◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
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2010年1月 6日 (水)

■ 年末押し詰まったある晩、御池通より上でひとつ用件が終わった瞬間、「今行かずいつ行くうう?」と、ずーっと伺えていなかった
「ジォカトーリ」さんへ。もうほんと大好きなのに、なんだか行けなかった・・・もったいないことをしました。まずは、
●ほとんど野菜の前菜盛り合わせ に、●美山の鹿肉のタタキ 柚子胡椒ドレッシング をお願いして盛り合わせていただきました。右上の白いのは、カリフラワーとパルミジャーノのパンナコッタ。他、金時にんじんや玉ねぎとレーズンやらブロッコリーやらかぼちゃやら椎茸やら、たっぷり盛り込まれてものすごくいいバランスでおいしいお皿です。それと鹿は時季のもので、本当に食べ頃な熟成加減で、いいお味でした。
●栗粉のタリアテッレ いのししのバルサミコ酢煮込みのソース。これはいのしし肉のじんわり強いうまみを、バルサミコの酸味がひきたてていてとても冴えた味。タリアテッレ自体に深い風味もあって、麺とソースがこの上なく調和して、おいしさが身体にしみわたるようなお皿だったと思います。うまうまで、何も考えずいただいて、あっという間にお皿を空にしました。

●
かぼすのパン、トスカーナの塩なしパン。かぼすのパンはこれだけで完結した香味です。柑橘の香りは料理に粋なアクセントを与えますが、パン+かぼすがこんなに合うとは。これだけ熱中していくつでも食べたい気がしました。そしてトスカーナの塩なしパンは、以前より食感がいい感じになったように思いました。味がなくてもパンらしい食感だけで食べ進められると思う・・・けれど、これは料理の味、ソースの味をまんま味わえるということで意味があるのですよね。このパンで、先ほどのいのししパスタのソースがついたお皿をきれいにしました。

●
栗とカスタードクリームのオーヴン焼き。これが、ごくシンプルにして、非常に美味なドルチェでした。心からおすすめ! 栗の渋皮煮(もちろん自家製)を、カスタードクリームで覆って焼いたものですが、

●こんな風に、熱々で、湯気ふわふわで、栗の香味がとても強くて、それが口でほくほくと崩れるなりおいしさが広がって、幸福感に包まれました。クレームもスプーンでこれ以上すくえませんというまですくい取っていただきました。濃くて、卵の風味豊か。いや~んというくらいおいしかった。イタリアンはものすごく多いですが、カリテプリよくて、ここにしかないおいしさというのを感じさせてくれて、オリジナルなお店だと思います。細長い、ひょろっと長狭いお店だけど、その狭さに収まり、おいしいものに集中するのが実に気持ちいいのです。
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「ジォカトーリ」 giocattoli
電話 075-212-0611
京都市中京区間之町通二条下ル西側 DODO HOUSE 1階
12:00~13:30LO、18:00~21:30(入店)、23:00LO・23:30閉店
月曜、第3火曜休み
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(2010-01-06掲載)
2010年1月 6日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年12月30日 (水)

■
年末年始の縮小モード④です。12月26日オープンした
「ビベロン」です。御幸町通押小路上ルにあって、「うちの店のちょうど裏側くらい~」という
美奈ちゃんと一緒に先日出かけたのです。おまかせで軽いコースを組んでいただき、
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●タスマニア産のサーモン 自家製スモーク。レモンピールとアーモンド、イタリアンパセリで香りをつけたパン粉を上から風味づけに。サーモン香りよく美味! そしてレモンの香りが鮮やかなアクセントになっていました。
●愛媛の黄かぶのピュレを下に、鴨肉のコンフィと白いんげん豆の煮込み(写真の料理)。愛媛の赤茎のほうれん草、上にレモンタイム。ほぐれた鴨肉のコンフィは旨みたっぷり、甘みのある白いんげんと共に煮込まれてとろとろになっていて、けれど塩気もしっかりと。しみじみうっとり、美味なお皿でした。
●白金豚の自家製ベーコンのスパゲッティ。上から愛媛のからし水菜を、パスタ全体を覆うようにふわりたっぷりとのせてありました。
●ズッパディペッシェ。モンサンミッシェルのムール、伊勢のあさり、めかじき。魚介のスープです。なんともやみつきな味。
●カフェで締め。
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以上のコースで5000円でした。才気ある、本当においしいお料理を堪能しました。初めてだったのでおまかせしてコース仕立てにしていただきましたが、本来アラカルトでいただけるお店です。オーナーは「エル テソロ」の大塚祐也さん、シェフは・・・久しぶりの方がいらっしゃいます。とにかくものすごくおいしかったです。
●ビベロンって、(フランス語読みならビブロン、) 哺乳瓶という意味なんで驚いたのだけど、ご案内いただいてびっくりして即辞書を見たら、俗語で大酒飲みという意味があると知りました。ちゅうちゅうミルクを飲むみたいにお酒を無邪気に際限なく飲む人向けのお店? おもしろい命名です~。ちなみにわたしたちはシュワシュワの水で通して、愛想なしでごめんなさいだったのだけど、確かにワインの合うお料理でした。
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「イタリア料理 ビベロン」
電話 075-231-1539
〒604-0943 京都市中京区御幸町通押小路上ル東側
12:00~14:00LO・15:00閉店、18:00~21:00LO・23:00閉店
カウンター5席、テーブル14席、個室1室(4席) 全席禁煙◎
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(2009-12-30掲載)
2009年12月 30日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent

■ 引き続き、
年末年始の縮小モードでいきます。久しぶりの「
トラットリア レオーネ」、このお店では、何をいただいてもびしっと味が決まっておいしいと思うのです。わたしにとってはタバコのケムリの危険があるので、どうしてもなかなか行きづらいのですが・・・これは10日ほど前の晩、開店時間と同時に入り、ケムリなく快適においしくいただいた時の記録です。
●店内の照明が暗めなので、ほんと暗暗写真になっちゃうのです。卓上三脚持たずに出かけるなよな~!という感じです。<(_ _)> けれどおいしさは鮮烈! 写真は今の時季に食べたい煮込みもの、カッスーラです。すなわち、豚のスペアリブ、サルシッチャ、豚耳のちりめんキャベツとトマトの煮込み。カッスーラという名称から、フランス地方料理のカスレを思い出し、豆が大量に入っているものと勝手な解釈をしていたのですが、豆は入っていません。代わりにポレンタが別添えされます。とろりんと口当たりよく、熱々の豚肉煮込みによく合います。トマトの酸味、キャベツの甘み、肉のじわじわ染み出す強い旨み・・・もうメロメロにおいしかったです。
●小学校の時から、いちばんなが~い付き合いの友人R と分けていただいたこの日のお料理は以下の通りです。白ワイン、赤ワイン、グラスで各1杯と共に。
①インサラータミスタ 豆ものったサラダ。すごくたっぷり。
②わかさぎのフリット パリふわ、の幸せな食感。ワイン飲まずにいられるでしょうか?(いいやいられはしません。)
③牡蠣とほうれん草のレモン風味スパゲッティー レモンの香り鮮烈、ふっくらした牡蠣とほうれん草もよく合って、うまうまでした。
④写真のカッスーラ。
⑤お米のタルトとはちみつのジェラート。
⑥カフェで締め。
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「トラットリア レオーネ」 TRATTORIA LEONE
電話 075-351-3898
京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町295-1
京都1号館ビル1F
12:00~13:30LO・14:00閉店、18:00~22:00LO
土日は夜のみ、18:00~23:30LO・24:00閉店
水曜、第3火曜休み テーブル8席、カウンター4席 禁煙席なし
2007年11月開店
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(2009-12-30掲載)
2009年12月 30日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年12月29日 (火)
■ アメリカ風情のイタリアン、「ザ・ハウス オブ ハタ」 |

