◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

2010年12月31日 (金)

■ NHK文化センター第1木曜講座@「サルティンバンコ」


■ 12月分講座の報告を急ぎます。NHK文化センター講座、12月の第1木曜講座は「トラットリア・サルティンバンコ」で開催いたしました。先日の記事(野菜の本ご出版!)でもご紹介したお店です。
Img_0710a■ 組んでいただいたコースの中から肉料理。宮崎産 観音池ポークの霜降りロース肉です。インカのめざめのロースト ローズマリー風味と。美しい9種類の野菜の前菜や、パスタが非常においしいことではすでによく知られたお店ですが、どうか皆さんメイン料理までたどりついて召し上がってください。
■ この日のメニューはこんなでした。味わい・彩共に鮮やかな前菜9種も、パスタも魚や肉の料理も、感動のおいしさだったと思います。量もたっぷりで、お腹いっぱいいっぱいになりました。
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●9種類の野菜を使った前菜盛り合わせ
「優等星トマト」を10年物バルサミコで/ブロッコリー レモン風味オイルにミモレット/白菜のグラタン、生ハムとガラムマサラ/ポワローのフリット バーニャソース/ほうれん草とカポナータ/安納芋 レタスクレマソース/菜の花とアーモンド 柿のソース/コリンキー ドライトマトソース/京にんじんのクレマ ヴィネガーシャンティ添え。
●グリッシーニとパン
●北海道産 うにと菜の花の冷製フェデリーニ ガルムの香り
●美山産鹿肉ときのこのラグーソース 手打ちキタッラ
●敦賀産 さわらのポワレ スープ仕立て SABINA DOP 2010というオリーヴオイル使用。
●宮崎産 観音池ポークの霜降りロース肉 インカのめざめのロースト ローズマリー風味と。
●ドルチェ3種盛り ヘーゼルナッツ風味のチョコレートシュー/柚子のブランマンジェ キーマンジュレ/カタラーナ。
●食後のカフェか、アンフュージオン
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シェフの澤田勇さん、スタッフの方々に感謝。
受講生の皆さまにも感謝。第1木曜講座の皆さま~、次は中華です。
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(2010-12-31)

2010年12月 31日, dans ●NHK講座京都 イタリアン10後半 |

2010年12月21日 (火)

■ 「サルティンバンコ」の澤田さんの本/料理教室


1■ 烏丸御池からほど近いイタリアン「トラットリア サルティンバンコ」、トラットリアといいながら繊細優美な味が楽しめてわたし大好きなのです。定番である9種類の前菜は実に多種類の野菜をいろいろな調理法で楽しませてくださって、見事だと思います。シェフの澤田 勇さんが、このたび柴田書店から出された本(6名で共著)が「イタリア料理 野菜のチカラ」です。「サルティンバンコ」の看板である月替わり・9種類の前菜が、1年12か月分掲載されています。なんて美しいことでしょう。そして、もちろんルセット付です。
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「イタリア料理 野菜のチカラ」
柴田書店 2010年12月16日発売 2940円
単行本(ソフトカバー)232ページ(25.8×19.2×2.4 cm )
ISBN-10: 4388061026
ISBN-13: 978-4388061020
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■ 澤田さんはもともとフレンチで料理のキャリアをスタートさせた方で、フランスでの修業経験もおありです。パリでまず暮らされたところは16区・トロカデロだった、なんて話を先日伺って、そうか、やっぱりフランス組だからこんなきれいなお料理をされるのだなあ~なんて納得したのです。わたし「サルティンバンコ」のお料理が好きだったのは、お料理にフランスエスプリが見え隠れしていたからなのかも。そして、澤田さんはお人柄がものすごくいいのです。誠実さが言動ににじみ出て、本当にまじめでいい方なのです。澤田さんのお爪を飲ませたい男、いっぱいいるよ、わたしの知っている男たちに~~(叫)(あ、問題発言かなあああww (-_-;) )
■ そして、来年1月より、いよいよサルティンバンコ料理教室が始まります。詳細をいただきましたので、以下に掲載いたします。すでに熱い反応ありとのことで、皆さん急ぎましょう~。
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2011 Trattoria Saltinbanco
シェフ澤田の イタリア料理教室 <全11回>
本格イタリアンをシンプル&ヘルシーに!
毎回3品をシェフと受講者の皆さんと一緒に作りながら進めていきます。
そして出来上がった料理をソムリエでもあるシェフのセレクトしたワインと一緒にみんなでいただきます。
■ 開催日時
毎月最終月曜日 
1/31  2/28  3/28  4/25  5/30  6/27  7/25  8/29  9/26  10/31  11/28
11時~14時
■ 受講料 1回 6000円
■ 定員 8名
■ 場所 トラットリア サルティンバンコ 
 (地下鉄 烏丸御池駅 2番出口より 徒歩3分)
■ 申し込み・問い合わせ
  075-213-5046 または sawada@mediawars.ne.jp
★各回ごとに申し込みを受け付けます。
★申し込みの取り消しは3日前までの場合キャンセル料はかかりません。
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■ 12月のNHK講座でも「サルティンバンコ」にお世話になりました。早くアップいたします…もう画像が絶望的に溜まってしまって…要約版にしてでも出していきます。
今はすべてが来春の本優先モードです。…決まっている定期仕事以外は最小限にしていて、ごめんなさい…。年賀状も今年はやりません。<(_ _)>
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(2010-12-22)

2010年12月 21日, dans 京都 料理教室★本のご紹介京都 イタリアン10後半 |

2010年12月20日 (月)

