚子
Img_1907 ●向付 油目焼霜造り、まぐろ、活蛸洗い(上の写真は蛸をほっき貝に差し替えたもの)、旬の野菜の彩り
Img_1910 ●お凌ぎ 鯖寿司
Img_1914 ●焼肴 鱒の幽庵焼 長芋、いくら 酢取り茗荷
Img_1916 ●強肴 京都牛塩焼き ホワイトアスパラガス、新玉ねぎ、新芽 田楽味噌
Img_1921 ●炊合せ 筍とめばる煮 ふき、木の芽
Img_1925 ●筍ご飯
Img_1928 ●あわせ味噌の味噌汁、生麩と水菜入り
Img_1926 ●香の物 聖護院大根ぬか漬、辛子菜 広島菜里漬
Img_1930 ●水物 生姜アイスクリーム、キウイ、桜羊羹
Img_1932 ●カフェ
■ 以上講座スペシャルコースで、16名でいただきました。本当に盛りだくさん、良心的なコースでした。筍は焼いたのも炊いたのもご飯もおいしかった、はまぐりのお椀おいしかった、しっかり牛肉もいただけて満足でした。
ご主人の堀井哲也さん、スタッフの皆さまに感謝。お料理は堀井さんおひとりなのに、すごく段取りよく出してくださいました。参加してくださった方々にも御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-04-21)

2013年4月 21日, dans ●NHK講座, 京都 和食13前半 |

2013年4月20日 (土)

■ 「山玄茶」の昼コース


■ 東京から大事な客人来たるー!で、山玄茶さんです。しばらくご無沙汰しており、行きたい行きたいと思っていたところでちょうどよかったのです。お昼の8000円(税サ込み!)のコースです。感動深かったです。
Img_1846 ●うに豆腐 一寸豆、水前寺海苔、柚子
ほどよいうにの香り、柚子が爽やか。
Img_1848 ●お椀は鯛のしんじょう、塚原の筍、たぐり湯葉、花びらうど、かたくり
生姜の香りのお椀。しんじょうもたっぷりです。
Img_1852 Img_1854 ●お造りは、鯛、いか、車海老、けんけんかつおのたたき、わらび、わさびの葉、茗荷
だし割り醤油、淡路島の藻塩、マスカルポーネチーズ入りのぽん酢
チーズぽん酢があまりにも美味で結局全部をこれでいただいてしまいました。
Img_1853 ●後ろから、茗荷が見えます。
Img_1857 ●めばるの幽庵焼き、筍と。めばるの上には花山椒、筍には木の芽。セロリの甘酢漬け、わらび、桜の葉
Img_1860 ●八寸が、奥から、
○きゅうりと大徳寺麩 胡麻和え 上に松の実
○鯛の白子 ちり酢
○(串打ち) スナップえんどう、鯛の子、卵焼き、海老
○(貝のお皿に) 庄内麩クリームチーズ、フルーツトマトに黄身酢、子持ちもろこ南蛮漬、菜の花浸し
Img_1862 ●桜の花びらをまくご主人の増田伸彦さん。(^o^)(^o^)
Img_1866 ●春の楽しさ満喫です。
Img_1865 ●オリジナルのれんこんパンが添えられました。塩入りの胡麻油をつけていただきます。これがまたものすごくおいしい(T_T)(T_T)
Img_1870 ●野菜サラダといって供されたものです・・・洋皿で、たっぷりの野菜です。粒マスタード入りの土佐酢が添えられます。いやん。(T_T)(T_T)
Img_1871 ●しかし野菜だけではなかったです、近江牛が出てきました。玉ねぎがまたシャリシャリと、いいアクセントです。
Img_1875 ●焚き合せ。塚原の筍、蓮餅。ふきとわかめ。あんかけ。優しいうっとりする味でお料理は終わりです。もう完璧。おいし過ぎる。ここまででもすごいお手間、泣けます。
Img_1878 ●そして香の物が供されて・・・ご飯です\(^o^)/\(^o^)/
Img_1880 ●炊きたての白いご飯をプレゼンしてくださる増田さん。もうもうもう、この白ご飯がどれほど楽しみだったことか。死ぬ前は白ご飯食べたいわわたし♪
Img_1883 ●白ご飯は、まずそのままで。いろいろ用意されているけれど、何もかけずに。
Img_1884 ●次に山椒とお酒で炊いたおじゃこと共に。
Img_1885 ●そして鯛の身をほぐしたものと。さらにこの後もう一度、白いままのご飯をいただきました。こちらの白ご飯、どうしよう?と思うほどおいしいです。際限なく食べていたいです。
Img_1887 ●デセール。パッションフルーツのジュレ、クリスタル(ジュレがけした)いちご。
Img_1889 ●桜餅。きんとんはゆりねによもぎ。
Img_1893 ●ふるふるの水ようかん(半分サイズ。)水分たっぷり、これ最高と思っています。
■ いやもうほんとーーーーーにおいしかったです。美しく、お手間がかかっているのだけど、食材もいろいろで、冒険もあるのだけど、でもなんともこなれた味、どの素材も最高の味と香りの状態だと思いました。この8000円コース、圧倒的に値打ちがありました。
■ 一緒にいただいたのは東京からいらしていた内坂芳美さん、パリ最新事情をたくさん教えてもらいました。何もかもサイコー\(^o^)/\(^o^)/のお昼でした。
山玄茶
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(2013-04-20)

2013年4月 20日, dans 京都 和食13前半 |

2013年4月19日 (金)

■ 「杢兵衛」の昼コース


■ 先日夜遅くにお邪魔した祇園の「杢兵衛」(もくべえ)さんに、ちゃんとしたお昼時間に伺いました。(^o^)(^o^)  先日なかなかよいなー♪と思って、これは早いこと、きちんといただかねばと思ったのです。こちらのコースは、だいぶ以前にいただいたきりでした。でも代も替わられて今の店主は4代目、寺田慎太郎さんになられています。気概のある人で、話せば和食にまつわるさまざまなことを無限に教えてくださいます。お料理が楽しみではないの♪ お昼の8400円のコースです。
Img_1760 ●生湯葉とうすいえんどう豆のペースト、わさび漬、白子、ほたるいか、生うに、うすいえんどう豆。だしのジュレ
歌を添えて供される先付の品です。風雅です。
Img_1765 ●中はこんな。先付ながらしっかり量もあり、「たっぷり食べさせます!」という気持ちが感じられます。季節の食材がいいバランスで使われて、一品めからおいしい♪
Img_1772 ●八寸 筍木の芽和え/ぐじの紫蘇巻き寿司(すし飯には梅の香り、胡麻入り)/車海老、桜麩、飯蛸、一寸豆、わらび、鯛の子ゼリー寄せ
こちらも盛りだくさんです。充実感があります。
Img_1773 ●お椀 あぶらめの葛たたき、れんこんまんじゅう、板わらび、よめ菜、桜の花塩漬
春らしいお椀。
Img_1778 ●鯛の昆布〆、まぐろ 花びらにんじん、穂紫蘇、紅たでのスプラウト、わさび/醤油、のびるぽん酢
のびる入りのぽん酢でいただくお造り、とてもよかったです。まぐろも昆布〆の鯛も、ねっとりいい感じで、非常においしいと思いました。
Img_1781 ●物集女の筍、わかめ、ふき、湯葉の焚き合せ
上品な焚き合せ、この季節にいただきたい理想的な組み合わせ。
Img_1782 ●まながつおのおかき焼き 桜の香り 粟麩ふき味噌田楽、酢取り茗荷
桜の葉の香りが立ちのぼります。
Img_1784 ●桜の葉を開くとこんな。粉末おかきをまぶしてパリパリに焼いた食感が心地いいです。中はしっとり。手前の粟麩はふき味噌をのせて焼いてあって、こちらも香ばしいです。
Img_1788 ●金目鯛の蒸しもの、あわび、小松菜、花山椒
上品な蒸しもので、ここでまた魚のおいしさを味わって、お料理は終わりです。
Img_1793 ●白ご飯、上に豚角煮、香の物、味噌汁
豚の角煮がのったご飯です。脂身を取ってから撮ったものです。供された時はもっときれいでした・・・その時撮らずごめんなさいです。<(_ _)><(_ _)> お味噌汁と香の物と共に。白ご飯がとてもおいしくてうれしかったです。
●デセールは、豆腐のブランマンジェ、ラズベリーとグレープフルーツのジュレ、いちご
Img_1799 ●桜餅、お薄
お薄は、珍しいなあと思ったらスペインの器でした。スープボウルみたいなの。たのし(^o^)(^o^)
Img_1804 ●桜餅も自家製で、氷餅に覆われてとてもやわらか、いい香りのものでした。
とてもお腹いっぱい、良心的ないいコースだったと思います。加藤雅也さんをはじめ、若い料理人の人たちがきびきびと働く様子も気持ちよかったです。とても感じがいいし、京都の食文化を、みんな担ってくれていて頼もしいな~と。
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Img_1809jpga ■ 勉強家でもある店主の寺田慎太郎さん、先付に添えた歌も、ご自身で書いていらっしゃるということで、水茎の流れる跡もうるわしい書、すばらしいです。
「伊勢物語」の在原業平の歌で
世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
というあまりにも有名なものがありますが、それに対する返歌が、この歌だということです。
ちればこそ いとどさくらは めでたけれ
うきよになにか ひさしかるべき
散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世に何か 久しかるべき
散るからこそ桜はすばらしいのだ。この世に何か、変わることがないものなどあるだろうか?(いいやありはしない。)
(よみ人知らず)
慎太郎さんはごく若い頃から文字を書くことと、先人たちの美しい文字に興味を持たれたとのことです。最も心酔しているのは藤原行成の字ですって。その「関戸本」というのも見せていただき、わたしも書の美しさにうっとりしました。
季節ごと、行事ごと、歌を添えているということで、それが自分へのプレッシャーにもなるということでした。確かに、仕事でやらないことには、何事も身につかないかもしれません。
■ 慎太郎さんは器のことも語ってくださいました。全くブランドは買わないって・・・ブランドだからいいっていうのではなく、名がなくても本当にいいものを見極めてこそ、もののよさがわかるということではないかという考え方。今回はわりとどっしりしっかりした感じの器が多かったですが、薄手の華麗な京焼もお好きだということ。いま使っている器はすべて、4代目を継ぐ以前から自分で買い集めて来られたものということでした。
■ どのお店でも思うことだけど、和食店のお仕事というのは、オペラみたいに、あらゆることを美しく整えて客をもてなす大変なことです。要素が多い・・・それを楽しんでやっている店主の皆さんが京都にはみっちりいて・・・本当にすばらしいし、文化を担ってくださっていることを、ありがたいと思います。これをみんなで通って楽しんで、京都の食全体を盛り上げて行かないといけないー!と、メラメラ思います。わたしは自分では何もできないけれど、よかったよー、みんな食べに行ってねーと騒げるだけ騒ぎます。
杢兵衛
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(2013-04-19)