■ しばらく、
年末年始の縮小モードでお許しください。やることがあふれ返っていて、こうでもしないと収拾がつかないのです。縮小モード版は、写真掲載1点か2点のみでいきます。
●本日は、堺町通錦小路上ルに2009年3月にオープンしたイタリアン、「
ザ・ハウス オブ ハタ」さんをご紹介いたします。こちらは、祇園でわたしが大好きなお店、「
山玄茶」のご主人・増田伸彦さんにおすすめいただいたお店です。ずっと滋賀県にいらした増田さんと、栗東でお店をしていらした畑 幹雄さんは以前からのお知り合いでいらしたのだそうです。「ぜひ一度」と増田さんからショップカードをいただいて以来、気になりつつかなりたってしまいました。<(_ _)>
●カウンター席とテーブル席があります。せっかくなのでカウンターにお邪魔しました。初訪問だったのでコースをいただくことにしました。
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選べるディナーBコース 5800円
●本日のひと口前菜:りんごのパイ、生ハムペースト
●ここで焼きたてのパン①玉ねぎフォカッチャ(写真)
●前菜(6品から1皿選択):まぐろと帆立、うにのポルペッティーノ タレッジオとバルサミコの香り
(友人は●シェフにおまかせ前菜盛り合わせ)
●ここで焼きたてのパン②中に牛肉入り、チーズも香る丸いパン
●本日のスープ:海老のスープに、トルテローリ(=大きなラヴィオリ状)
●パスタ(かリゾット、6品から1皿選択):パンチェッタを使ったリゾット 白カビ風味(=タレッジオ)(+500円)
(友人は●蟹のバタートマトソースのスパゲッティ)
●ここで焼きたてのパン③中に玉ねぎ入り、少し折りパイ風のパン
●メイン(6品から1皿選択):ホロホロ鳥と玉ねぎのソテ アグロドルチェソース。
(友人は●仔羊のロースト マルサラソース)
●ロースト玉ねぎ。
●デセールの盛り合わせ:(これはわたしはパス)フランボワーズのムース、フランボワーズのソルベ、いちごなどフルーツ。
●カフェ:レモンを浮かべたエスプレッソ(マフィア風とかです)で締め。
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● 焼きたてのパンが熱々で美味であること、全体に玉ねぎが多用されるということを特にお伝えしたいと思います。コース中随所に、パンに、付け合せに、メイン的に、玉ねぎが登場します。アラカルトにはオニオングラタンスープもあります。それと、カウンター席に座ると、客のペースをつかみやすいから、パンが出てくる回数がテーブルより多いこともあるらしいです。
●個性明確なお店です。好き嫌いが結構はっきり分かれるかと思います。京都らしいイタリアンなどではなく、アメリカ的なイタリアンのようです。「ようです」というのは、アメリカのイタリアンがどういうものか、わたし自身が知らないからです。すみません <(_ _)> けれど、「ひと味違うユニークなイタリアン」であることは確かです。コンセプト的なことは、お店のHPでご覧になってくださいませ。<(_ _)>
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(2009-12-29掲載)
2009年12月 29日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年12月 7日 (月)

■ ひとつ前の記事でご紹介した「
allora アローラ」にもご登場いただいた「
トラットリア・ビリキーノ」です。割烹やらフレンチやら何軒分もの画像が控えているけれど、
①ご無沙汰ごめんなさいでしたということ と、
②データが「アローラ」校了以降に変わっているということ があるので、すっ飛ばして急ぎアップいたします。●銀閣寺近くの「トラットリア・ビリキーノ」は豚モチーフがあふれる豚肉イタリアンです。他の肉もあるけれど、大半が豚。豚食べなきゃダメ(笑)。店頭に始まり、店内の絵も置物も全部豚。おいしいもの出すぞ~という雰囲気に満ちあふれ、すべてが明るくはじけているお店です。

●まずはお店からの
アミューズです。半熟卵半分、サラミ、テリーヌで、初めからたっぷり感があります。コペルト300円て良心的だと思います。

●ここからアラカルトで好きに選択です。以下すべてふたりで分けたものです。前菜に、マストな
自家製サルシッチャのソテ1200円。ざくっとした豚挽き肉がぎうぎう入っていて香ばしくて塩気が効いていてローズマリーも香りを添えて、うんまーい!!

●フォカッチャが、オリーヴオイルしっとり、塩気はっきりでこれも止まらない。

●前菜2皿め、
自家製短角牛のブレザオラ カルパッチョ仕立て 1500円。アンディーヴ、ゴルゴンゾーラ、りんごのサラダと削ったさわさわのチーズがたっぷり上にのっています。

●これが短角牛のブレザオラ=牛肉の生ハムです。ちゃんと調べたら、bresaola 塩漬け干し牛肉(ロンバルディア州のヴァルテッリーナ渓谷一帯で作られるビーフハム) とのこと。(白水社 イタリア料理用語辞典から引用。) 前菜2皿とも肉を満喫、でもまだ肉責めは続きます♪

●
豚バラのラグー パッパルデッレ 1400円。これはひとり分に取り分けていただいたもの。手打ちの幅太い麺です。これが口当たり心地よく、豚肉たっぷりのクリーミーなトマトソースが絡んで、もちろん塩気ばっちりで、すべてを一瞬忘れるような圧倒的なおいしさなのです。スプマンテ飲みつついただいたのですが、これはすごい幸せ。

●メイン料理はがつーんと、
白金豚骨付きロースのポワレ 2500円。切り分け前です。もうメロメロにおいしそう。アンチョビバター風味なのです。切り分けてもらったものが冒頭の写真です。風味ある豚肉の旨みを塩気が引き立て、ひと口またひと口と止まらんのです。肉食べているぞ~の気持ちに満たされます。写真見ているだけでまた飛んで行ってこれ食べたい。