■ 「トラットリア・ニーノ」でうっとり美味なディネ


1■ 久しぶりに伺った「トラットリア・ニーノ」です。わたし夜行性なんで、イタリアンに関しては深夜OKのお店にばかり行く昨今で、反省しきりです。この肉おいしかった~。コース仕立にしていただいたディネの肉は、滋賀県の猪ロース肉でした。肝の部分も。黄色いのはインカのめざめ=お芋です。
新しいキヤノン EOS 60D 、絞り優先モード(f4,0くらい)で撮ったものです。
2■ 前菜に供された三重の天然ひらめのカルパッチョ。黒オリーヴとセミドライトマトのソース。刻んだアーモンド。これも鮮烈なおいしさでした。野菜も多種類たっぷり合わされていて非常に満足しました。
3■ クレマディポッロ、ポロねぎのクレームです。舌触りなめらか、何とも香りよく旨みがじわじわと響いてきました。三重の赤足海老(足が赤い・うらやましい)、北海道の帆立などが合わされていました。上にのっているのは野沢菜ということで、お漬物になっていない野沢菜はなかなかいただかないものだと思いました。鮮やかな色と歯ごたえと香味でお皿全体を引き締めていました。
■ そして、ものすごくおいしくて一瞬でなくなった手打ちのパスタがあるのです。それはわたしの本で写真掲載しますからお楽しみに。するするするすると食感がよく、からめたソースがユニークで、爽やかながら旨みも強く、「これはすっごくおいしいねーーー\0/」とその場の全員で一致したものでした。現シェフの藤崎努さん、とてもいい腕をしていらっしゃるのです。他のパスタも端からいただきたいです。仕事が一段落する4月以降に必ず。
■ この夜一緒にいただいたのは淡交社の担当編集者である神野慎一郎さん、淡交社の雑誌編集者である奥田祐子さん、そして学術方面のフリー編集者である長田理恵子さん。「トラットリア・ニーノ」での食事の後、2軒お隣のバール、「イル・ランポ」へも伺いました。こちらも変わらぬ人気ではやっていました。センスのいいお料理と皆さんのおかげで楽しく過ごせました。とても感謝。<(_ _)>
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「トラットリア・ニーノ」 TRATTORIA DA NINO
電話 075‐211‐3373
京都市中京区河原町通三条上ル2筋目 姉小路東入ル5軒目 
11:30~14:00LO、18:00~21:00LO (土日祝は17:30~) 月曜休み
予約が望ましい 全席禁煙◎
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(2010-12-20)

2010年12月 20日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年12月19日 (日)

■ 「BOCCA del VINO」でがっつりディネ


1■ お久しぶりシリーズで室町通錦小路下ルのBOCCA del VINOへに伺いました。すでに2週間以上過ぎてしまいましたが、おいしさは鮮やかに思い出せます。わたしの今回の書籍の担当編集者である淡交社の神野慎一郎さんと共に、撮影がてらの食事です。まずは気仙沼寒さばマリネのサラダ仕立て・モッツァレッラチーズ添えです。魚がいかにもピカピカで強烈に美味でした。
2_2 「いったん味わってしまったら、必ずや依存症になってしまうスープです」とまですすめられて、断ることができたでしょうか?(いいやできはしませんでした。)宮城気仙沼産あんこう 海の幸とのスープ・ガーリックトースト添え。魚介たっぷり、スープはおだしが効いて、確かに、海の旨みたっぷりで後を引く味でした。
3_2■ これもうおーーっとおいしかったォンティーナチーズと卵のソースのリゾット。秋トリュフをオプションではらはら削っていただきました。
■ そして肉料理をどかーんといただいたのです。ここでは肉料理必須、激しくおすすめです。写真は、4月に出るわたしの本に載せますから待っていてくださいませ。本当に何をいただいてもおいしかった「BOCCA del VINO」さんでした。お昼は2100円で、これまた信じられないほど充実のメニューです。すごくたくさんの選択肢から自由に選べるようになっているのです。わたしもまたすぐにでも伺いたいです。でも本の仕事が終わってからね。まだまだたーくさんお久しぶりシリーズが控えています。
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「BOCCA del VINO」 ボッカ・デル・ヴィーノ
電話 075-211-7053
京都市中京区室町通四条上ル東側 菊水鉾町569
川塚硃煌ビル
11:30~14:00LO、17:30~22:00LO 不定休
全席禁煙◎
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(2010-12-19)

2010年12月 19日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年11月 3日 (水)

■ キヤノン新G12でポルチーニのパスタ@「京都ネーゼ」


2■ 新しいキヤノンG12がうれしい♪ たとえば今回明らかにグレードアップしているなあと思うのがフロントにダイヤルがついたことで、絞り優先モードにした時なんか、ものすごく楽。前のG10は・・・絞り優先にしようと思えなかったもの。プログラムモードで、ISO感度やフラッシュ発光禁止や露出の+-調整、それとマクロモードにするだけで、あとはカメラ任せにしていました。ちゃんとライティングできる場面では一眼使うとして(ひとつ前の記事のカルビ写真参照)、普段はG10でよいとしていました~。ところがこれ、絞り優先モードで、手前の大きなポルチーニにピント合わせたものです。(お店の天井照明のみなので、それはご理解を<(_ _)>)
1_3■ これはプログラムモードでお任せで撮ったもの。(そんなに違いがわからずごめん<(_ _)><(_ _)>でも違う。)「何を食べたか」の記録にはこれで十分だけど、やっぱり「こんな写真を」と意図して撮れる方がうれしいものです。ほんと機械が助けてくれるというわけで、新しいものは、欲しいものは、やっぱり買っていいということです\0/\0/ ●ポルチーニのパスタ激うま@「京都ネーゼ」です。デスクワークに熱中していて、仕事の試食のLOに間に合わなかったある夜遅に、「それならうしし♪」とネーゼ行き。これ、23:50に注文したものです。LOギリギリ前にごめん。<(_ _)> のたうち旨かったです。先日もポルチーニのリゾットで涙目になるほどおいしかったのよ。。。労働の後は旨いものがいちばんよ♪
3■ パスタの前には、これいただいておりましたー♪ 問答無用で好きな鴨コン。鴨のコンフィです。「今から10分後に伺います。鴨コンにかかっておいてくださいませ」と電話でお願い・・・
4■野菜がこんなにたくさん。たくさん欲しかったので「焼野菜増量」とお願いしたわけです。これを気兼ねなくひとりでむしゃむしゃ食べたわけ♪ 本当にうまうま(T_T) 深夜OKで、間違いなく人生を支えてもらっているお店のひとつです。
「京都ネーゼ」(HPこわれてますか?ではこちら
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(2010-11-03)

2010年11月 3日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年10月28日 (木)