2013年4月 19日, dans 京都 和食13前半 |

2013年4月17日 (水)

■ 「京都和久傳」の昼コース


■ 行きたい行きたいと思いながら、しばらく伺えていなかった京都和久傳です。ジェイアール京都伊勢丹の上の和久傳さん。料理長の木山義朗さん、おもしろいんだ、よくできるんだーー(^o^)(^o^)
■ 週明けに出かけていただいた、8400円のコースです。(この1週間、意識的にしたわけではないけれど、4日連続でお昼が8400円の和食昼コース。)昼の8千円て、どちらのお店も、夜の1万円コースくらいのお値打ちだなと思います。お昼なら、ひとりで出かけてもそんなに申し訳ないと思わないでいいし、消化する時間もたっぷりある(はずな)のでいいなと思います。


Img_1683_3 ●新生姜の香煎
Img_1684 ●先付は、こごみ、ぜんまい、ふき、赤こんにゃくの美山の湯葉和え、ふきのとう醤油
食前酒どうぞと1杯。ひと皿めからおいし、幸せ。
Img_1689 ●桜ますの炭焼きと7種の野菜の沢煮椀
Img_1693 ●こんな感じ。みっちり野菜入り、大ぶりの桜ます入り。
浜防風、片栗、せり、三つ葉、茗荷、うど、椎茸。ものすごく充実感のあるお椀。
Img_1696 ●三重県のひらまさ うるい、花わさび、ねぎ
Img_1700 ●うしろ側に、刻んだうるいです。
しゃきしゃきして口当たり心地いいです。
Img_1702 ●まながつおの木の芽味噌焼き こごみ
ものすごく香りよかったです。
Img_1706 ●筍つけ焼き 木の芽 
口当たりよく、香りよく・・・筍はどんなにいただいてもうれしい春の味です。この季節毎日食べたいと思います。
Img_1709 ●鮎とホワイトアスパラガスの天ぷら 
小さい鮎、春らしいです。塩気もほどよくうまっ。
Img_1715 ●牛肉やわらか煮 かんぞう、わらび 金山寺味噌
うまいもん責め状態です。ここまでで十分感動していたのに、最後に牛肉が出てきて歓喜(T_T)(T_T)
Img_1717 ●鯛のお寿司
目の前でずーっと鯛を引いていたのは佐久間さんという感じのいい方で、これを見てたら、他の選択肢はすっ飛びました。目の前のお寿司を、いただかないでいられたでしょうか?(いいやいられはしなかった。)
Img_1724 ●というわけで、わたしも鯛のお寿司よん♪ うはは。窓際ではなく、厨房側カウンターにしてもらってよかったです。厨房の様子がよく見えて、がんばる若いスタッフの方々のお仕事ぶりがわかるの、頼もしいなあと思えて、無条件によいです。
Img_1726 ●さくらんぼ、わーいとまず喜んでいただいてみたら・・・
Img_1729 ●種が取られていたので驚きました・・・。これは初めてのこと・・・ 木山っちもこれは初めてやったんだって。(^o^)(^o^) これはすごいオスピタリテだ!!
Img_1732 ●ふやき 桜あんです。
Img_1736 ●あんたっぷり。こちらでこれも初めてです。外側パフパフ、中のあんおいしい、桜の塩漬けも入っています。
Img_1737 ●木山義朗さん、はにかんで顔見せてくれないんだけど、よくもてなしてくれました。先日この人はわたしをあるところで待ち伏せして、「もうじぇんじぇんウチに来てくんないんだから(T_T)(T_T) いつ来てくれるの? 」とわたしに詰め寄ったんです。(^o^)(^o^)・・・というのはだいぶ冗談だけど何割かは本当で、仰天の再会だったことも本当で・・・いやいや、いろいろなところにわたしご無沙汰しすぎです。どこででも「ご無沙汰ごめんなさい」と言っているごめん人生です。やっぱり来てよかったわ♪ 来月は花山椒+牛肉があるそうで・・・とっさに「来月も来る!」と言いかけて、いや約束するべきじゃない・・・まだ行かねばならんところ多すぎる・・・でも行けたら行く(京都弁じゃなくて本気で)という気持ちです。だってこのコース良すぎたもん!!
Img_1740 ●お薄をいただき、ご馳走さまでございました<(_ _)><(_ _)>
京都駅の和久傳、いちばんカジュアルで、すごく安いコースもあったりしますが、でもこの気合、このおいしさ、すごくいいなああと思って、またおすすめしまくろうと思いました。東京からの客人で、「駅で食べるのは味気ない」とか言う人がしばしばいるんだけど、それはこのクオリティを知らんからであるよww わたしはまたじぇったい伺います!
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(2013-04-17)

2013年4月 17日, dans 京都 和食13前半 |

2013年4月15日 (月)

■ 「洛陽荘」で、「じき 宮ざわ」コース


Img_1355■ やっと追いつきました・・・4月の第1週目に出かけた岡崎の「洛陽荘」です。もう仰天。サイトに先日書いた通りです。
平安神宮からほんの3分とか5分くらいの距離に、人里離れた感さえ漂う、そこだけ別世界の美しい料理旅館・・・しつらいよくサーヴィスよくお庭美しく料理よく器よくお値段非常にお値打ち感がありました。
■ 物件じたいは昔からあったものとのこと。オーナーが何度か変わって、随分手入れもされ、昨秋くらいから今のスタイルになったということです。それは実は聞いていたのだけど、お料理が、「じき 宮ざわ」さんの「監修」とか「プロデュース」とか聞いて、わたし軽く考えていました・・・ごめんなさい・・・「監修」ながら、じぇんじぇん監修されていない例を、今まで見すぎてきた・・・それで「まあいつか機会があれば~」なんて思っていました。慎重な宮澤さんに限って、そんないい加減な「監修」をするわけはないのでした・・・ごめんなさい<(_ _)><(_ _)>
■ 3月の最後の週に「じき 宮ざわ」さんに食事に出かけた際に、宮澤さんご本人から「すばらしい館だからぜひ一度」と言われてそれなら間違いないと。行ってみたら、お料理は監修どころではなくて、もう「じき 宮ざわ」さんそのもの。スタッフを送り込んでいるし、食べ慣れた間違いなく「宮ざわ」さんの味。器は宮澤さん自身が買い揃えられたということ。これはもう「じき 宮ざわさ」ん2店舗目というか、美しい館にテナントで・・・つまりタカシマヤにエルメスが入っているみたいな感じかしらー(^o^)(^o^) (ちょっと違うか。)
Img_1352■ 以下の料理、お昼のいい方で8千円台というお値段です。1万円以下ですごい充実・・・通していただいたのは、離れの、「満月庵」というお部屋でした。お庭が望めて、この日は桜が理想的に満開で、夢のような時間でした。
Img_1357 ●桜湯でまずいらっしゃいませと。
Img_1361 ●赤貝、とり貝、クレソン、防風 土佐酢ゼリー
Img_1364 ●のどぐろのお椀 きぬさや、わらび。炭火で炙ったのどぐろ
Img_1365 ●3名分の取肴が華麗に盛られて運ばれました。
Img_1368 Img_1371 ●取り分けていただいたもので、お皿の上が、グラスに寄せ長芋。お皿の上手前が、琵琶ますの木の芽焼き、車海老、子持昆布、ほたて、うるい、うど
手前に、焼き胡麻豆腐、/きはだまぐろのお造り 塩昆布、花わさび、紫蘇の花、青さ海苔
Img_1376 ●おめでたい鯛のお皿、ぱーっと明るい気分になります。
Img_1379 ●白魚とふきのとうのかき揚げ
Img_1383 ●はまぐりと筍とわかめの鍋仕立て
Img_1388 ●ご飯の時に表われた泉さん、「じき 宮ざわ」さんのところの方ですね。なじんだお顔を見て安心。
Img_1385 Img_1390 Img_1391 ●毛蟹とからすみのご飯とお漬物
Img_1392 ●青さ海苔の赤出し
Img_1397 ●チェリモヤといちご(日のしずく)
Img_1402 ●お薄に、いつものもなかが供されて、ご馳走さまでございました<(_ _)>
■ 焼き胡麻豆腐も、おだしの味も、青さのりも、お鍋仕立ても、「じき 宮ざわ」さんそのものでした。ご飯は炊き込みご飯、これは初めてでした。全部が完璧においしかった、感動深かったコースでした。季節ごと伺いたいです。すぐに予約が難しくなると思います。
Img_1403 ■ この日一緒だったのは「株式会社のぞみ」の藤田功博さん、そしてそのお友達で最強の京大組! 東京からいらしたたっちゃん=電通の山澤達也さん。ずーっと忘れないだろうなーって思える、うららかな春のお昼でした。
余談ですがこのお昼どきにさんざん退蔵院さんの桜の話、副住職の松山大耕さんのお噂をしていたら・・・夜になってから、拝観終了後に見事な枝垂れ桜を見せていただけることになって、また違う友人たちと訪れることができて、これがちょうど嵐の前の日で、満開で最高・・・この時です。すべてがよいタイミングで運ばれた日でした。よき人たちとの出会いにひたすら感謝です。<(_ _)><(_ _)>
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「洛陽荘」
電話 075-762-0788
〒606-8333
京都市左京区岡崎法勝寺77
昼夜とも、要予約
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(2013-04-15)