●ドルチェは、
洋梨のコンポート。1個まるごとどーん、というのがこちららしいことです。

●
アフォガートを最後に。何だか口を開けて笑っているみたいに見えて、わたしも笑いました。いやもうほんと~に、全部わかりやすくおいしかった。シェフの立石竜治さん、サーヴィスの田井宏和さん、絶妙なコンビでお仕事していらして、ほんといいお店です。「ご無沙汰ごめんなさい」 ってどこででも言ってる人生なのだけど(-_-;) ほんとまた伺います<(_ _)>
データ、載っていただいた最新「allora」 校了後に営業時間が変わって、昼夜の間のお休みがなくなり通し営業になりました。これが最新です!
「トラットリア・ビリキーノ」
電話 075-751-8001
京都市左京区浄土寺西田町3
(白川通今出川2筋下ル西入ル南側)
昼11:30~17:00LO、夜17:00~22:00LO
(つまり切れ目なし! ランチのLOが17時という意味。\(゜o゜)/)
水曜休み
カウンター3席、テーブル14席 昼は全席禁煙◎ 夜は分煙らしいです。
予約が望ましい。2005年5月開店
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(2009-12-07掲載)
2009年12月 7日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年12月 4日 (金)

■ 全国100万人の読者の皆さま、あふれている最近の画像の中から、特においしかった肉特集をいたします。まずは「せっかくだからジビエをお願い~!」と予約して、最近出かけた京都ブライトンホテル「
ヴィ・ザ・ヴィ」でマルカッサン=仔猪です。しっとりやわらか、じんわり旨みが感じられて、うーん、この食感(低温100分グリヤード)自体は慣れ親しんだものだけど、やはり他の肉と違う香味がありました。何も言われずに食べたら、仔猪とすぐにわからなかったと思う・・・けれど、かといっていつもの鴨とも違うし鹿とも違う・・・やっぱり独特のおいしさがありました。肉に合わせているのは堀川ごぼうです。お皿の中には違う調理法がされたものもあって・・・全貌は改めて。
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■ 夜中でも肉を摂取したいわたし、和食が好きといってもやっぱり植物性のものだけじゃダメ、肉のたんぱく質なしには生きていけないと思う。ある夜、「肉よ肉!」と、いてもたってもいられなくて、23:30くらい、かろうじて席が空いた「
京都ネーゼ」に伺い、炭火焼の盛り合わせをしていただきました。手前が、ストックの最後と言われたシャラン産の鴨、向こうが鹿児島産の黒豚。どちらも旨みを引き出した焼き方と絶妙な塩加減で、しんそこ満足。

●かわいい、けれど食べたらおいしいフランスのペルドロー=山うずら。顔がかわいいから思わず頭をなでちゃったんだけど、ほんとごめんです。けれどおいしくいただくことが供養です。<(_ _)> ちょっとお祈りをしてから写真を撮りました。

●調理をされてこうなりました。1羽分を2人で分けて、一部はこのように焼きに、そして一部はスモーク仕立てにしていただいて、香ばしさと強い旨みを堪能。シンプルな調理ながらサイコー♪ のおいしさでした。他にもわんわんと画像がありまして、こちらも改めてまた・・・<(_ _)>
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■ 「
カフェ バスティーユ」ももっぱら深夜にお世話になります。こちらもある夜に「どうしても肉を~~~」となって24時を過ぎてからいただいたものです。牛ハラミのステーキ。フリットと、きのこと茄子のソテをガルニチュールに。一心にむしゃむしゃといただいたのだけど、食べ応えがあってとても満足できました。

● 肉の後にはパティスリでしょ~!なめらかでいい香りのクレームがとても粋な「カフェ バスティーユ」のモンブランです(季節商品)。店内でもいただけるし、テイクアウトも可能です。あんまり人気だから、横長モンブランをノエル用に作ると。つまり、ビュッシュ・ド・ノエルとして、長いモンブランを用意するとのことです。大きなボリュームに作られたモンブラン、どんなにおいしいでしょう~。
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(2009-12-04掲載)
2009年12月 4日, dans 京都 肉京都 カフェ京都 フレンチ京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年11月22日 (日)

■ 「
トラットリア・ニーノ」に少し久しぶりに伺いました。この秋、シェフが藤崎 努さんになられました。3代目です。とても楽しみにしていたのです。東京からいらしてイヴェントをなさった
プラップ ジャパンの方々と計5人で、2階のほりごたつ式お座敷に上がらせていただきました。会食だし、お部屋だしで、お昼だったけれど夜のコース風にしていただきました。夜のコースはだいたい5000円くらい~です。●鴨胸肉の自家製ブレザオラのクロスティーニ。スプマンテを飲みつつ、2口くらいでいただけるアミューズです。マッシュルームは肉が見えるようにちょっと動かしていますが、上にちゃんとのってきます。鴨肉は旨みが凝縮されていて、塩気もばちっと効いています。このブレザオラだけでくいくいとスプマンテ何杯でも飲めそう。ピッツァにのせてもおいしかろう♪

●気仙沼産 牡蠣のグラティナータ リボルノ風。牡蠣のグラタン・・・クレームでとろりんというよりは、パン粉焼きといった風情です。レモン風味が効いていて、才気を感じさせました。牡蠣も大きくてプリプリで旨!

●三重産 赤足海老のロースト いんげん豆のソース。外側パリパリ、中しっとりにローストされた香ばしい海老でした。わたし頭も尾も殻ごと全部全部いただきました。いんげん豆のソースは、ソースというより濃縮ピュレという感じで、少しトマト風味だから赤いのです。柔らかで香りよしでした。

●トリッパ ア ラ フィオレンティーナ。フィレンツェ風トリッパって、トマト風味なのですね。つるんとろんとしたトリッパの舌触りが心地よくてしょうがないです。大変おいしい。

●タヤリンのトマトソース ジェノヴェーゼソース添え。なつかしい、いかにも「ニーノ」らしいパスタです。手打ちの極細切りで、これは昔よくいただいたのです。するする、つるつると喉に滑り込むという感じで、トマトソースがよくからみ、アクセントのジェノヴェーゼソースが鮮烈な印象を添えて、これだけずっと食べていたいくらい。これが食べたくて行ったのです、昔。

●パッパルデッレ 滋賀県日野町産 いのししのラグー。前のお皿とは打って変わって、極太麺。手打ちでぐいぐい噛みごたえのあるパスタです。いのしし肉は的確な塩気の上に絶妙な酸味を感じさせて、伺ってみると赤ワインヴィネガーによる酸味とのことでした。一緒に食べた方の中に、非常な「麺喰い」がいて、とても喜んでくださってうれしかったです。

●肉料理が、青森産 短角牛のタリアータ。ルッコラを少し動かしてみましょう。

●短角牛の中でもランプ肉です。付け合せはトピナンブール=菊芋です。少ししゃりっとしたような独自の食感がすてきです。油や塩でおいしさがちゃんと引き出されているという感じです。