■ 「京都ネーゼ」でツイ博サミットの夕べ


京都ネーゼで 9名でtwitterサミット! いやもう、激烈おいしかったので、これは記録しておかねばなりません。そして、ゴージャスメンバーが揃った濃い濃い夜であったこと~。たまたまわたしが予約したり皆さんに連絡をしたりする幹事的な役になったのですが、これは自然発生的な感じで、ツイ博=京都ツイッター博覧会(9月20日開催)に参加した人たちで「やろうやろうやらねばww」となったものでした。遅めの集合で、以下、おまかせ料理(8000円)を堪能しました。
1_22_23_2●魚のカルパッチョでスタートです。うちわはぎとあじ。●生ハムと佐渡の黒いちじく。●亀岡産の天然のなめこ。スープがしみてました(T_T)
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4_25_2●たこ焼き器登場! ●くるくるしながらプレゼンしてくれる店主の森博史さん。
6_27_2●その姿を撮ろうとする「関西ウォーカー」の玉置泰紀さん。●なんと、こんなキーボードを取り出してみんなに自慢する人がいて(笑)、これでi Phoneに楽々文字入力ができちゃうというわけです。これ持って来たの、わたしのドナドナi Phone4を引き受けてくれた人なの・・・活用しているなあ。でもi Phoneが新たな人生(??)を歩めることになり、幸せになれてよかったなと思う(笑)
8●サラダです。アンショワが見えているわ~♪ ←アンチョヴィのことですね。葉野菜だけでなく他にも具材がたっぷりです。ブロッコリー、かぶ、ごぼう、バターナッツかぼちゃなどが次々姿を出します。ヴィネグレットソースも決まっています。
9●そしてこれがポルチーニのリゾット、たこ焼き仕立て。おいしかった・・・(T_T)
10●わたり蟹のパスタ=リングィーネですね。うまうま(T_T)
11●そして、キタッラで、山田農園のたまごのカルボナーラ。白トリュフをばさばさとかけてくださったのです。なんという贅沢。うまうま(T_T)
12●とんかつ・・・白金豚のカツレツ。衣がバリっとしていて塩気ほどよく、やみつきのおいしさ(T_T)
13●そして深夜のドルチェ、スフレが焼けてきました。もうサイコーの夜です。
14●卵黄をからませて、熱々をくずしつつはふはふいただきました。うまうまうま。いやほんとーに、どれもが激烈に旨かったです。
15●カフェで〆。
20_2●森さんが撮った写真・・・撮っておいてくれてありがとう♪ わたしはわりと赤い服で、スフレの持ち上げ撮影をしているところです。・・・実に実に楽しい夜でした。皆さま本当にありがとうございました。
京都ネーゼ ************************************************************
(2010-10-28)

2010年10月 28日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年10月20日 (水)

■ 大宮通でおやつ時間にイタリアン、「ピッコロ ジャルディーノ」


1_2■ 先頃から開催しているごぶさたごめんなさいシリーズで、「ピッコロ ジャルディーノ」に伺いました。大宮通錦小路上ルで、ほそながーいお店。気軽で明るくてお値段控えめでいい感じなのです。5月からお昼営業をやめて、15時オープンで夜中まで通し営業をされるようになったとのこと。15~17時30分の間は全席禁煙◎とのことで、先日のある日、15時過ぎに訪れました。夜の仕込みをなさりながらということで、店主のミズノハルオさん、時々おしゃべりもしつつ、簡単なパスタセットやおつまみを出していらっしゃるのです。
2_2パスタセット1000円をいただきました。この前菜3種盛りがついて、上のパスタ(2種類から選択可能で、これはプッタネスカ)です。遅いお昼の人というより、早い夕方=おつまみ盛りと1杯、のお客さんの方が多いんですって。グラスワイン320円から、おつまみ300円からありますから、ほんと気軽に立ち飲み感覚でいただけますね。お店の雰囲気、なんか楽しいし。
3_2■ これはセット以外にいただいたもので、鶏胸肉とたっぷり野菜のサラダ 700円。わたしは鶏肉の下に葉っぱのサラダたっぷり、みたいなのをイメージしたのだけど、ご覧の通り、混ぜ合わせスタイルでした。根菜もたっぷりで、ものすごく野菜食べたー♪ の気持ちになる、とてもすてきなお皿でした。いいぞー♪ 他に自家製の鴨の生ハムとか玉ねぎ丸ごとローストとか、今回いただけませんでしたがすごくおいしいのです。ひとりでも気兼ねなくカウンターでいただけるし、さっと飲み・ぱっと食べの明るいイタリアンとして推奨です\0/
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「ピッコロ ジャルディーノ」 電話 075-822-3882
京都市中京区大宮通錦小路上ル東側 四坊大宮町157
15:00~23:00LO、24:00閉店(15:00~17:30は全席禁煙◎) 
水曜と第1火曜休み
カウンター8席、テーブル8席 夜は予約が望ましい
2006年11月開店
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(2010-10-20)

2010年10月 20日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年10月11日 (月)

■ イタリアン天国で、秋のパスタ


1_2■ お久しぶりごめんなさいの「オステリア コチネッラ」さんに伺いまして、これはなかなか! とうなったパスタです。アールグレイを練り込んだパッパルデッレ 黒毛和牛の牛すじ♪ プルーンと赤ワイン煮込みソース。パスタにアールグレイ練り込みって、わたしいただいたのは初めてでしたが、いい香りがふわり立ちのぼり、幅広パスタの食感もよく、印象に残るおいしさだったのです♪
2■ 全体はこんな。牛肉たっぷりのソース、こくが深くて少し酸味が効いてパスタによく絡んで、実にウマウマでした。細ながーい店内で、夜遅営業で、全席禁煙◎ 助かります! 
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「オステリア コチネッラ」Osteria Coccinella
電話 075-241-9667 
京都市中京区三条新町西入ル南側 釜座町14 パヴィヨン三条1F 
18:00~24:00LO 月曜休み、月に一度月曜火曜連休
カウンター9席、テーブル4席 全席禁煙◎ 予約が望ましい
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3■ 京都にはイタリアンがものすごく多いです。こちらはわたしの日常イタリアンである深夜ネーゼ。=「京都ネーゼ」。今の今、激しくおすすめなのは、オプションで白トリュフを削ってもらうことです。山田農園のたまごのカルボナーラ・・・これだけも十分にのたうちおいしいのに、そこに白トリュフの香りで、クラクラする美味となります。皆さまぜひ。
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(2010-10-11)

2010年10月 11日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年10月 8日 (金)