2013年4月 15日, dans 京都 和食13前半 |

2013年4月14日 (日)

■ 朝日カルチャーセンター講座@「日本料理 とくを」


■ 4月の朝日カルチャーセンター講座のお昼を、日本料理 とくをさんにお願いしました。一度こちらで開催していますが、以前は秋だったので違う季節でお願いしたかったのです。わかりやすい春のコースを出していただき感謝<(_ _)><(_ _)>
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●先附 丹波黒豆の生湯葉うにのせ/富山湾内の蛍いか酢味噌かけ/松葉蟹の玉〆(松葉蟹の身のかたまり、つなぎにわずかに卵)
●向附 本まぐろ、桜鯛、たいらぎ貝
●炊き合せ 若竹煮(塚原の筍)
●焼物 ぐじ塩焼 干しこのこ、セロリきゃら煮
●お凌ぎ 鯖小袖寿司
●吸物 えんどう豆のすり流し 玉子豆腐、車海老、わらび
●酢物 赤貝ととり貝のてっぱい
●油物替 山葵で食べる黒毛和牛(鹿児島)ヒレ肉のステーキ
●御飯 ちりめん山椒御飯
●止椀 赤だし
●香物 大根漬けなど3種盛り 
●水物 わらび餅、白味噌シャーベット
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Img_1557 ●先附 丹波黒豆の生湯葉うにのせ/富山湾内の蛍いか酢味噌かけ/松葉蟹の玉〆(松葉蟹の身のかたまり、つなぎにわずかに卵)
Img_1559 ●向附 本まぐろ、桜鯛、たいらぎ貝
Img_1564 ●炊き合せ 若竹煮(塚原の筍)
Img_1569 ●焼物 ぐじ塩焼 干しこのこ、セロリきゃら煮
Img_1571 ●ぐじ塩焼きだけで十分おいしいのに干しこのこを炙ったものが添えられていて、お酒を飲まずにいられようか?(いいらいられはしまい)・・・というわけで、これだけいただきました。
Img_1573 ●お凌ぎ 鯖小袖寿司
Img_1577 ●吸物 えんどう豆のすり流し 玉子豆腐、車海老、わらび
Img_1580 ●酢物 赤貝ととり貝のてっぱい
Img_1582 ●徳尾さんが切っているのは・・・
Img_1583 ●牛肉です\(^o^)/\(^o^)/ 脂身なく、さらりした肉質・・・わたしにはこういう牛肉が理想的です。開店当初からの定番人気のお皿です。
Img_1584 ●油物替 山葵で食べる黒毛和牛(鹿児島)ヒレ肉のステーキ
Img_1588 ●御飯 ちりめん山椒御飯/●止椀 赤だし/●香物 白菜や大根漬けなど3種盛り ご飯の前にお箸を替えてくださるのがうれしいです。

Img_1590_2 ●水物 その1 わらび餅

Img_1592_2 ●水物 その2 白味噌シャーベット
■ ほとんどが定番もので、すごく安心のコース、けれど器が初めて見るものが多かったです。目の前で切り立て、和えたて、作りたてのものが味わえるのもありがたいです。添えられたきゃら煮が忘れられない風味とかてっぱいの味噌の按配が完璧とか、細部まで抜かりないし、何もかも、本当によかったです。一品でもコースでもいただける(そして本当においしい)数少ないお店のひとつだと思います。
徳尾真次さん、小百合さん、スタッフの皆さま、そして参加してくださった方々に感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-04-14)

2013年4月 14日, dans ●朝日カルチャーセンター, 京都 和食13前半 |

2013年4月 8日 (月)

■ NHK文化センター講座@「水円」


■ NHK文化センター講座、4月の第1木曜講座は下河原通の水円 さんにお願いしました。2階にも広いスペースがあり、16名でもお座敷に上がらず、テーブルで余裕で大丈夫です。春らしいコースを考えてくださいました。
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●桜湯
●先付 飯蒸し 桜海老、百合根
●向 鯛汐昆布 土佐酢和え
●椀 うすい豆すり流し 豆富、車海老
●盛り合わせ ほたるいか、一寸豆、モロッコ豆胡麻和え、きす手まり寿司、寄せ小豆
●焼物 筍 ふき味噌焼き
●おしのぎ 湯葉そうめん
●温物 鰆 桜蒸し
●筍粥、香の物
●菓子 焼れんこん、お薄
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Img_1276 ●まず桜湯でもてなされてひと息、●先付の飯蒸しです。白いふきんに包まれて出てきます。このふきんはおみやげにいただけます。
Img_1279 ●飯蒸し 桜海老、百合根 いきなり桜海老の強烈にいい香りでうっとり。
Img_1282 ●向 鯛汐昆布 土佐酢和え
昆布の香りがよく移った鯛です。土佐酢、茗荷やぼうふうが風味を添えます。
Img_1285 ●椀 うすい豆すり流し 豆富、車海老
吉野葛でとろっとさせたうすい豆スープです。風味よく強いおいしさ。海老の赤もきれい。
Img_1291 ●盛り合わせ ほたるいか、一寸豆、モロッコ豆胡麻和え、きす手まり寿司、寄せ小豆
旬のものばかり、少しずつ。この季節はとにかくほたるいかが見えたらうれしい。
Img_1292 ●焼物 筍 ふき味噌焼き
筍だけでおいしいところに、ふき味噌で風味を添えてまた旨いー! 手前はにんじん葉です。
Img_1295_2 ●おしのぎ 湯葉そうめん
するするっと、ちょっと気分を変えて最後のお皿へ。
Img_1299 ●温物 鰆 桜蒸し
桜の葉の香りが移った鰆。下におこげが敷いてあって、バリっとした食感を添えます。
Img_1303 ●ご飯ものは筍粥、ほっとするような味。いい香り。
Img_1306 ●香の物も、とりわけ右のうどの醤油漬が印象深かったです。
Img_1307 ●菓子 焼れんこん
これにお薄が供されて、ご馳走さまでございました。
この日は暑いくらいのお天気、週末の嵐の前で、どこも桜が本当にきれいでした。人出も多くて賑わっていました。絵に描いたような春の1日に、よい春のコースをありがとうございました<(_ _)><(_ _)> 「水円」の料理長の藤井孝之輔さん他スタッフの皆さま、そして参加してくださった皆さまに御礼申し上げます。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
水円
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(2013-04-08)

2013年4月 8日, dans ●NHK講座, 京都 和食13前半 |

2013年4月 4日 (木)

■ 「杢兵衛」で試食の夜


1a ■ 祇園の花見小路に面して、古くからある割烹の「杢兵衛」(もくべえ)さんへ、深夜の試食会に伺いました。こののどぐろを使うように、と料理長に指示するのは4代目店主の寺田慎太郎さんです。いま店にある材料、何を使ってもよい。3品作るようにと。
割烹である以上、急なお客さまやお客様の急なご要望にも応えられないといけない。そのための訓練ということだったのです。
2a ■ 手前が料理長の加藤雅也さん。夜営業が終わった後に、突然店主から新たに料理を作るよう言い渡されて・・・全く用意もしていなかったと思います。なのに動じることなくく、すぐに調理にかかられました。
3a ■ 慎太郎さんの横にいるのは「京都ブライトンホテル」のコンシエルジュあけ~み=小山明美、そして撮影担当はKBS京都の竹内弘一さん。
4a ■ 祇園真筝さんもカウンターの中に入って撮影・・・
11a ■ そして出てきた3品はこちら。まず鯛のお造り。普通に醤油も添えられましたが、もうひとつ添えられた胡麻醤油・海苔入りがすごくよかったのです。鯛の風味を消すほど濃くはなく、ほどよく引き立てて非常に効果的だったと思います。
12a ■ ここでのどぐろが出てきました。筍の上に、おかき揚げにしたのどぐろ、上から白子のソース。香りづけに蕗。季節感たっぷりでした。
13a ■ 最後に、蒸したご飯。桜の葉で包んだ梅酢の桜ご飯。うに、うすい豆、白魚。春らしくてほっとするご飯ものでした。すごくよかったです。
■ 京都に来て7年、「杢兵衛」さんに勤めて2年少しという加藤雅也さん。とても感じのいい方で、店主の寺田さんも「人間的に信頼できる」とおっしゃいます。
きちんとコースをいただいてみたくなりました。
4,5年前にいただいた時とは全く違う印象でした。代替わりで、明らかにお料理も若返ったと思います。
改めて伺います。すごく楽しみです。
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(2013-04-04)