●フラン ディ チョコラータ。アイスクリーム添えです。

●割ると、中は熱々でとろりんとしています。すごくいい香りで口当たり優しく、特にわたしはこういうのかなり好き。正しいショコラのデセールです。

●カフェで締めです。全部のお皿に関して過不足なく味が決まって、量もほどよく、とてもいいコースでした。「昔のニーノみたいね」っておっしゃるお客さまがいらっしゃるとのことです。よくわかります。カリテプリよく良心的。自然光も入ってすてき。また伺います。
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「トラットリア・ニーノ」 TRATTORIA DA NINO
電話 075‐211‐3373
京都市中京区河原町通三条上ル2筋目 姉小路東入ル5軒目
11:30~14:00LO、18:00~21:00LO (土日祝は17:30~)
水曜休み(祝日は振替あり)
1階テーブル8席 2階テーブル10席 座敷8席 全席禁煙◎
予約が望ましい
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(2009-11-22掲載)
2009年11月 22日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年11月11日 (水)

■ そんな大したことしてないのだけど、でも今週は何だか仕事が数媒体重なってしまっていて、わらわらしているのです。新しい雑誌(わたしにとっての)をいくつかさせていただいていて、とてもうれしかったりもします。初めてお目にかかる編集者や、カメラマンの方々が皆さん優しくてイケズじゃないことに感動したり、(-_-;) 撮影のおかげでジビエをいただけたりして、(´▽`) 仕事はサイコー♪ です。けれど出せてない画像が溜まり過ぎ(叫)。11月に入ってすぐにいただいた深夜食を続けていきます。「
カフェ バスティーユ」、夜中1時がLOってものすごくありがたいです。深夜に、ちょっとやそっとでおいしいと言ってくれない困った人と、どこへ行くか? という時に即思いついてこちらへ。●
豚ミンチの自家製ラヴィオリ。つるりと食感のすてきなラヴィオリが熱いミネストローネに浸っていて、サルシッチャ入りで、野菜たっぷり。塩気ほどよく、わたし結構やみつき的に好きなお皿です。

●
鶏とブロッコリーのショートパスタ。これも何度かいただいている大好きなお皿で、鶏肉はジューシー、ブロッコリーといい調和。わたしはお行儀的にはヘンなんだろうなと思いつつ、ペンネはフォークで決して刺さず、ひっかけるようにして止まることなく食べ進むのが好きだったりします。

●
サラダはラタトゥイユの冷たいのととろりんとした卵が合わされていて、これもおいしいお皿です。・・・というわけで難しいお方にも喜んでいただけたみたいで、あーよかった。

●
カフェラッテ。カフェオレというのもあるのだけど、その違いは、泡立ててあるかないかだそうで、せっかくなんで、ふわふわの泡立てラッテです。全部とてもおいしかったし、しばしちょっと楽しい夜でした~。ありがと<(_ _)>
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(2009-11-11掲載)
2009年11月 11日, dans 京都 カフェ京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年10月30日 (金)
■ 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」で冬のパスタ |

■ 木曜金曜の2日間は撮影であちこち巡り、8軒のお店にお世話になりました。お世話になった皆さまありがとうございました。天才(イケズ)カメラマン・ハリーせんせもいつも通り神技発揮で撮ってくれてひたすら安心。きれいな写真があっという間に撮られてゆくのを目の当たりにすれば、ひどい遅刻もイケズも許そうぞ~。お昼は別行動してわたしだけ冬のパスタをいただきに行きました。うしし。@「
サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」です。時間があまりなかったのでごく軽いコースでしたが、とても満足できたのです。以下、お昼のBコース=パスタとメイン料理とドルチェと飲み物で2600円・税別。●
白子と九条ねぎのスパゲッティーニ 青柚子を仕上げに。白子が少し細いめの乾麺=スパゲッティーニにとろりんとからんでおいしいったらありません。そこに甘い九条ねぎ、そして青柚子の皮を目の前でおろしてたっぷりふりかけてくださって、鮮やかな香りがたまらない・・・。これからの季節、白子も九条ねぎももっとおいしくなるでしょうから、楽しみですね。ほんと食べものののおいしい季節です。

●
丹波地鶏のピッツァイオーラ。これは地鶏の焼いたのをピッツァ風に仕上げたものですが、まず、地鶏じたいがおいしいおいしい! じゅわりとジューシーで香りがよくて味がたっぷり詰まっています。だからただの塩焼きでも十分においしくいただけますが、ここにとろりんとチーズがからみ、下にはトマトソースが敷かれて、もう二重三重においしさ増幅状態の料理です。きっと、パサパサの鶏肉をおいしく食べる工夫で考案された料理だと思うけれど、いい鶏肉で作ればまた格段と美味になるという例でした。焼き方もよかったし、チーズ溶け溶けからみ具合もよかったし、トマトのソースも酸味際立っていたしで、ほんと言うことなしのお皿でした。

●
練りたてのキャラメルジェラート。これも濃くて風味豊かでした。

●ハーブティは「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」のオリジナル3種類から選べます。これは「
ウッドラフ」。ちょっとプーアール茶みたいな気分で楽しめます。ほかにカフェもお願いできます。
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■ そして、こんな催しもなさるようです。お茶の淹れ方セミナーです。11月9日月曜、この「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」で、午後に2回開催です。伺ってみると、講師は「リプトン」を経営する「フクナガ」の藤本文子さん、日本紅茶協会認定ティーインストラクター、そしてプロフェッショナルハーブアドバイザーという方です。当日はセミナーを伺えて、お茶のおみやげもいただけるそうです。わたしもどちらかの回、伺おうかしらんと思っています。
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(掲載:2009-10-30)
2009年10月 30日, dans 京都 イヴェント京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年10月16日 (金)

■ 全国100万人の読者の皆さま、どうやってもひっくり返っても時間なしで、次の記事までしばらくお待ちくださいませ<(_ _)>
■ 写真はおなじみ
深夜イタリアンの、最近注文集中のパスタです。美山産かぶのスパゲッティ からすみ添え。かぶが甘くて、シンプルながらしみじみ優しいお味です。
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(掲載:2009-10-16)
2009年10月 16日, dans ■ごあいさつ京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年10月 9日 (金)

■ 全国100万人の読者の皆さま、本日は秋らしく、栗の風味を生かした風雅なお菓子と優しい味のお料理をご紹介いたします。まずは「
紫野和久傳 堺町店 茶菓席」でわたぼうし。栗のなめらかなあんが入った、時季のお菓子です。持ち帰りもできるし、茶菓席でゆったりいただくこともできます。

●大和大路・建仁寺近くの「
鍵甚良房」の栗まんじゅう。こちらも繊細優美な舌ざわりです。満腹状態でいただいたのに、すごくおいしくて、あと5つくらい食べたいと思いました。

●深夜ネーゼ=「
京都ネーゼ」で、栗ときのこのショートパスタ=アッスンティーネ。湯気湯気ふわふわで出てきて、きのこが椎茸、平茸、なめこ、しめじ。全体とろっとしているのは、なめこのとろとろのせいみたい。栗は丹波栗を、ただ茹でただけとのこと。甘くてほくっとして口の中でうまい具合にほぐれてまた香りがよくて、それがぬるっとしたきのこと噛みごたえあるパスタに絶妙に合っていて、いや~ん! と叫んだおいしさでした。