■ 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」でイヴェント


■ ひとつ前の記事でご紹介した、サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都で、銀座で人気のリストランテ「ジャッジョーロ銀座」の料理を味わえるフェアが開催されます。
10月26~30日のディナーコース6500円(税別)
「ジャッジョーロ銀座」の人気メニュー「15種類のハーブサラダ」をはじめ、「ジャッジョーロ銀座」の岩永健シェフによるこの期間だけのディナーコースが用意されるそうです。
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●アミューズ コンソメ 京野菜と共に
●前菜 15種類のハーブサラダ パルマハム、サラミと共に
●パスタ① カニと蕪のスパゲッティー
●パスタ② ポテトのニョッキ 牛蒡と蓮根のソース
●メイン 真鯛のハーブ蒸し または ブランドポークの香草グリル
●デザート 柑橘類のテリーヌ アルケルメスの香り
●オリジナルハーブティー または コーヒー、お茶菓子
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詳しくはこちら↓
http://smn-tisaneria-kyoto.jp/giaggiolo_dinner.html
予約は「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」
電話 075-254-8692

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(2010-10-08)
 

2010年10月 8日, dans 京都 イタリアン10後半 |

■ 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」の秋メニュー


■ 東洞院四条上ルにある「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」で、秋の食材満載のコースをいただきました。和の食材も巧みに使って、とても香りのいいお料理を出されるお店です。お昼はなんとごく軽い1600円(税別)から用意されていますが(1600~5600円まで4コース)、せっかくなので夜のコース6500円(税別)を、少し軽くしていただいて楽しみました。(以下は、前菜を1皿省略していただいています。)
1■ 秋刀魚と鱈のソプレッサータ オレンジとトマトのサラダと共に。秋刀魚と、ブランダードのようにつぶして牛乳とにんにくと合わせた鱈を重ねてきゅっとプレスしたものです。この部分はすごく香ばしくて魚の旨み充溢です。ウマウマ(T_T) そしてまわりは全く違う趣で、サラダとトマトのおいしさに、柑橘の鮮烈な香りが際立っています。はらはらとかかっているのは青オレンジの皮を削ったものです。白い泡泡はケイパーから作られたもの=酸味の泡です。たまらなく粋な組み合わせだと思いました。
2■ 自家製フォカッチャはローズマリーの香りも豊かに登場します。
3_2■ パスタ① 運ばれたら、目の前で柚子を削ってふりかけてくださいます。この時からすでにたまらなくいい香りです。
4_2■ 長崎県産カマスと松茸のスパゲッティーニ。かますおいし~♪ 松茸いい香り~♪あっという間にするするといただいてしまいました。秋のおいしさだー\0/
5_2■ パスタ② イタリア産ポルチーニ茸の手打ちパスタ フェットチーネ。けれどこれも「目の前・直前仕上げ」で、
6■ 目の前でチーズがおろされて、はらはらたっぷりとかけてくださるのをわくわくと眺めるわけです。
7_3■ ふわふわのチーズがかかった状態。ポルチーニのおだしが幅広い麺全体によく染み込んで、うー、たまらん美味でした。こちらもさきほどと同様、するするいただき、じゅわじゅわの美味を余すところなく味わいます。秋のおいしさだー\0/\0/
8■ メイン料理は3種類から選択です。こちらはプラス料金+700円ですが、やっぱり肉食べたいじゃないの♪ 京都府産 いづつ屋牧場丹波牛フィレ肉のロースト 大根のストゥファート。仕上げにフォアグラを。上からかかっているの、これも「目の前仕上げ」で、フォアグラテリーヌの削ったのがかかっているのです。凍らせたものをおろすのですね。牛肉+フォアグラって、すなわちロッシーニなわけだけど、それを軽やかにしているわけ。おされ♪ 肉の赤身のやわらかで、歯がすーっと入っていくこと、いい香り、おいしさたっぷり。ウマウマ(T_T)(T_T) 肉の下に炊いた大根です。牛のすじ肉のおだしで炊いたですって。肉の上にも少し大根おろしで、実は大根責めの(笑)牛肉だったわけです。いやいやこれは本当においしかったです。
9■ 最後にドルチェです。 旬のフルーツと液体タルト チョコラータのジェラートを添えて。フルーツがとにかくたくさん。熱い「タルトの元」と冷たいジェラートがコントラストです。
10■ 俯瞰で撮ると盛りだくさん感がもう少しわかるかしらん?・・・そうかわらん? 柿、梨、グレープフルーツ、キウイ、オレンジ、いちご・・・そしてチョコラータのジェラートがすごくおいしい。ありがとう。(T_T)
11■ 食後はカフェも選べますが、せっかく「ティサネリーア」(ハーブ商)なのでアンフュージオンを選びましょう。シルヴェストレ・・・ハイビスカスやブルーベリーをブレンドしたものです。小菓子もついて、ごちそうさまでございました。<(_ _)> お料理で秋を堪能できました。美しい余韻です。また伺います。
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「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」 
電話 075-254-8692 
京都市中京区東洞院四条上ル西側
11:00~14:00、17:00~21:00LO 
月曜休み(祝日の場合は営業、翌日休み)  
全席禁煙◎ 予約が望ましい
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(2010-10-08)

2010年10月 8日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年9月24日 (金)