2013年4月 4日, dans 京都 和食13前半 |

2013年3月31日 (日)

■ 朝日カルチャーセンター特別講座@「京都吉兆 嵐山本店」


Img_1055 ■ たまに開催する朝日カルチャーセンター特別講座です。2011年10月に開催したら大好評で予定数以上になった「京都吉兆 嵐山本店」さんで、今度は春ヴァージョンです。3月29日金曜のお昼に設定・・・これは、人気の名店ほど遠方からいらしてくださる方が必ずいらっしゃるので、週末に設定しようという気持ちでした。(今回は鳥取からいらしてくださった方がありました。・・・でも日帰りでいらしたとのこと!!)
Img_1035 Img_1120a ■ 到着・・・嵐山は街なかから出かけると少し遠足という感じです。桜がいつもより早く咲いて、これは円山公園のあの枝垂れ桜の兄弟というか、枝分かれということらしいですが、ちょうど見頃でうれしかったです。お部屋からの、気持ちも落ち着く眺め。お部屋は今回は椅子とテーブル式でお願いしました。10名までならテーブル席をご用意いただけます。
Img_1042 ■ 徳岡邦夫さんから食前に少しお話。桜の木のこと、「吉兆」さんで使われる昆布のこと、それから・・・
Img_1053a ■ オリーヴオイルのこと! 種を取り除いて雑味をなくしたピュアなエクストラヴァージンオリーヴオイル、これはこの日のコースにもところどころ使われているということでした。
Img_1054a ■ お話を伺って欲しくないわけはなく、全員がこの場で購入・・・100ccで1050円と、お安くはないものですが、わたしももちろん購入!!フレッシュ感あふれて、確かにクリアな味わいでした。パンにつける、というより、どぼどぼとお皿に注いでパンをじゃばっと浸して、いい塩もちょっとかけて・・・と、すんごい贅沢ないただき方をしてしまいました・・・おいしかったです!
■ さてお料理です。お料理のおいしさと器の美しさを同時に楽しむ贅沢なコースでした。
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●八寸
鮑酢 海老黄身醤油 赤貝ぬた和え 桜寿司 蕗梅射込み 油目煮凍 麩蒲焼
●椀
油目 独活 干子 十六島海苔
●造里
1)石鯛薄造り
2)烏賊 とろ焼霜
●箸休
筍 焼一寸豆 若布 かつお節
●焼物
稚鮎 焼2丁 揚2丁
●焚合
蛤小茶碗
●ご飯 筍ご飯 肉たれ焼
香物(菜種 柴漬 べったら漬 昆布)
●果物
苺 グレープフルーツゼリー メロン 宮崎マンゴー
●菓子
焼桜餅
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Img_1055_2 ●八寸
鮑酢 海老黄身醤油 赤貝ぬた和え 桜寿司 蕗梅射込み 油目煮凍 麩蒲焼
保津川のほとり、水の流れを表わした八寸で、都鳥の器、大根のかつら剥きにして薄くスライスしたのも水の表現ということです。
Img_1067Img_1070 ●椀
油目 独活 干子 十六島海苔
お椀はものすごく香りのいい十六島(うっぷるい)の海苔が添えられて、これをお椀に入れることで、また香味が豊かになるというものでした。お椀の吸い地じたいはしっかり濃いめです。
桜の模様の螺鈿がきれいできれいで、お椀の形も今はもうこれを作れる職人さんがいないという、側面に角度がついたものでした。大切にいただきました。
Img_1071 Img_1075 ●造里
1)石鯛薄造り
2)烏賊 とろ焼霜
2段がまえでお作りをいただきました。石鯛に添えられた蕗醤油が香りよかったです。いかには胡麻をまぶしながら。
Img_1081 ●箸休
筍 焼一寸豆 若布 かつお節
筍の甘み、わかめのやわらかさ・・・生ものの後に優しい味でいい感じでした。
Img_1091 Img_1093 ●焼物
稚鮎 焼2丁 揚2丁
まず焼きで2尾いただいた後、おかわりという感じで、魯山人のお皿に盛られた揚げた稚鮎(焼いてから揚げたもの)が供されました。鮎シーズン到来ですね。すごくうれしいです。これくらいの大きさの鮎、骨も当たらず食べやすくて本当においしい。際限なくいただけると思います。
Img_1097 ●焚合
蛤小茶碗
はまぐりの茶碗蒸しです。優しく、けれど旨みはっきりの味です。
Img_1098 ●御飯 筍御飯 肉たれ焼
香物(菜種 柴漬 べったら漬 昆布)
筍ご飯だけで幸せなのに、牛肉が添えられています。強烈おいし。
Img_1105 ●筍ご飯をおかわり、全員がいただきました。さらに白いご飯まで供されて、いただかないでいられたでしょうか?(いいやいられはしなかった。(-_-;)(-_-;))
おいしくて止まらなかったです。
Img_1108 ●果物
苺 グレープフルーツゼリー メロン 宮崎マンゴー
銀のお皿で供されて、熟し加減、美しさ、申し分なくおいしかったフルーツです。ブレープフルーツゼリーにはアングレーズソースをかけていただきました。
Img_1114 Img_1117 ●菓子
焼桜餅
桜餅に、桜の形の干菓子、花見団子はすはま生地で作られていました。
焼桜餅の「焼」の意味は葉っぱをめくったらわかりました。こんな風に、ふのやきという感じでくるりと包まれていたのです。
そしてお薄をいただき、すべて食事は終わりました<(_ _)><(_ _)>
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■ お軸、お花、屏風・・・と何もかもが季節のいい風情に調えられたお部屋で食事をいただいた贅沢なひと時でした。
徳岡邦夫さんと女将の理津子さん、スタッフの方々、そして参加してくださった皆さんに御礼を申し上げます。
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(2013-03-31)

2013年3月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター, 京都 和食13前半 |

2013年3月30日 (土)

■ いつもの割烹、新しい和食店


1_3 ■ 3月がもう終わってしまうー! 3月に出かけてまだアップできていないところです。
■ 「祇園にしむら」さんに、3月の上旬に。春らしい素材満載でした。変わらず申し分なくおいしかったです。八寸はのれそれとか、赤貝とたいら貝とうどとわけぎの酢味噌和えやらほたるいかやら、春先に理想的な取り合わせでした。
2_3 ■ 同じく「祇園にしむら」さんのコース終盤の焚き合わせ。筍! 壬生菜やせりとの組み合わせです。下に大根。生麩揚げたの。完璧においしい。
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11 ■ 先日伺った「じき 宮ざわ」さん、こちらもいつも満席でいっぱい。あらゆる意味でいいお店です。先付にほたるいか、一寸豆、グリーンアスパラガス。
12 ■ まだうすら寒いのでうれしかった鍋仕立て。熱々のグラグラで穴子です。野菜もたっぷりで、こごみやうるいやふき入り。いかにも滋味にあふれた感じでうまうま(T_T)(T_T)といただきました。しみじみおいしい、落ち着いた料理を作られる「じき 宮ざわ」さんです。
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21 ■ こちらは新しいお店、といっても昨年の8月にオープンした「祇園ろはん」さんです。しのちゃん@「ギャラリーグレース」に連れてってもらおうとしていてなかなか行けなかったんだけど(わたしが猫ちゃん見に行ってばかりだったから! 笑)先日やっと実現、しのちゃんと楽しかったおいしかった「ろはん」の夕食。
■ 「室町和久傳」にいらした方が料理長で、よーく顔なじみだった方なのでいきなり安心。あんまり紹介してはいかんらしいので(笑)さらっとですが、5500円(と5000円)の牛定食より、先付の品です。炙った貝柱にうるい、はまぐりジュレ。

22
■ その後もう1品前菜的なお皿がきます。大抵はお造りで、この日は能登の本ます。その後メインで、これは春野菜鍋。牛定食だから牛肉入り。
23
■ ふふふ、わたしが所望したのはこの牛肉炭焼で、いちぼ肉だそうです。肉むしゃむしゃ食べたらすべては吹っ飛んで元気になりましたー
いいお店でした。
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■ 3月中に何とかアップしたい和食の話があります・・・肉フレンチもあります・・・なんせまだまだあります<(_ _)>
(2013-03-30)

2013年3月 30日, dans 京都 和食13前半 |

2013年3月24日 (日)