●祇園の「
千ひろ」さんのご飯が栗ご飯でした。優しくてほっとするような味。「いい季節によく来たね」とこのご飯に言ってもらったようで、楽しいコースの締めにふさわしかったのです。コース全容は改めて。
●大事なサイトの世話をするのもやっとこさの、時間なしギリギリ人生なのだけど、お買い物はしているのよ☆(=デジタル関係、うはは♪ )また改めて。<(_ _)>
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(掲載:2009-10-09)
2009年10月 9日, dans 京都 和菓子京都 サロン・ド・テ京都 和食09後半京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年10月 7日 (水)

■ 続けてイタリアン、というかバールを出します。「
イル・ランポ」でピッツァです。クアトロフォルマッジ=4種類のチーズのピッツァが猛烈に食べたくなった、わりと最近の晩のものです。ひとりで行こうとしていたところ、急遽 mami ちゃんが「夕食も終えたけど食べに行く」と付き合ってくれて、(デセールにピッツァ?笑) うれしかった夜でした。これは切り分け前です。とろとろに溶けた味、香り、塩味抜群のフォルマッジをもろ楽しめる、やみつきピッツァです。いろいろのったのもうれしいけれど、いろいろの後は決まってシンプルなピッツァを食べたくなります。

●ピッツァと共にいただいたのが野菜の窯焼きで、塩をつけつつ野菜の香味を楽しみます。おいし。たくさんの種類を食べられて、色的にも栄養的にもバランスがいいと思います。飲み物はわたしはここではいつもランブルスコ=しゅわしゅわした微発泡赤ワインです。

●食後はアフォガートです。ジェラートにエスプレッソを目の前でちゃーとかけてくださるもの。mami ちゃんとよしなしごとをたーくさんしゃべり、職業上、公にできないけれど(笑笑)実はたま~にひっそりと食べるジャンクフードのことなんかも語り、知り合いとか、お世話になったけれど一度も会ったことがなかった編集者の方などにも偶然会えて(みんなに愛されるお店です)、何重にも出かけてよかった夜でした。以下、最新データです。土日祝のみ、お昼も営業です。
「イル・ランポ」 IL LAMPO
電話 075-212-8525
京都市中京区河原町三条上ル2筋目 姉小路通り東入ル3軒目南側
土日祝のみ12:00~売り切れまで、17:00~25:00LO・26:00閉店
月曜休み(祝日振替あり)
(ちなみに「トラットリア・ニーノ」も月曜定休に変更されています。)
カウンター20名くらい、テーブル16席
禁煙席なし
予約も可能
昼パニーノランチ800円、ピッツァランチ1000円、夜ひとりおよそ2500円くらい~ グラスワインカウンターなら400円~
2007年6月開店
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(掲載:2009-10-07)
2009年10月 7日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
■ 「サルティンバンコ」で、すごくお得な夜のコース |

■ 先週の終わり、「
サルティンバンコ」で久しぶりにコースでディネをいただきました。カウンターができて以来何度か伺い、毎回アラカルトでいただいていましたが、コースはものすごくお得だと今回思いました。Aコース4200円(税込)です。●前菜は本日の前菜、という選択もありますが、こちらの定番、
9種類の野菜を使った前菜(+500円)。左上グラスに入ったものから時計回りにいきます。①生のかぶら、いくら、ガルムのジュレ。②はたけしめじのフリット、ボッタルガ粉末。③小松菜、柿、レモン風味。④鶏だしで炊いた里芋にプロボローネ(チーズ)をのせて焼いたもの。⑤スプーンに、玉ねぎローストのパンナコッタ、トマトのコンフィチュール。⑥りんごのはちみつヴィネガー和え、生ハムドライ粉末、わさび菜。⑦ビーツの赤ワイン煮、牛ほほ肉と。⑧キャベツのコールスロー、レモンオイル。ミモレット粉末。⑨(中央の丸いガラス器)さつま芋のクレーム、ヘーゼルナッツオイル風味。いつも通り、楽しくて美しい、そしておいしいお皿でした。

●前菜の前に小さなアミューズがあったのでした。
戻り鰹のカルパッチョです。そしてフォカッチャなどパンも付きました。

●パスタは定番パスタ(数種類)と本日のおすすめ(数種類)から好きに選べます。すごく自由でいいです。何人かで会食でしたが、わたしは
敦賀産アオリイカと3種のきのこのアーリオオーリオ スパゲッティーニ 柚子胡椒の香りをいただきました。きのこ3種とは、はたけしめじ、柿木茸、平茸。すごくバランスのいい、味がばちーっと決まったお皿でした。

●こんな選択をした方もいらして、
ナポリ風牛ホホ肉のラグーソース 手打ちキタッラ。

●メイン料理も定番ものと本日のおすすめから選択可能で、わたしは
美山産鹿肉のロースト、玉ねぎのフォンデュータソース。ポレンタ添えです。鹿肉はしっとり、こくもあって大変に美味でした。

●こんな選択も。
フランス産鴨肉のロースト 秋野菜のマルサラソース。

●わたしはこのごろ癖がついていて
フロマージュを選びましたが、デセールかどちらかの選択です。これはゴルゴンゾーラ、タレッジオ、ペコリーノトスカーナ。飲みやすくてそれでいて豊かな風味を感じさせる赤ワインをみんなでいただいたのですが、とてもよく合って最後まで幸せな食事でした。

●
デセールを選択した人はこんな。奥から①カラメルのジェラート、②栗のロールケーキ、③梨のコンポートにヴェルヴェーヌのジュレ。わたしはいただかなかったけれど、バランスがすてきな盛り合わせです。

■
「allora(アローラ)」という、朝日新聞出版から出たばかりの新しい女性誌です。こちらは2009年9月15日号で、季刊。次の発刊は12月です。京都特集をされるとのことで、わたしもほんの少し、仕事をさせていただいています。この夜はこちらの編集者と、東京からいらしたカメラマンやライターなどの方々との会食でした。感じのいい方々で、共通の知り合いがいることもわかって、話がものすごく楽しかったのです。すてきな方々といいお料理のおかげで、この晩も幸せな食事ができたことに感謝。<(_ _)>
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(掲載:2009-10-07)
2009年10月 7日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年10月 4日 (日)
■ 「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」のピッツァでお昼 |

■ みやこめっせでは行列にめげて結局何もいただかずだったわたし、会場で会ったりっちゃんとチアキさんと一緒に近くの「
ダ ユウキ」さんへ行こうとなりました。お昼のLO前、ラッキーにも3席あったのです。ディアボラという、とうがらしやサラミピカンテなどが入った、少しピリッとしたピッツァ、1700円です。