■ NHK文化センター講座@「京都ネーゼ」


■  NHK文化センター 京都教室 の講座「京都 美味案内」、今月の第3金曜講座は「京都ネーゼ」にお願いいたしました。夜のみ営業のお店ですが、お昼に貸切営業していただき心から感謝<(_ _)> 1ドリンク(選択可能)付8000円で、ものすごく充実のコースが展開されました。わたしにとっては深夜ネーゼ=ありがたい日常イタリアンですが、コースを組んでいただいても、これほどバランスよく楽しく食べさせてくださるかとうるうる感動のレヴェルだったのです。
1●前菜① いろんな野菜と生ハム、城陽産イチジク、水牛のモッツァレッラ。22種類の野菜が使われています。どれもが彩り、味わいともに鮮烈、塩加減もばしっと決まっています。
2●前菜② カマスのホイル包み かますのだしが出て、松茸の香りもよくて、すだちの酸味がすごく合って・・・まるで和食のような一品ですが、唐辛子の辛さが粋に効き、オリーヴオイルが香りを添えてちゃんとイタリアン風になっていました。松茸の軸を輪切りにしてあったのも、和食にはないことかも。
3●シェフの森さん、また丸いのくるくる焼いてるぞー♪
4●またたこ焼きが用意されていました。うれし♪ 貸切やパーティの時に出てくるスペシャリテです。
5●たこ焼き器ごとプレゼン。お話にも才気があり引き付けます。
6 ●たこ焼きのように見えたのは、前菜③ じゃが芋と、チーズ3種(コンテ、ラクレット、パルミジャーノ)を合わせて丸めて焼いたものでした。香ばしくて、塩気絶妙で、後を引いて、うまうま(T_T)でした。際限なく食べたいと思います。
7●まだまだ前菜が続きます。なんて楽しいのでしょうww 前菜④ サザエのアンチョビバター。小皿で供されて、もうワイン飲まずにはいられん(*_*)
8●前菜⑤ ポルチーニの焼きリゾット。これがまたうまうま(T_T)なのです。ご飯にポルチーニの旨みと香りが移って、丼一杯食べられたらなあと。
9●お待ちかねのパスタです。しっかりしたリングイーネです。赤イカとアサリ。上からたっぷり大葉の刻んだの。木原っちが大葉を刻む様子は、何だか和食の技のようだなあ♪
10●そしてメイン料理、ここまでほとんど魚介で来ましたが、ばーんと肉がきます。もうたまらなくすてきな香りがしています。こんな風に結構大きなお皿でご用意くださって、
11●メイン料理の、シャラン鴨のスモークです。シャラン鴨の中でもビュルゴー家の鴨、とてもいいものです。
12●下から煙が立ちのぼって、燻されている状態で供されます。この鴨の美味なことといったら、わたし無条件降伏だと思います。<(_ _)> 鴨のスモークは通常のアラカルト時でもいただけますが、骨付き丸ごと焼いたおいしさはやっぱり格別です。
13●木原っちが「ゴー」と音をさせて何かしてます。
14●アヴァンデセールという感じでミックスジュースです。これがものすごくたくさんの種類のフルーツが入っていて濃くておいし。通常メニューにもありますから、「京都ネーゼ」にお出かけになった方はぜひ。
15●ドルチェ① クレームブリュレ、中に桃。
16●こんな感じで中から桃が出てきます。とろりんとクレームがからんで、止まらん桃です。
17●ドルチェ② プティシュアラクレームです。シュー自体がこの日焼かれたものでたまらん香ばしく、中のクレームはショコラ/キャラメルの2種類。香りよくて染み入るようにおいし。これは普段は作られていないものです。そして、食後のカフェをいただきました。最後まで完璧だったと思います。森さん、スタッフの皆さまありがとうございました。<(_ _)>
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「京都ネーゼ」 電話 075-212-2129 予約は早めに。
18時~24時LO (スフレは23時以降) 日曜はほとんど休み。不定休あり。
京都市中京区木屋町通三条上ル 「めなみ」さんの上、3階。
カウンターとテーブルで全16席。全席禁煙◎
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(2010-09-24)

2010年9月 24日, dans ●NHK講座京都 イタリアン10後半 |

2010年9月23日 (木)

■ あれこれ話: カレー、京都駅、イタリアン


1■ お休み気軽なあれこれヴァージョンでいきたいと思います。コース料理は改めてまとめて出します~。まずは河原町蛸薬師の「ハニービー」でカレー、秋ヴァージョンです。夏は夏野菜カレーでしたが、チーズ溶け溶けとろりんの、きのこチキンカレーです。アラカルトで、なんと~~の620円。\(゜o゜)/\(゜o゜)/ ランチセットだと、ドリンクとミニサラダがついて750円! きのこはマッシュルーム、えのき、舞茸、しめじとたっぷりすぎるほど入っています。チーズでマイルドになってしまう分、こくを出し、スパイスも足したということです。このお値段でこれってすごいと思います。またいただきたいです♪
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3■ 京都駅で打ち合わせをした後は「はしたて」さんへ♪ 和牛ロースと旬菜胡麻素麺セット さつまいものご飯と、いちじくと生麩の白和えがセットになって1680円です。いや~んおいし♪♪ 駅で千円台で気軽においしいものがぱっといただけて、「和久傳」さん偉いです\0/ この後、単なる視察のつもりで伊勢丹をのぞいてみたら・・・わたしのために作られたかのような赤い服を発見して困ったww
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5「ジォカトーリ」に歌舞伎の後で。先日日曜日、16時過ぎから「義経千本桜」をみた後21:30前に入店。(ギリギリOK。)ほとんど野菜の前菜盛り合わせ。
6● ローズマリー風味のりんごのタルト。おしゃれな味でした。いつもおいしくてよいな~♪ 他に●牛肉のソテ、●かえりちりめんじゃこのペペロンチーノといただきました。
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7■ 深夜のドルチェといえば「京都ネーゼ」の23:00以降のたまごスフレよん♪ ツイ博終わってから出かけたある晩にこれ。
8●ふわふわふわ、濃い濃い濃いたまごとろりんで、あまりに幸せな味。これは本当に本当においしいです。
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(2010-09-23)

2010年9月 23日, dans 京都 カレー京都 和食10後半京都 イタリアン10後半★あれこれ話 |

2010年9月13日 (月)

■ 「ジォカトーリ」の秋のニョッキ


1_3■ 9月1週目の和食コースがもう1軒あるのですが、和食続きにならないように、その後のイタリアンをちょっと割り込みアップしちゃいます。お店の夜営業の照明で撮るので、写真がもうこれしかど~しようもないのですが、すっごくおいしいものです。間之町二条の「ジォカトーリ」の、秋のきのこたくさんの、じゃがいものニョッキ 1400円です(これは少し量少なめ)。店主の桑原正宏さんの手作り・・・なめらかで柔らかで、押しつぶせば溶けていくような口当たりが最高、きのこもポルチーニほかいろいろで、おいし。(T_T) わたしこのお店、相当おいしいと思っています。京都にはかなりの軒数のイタリアンがありますが(人口に対するイタリアンレストランの比率は全国的にも高いらしい)、だからがんばってあちこち出かけて食べていますが、「ジォカトーリ」はわたしにとっての、「本当においしいお店」の1軒に堂々と入っています。
●「おいしいね~♪」と言っても、桑原さんは必要以上に謙遜して、「ただの冷凍です」とか、「誰にでもできます」とか、間髪入れずに返してきます。その様子が、謙遜というより意地を張ってるみたいでもあって、何かおかしいのよ。でもみんな信じてはいかんですよ。技術があるから安心して食べられるんだってわたしは思っています。
●ほとんど野菜の前菜の盛り合わせ 1000円 もお願いして、大変おいしくいただきました。食後に少し甘いもの。この日はたくさん食べられなかったので、また改めて伺います。<(_ _)>
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「ジォカトーリ」 giocattoli 電話 075-212-0611
京都市中京区間之町通二条下ル西側 DODO HOUSE 1階
12:00~13:30LO、18:00~21:30(入店)、23:00LO・23:30閉店
月曜休み、第3火曜不定休
カウンター7席、テーブル6席 全席禁煙◎
予約が望ましい
昼はランチのみで800円~、夜コース3800円、おつまみ300円~、
アラカルト600円~。 ひとりおよそ3000円くらいから。
2006年10月開店
http://ameblo.jp/giocattoli/
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(2010-09-13)

2010年9月 13日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年8月22日 (日)

■ 回復しました/「京都ネーゼ」3周年おめでとう!