■ JEUGIAカルチャーセンター講座@「木乃婦」


 JEUGIAカルチャーセンターさんでは初めて、3月22日に開催した単発お昼講座です。昨年の春、ものすごくよかった「木乃婦」さんのコースの、うすいえんどうのスープのお鍋を思いだしてしょうがなくて、迷わず髙橋拓児さんにお願いしました。
1 ●先付
赤貝ぬた わけぎ、土筆
貝の器で貝の先付。つくしも添えられて春到来の気分を盛り上げてくださいました。
2 ●造り 
ひらめ、いか、まぐろ あしらい一式
醤油と、みぞれぽん酢が添えられました。このみぞれぽん酢にはとろりと粘りがあって、昆布と合わせておいたものだとのこと。お造りはどれも申し分なくよかったです。微妙な厚さや大きさや包丁の入り方で大きく味が変わるお造りです。
3 ●御椀
はまぐりしんじょう わかめ うるい 木の芽
しんじょうの口当たり最高でした。しんじょう生地は帆立100%ということ。おだしが、ものすごくはまぐりの風味でたまらなく美味と思いました。うまうま(T_T)(T_T)と思っていたら、皆さんも絶句状態、一心に集中状態で召し上がっていたから、やっぱりおいしかったのだー!!
4 ●揚物
きす、白魚、からすみ つぼみ菜
揚げただけの状態で十分おいしいのに、そこに粉末状にしたからすみがはらはらと。ずるいおいしさ。
5 ●鍋物
あぶらめの油焼き、筍、うど うすい餡かけ
これです!! 昨年4月の講座で、店主の髙橋拓児さんが「宇宙人の血」と言って出してきたものは。(-_-;)(-_-;)
うすいえんどうの色と香りと味をよくここまで生かしたなあと思う名作です。舌ざわり非常になめらか。生クリームが入っているかと思うほどでしたが入っていません。中に筍、皮をバリっと焼いたあぶらめ。感動深いおいしさでした。
6 ●こういう状態で供されます。食べ終えるまで熱々です。
9 ●御飯
菜の花御飯 まながつお
こちらも春の気分を盛り上げるご飯でした。ご飯だけでおいしいところを、ちょっとおかず風にまながつおが添えられて、贅沢なご飯です。
●汁 赤出し仕立て/香の物 季節もの
10 ●水物
日向夏ゼリー、抹茶アイスクリーム
日向夏の、果肉を包む白い部分にまで味がしみてセンスがいいです。洋酒使いも冴えています。抹茶アイスクリームはお濃茶用の抹茶を使っているとのことで、濃厚美味。目がさめるようなおいしさってこれのことです。
何もかもが申し分なく決まって美味だった最後に、また才気ある甘味で、満足度最高でした。
11 ●弁舌さわやか~な拓児さん。いかにも育ちのいい人なのに、好きなこと言うからおもしろいです。(^o^)(^o^)
12 ●このお部屋わたし大好きなのです。四国から日帰りでいらしてくださった方もいて盛大に感謝<(_ _)><(_ _)> でもその価値があるお料理だったと思います。
拓児さんのお話が楽しすぎたので、もうわたし何も話さないでいいかな?と思ったのですが、やっぱりせっかくなので、新刊「京都の甘いもん」について少しだけお話ししました。
皆さまに感謝いたします<(_ _)><(_ _)>
そして企画をしてくださったJEUGIAカルチャーセンターの辻礼子さんに感謝いたします。
木乃婦
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(2013-03-24)

2013年3月 24日, dans ●JEUGIA講座, 京都 和食13前半 |

2013年3月23日 (土)

■ 昨年オープンの和食店 「しゅん逢 紗々木」


■  「しゅん逢 紗々木」 しゅんあい ささき さんという和食店です。寺町通仏光寺上ル東側に昨年の8月オープン。修業が「桜田」さんに10年、肉割烹の「いっしん」さんで2年ということで、肉を組み込んだ和食コースがいただけるお店です。名店「和ごころ 泉」の泉さんの後輩に当たられるということで、泉さんからのご紹介で伺いました。
■ お昼のコース4800円(税サ込み)です。
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1_4 ●先付
胡麻豆腐、みすじ肉の湯引き、花わさび、丹波しめじ だしのジュレ

2_5 ●お椀
うすい豆すり流しのお椀、中に厚揚げと甘鯛
3_3 ●向付
はりいか、ひらめ、赤貝
4_5 ●ローストビーフ(いちぼ肉)、牛もも肉たたき 壬生菜と
ほうれん草、山ごぼう
5_3 ●八寸
鱈の白子、黄身醤油/のれそれと小松菜の和えもの/まながつおの味噌幽庵焼き
とり貝とわけぎに酢味噌/飯蛸/りゅうひ巻き(鯛)/うすい豆/ほうれん草としめじの白和え
6_3 ●焚き合わせ
牛ほほ肉れんこん蒸し、菜の花、白味噌
7_2 ●御飯
ほたるいかの御飯
御飯はたらこの御飯とか鯛の御飯とか、魚介ものの御飯が多いそうです。
8_2 ●味噌汁は生海苔入り
9_3 ●甘味
サイダーのゼリー、中にいちご、キウイ、たんかん
●食後に、カフェか紅茶 がつきます。わたしは紅茶を選択。
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■ 4800円で、このお手間と驚きました。和食店が多い京都ですから、いかに特徴を出すか考えていらっしゃるのです。おだしの確かさ、包丁の細かさや八寸の丁寧さなどはやはり名店育ちの証しと思いました。
10_2■ ご主人は佐々木厚さんといって、1976年生まれ。女将は美幸(みゆき)さん、本当におふたりとも感じがよくてなごめるお店です。靴を脱いで上がりますが掘りごたつ式カウンターなので楽、暖房カーペットで足が暖かく快適、それから全席禁煙なのがいいです。個室もあります。
まだまだお店をよくしていこうという気概が感じられて、きっとまたさらによくなっていかれると思います。
11_2
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「しゅん逢 紗々木」 電話 075-354-7177
京都市下京区寺町通仏光寺上ル東側(中之町582)
12:00~13:30入店、18:00~20:00入店
不定休(予約がある限り営業しますとのこと)
カウンター8席、座敷2室(12名まで) 全席禁煙
予約が望ましい
2012年8月8日開店
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(2013-03-23)

2013年3月 23日, dans 京都 和食13前半 |

2013年3月22日 (金)

■ 「ぎをん遠藤」で魚づくし


■ 先日のある夜遅く、ご無沙汰していた「ぎをん遠藤」さんへ。ひとりで出かけるつもりだったのだけど、直前に誘ってみた近くのSちゃんが出てきてくれて、ひどく楽しい夕食になりました。さささーっと一品料理で気楽に魚介を楽しめて、ほんといいお店です。寒い夜だったので、付き出し後すぐにお椀をくださいとお願いしました。

1_3 ●付き出しに、ほたるいか酢味噌 菜の花と
2_2 ●お椀 若竹煮
これだけは魚介ではありませんでした。あまりにも筍が好きで・・・<(_ _)> <(_ _)>
3_2 ●お造り かつお、鯛
4_3 ●焼物 きんきの塩焼き
5_2 ●揚物 白魚
6_2 ●明太子お茶漬け
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「ぎをん遠藤」 電話 075-551-7271
〒605-0073
京都市東山区祇園町北側347-118
楽宴小路内
18:00~翌2:00入店 日曜、祝日休み
カウンター8席、テーブル4席×2
全席禁煙◎ 予約が望ましい
2011年11月25日開店
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(2013-03-22)

2013年3月 22日, dans 京都 和食13前半 |

2013年3月21日 (木)

■ 春らしさもたっぷり、「御幸町つばき」のお料理 


4_4■ 前回、2月にアップした御幸町つばきさんのこの時のお料理がとてもよくて、印象的だったのです。新料理長になられた中村真規(まさき)さん、にこやかで感じはいいし、なかなか腕もよくて頼もしく思います。それに、わたしここに伺う時は何だか毎回特別朗らかな人と一緒だな。この日も、きょうれつ~に事情通で、おもしろい方とご一緒させていただきました。伺った話に仰天したり大笑いしたり。でもしっかり味わいましたー。
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1 ●白アスパラガスのムース、一寸豆 土佐酢ジュレ、黄身酢
2 ●お造り 鯛、とろ、剣先いか
3 ●お造りの続き あぶらめの焼霜
4_2 ●若竹煮のお椀
5 ●鰆の幽庵焼き
6 7 8 9 10 11 12 ●天ぷら
ふきのとう/たいらぎ貝/新玉ねぎ/新玉ねぎの上に、卵黄/白魚海苔巻き/筍/雪の下
13 ●もずく 菜の花、うど
14_3 ●鴨ロース
15_2 ●蛤にゅうめん
■ お椀は申し分なく決まっていたし、お造りも間違いなく美味でした。焼物も、揚げ物も、全部調理はおひとりです。最後は蛤にゅうめんをいただきましたが、はまぐりの旨みたっぷりのおつゆが張られた極細のそうめん、するするいただけて最高の締めでした。
■ 以上、コースのようですが、決められたコースではなく、一品料理から、「これとこれとこれをいただきたいです」とお願いして作っていただきました。
■ 一緒にいただいたKさんに感謝いたします。かつて複数で一緒に食事したことはあったけれど、ふたりでは初めてでした。ほんとーに話がおもしろかったです。ひっしで書きとめたこと多数・・・Evernoteに早いこと打ち込んでおきます。笑笑。
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■ 上の訪問の1週間ほど前にもいただいており、その時もあれこれお願いしてコース仕立てにしていただきました。特に印象に残ったのが
●えんどう豆すり流しのお椀 中に海老しんじょう、筍
●天ぷらいろいろ
●三宝柑の中に、熱い胡麻豆腐を詰めて冷たいうにをのせたもの
●筍と鶏肉、ふきのご飯
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■ 3回伺って気が済んだというか、間違いなくおいしい、どなたにもおすすめできると確信しました。また伺います。<(_ _)>
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(2013-03-21)

2013年3月 21日, dans 京都 和食13前半 |

2013年3月18日 (月)