●ピッツァの前にサラダ。レモンの酸味も効いたヴィネグレットソースでサラダがよく和えられていて美味。鮮烈なおいしさでした。

●鮮魚のフリットミスト。まと鯛、あんこう。添えられた塩も海の香りそのものという感じでおいしかったー♪

●食後はキャラメルのジェラートです。濃厚で香り強くておいしい。レモンとオリーヴオイルのジェラートなんていう選択もありました。

●料理研究家のりっちゃんと、チアキさん。チアキさんは大阪のイタリアンにおつとめされています。りっちゃんは最近太ったかしら~? なんて心配しているのだけど、じぇんじぇん太ってない、大丈夫! わたしこそ食べる量をセーヴしなくちゃ。。。といいつつ、「ダ ユウキ」さんでも全部がとてもおいしくて、幸せな日曜の遅いお昼でした。
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(掲載:2009-10-04)
2009年10月 4日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年9月30日 (水)

■ こちらは高倉通四条上ルの「
大極殿本舗」のカステラ・・・もとい、春庭良(カステイラ)です。わたしはこれが実はひっそりと好きで、何度かアップしているかと思います。いまちょっと品切れ状態が続いていますが、高倉の本店と六角のお店、まめに伺えば、タイミングがよければ追加で焼いたものがあるかもしれません。

●一昨日の
「よ~いドン!」でおすすめしたものです。この画面はサイトから勝手に取りました~。ごめんなさいです。<(_ _)>。単にURLでリンクを貼るだけにせず、なぜこの画面ごとを貼り付けたかというと、この操作を覚えてうれしいからです。(-_-;) つまり、
①「よ~いドン!」のサイトを、FnキーとF12(PrtSc)で画面ごとコピーしたのを、
②フォトショップに持って行って、フォトショップ上でトリミングや画像調整、
③その後JPEGで保存したものをこちらでアップ、という一連のことができて、なんだかすごーいという気持ちなのです。最近やっと基本リテラシーっていうか、デジタル時代の「読み書き」レヴェルを覚え始めたという感じです。
友達に尋ねたりして必死。●で、「
遊形サロン・ド・テ」のショコラのムース、「
ぎおん徳屋」さんのもちやきぜんざい、そしてこの「
大極殿本舗」のカステラと3点をご紹介いたしました。わたしが大好きなものばかりです。
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■ さて、こちらもカステラなのです。最近ちょっと話題?(笑) なんだかカトルカール=パウンドケーキのような風情だけど、カステラということらしいです。

●ドルチェのメニュー(注・しばらく前のものです。季節柄すでにないものもあり。)にこんな風にありますね・・・自家製 小さな カステイラ 200円。
イタリアンのお店で実験をしている・・・もとい、オリジナルのカステラを作っているのは・・・

●木原っちですね~。研究を重ねている模様。カステラの食感を作るのはなかなか難しいそうです。これというルセットがまだないみたい。ふわふわしっとりで卵の風味が豊かな日本のカステラって、本当に独自の発展を遂げた優美なお菓子なのだということがわかります。木原っちの「カステラ」は、もう少ししっかりしていて、ジェラートを合わせたらよく調和しておいしかったのです。わたしはチョコラータのジェラートだけど、黒糖キャラメルも間違いなく合います。
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(掲載:2009-09-30)
2009年9月 30日, dans 京都 スイーツ● ラジオ・TV出演京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年9月28日 (月)
■ 先日オープンしたばかり、「イタリア食堂 コロンボ」 |

■ 9月11日にオープンしたばかり、まだ2週間と少しの「
コロンボ」です。イタリア食堂という通り、本当に気軽に普段着で訪れることのできるお店で、「ご馳走を食べに行くぞー!」というのではなく、近所にあれば「こんばんは」と気楽に立ち寄って1,2品お料理に、飲み物わーっと飲んで、「またね」って感じで親しめるお店だと思います。わたしたちもまさにそんな感じで、いつもはフランス一色ながら、「イタリア歌曲のレッスンを終えた後だからイタリア食堂ですわ♪」というマドモアゼル サトコ・アセガワ=長谷川さと子さん@
関西日仏学館と共に、しばしおしゃべりを楽しみつつの新店探訪だったわけです。おつまみ的なお皿を3皿まずいただきました。●鳥ささみの生ハム巻きソテ 800円。スプマンテと共に。


●アランチーニ=お米のコロッケ 300円。

●さんまのパン粉焼き 1200円。少し身を残した骨部分がパリパリです。

●具だくさんの野菜スープ 1000円。具材がたっぷりたっぷりです。これは1人前。これを分けました。

●マファルデ まぐろとケイパーのトマトソース 1600円。ふたりで分けて、半分量です。コードみたいなねじねじ乾麺で食感が楽しかったです。●この後エスプレッソで締め。★お値段もほどよいし、気兼ねなく訪れることができる雰囲気がすてきです。店主の吉村雅博さんは1975年2月生まれ。「カーサビアンカ」や北山の「トラットリア・ルーコラ」などを経て来られた方です。わたしたちは以上のアラカルトにスプマンテグラス1杯とミネラル水でひとり4000円弱でしたが、お昼はなんとお決まりで1200円とのこと。前菜(8種盛り)にパスタ(2種類から選択)と飲み物。ドルチェは300円で追加可能(4種類から選択)とのことで、お得だろうなと思いました。まだ開店したてですが、お席は満席、それにしてはお料理は時間を空けずに出してくださいましたし、落ち着かれたら、きっとまたよくなられると思います。吉村さんもサーヴィスの方も感じがよくて、お店の雰囲気があたたかくて、また一軒、行きやすいお店ができたのは喜ばしいことです。


●こんなラインナップです。おつまみ10種類以上、前菜とパスタが7種類ずつ、メイン5種類、ドルチェが数種類ありました。グラスワインは600円~。
「イタリア食堂 コロンボ」
電話 075-241-0032
京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側 大文字町242-4
12:00~14:30LO・15:30閉店、18:00~22:00LO・23:00閉店
カウンター6席、テーブル4席・4席・2席 全席禁煙◎
予約も可能
2009年9月11日開店
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(掲載:2009-09-28)
2009年9月 28日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年9月25日 (金)

■ ひとつ前の記事で掲載した
ホテルグランヴィア京都の「
ラ・リサータ」のパスタ祭です。時間切れで載せていなかった8皿の全貌を改めて。5人で、前菜3皿、パスタおまかせで5皿いただきました。どれもばっちり美味でした。ホテルでこのイタリアンがいただけるって、激イケと思う。●秋刀魚のあぶりカルパッチョと焼きなすのマリネ、きゅうりのソース。