1_3■ すみませんでした、会う方ごと「大丈夫ですか?」って言っていただいて、もーはずかし~。(*_*) 何もキャンセルしないで済む日に、段取りよくぶっ倒れておいたのよん♪ マメにダウンして大病しないのも芸のうち、しんどいぐるじいだずげでと大騒ぎするけれど回復は非常に早いわけ♪ 本日日曜、お昼は何とも優しいけれどしっかり食べ応えのあった和食コース(ご無沙汰ごめんなさいでしたの「山玄茶」さん、)を大変幸せにいただき、そして夜は「京都ネーゼ」3周年のお祝いでした。みんなに愛されて3周年迎えられたこと、おめでとうおめでとう☆☆☆ 以下写真は全く補正や加工なし、つまりすごいコントラストが強かったりしますが報道写真と思って拙速アップです。画像クオリティは二の次だけど許してください。ほんの2時間ほど前に撮った画像です。●店内入るとたくさんのお祝い花です。お花は問答無用にいいですね~。わたしからのお花は珍しく真っ赤ではなく紅白アレンジメントよ♪
2●17時から始まっていて、わたしが伺った19時過ぎは、すでにだいぶみんなご機嫌状態だったの。濃いネーゼ組が集っていて、楽しいこと~
3●こちら「ふだんの客が厨房に入って料理を作る」チームです。りっちゃん、犬走さん、ポーラパパ。あっ、立命次郎さんも作られたのですよ、写真に写ってなくてごめんね。代わりにサイトをリンクしますね。
4● こんな感じでシェフの森博史さんは厨房を明け渡してお好きにどうぞ状態。すごい太っ腹と思う。
5●立命次郎さんの力作、タイカレ~です。去年の麻婆豆腐のようなことはなかった(笑笑笑)。
6●犬走さん作の2皿中のひと皿で、台湾風(だっけ?)鶏肉の炊いたの。かなり濃い味です。ばらしてご飯にのせて食べるとよいとのこと。わたしはこれでスプマンテをしゅーしゅーいただきました。
7●ポーラパパ、利尻昆布やらよさげなかつお節やら持ち込まれての、お雑煮でした。おだしがなかなかおいしかったです☆
8●これはネーゼが用意してくださったもので、玉子かけごはん、シャラン鴨のせ♪
9●これもネーゼのお料理で、鶏内臓肉入り焼きそば。他に生ハムいちじくやら、ショートパスタなどありました。ワインや発泡水やら好きにいただけました。(会費5000円・じぇんじぇんOK!)
10●最後を飾ったのがこの半年ほど深夜の名物となっているドルチェ、焼きたてのスフレの特別ヴァージョンでした。いつものは・・・こんなです。巨大なサイズで出てきて、
11●卵黄が5つかけられます。すべり落ちてしまったのもあったが。(T_T)
12●いつもと違う。お玉で持ち上げ・・・
13●・・・をしているのは森さん。
14●「どう?」
・・・というわけで、もうれつ楽しく盛り上がって22時で〆となりました。こんなに愛される楽しいおいしい京都ネーゼ、森さんも三友紀さんもスタッフの皆さんも元気でご機嫌で、これからもずっとわたしたちの人生と共にあってねと願いました。お目にかかれた皆さんもありがとうございました。おかげで楽しかったー♪
追記:この記事アップ後に「ヴィオラ」へ。テーブルを囲んで二次会状態になっていて、また楽しうございました~。店主の石井龍さんは開店時間を大幅に遅らせてネーゼパーティに参加。ネーゼファン、ヴィオラファンは温かいいい人ばっかり、そして何よりひどく食い意地はってますよね。みんな末永くなかよしでいてね。
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(2010-08-22)

2010年8月 22日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年8月19日 (木)

■ 「Vineria-t.v.b(ヴィネリア ティ・ヴイ・ビー)」で感激


1■ ちょっと久しぶりに、ぱーっときらめく新しい才能に出会えてうれしかったのです。なんでもっと早く行かなかったのか~わたし。昨年10月10日にオープンした木屋町団栗橋上ルの「Vineria-t.v.b(ヴィネリア ティ・ヴイ・ビー)」です。夜遅OK、全席禁煙◎だというのに、未訪問でした。行ってないなら、ぜひ! と言ってくれた人について先週末のある夜に出かけて行ってもう仰天・・・\(゜o゜)/まずはこのカプレーゼです。メニューには一応「冷た~いカプレーゼ 1200円」とありました。もっとシンプルなのを予想して、こんなんとは思わなかった。トマト3種類に、トマトの透明なジュレ、上にトマトのソルベ。モッツァレッラはイタリアからのもの。びりっと冷えてトマトが香りたち、鮮烈なおいしさでした。
2●生ハムとぺたんとしたパン。このパンも自家製で、ハムに合っておいしいのです。
3●シェフの根本義彦さん。初めてご挨拶しました。キャリアがすごくユニークです。滋賀県生まれ。早くから料理人になることをめざして15歳で彦根の割烹へ。18歳で京都へ。富永町時代の「浜作」さんで修業、25歳まで和食どっぷり。その後イタリアンに転向し、イタリア・フィレンツェや海辺の町などで2年修業、帰国後 tbv本店に1年。その後昨年10月オープンの「ヴィネリア」シェフとなる。カウンター8席、2階12席、テラス(=床)12席ほどの料理をおひとりでこなしていらっしゃいます。ものすごい仕事量のはずなのに、すごく手際いいの。早いの。そして話すと感じがいいの。頭がいいのがすぐわかるの。
4●生うにと芽ねぎのバヴェッティーネ 1600円
5●鰯とういきょうのトマトソース ブカティーニ 1800円 以上パスタ2種類いただきましたが、噛み応えのある乾麺もからむ素材やソースもうまうま、塩も的確に決まって、イケてるううう~な味だったのです。
6●鱧じゃが 1400円 これがまたユニークでした。肉じゃがからイメージしたでしょうか? 温泉玉子をくずしからめつつ食べる、パリパリ/しっとりのじゃがいもと鱧です。こんなの初めてだけど、全く違和感がなく、というか非常においしかったのです。やるうww
7●京都牛のタリアータとたっぷりサラダ 2200円。目の前で炭焼きしてくださるのだけど、その炭焼きの場所に絶妙に柱があったりして、大変だろうにひょいひょいと苦もなくという風情で。野菜がすごくたくさんいただけます。
8●チョコラータのソルベット 。何かと組み合わされたショコラのグラスだったのを、ショコラ部分だけ所望。これも申し分なくおいしかったです。不思議なショコラのフイルム状態のものが添えられました。おいしかったの・・・
9●こんろは常に全部鍋がのっている状態です。どんどん客が回転していますからすべてはえらい勢いです。冷蔵庫の中も見えて、すごいぎっしりぎうぎう、しかし実に整然と、素材や仕込みされたものが詰められているのがわかりました。いくつもの料理をひとりで同時進行、見事でした。
10●これは誰だー? いつなりくん=「ル・プチメック」西山逸成です。ついにこの人もi Phoneとなったのよ~。そんなメカ野郎ではなかったのに。京都-東京の移動をするようになって、いろいろな場面で必要になったらしいです。で、この人がわたしに「ヴィネリア」行かねばならないって言ったのよ。わたし絶対信頼しているもんね、いつなり君のこと。人がやらんこと、圧倒的な量と質でやってのけてる。京都フランス組の誇り、わたしこいつ大好きなんだww ほんとありがと☆☆☆
11●というわけで、わたしまた伺います。次の予約も入れました。
「Vineria-t.v.b ヴィネリア ティ・ヴイ・ビー」
電話 075-351-2050
京都市下京区石垣通四条下ル東側
斉藤町140-25
18:00~翌2時LO・3時閉店
日曜、第3または第4月曜休み
1階カウンター8席、床テーブル12席、2階テーブル12席 全席禁煙◎
2009年10月10日開店
http://www.vineria-tvb.com/
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(2010-08-19)