■ 2月のNHK文化センター講座@「京都吉兆 グランヴィア店」


1 ■ これで何とか2月分追いついたかーという感じです。NHK文化センター講座の第3金曜クラスで伺った「京都吉兆 グランヴィア店」さんです。2月のスペシャルなお楽しみ付きのコースで、これはまた皆さんぜひ来年以降の2月にお出かけになって、体験なさってください<(_ _)>
■ 十数名での食事だからこそ考えていただけたコースで、すごく感謝しました。上の写真は向附です。ほのかに春の風情、味も決まっていたのです。食前酒ひと口と共にいただきました。
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●食前酒
純米大吟醸『吉兆貞翁』
●向附
白魚 菜種 紅梅おろし
●煮物椀      
すっぽん真丈 小蕪 鶯菜
●造里      
鰤 烏賊 とろにぎり あしらい
●八寸      
一、雲丹 湯葉 旨出しゼリー 山葵
一、赤貝 帆立 分葱 辛子酢味噌 土筆
一、このこ
一、大豆 一寸豆
●焼物      
宝楽割
まながつお西京焼 
堀川牛蒡 慈姑チップ 蕾菜
●強肴      
淀大根 法蓮草 金時人参 麩蒲焼 柚子 七味
●御飯      
蟹・胡麻豆腐御飯 三つ葉
●香の物      
蕪 白菜 日の菜 蕪菜 塩昆布
●果物      
はるかゼリー
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2 3●煮物椀      
すっぽん真丈 小蕪 鶯菜
4●造里      
鰤 烏賊 とろにぎり あしらい
56 ●八寸      
一、雲丹 湯葉 旨出しゼリー 山葵
一、赤貝 帆立 分葱 辛子酢味噌 土筆
一、このこ
一、大豆 一寸豆
7●さてー、何が始まるのか? すぎーちゃん改め杉井専務さまがいつものようににこにこ(+つやつや、まかないはきっとすっぽん♪)でお出ましになってプレゼンしてくださったものは・・・(お多福とすぎーちゃんが同じ顔(^o^)(^o^))
8●これでした。これをいったいどうするのか? どうか2月の吉兆さんに出かけてみてください。ちょっと先だけど<(_ _)>
9●強肴      
淀大根 法蓮草 金時人参 麩蒲焼 柚子 七味
10 11●御飯      
蟹・胡麻豆腐御飯 三つ葉
●香の物      
蕪 白菜 日の菜 蕪菜 塩昆布
これすごかったです。胡麻豆腐をくずしながらいただくと、あんかけみたいにからんで、とろーーーっとするわけです。蟹だけでも十分旨みたっぷりでおいしいのに、胡麻豆腐でおいしさ倍増でした。これはおかわり希望者続出で、土鍋2つ分を、またたく間にからにしてしまいました。
12●果物      
はるかゼリー
■ どのお皿も完璧と思った丁寧さ、的確さでした。ものすごくおいしかったと思います。ホテル内で便利、京都駅近くでどなたにも親しみやすい、もてなし優しく(専務もおもしろく)味もよく~で、こちらで講座やると大人気なのです。また次も計画しています・・・<(_ _)><(_ _)> 「京都吉兆 グランヴィア店」の皆さまに感謝です。参加してくださった方々にも感謝。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-03-18)

2013年3月 18日, dans ●NHK講座, 京都 和食13前半 |

2013年2月28日 (木)

■ 朝日カルチャーセンター講座@「祇園おかだ」


1_2 ■ 2月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)の内容です。これ冬の食材満載なので、急ぎ出さなければいけません。すでにかなり遅いのだけど~<(_ _)><(_ _)>
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●先附 柚子入り焼胡麻豆腐 からすみパウダー
●造り まぐろとろ 天然ぶり 赤貝
●椀物 雲子豆腐 姫あわび わかめ うぐいす菜 うす葛仕立て
●酒肴 ふぐたたきうす造り ちり酢
●お凌ぎ このわた飯蒸し あられ柚子 三つ葉
●焼物 のどぐろ塩焼
●酢物 蟹身 生うに 筍 おくらとろろ土佐酢ゼリー掛け
●鉢物 ふぐ白子フライ 九条葱あんかけ 白髪葱
●御飯物 こっぺ蟹ごはん 香の物 赤出し
●水物 メロン、マンゴ、苺、メローゴールド、苺アイスクリーム、りんごシャーベット
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■ 抜粋でいきます。すべて申し分なく丁寧でおいしいお皿でしたが、写真上、後半に圧倒的美味なのどぐろです。結構いつでも食べられるようになりましたが、やっぱりこの時期が最もおいしいのです。身が厚く、脂たっぷりでじゅわじゅわです。旨みを抱え持っている感じ。そして、わたしはここでいただくのどぐろが特別おいしいと思います。
2_2 ■ 蟹身の酢の物。蟹じたいがご馳走の類なのに、のどぐろの後で、さっぱりさせる役目として出てくるのがすごいです。おくらと合わされて、より爽やかな風味のお皿になっていました。筍は甘みがあって・・・冬のおいしさと春の甘みが調和して妙でした。
3 ■ そして白子のフライが来たのです。また「どうだ?」なおいしさでした。白子じたいがとろりんと、ほっておいても旨いところをフライ仕立てにして風味と食感を与えて、そこにあんがからんで、白髪葱がしゃりしゃりと。以上3皿だけでもすごい流れでした。
4 ■ 最後に御飯でまた盛り上がりました。蓑さん、にこにこで土鍋でプレゼンしてくれます。
5 ■ 店主の岡田さんも。自分から多くを語る人ではありませんが、これだけお料理おいしいからいいのです。
6 ■ こっぺ蟹の御飯でした。もう時季は終わったのではないか?って思うけれど、水揚げの地を変えたら2月半ばでも入手できるというこっぺ蟹。たっぷり入っていてやみつきになるおいしさでした。
■ お昼に営業してくださった岡田孝二さん、スタッフの皆さま、そして参加者の方々に御礼申し上げます。カウンター囲んでちょうどいい人数でした。ありがとうございました。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
「祇園おかだ」
電話 075-551-3200
京都市東山区祇園町南側570-6
(花見小路を四条から東側4筋下ル東入ル北側)
夜のみ営業 日曜、祝日休み
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(2013-02-28)

2013年2月 28日, dans ●朝日カルチャーセンター, 京都 和食13前半 |

2013年2月19日 (火)

■ 春の始まり@「祇園にしむら」


1■ コース全編、春の訪れを感じさせた2月後半の「祇園にしむら」さんです。この筍とふきとたらこ、後に大根。穏やかな優しい味がしみていて、筍の繊細優美な舌ざわり、品のある味、ふきのとうも、大根も、ほんと~~においしくいただきました。
■ こちらではすべてのお料理、少しもがんばった感がないのだけど、余裕のあるおいしさといつも思います。
以下順番にいきます。
1_2●胡麻豆腐
2●お椀は雲子、下に大根、中に焼き餅
3●お造りは鯛、とろ、うに
4●鯖寿司
5●八寸:からすみ、子持ち昆布/お浸し(春菊、せり、うど、ふきのとう)/のれそれ/たまご、こっぺ蟹の卵入りのかまぼこ、菜の花辛子和え
6●すっぽんのスープ、汲み上げ湯葉
7●焼物はまながつお、堀川ごぼう、きんかん、れんこん
8●焚き合わせは筍、ふき、大根、たらこ
9●少し長めに昆布締めした鯛を味見させていただき、
10●ご飯です。中は・・・
12●白魚入りのかき揚げのだし茶漬け

11_2●と、香の物
13●黒豆アイスクリーム/小豆、白玉、いちごなどの小さな甘味
■ まずペリエ(どこでもわたしはこれでスタート)、その後、熱燗といただきました。すべてのお皿が、そこはかとなくて、しかしものすごくおいしいです。お造りがいつもおいしいが、この日は特別強烈美味でしたし、焚き合わせなど、熟練の味と思いました。あ、お造りの鯛は、昆布締めしておいておいたものも少し味見させていただきました。ねっとりうまうま、旨みがあふれ出すようでした。
■ 店主がおっもしろいのもいいです。西村元秀さん、カウンターの向こうでしばしばふざけていて、こちらはゲラゲラ笑い通しです。でも料理に対してはすごくまじめなのです。「おいしさにはたねも仕掛けもあります」って言うの。すごく細部まで気を使って丁寧にやっている、その一端を、尋ねれば教えてくださったりします。やっぱり技術の集積でこのおいしさが生まれているのだということがわかります。
■ 一緒にいただいたKさんに感謝いたします。<(_ _)> <(_ _)>
14■ 「祇園にしむら
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(2013-02-19)

2013年2月 19日, dans 京都 和食13前半, 京都 祇園にしむら |

2013年2月18日 (月)