●生ハム、コッパ、サラミの盛り合わせ。

●たっぷり野菜のココット焼き クリーミーなバーニャカウダソースと。

●野菜たっぷり田舎風ミネストローネ、オレガノ風味。

●かぼちゃのニョッキ、チーズのソース。

●燻製魚介のソースのスパゲッティ、ルーコラと。

●ポルチーニと剣先いかといんげんのリガトーニ、ジェノヴェーゼ風味。

●さつま芋入りのトルテリーニ。燻製チーズと。お昼と同様、おいしかったし、一緒に食べた方々が楽しかったので幸せ感倍増でした。皆さんに御礼を申し上げます。
<(_ _)>
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(掲載:2009-09-25)
2009年9月 25日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
★連休中の「ヴィ・ザ・ヴィ」/「ラ・リサータ」/デジタル機器 |

■ わたしも久し~ぶりに、しばしお休みモードの何日間だったのですが、さて、いったい何をしたのか~? 「徹底掃除/山積み文書の整理/経理関係をきちんとする/山積みの本を読む」という当初の目標はほとんど果たされることなく、(-_-;) ご無沙汰のところや訪れるべき新店を訪ねる、デジタル関係を少し整備する、映画見るということでサラサラと時間は流れてしまいました。あ~。まあいいか。このサイトも少し整備できたと思います。①トップの、お知らせコーナーを作った。②和食が重すぎるというご指摘を常にいただいていたので、それを調整。右サイドバーをご覧ください。和食を年ごと前半後半に分けました。次いで多いイタリアンも。けれど、自分ではほとんど過去の記事さかのぼって見ないものです。初めは、検索しやすくなるだろうと思っていたのだけど。次々新しいもの更新していくし、古いものはほとんど見ません。



■てなわけで
ビックカメラです。最も燃え上がってテンション激上がりになりました。うきうきうきと気持ちが浮き立って、電気やさんのあの幸福感たらないと思う。新しい機器の導入によって、人生が劇的に変わると思う。生活ががらりと刷新されると思う。
●スキャナを買えば(複合機は持っているが)、山盛り文書の整理はたちどころにできると思う。端からPDFにしていけば紙は全部捨てていい。片付く。検索も劇的に楽になる。ただし、机回り全部の紙を、いくら高速とはいえ、PDFに変換するヒマはないはずだ~。(-_-;)
●ポジフイルムもデジタリゼできるわけで、ということは、あふれる宝の山=かつて撮った(あるいは撮ってもらった)ポジもよみがえるはず。・・・けれどこれは実際は写真やさんに出すと思う。ものすごく解像度が高くないと元の調子は再生できないと思うから。
●DELLが結構いいのだという、
信用できる方からのご推薦。むむ、パナソニックのレッツノートを使い倒して、2年に1台つぶしてきた人生なのだけど、ちょっと売り場を見てみたら引かれるものがあって・・・持ち歩き用にはレッツノート、けれど家の仕事デスク上にはDELLの大きいのを導入してみようかなあと。今買っても、ウィンドウズ7にアップグレードしてもらえるみたいだし、7の発売を待つこともないみたい。むむむ。
●とにかくメモリをものすごく入れないことには、もう回っていかないわけです。扱うデジタルものが日増しに増えているから。たとえばポジに固執していたカメラマンせんせもついにデジタルになって、上がりを見るのに今までならまず机上にライトボックスを用意したのがPCにCDを差し込むようになり、今のままではトロくてダメなわけで~。
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■ で、冒頭の料理の写真は
京都ブライトンホテル「
ヴィ・ザ・ヴィ」ですね。軽めの昼のコースでしたがおいしかったのです。
●「
京都ネーゼ」森さん夫妻に、ポーラパパ&ママ、
チエコさん、まみちゃん、りっちゃん、「
ヴィオラ」RRR龍さんにわたしという総勢9名でデジュネを楽しみました。一緒にいただいた皆さんがいい方ばかりでほんと楽しかった。グランメルシーです。コースの詳細は改めて。いくつか料理のことでシェフに尋ねたいことがあるので、確認後に。
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■ 夜はなんと、お昼を共にした方々のうちから合計5人で再び会食、
ホテルグランヴィア京都の「
ラ・リサータ」へ。読者の皆さま! 「ラ・リサータ」では
9月末まで盛大なパスタ祭です! 昨日24日はパスタひと皿999円というとんでもなくお値打ちなフェアが開かれており、そんな激いその中を押しかけてしまってごめんでした。<(_ _)> いつ伺ってもパスタが何種類も揃っていますが、今は日替わりがあって楽しいことです。こちらは燻製魚介のパスタ。前菜3種類にパスタ5種類をいただきました。他にもラヴィオリやタリアテッレやバヴェッティーネや、いろいろいろいろあります。のろっち=野呂和美さんがめちゃくちゃに頑張っています。ホテルとは思えぬ繊細さ、そして熱気の料理を昼夜といただきました。あっという間に終わってしまったお休みモードの数日間、初日、廃人状態で寝ていた以外はみんなのおかげで充実しました。ありがとう<(_ _)>
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(掲載:2009-09-25)
2009年9月 25日, dans 京都 フレンチ★カメラ・電気製品・メカ話★無駄話京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年9月24日 (木)

■ 時々無性に食べたくなる「
イル パッパラルド」のピッツァです。京都愛が深くて「京都病重篤」、このタイトルがついてうれしいという困ったヒロコさん(笑)と、京都市東京事務所のかっちょいい岩城千恵子さんと、最近のある夜、京都の気分を満喫しながらピッツァでディネです。ピツァイオーロの北村憲始さんのおすすめにしたがって、フンギ=きのこのピッツァ。舞茸、しめじです。すごく香りが強くて、一気に秋の気持ちになりました。

●火の燃える釜のまん前のテーブルでとても幸せ。東山七条・・・外に木々や寺院の塀が見えて、場所の風情にヒロコさんが喜んでいます。確かにものすごく京都だわ・・・わたしもむかーし、東京から初めてここに来た時うれしかった・・・まだピッツァ窯がなかった頃、笹島さんがいらした頃のことです。

●こちらもおすすめで、蛸とじゃがいものジェノヴェーゼソースのピッツァ。蛸はそんなに普段食べないのだけど、小さくてきゅっと風味のアクセントとなっていて、じゃがいもとよく合っていて、そしてジェノヴェーゼソースとの相性も抜群で・・・あっという間にいただいてしまいました。

●トマトソースものもいただかなれば気が済まないというものです。マリゲリータ。実は順番逆で、これを1枚目にいただいたわけです。3種類とも、具材はもちろんおいしかったけれど、皮の、表面はよく焼けてものすごく香ばしく、けれどふんわり口当たりよいこと、噛んでおいしさがぐいぐい感じられること、塩気絶妙なこと・・・ほんとお見事としか言いようがありませんでした。年齢同じくらいの女3人で、途切れることなくしゃべり続けて・・・「京都や首都圏からちょっと出かける楽しさ」「その場所はどこがいいか?」「そこで食べるもの」「ほんの少しの距離で、すごく気分転換できるのがすてき」「横浜いいよね」といった話でずーーーっと楽しかったのでした。話していたら横浜のあちこちがイメージとして浮かんできて思い出していかん。昔すごく行ったのです。端から中華食べたわ。中華街・・・たまごタルト専門店とか中華食材店とか横の通りにある小さな中国食器店とか、かなり濃く濃く通って端から食べて、エクセル表まで作ったことを思い出して、気持ちがめちゃくちゃ浮き立ってしまったのでした。横浜中華街専門サイトを、あの時ならやったかもしれん。(-_-;) 今では電車が池袋からでも直通になって、もっと行きやすいはずだ~。でもこんなに盛り上がったのは、ピッツァが本当においしかったからです。でもあまりに横浜の気分を濃密に思い出してしまったものだから(わたし「熱中症」で、とりつかれやすい性格)、この晩のこと思い出したら、横浜ですごくおいしいピッツァを食べたみたいな感じ。すごくヘン。(-_-;)