2010年8月 19日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年7月25日 (日)

■ ミックスジュース/キッシュロレーヌ/夜中の鴨


21■ いやもう、いくらなんでも予定詰め過ぎの毎日みたいで、仕事には穴を開けない程度にひっそりと週末の半日ほどミニダウンしたりして、ごく親しい人たちにだけだけど、しばし「だずげでーーー」と大騒ぎしたりしていたのです。身体じゅうじんましんが出るわ、多臓器不調状態だわで、わたし職業人生危ういか? 救急病院か? ともうれつ焦ったのだけど、しかしケロっと回復が早いのもとりえよ~♪ お医者さんの友人Mちゃん、いつも電話くださるDさんありがとう。約束キャンセルした方ごめんなさい<(_ _)> で、コース料理の写真が激溜まりなのだけど、まずは消化のためにポタージュです~。
●というのは嘘で、これ、「京都ネーゼ」(こちらも)のミックスジュースなのです。先週のある夜、ドルチェのメニューに新エントリーであるミックスジュースを見つけて、もちろんあくまでジャーナリスト的興味(爆笑)から注文したのだけど、「さすが大阪人!」と言われて、わけわからん。・・・ミックスジュースが大阪発祥のものだなんて、わたし知らなかったわ。\(゜o゜)/ それに、あたくし、おーさかだなんて、どこだか存じませんのよ。オホホ♪ (京都で仕事をしているわたし、大阪出身は極秘なんだから~。プロフィールにも書いてあるでしょ、秘密だって。)
●手元のi Phoneでさっそく調べちゃったら、出てくる出てくる、ミックスジュース=大阪説。大阪駅構内で数種類のミックスジュース飲み較べスタンド? なんて見て仰天。「あら、銀座のフルーツパーラーでもあたくし、ミックスジュースいただきましたの、オホホ♪」なんて初めは言ってたんだが、形勢が不利になってきたよー(*_*)
3●こんなに入ってるのです。でもまだこれはごく一部。聞いたら、ものすごい種類のフルーツが入っていて、これはお得感があるわ♪ 大阪人が欲張ってあれもこれも入れた挙句、ミックスジュースが生まれただと? <`ヘ´> 
●でも、確かに言われれば同様の感覚があるかも。例えばわたし、CDを買い始めた頃、(今は昔だけど、)ピアノソロよりはピアノ伴奏付のヴァイオリンなんかの方が2倍得と思ったし、弦楽四重奏ならその倍得、オーケストラならもっと得、合唱付なら大盤振る舞いだと思ってたもんね。新譜の値段は全部同じだから。
●carre d'Hermes カレデルメス=エルメススカーフを買う時でも、線だけの模様なんかはシックでも損みたいだし、色も2色だけだったりしたらやっぱりもったいない。ものすごく色がたくさん入って模様が細かいと得だと思う。だってお値段同じだもの~。これ独自の感覚かしら? みんな同じように思いますよね? それとも、やっぱりおーさか?
●でもね、いろいろ物議をかもしたけれど、これおいしかったの♪ またいただきます。すごく身体にもいいと思います。
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4■ そしてこれも「京都ネーゼ」の品書きに新エントリーの、キッシュロレーヌです。Quiche Lorraine って、ちゃんとふたつのRを意識してフランス語で発音してみて~。ほんと気持ちのいい言葉です。ぱっと焼いて熱いまま出してくださるこのキッシュロレーヌ風、ほんと粋なお皿でした。上にサブレサレがのっていて、おいひー(T_T) また次回もいただきます。わたしこの何日か後、本当のキッシュロレーヌを岡崎の「オ・タン・ペルデュ」au temps perdu に買いに行っちゃったです。すごーく食べたくなったので。
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5■ そして夜中の肉! しばらく前にいただいたものですが、ワインバーの「ヴィオラ」で鴨のコンフィを始められて、これがま~、本格的においしかったのです。夜中に鴨鴨鴨となっちゃった時、深夜2時までなら今後大丈夫と安堵しました。かなり暗い中で撮った写真なので、修正してもかなり暗いけれど。ごめんね。<(_ _)>
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(2010-07-25)

2010年7月 25日, dans 京都 肉京都 イタリアン10後半 |

2010年7月21日 (水)