■ 新料理長のコース@「御幸町つばき」


0■ このお造りすごくおいしかった・・・ こちらも早く伺いたかったところです。「御幸町つばき」さんのお料理が、2月初めから料理長交代で新しくなっていたのです。夜の10500円のコースをいただいてみました。
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●蕪蒸し:つまみ湯葉、うに、吉野
●子持ち昆布と菜の花の白酢和え
●お造り:さわらの焼霜、ひらめ、ぶり、とろ、車海老
●お椀は、ぐじ、厚揚げ、金時にんじん、菜の花
●穴子の蒸し寿司
●鴨肉の炙り、九条葱のあん、山椒醤油
●すっぽんの玉子豆腐の揚げだし
●蟹といくらのご飯
●白味噌のムースと柚子ゼリー、いちご
●きんとん「下萌(したもえ)」。百合根あん、中に黄身あん
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1●先付に小さな蕪蒸しで温まります。つまみ湯葉、うに、吉野。辻石斎作の器と教えていただきます。
2●子持ち昆布と菜の花の白酢和え。石の器がすてきです。
3●お造りは、さわらの焼霜、ひらめ、ぶり、とろ、車海老。これはどれも最高の状態だったと思います。
4●お椀の蓋を取ると、薄氷が張ったイメージでごく薄くスライスされた大根
5●椀だねは、ぐじ、厚揚げ、金時にんじん、菜の花。おだしも中の具も、理想的に美味と思いました。ぐじの旨みたっぷりだったこと。
6_2●お造りの車海老の頭部分を揚げたもの、バリバリで塩も効いて旨っ。
7●穴子の蒸し寿司は玉子がとろっとしていて、そこに海苔をばさっとかけて、いい香りでした。
8●鴨肉の炙り、九条葱のあん、山椒醤油。九条葱のあんが鮮やかな香味でした。鴨やわらか。
9●すっぽんの玉子豆腐の揚げだし。ぐらぐらに沸いた状態で供されました。熱々で、玉子豆腐はなめらか、中にすっぽんの身入りで、いかにも身体にいい感じでした。
10●ご飯をプレゼンしてくれる、これが新料理長の、中村真規(なかむらまさき)さん。すごく感じのいい、にこやかな方です。北山の「乃し」さんで12年、「祇園 なん波」さんでもしばらく修業をされたとのこと。これを伺って、間違いないだろう♪ と安心していただけました。まだ32歳だって・・・これだけきちんとできて、優しいし、お客さまに愛されるだろうなあと思います。
11●蟹といくらのご飯でした。
12●冬の味、これだけでも際限なく食べていたいと思った最高の冬のご飯でした。
13●甘味その1が、白味噌のムースと柚子ゼリー、いちご。アヴァンデセールという感じでするりと入る甘味です。ムースもゼリーも香りよかったです。
14●甘味その2は、きんとん「下萌(したもえ)」。百合根あん、中に黄身あん。これは「祇園 なん波」さんで習得されたものですね。わかりますー(^o^)(^o^)
■ これで1万円、非常にお値打ちと思いました。コースの構成、とてもよかったです。温まって、満腹になりました。上品な味で、どのお皿もとてもきちんとしていました。しみじみおいしかったです。昼2コースに夜は7350円、10500円、12600円の3コース、さらに今までと変わらず一品料理もありますから、2皿くらいにご飯といった食事もできますね。
100■ ちなみにこちらがお昼のコースです。お昼に東京からお客さまといった時にも重宝すること間違いなしです。
15_2■ 店主はこの人ですねー♪ 小峯充靖さん、男前なのになかなか写真撮らせてくんないから、姉妹店「二条 椿」オープン時の写真出しちゃうわよ。(^o^)(^o^)
■ 「ラッピング アソシエート」小西あつ子さんと伺いました。これです! あつ子さんとゆっくり話したの久しぶりで、ぱーっと明るく楽しいひと時でした。ありがとう<(_ _)><(_ _)>
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「御幸町つばき」 ごこまちつばき 
電話 075-211-3938
京都市中京区御幸町通三条上ル東側(丸屋町318-3 )
12:00~13:00LO、17:00~22:00LO・23:00閉店 火曜休み
カウンター10席、2階テーブル18席 全席禁煙
昼夜ともに予約が望ましい

http://www.kyoto-tsubaki.jp/about/index.html
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(2013-02-18)

2013年2月 18日, dans 京都 和食13前半 |

2013年2月11日 (月)

■ 「水円」の新しい夜コース


8■ ふふふ、先週のある晩、こんな肉をいただいたのです♪ 和食のコース中の牛肉です。春のにがみと共に。これはメイン料理です・・・順番にいきます。
■ 下河原通に昨年10月に開店した「水円」さん、その時いただいたのはこのコースでしたが、先頃からひとつ上の、1万円のコースも始まったということで、それをいただきに参りました。流れは変わりませんが、品数やら使われる素材(たとえば上の牛肉)やらで変化をつけていることがわかりました。
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●紫蘇香煎
●飯蒸しの包みと共に食前酒
●先付 飯蒸し からすみ、つくし、わらび
●向 平目の薄造り/貝集め(たいら貝、赤貝、とり貝)
●椀 蛤スープ、蛤身蒸
●盛り合わせ 椿寿司、寄せ小豆、スモークサーモン酢蓮根、
飯蛸、とこぶし、白和え
●主皿 (3種類から選択で)牛ロースにがみ巻き
●おしのぎ うるい胡麻よごし/葛素麺 土佐酢
●強肴 鯛 豆富 酒蒸し
●止椀 蓮根粥
●菓子 焼れんこん、お薄
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1●紫蘇香煎でようこそと迎えられます。
2_2●飯蒸しが包まれて供されます、これはひざ掛けに使っていいのです。食前酒をひと口いただき、先付の飯蒸しの包みをほどきます。
3●先付 飯蒸し からすみ、つくし、わらび。
飯蒸しひと口で温まります。
4●向 平目の薄造り/貝集め(たいら貝、赤貝、とり貝)
向付は、1万円コースでは2種類で、これはひと皿め、ひらめです。ぽん酢で、芽ねぎを巻いたりしながらいただきました。
5●2皿めの、「貝集め」です。たいら貝、赤貝、とり貝。貝のおいしさ満喫のお皿でした。食感、口当たりが違うもの3種類でいい調和でした。
6●椀 蛤スープ、蛤身蒸
はまぐりしんじょうにはまぐりみっちり、スープもおいしさがたっぷり染み出しており、こちらもまた貝のおいしさを満喫できました。
7●盛り合わせ 椿寿司、寄せ小豆、スモークサーモン酢蓮根、飯蛸、とこぶし、白和え
じっくりはまぐりのおいしさを味わった後には、いろいろな味が盛り込まれた楽しいお皿がきました。椿の葉のお寿司はさよりが合わされていました。日本酒飲む人はこれできゅっきゅまた飲むだろうなあ。(^o^)(^o^) わたしはすごく酒飲みではないけれど、これらの取肴がお酒に合うことはよくわかります。白和えは、さつま芋レモン煮、干し柿、くるみ。上の黒い粒粒は、大徳寺納豆ではなくて、レーズンでした!
8_2●主皿 (3種類から選択で)牛ロースにがみ巻き
冒頭に出したお皿です。香ばしい肉に、春のにがみを巻いていただきました。添えられた春のにがみは、酢取り茗荷、素揚げしたふきのとう、ぜんまい。外はまだ寒いけれど、春はもうすぐやってくるのだー。他に、合鴨くわ焼き/河豚白子塩焼きという選択肢がありました。
9●おしのぎ うるい胡麻よごし/葛素麺 土佐酢
肉のあとにさっぱりしたもの2品。これも、1万円コースのみ2品だそうです。葛製の細い麺はするすると食べやすく、うるいは食べ心地がいいです。胡麻がすごくいい香りで。
10●強肴 鯛 豆富 酒蒸し
これは、鯛のおいしさ全開状態でした。スープおいしい・・・そして、豆腐が、主張しすぎず鯛のおいしさを引き立てるといった風情で、ものすごくおいしかったです。
11●止椀 蓮根粥
れんこんをすりおろしたものが入ったお粥。とろり度が上がる分、すごく熱くて、身体が温まりました。それと、お漬物がまたわっと思うほどおいしかったです。かぶら、菜の花、山うど。春らしかったし。
12●菓子 焼れんこん、お薄
焼れんこん、これはこちらのスペシャリテですね。不思議な食感の、忘れられないお菓子です。温かくて、今の時期とりわけおいしいと思います。
すごく充実したコースでした。品のいい、調和のいいお料理。これで1万円て価値ががあります。席もゆったりと、会食にすごくいいと思いました。
00■ 総料理長の岩崎武夫さんのもと、料理長をつとめる藤井孝之輔さんです。感じのいい人です。34歳だって。いいなあ♪ 若くて、これだけ技術があれば頼もしいです。
また友達誘って伺いますー!
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「水円」  電話 075-551-0035
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル西側
(上弁天町446)
11:30~15:00、17:00~21:00
(おもたせ販売は11:00~19:00)
水曜休み
1階 26席、2階 40席 
全席禁煙
2012年10月1日開店

http://suien-kyoto.jp/
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(2013-02-11)

2013年2月 11日, dans 京都 和食13前半 |

2013年1月29日 (火)

■ 初めて伺った「京都 一の傳」


■ 「京都 一の傳」さんという味噌漬のお店、すばらしい風情の外観で、何度も前を通っていたのですが、伺ったことがありませんでした。HPを見て、たくさん「こだわりの」とあったし(笑笑)、とにかく全く伺おうとしていなかったです。ごめんなさいー!! 今回、カメラマンの久保田康夫さんスタジオバウ)から「一度行くように」と薦められて、久保田さんがおっしゃるならーと伺ってみて、すごくよかったのです。見事な町家の店舗でした。そもそもわたし町家の飲食店というの自体にほとんど反応をしないのだけど(これもごめん、ひたすら味本位で。<(_ _)>)、いやー、一度解体して土台からやり直して、ばらした建材でまた建てたというお手間入りの建物も、ほんとすごいと思いました。坪庭に面したお部屋でしばし待った後、2階に案内していただきました。
■ 3150円の食事をいただいてみました。月替わりで、看板の味噌漬が組み込まれたお昼膳です。こんな献立でした。
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●季節の前菜盛り合わせ
●蟹真蒸のお吸物
●聖護院大根と雲子の焚き合せ
●銀だらの「蔵みそ焼」
●土釜炊きのふっくらご飯/合わせ味噌汁/京漬物
●菓子
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1_2●季節の前菜盛り合わせ
小かぶらに、とろ湯葉/数の子黄身酢和え/千枚漬手まり寿司、玉子しんじょう海苔巻き、とこぶし/牡蠣フライふきのとうソース
この器は、「一の傳」の「一」を象ったものだそうです。確かにー!
どの取肴もできたてでおいしくいただきました。
2_2●蟹真蒸のお吸物
ひと口いただいて、おだし薄いめ、かなり薄いめ! と思ったのですが、蟹しんじょうがほぐれるほどにおだしが出て、最後ちょうどよくなるというお椀でした。その蟹しんじょうは、蟹の身のかたまりという感じでした。やるなあ♪
3_3●聖護院大根と雲子の焚き合せ
大根は焼き目がついていて、味がしみていて同時に香ばしい。ここに雲子がのって、すごく冬の味です。
4_2●銀だらの「蔵みそ焼」
これが看板の味噌漬です。いやもう、ほぐっとほぐれて、甘さも塩加減もほどよく、とろっと溶けるようで、非常においしい味噌漬でした。2昼夜、「本田味噌本店」さんの味噌をベースに作った味噌床に漬けるのだとか。漬け方焼き方、いずれもジャストジャストなのだと思いました。
5_2

6_2●土釜炊きのふっくらご飯/合わせ味噌汁/京漬物
そして、味噌漬と同時に供されたのがこの炊き立てのご飯です。ざっと見ても店内は10卓以上あるのに、(後で伺うと13卓45席あるそうです)どのテーブルにも、炊き立てを出すということ。これでこのお値段って感激と思いました。
7_3

8_3●つやつやですごくおいしかったご飯です。丹後のコシヒカリだそうです。おかわりもいただきました。
9_2●そして最後のお菓子が「浮島」、白あん、抹茶あん、黒あんを蒸したもの。
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10■ 料理長の山岸隆博さんにお目にかかれました。37歳だって♪ すごく明るくて、感じのいい方でした。育ったおうちが魚屋さん、高校卒業後からお寿司やさんやホテルの和食店や割烹で修業、最後は「たん熊北店」で研鑽を積まれたということで、頼もしいなあ~。屈託がなくて、これはお客さまに愛されるだろうなあと思いました。というか、マダムキラーよ。(^o^)(^o^) いやほんと、3150円で、これだけのクオリティのものがいただければすごく満足だし、きちんと料理ができる方が厨房にいらっしゃるのだということがよくわかったのです。
11■ 店内の意匠も凝っていて、こんなステンドグラス(ばら窓!!)があったり、
12■ こんな個室があったり。
13■ お花いけは、さきほどの料理長の山岸隆博さんがなさるということ。
14■ そして、これはなんと、トイレなのです! パウダールームっていうのかしらん。ひえー(*_*)(*_*) 贅沢な空間でした・・・。
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■ 東京から京都へ通ってきていた頃だったら、うるうるしただろうなあと思うほどの京都風情も感じられました。ゆったり広々、お座敷だけれど堀ごたつ式で脚は楽。皆さんだいたい1時間半くらいかけてお昼を楽しまれるそうです。よくわかりました。いやー、久保田さんが教えて下さらなかったら、こんなに近いのに、全く伺おうとしていませんでした。(こんな感じでまだまだ知らないところがあるのだろうなあ。)久保田さんにとても感謝しました。今後、東京から友人が来て、割烹に行くほどの時間はないけれど和食を、なんていう難題を突きつけられた時は(笑)、こちらのことをまず思い出して伺うと思います。
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京都 一の傳
電話 075-254-4070
京都市中京区柳馬場通錦上ル東側(十文字町435)
11:00~14:30LO(1階の味噌漬販売は10:00~18:00)
水曜休み
テーブルと座敷(掘りごたつ式)45席(いずれも靴を脱ぐ)
全席禁煙
昭和2年創業、錦のこのお店は2007年3月開店

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(2013-01-29)

2013年1月 29日, dans 京都 和食13前半 |

2013年1月19日 (土)

■ NHK文化センター講座@「天ぷら 松」


■ 1月のNHK文化センター講座(第3金曜)を「天ぷら 松」さんで行いました。街なかからでも、四条をひたすらひたすら西に行けばいいのですが(しかしチャリで行くには少し遠い・笑)、街なかとは気温が5℃くらいは違ったと思います。着いたら2℃でした。ひー(*_*)(*_*) さぶさぶでしたがすごく温まるお料理がたくさん、それから、集まった方々もハイテンションで、ほがらかなお昼のひと時となりました。とても感謝<(_ _)><(_ _)>
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■ 先付 
●穴子昆布巻 ●トマト釜 柚子皮甘露煮 ●黒豆 
●おぼろ豆腐とこのわた ●(鶴の器の中に)切干大根胡麻和え
■ 湯葉 うにのせ
■ 造り ひらめ、とろ、平貝/ふぐ 辛子酢味噌
■ からすみのいか巻、くわい、銀杏、ふきのとう
■ 蟹ご飯
■ 海老しゃぶ
■ 天ぷら
■ ご飯代わりに、京都菜のあんかけうどん
■ みたらしだんご
■ ブルーベリーとハイビスカスのお茶
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以下、抜粋で、
1
■ 先付 ●穴子昆布巻 ●トマト釜 柚子皮甘露煮 ●黒豆 ●おぼろ豆腐とこのわた ●(鶴の器の中に)切干大根胡麻和え
お正月仕様です。食前酒も供されてすぐにご機嫌になりました。
2■ 湯葉 うにのせ
熱々の沸々に煮えている状態の湯葉の上に、うにをのせて、少し熱が入ったところをいただきました。これおいしかった(T_T)
3■ 蟹ご飯
津居山のタグに山本商店の印も見せていただきました。身やミソ入りの蟹ご飯に、蟹ものせていただき、これは犯罪的旨さでした。各自にそれぞれこの土鍋で、直接熱々のところをいただきました。味わいのむさぼり、幸せ。(T_T)(T_T)
4■ 海老しゃぶのために、海老がプレゼンされて、
5■ こんな風に目の前でしゃぶしゃぶしてくださいます。
6■ 白味噌仕立て、しゃぶしゃぶで仕上げたお椀です。これもおいしかった(T_T)(T_T)
7■ 天ぷら
「天ぷら 松」さんですが天ぷらがメインのお店ではありません。こんな感じで、れんこん、鯛、牡蠣、山ごぼうと4種類いただきました。
8■ ご飯代わりに、京都菜のあんかけうどん
気温2℃の寒さでしたがおかげで温まりました。京都素材たっぷり入りで、海老芋、百合根、九条ねぎ。
■ 「天ぷら 松」の皆さん、参加してくださった方々に御礼申し上げます。喜んでくださってうれしかったです。感謝たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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(2013-01-19)

2013年1月 19日, dans ●NHK講座, 京都 和食13前半 |

2013年1月18日 (金)

■ NHK文化センター講座@「貴与次郎」


1_2■ 1月の第1木曜の講座は、本当なら3日でしたがお正月休み中ということで第3木曜に振り替えられて行われました。「貴与次郎」さんで蟹をいただこうというお昼でした。北海道出身のご主人の堀井哲也さんが、本領発揮のコースを出してくださいました。
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●先付 車海老、数の子、蕪、菜の花、茗荷 酢味噌
●お椀 白味噌仕立てで、 海老芋、大根、にんじん、酒粕、ほうれん草、柚子
●向付 甘鯛昆布〆、からすみ、ほっき貝 野菜一式
●お凌ぎ 鮭児にぎり
●焼物 たらば蟹塩焼き レモン
●温物 松葉蟹 羽二重蒸し
●汁 毛蟹から汁 湯葉豆腐 三つ葉
●飯 毛蟹炒飯
●香の物 すぐき漬 広島菜里漬
●水物 そばアイスクリーム、いちご、生姜くず餅
●カフェ
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●上の写真は、たらば蟹塩焼きです。食べごたえがありました。蟹ものだけ見せると、
3_2●松葉蟹の羽二重蒸し・・・茶碗蒸しです。
4●毛蟹の炒飯と、
5●毛蟹の殻から取っただしのお吸い物。
●魚介のすべて、そしてあえて野菜ばかりで仕立てた白味噌のお椀もすごくおいしかったです。けれど中でも忘れがたくおいしかったのが、
稀少な鮭児のにぎり。上にのったいくらも非常なおいしさでした。
■ それから「京のお茶漬け」シリーズ(持ち帰りのおみやげ)が誕生していて、試食させていただきました。「京の鯛味噌茶漬」がわたし好きでした。他に、ちりめん山椒、鱧、鰊、穴子などがあります。
■ 堀井さん、スタッフの皆さま、そして参加者の皆さまありがとうございました。わたしもおかげで、お昼の楽しいひと時を過ごせました。感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
貴与次郎
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(2013-01-18)

2013年1月 18日, dans ●NHK講座, 京都 和食13前半 |