■ 枝豆の冷たいカペッリーニ@「サルティンバンコ」


1■ 昨日に引き続いて、夏の麺料理の名作です。「サルティンバンコ」、ご無沙汰ごめんなさいだったのですが、とてもおいしいお店と思っています。夏の定番、枝豆とコンソメジュレのカペッリーニ(本サイト上の表記:カ「ペッ」リーニで統一です)、これ、ほんとーーーーーにおいしいです。細いパスタに枝豆ピュレやら独特の香りのオイル(オリーヴオイルではない)がからみ、下に鶏だしジュレがきりりと冷たく控えていて、枝豆の粒粒感がすてきなアクセントとなり香味を添えています。
2_2●はらはらとかかっているのが生ハムをパウダー状にしたもので、これもオリジナルな作り方をされています。創意工夫すばらし~♪ パスタは40gで、ひと皿1400円です。(写真のお皿は半分量にしていただいています。) 他いくつかいただいて、野菜も肉もとてもおいしかったのですが、以上とりあえず取り急ぎ。<(_ _)> またいただきに伺います。
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「サルティンバンコ」 Saltinbanco 電話 075-213-5046
京都市中京区押小路通両替町西入ル ベルメゾン1F
11:30~14:00LO(土日祝12:00~14:30LO)、
18:00~22:00LO(コースは20:30LO)
月曜、第3火曜休み
カウンター4席、テーブル22席 全席禁煙◎ 予約が望ましい
昼1300円~ 夜コース4200円~、アラカルト一品900円~(夜はコペルト300円)
1999年11月開店
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(2010-07-21)

2010年7月 21日, dans 京都 イタリアン10後半 |

2010年7月14日 (水)

■ 朝日カルチャーセンター講座@「京都ネーゼ」


朝日カルチャーセンターのわたしの講座=「京都美味探訪」(第2木曜の昼開催)の2期め初回(通算4回目)は「京都ネーゼ」にお願いいたしました。先週8日木曜日、お昼に開けていただき開催。お昼貸切営業のために前日早じまい、当日夜は営業なしということで、本当にありがとうございました。<(_ _)> 旬の食材満載でコースを組み立ててくださいました。そしてこちらは飲み物も込みのコースです。以下のお料理に、スプマンテ、白&赤ワイン(格別美味)もつけていただいたのです。
1_2●イタリアパルマ産生ハムと宮崎マンゴー。真っ赤なホシザキの輸入スライサーで(←冗談。詳しくはお店で聞いてね)切り立てのふわふわ生ハムに甘いマンゴー、いい組み合わせです。
2_2●いろんな野菜のサラダ。野菜は35種類ほど。普段なら、こんなにたくさんの種類をいただけない…というか、こんな風な提供の仕方自体がないのです。細かいお手間に感謝しました。仕入れも、いつもの石割さんを始めあちこちから。
○スプーンのトマトソースは、湯剥きしてから半割りにして種を取って塩を当てて脱水してから裏ごししたというとてもフレッシュ感のあるトマトソース。
○左側のお揚げ状のものは、「ゆう豆」の湯葉を焼いたもの。
○トマトと水茄子だけはアンデスの岩塩を当て、その他は塩水スプレーで塩気をつけてあります。
3_2●自慢のたこ焼き器登場ですね。エシレバターを一片ずつあしらうシェフの森博史さん。今回も才気ある料理をありがとう。
4_2●たこ焼き、ではなくてリゾット焼きなのです。なのでメニュー名は 琵琶湖産小鮎の焼きリゾット たこ焼き仕立て。見事に名前付けました~。
5_2●これがリゾットのたこ焼き器焼き。ひと口大で、バターの風味が豊か、外側がカリっとしていて香ばしい。そして、鮎そのものの香味がします。
6_2●「もう、こんな姿にしちゃって。ふん。」 と言ってるみたいだったけど、この鮎おいしかったのです。ごめんね~。骨はパリパリせんべい状に。頭もバリバリいただけます。内臓と豆乳を合わせたソースと。
7_2●気仙沼産フカヒレの海草ソース。まずは切り分け前のアンティエール状態でプレゼンされます。フカヒレは通常もアラカルトでお願いできる品ですが、合わせているものがいつもと違います。
8_2 ●盛り付けられた状態。海草=ひじき、おご、もずく入りでトロトロです。いつもはトマトとあさりと野菜いろいろのソースですから、ガラリと印象が違います。海のもの尽くし版も大変に美味でした。
9●丹後産雲丹(ミョウバンなし)のカペッリーニ。…というか、カペッリーニ添えのうにという風情。うにがしみじみおいし。冷製パスタは日本で始まったという話をしていただきます。高級リストランテ「マルケージ」などでキャヴィアをのせる冷製極細パスタで知られるようなったが、イタリアにおいて冷製は一般的でないと。日本のイタリアン、なんて創意工夫に満ちておいしいのでしょう。
10●カステルマーニョをプレゼンしていただきうれしいです。優美な香りと口当たりの高級チーズです。
11●カペレッティ 3種類のチーズ。餃子のような形、チーズ責めにあえる幸せな手打ちパスタです。中にタレッジョとゴルゴンゾーラ、上からはらはらふわふわ、さきほどのカルテルマーニョ。
12●黒毛和牛のフィレ肉ロースト、オーストラリア産トリュフとフランス産アンズ茸=ジロール。肉が本当に軟らかでいい香りです。これは焼いた後、ルポゼ=十分に休ませることで出せる食感と教えていただきます。技術があってこそのおいしさですね。同じ等級の肉でも焼き方で味に大きな差が出てくるのです。
13●山田農園の卵のスフレ(ミニ)。深夜に絶大な人気のドルチェであるスフレを、ミニ版で作ってくださいました。ふわふわスフレに卵黄をからめつついただきます。食後に適度な大きさです。そして、小さくてもいつもと変わらぬおいしさです。
14●ウオッカ漬けの小夏をのせた、チョコラータのムースとジェラート。最後に濃い濃いチョコラータで〆で、いい感じです。
15●エスプレッソ。他にハーブティなど選択可能でした。
●「夜だけのお店だから、なかなか来られなかった」「予約が全然取れなくて、一度来たかった」という方にとりわけ喜んでいただけたと思います。わたし自身も、日ごろ深夜ネーゼでいただけないものがいただけて、改めて勉強になったことも多々あり、この機会を感謝しました。朝日カルチャーセンターと受講生の方々、森さん、マダムの三友紀さん、木原っち、桝村くんに、心から御礼です。皆さままた来月~♪
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(2010-07-14)

2010年7月 14日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 イタリアン10後半 |