●薩摩黒牛のカルパッチョというのを前菜にいただいたのでした。野菜が多種使われており、鮮烈なおいしさでした。巨峰とか梨のような秋の果物もあしらわれていました。白いのはモッツァレッラではなくバジル風味のパンナコッタです。とても満足感がありました。食後はドルチェもいろいろあって、わたしはエスプレッソ風味のプリンとエスプレッソをいただきました。でもドルチェは「おまかせにする」というのが望ましいみたい。わたしは料理よりむしろドルチェは絶対に決め込みたい方で、ごめん。<(_ _)>

●目の前でピッツァを焼いていただけるのが本当にすてきです。火が燃えている様子、あっという間に焼きあがったのを次の瞬間いただける、これ以上はないと思うサーヴィスです。

●北村憲始さん。確かな技術だと思います。感じいいし、この日ももちろん満席の人気でした。よくしてくださってありがとう。<(_ _)>
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「イル パッパラルド」 IL PAPPALARDO
電話 075-533-3330
京都市東山区東山七条東入ル南側
11:30~14:30LO・15:00閉店、17:30~21:00LO・22:00閉店
火曜休み(他第2水曜は不定休) ←お休み情報はHPで確認を!
カウンター6席、テーブル28席
夜は要予約
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(掲載:2009-09-24)
2009年9月 24日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年9月21日 (月)

■ 先週のある晩、サチコさん=
大島祥子さん と共に蟹ネーゼとなりました。ワタリガニのバヴェッティーニ@夜遅「
京都ネーゼ」です。

●たっぷりすぎるほど蟹の身がパスタにからんでいて、熱中してしまうおいしさでした。遅い時間だから、蟹の身はばらしてくださいませとお願いしたのです。けれど熱中。

●ばらされてからんだ蟹の身のおいしさを、ものすごく意識して味わいながら食べたのに、この殻を見たらとりあえず中をのぞいたりお箸突っ込んでみたりしたくなるではないの。ラフに中身を取っていたみたいで、ほじれば出てくる出てくる・・・それで本格的に蟹喰い熱中モードに。蟹の食べ方は性格が出ます。黙り込む、黙り込まないという問題ではなく、
①きれいに身を出し終えたのちに、楽しみに食べる食べ方。
②出てきた端から食べてゆく食べ方。わたしはもちろん②で、出てきた端から待ったなしで食べてゆく。なんとなくその方がおいしいと思う。いや、単に待てないのわたし。人生全般そうで、何でも「じっくり」とか無理。一気呵成というかせっかちというか。(-_-;) サチコさんは①でした。すごくお行儀がよい感じ。大人らしくじっくり忍耐がある感じ。わたしなんて、身をほじり出しても、まだきっとおだしが出るだろうなあなんて思って殻しゃぶったりしてたの。(-_-;) おいしくいただくことが、生き物への供養というもんよ♪

●素材プレゼンの時はこんなでした。ブルーの色がきれいでびっくり。

●他に、グリーンサラダと生ハム、バーニャカウダ、鴨肉の炭焼きといただき、ドルチェ①に、このいちじくの赤ワイン煮。ドルチェ②はもちろんチョコラータのジェラートでした。いつも本当にすべておいしいです<(_ _)> サチコさんと会えて、かなり電子機器ものが好きな人ともわかって、(それから犬が好き、鳥が好きも一緒、)ものすごく楽しい夜でした。
次回は新店のご紹介です!
(掲載:2009-09-21)
2009年9月 21日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年9月16日 (水)

■ イヴェント情報ばかりだったから、気軽に出かけられてぱっと食べて幸せになれる麺特集をします。すべてこの3週間以内くらいにいただいたものです。まずは「
山元麺蔵」さん。もうほんとほんと、ほんとーにおいしいです。牛と土ごぼうのうどん 945円。

●麺が、つやつやでなめらかで、けれど程よい弾力もあって、なんともうまーい! つるつる、つるつると無心にいただきます。おだしがまたおいしいのです。

●あまりにおいしいので再び全体寄り写真。牛とごぼうで限りなく深い味のおだしになっているのだけど、でもきちんと取られただしがあっての、牛とごぼうの風味ということがわかるのです。うどんも麺も、たっぷりたっぷり。ちょっと多すぎかも。最後の方は「がんばって食べる」という感じで、食べ終えた時には苦しいくらいで、山元さんにはっきりと言ってしまった・・・ごめん<(_ _)> これの7割くらいで十分と思うのです。わたしは半分でもいいくらい。でもほんとーーーにおいしい。接客も感じがいいです。音楽だけ、わたしはあかん。(正直でごめん。<(_ _)>)それでもまた伺いたい、飛んで行ってまたいただきたいと思います。
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■ 大好き「
はしたて」さん。ジェイアール京都伊勢丹スバコ内です。合鴨のうす切り煮麺 1365円。熱く張られたおだしが一流料亭並み、そこに細いそうめん、そして鴨肉です。おだし飲み尽くしのおいしさでした。

●こちらはオプションで、お惣菜を注文できるのです。なんかうれしいでしょ。茄子に胡麻だれ、そして粟麩といちじくの和えものです。
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■ 深夜「
ネーゼ」です。困りましたね、うにのキタッラ、犯罪的においしいのです。これは、うにがある時にいただいておかねばならんメニューです。・・・なんて載せておいて、すでに今シーズンはもう終わったそうです。ごめん。<(_ _)>

●こちらは秋ネーゼだ~。ポルチーニ、大きめに切られて、口に当たった時、じゅわ~とジューシーに旨みがあふれ出る感じがたまらないのです。ショートパスタはアッスンティーネ。形がおもしろいし、ぐいぐい歯ごたえがあっていいです。
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■ 「
カフェ バスティーユ」で深夜24時を過ぎてから。鶏肉とブロッコリーのショートパスタ(ペンネ)、パルミジャーノをばさっとまぶしてあります。これもおいしかったーー! ペンネ1本ずつすくいながら、止まらずいただきました。写真も撮るけれど、その後で食べるの早いのわたし。何でもおいしいうちにいただかなければ。
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■ 「
割烹なかじん」で天ざるです。といったらちょっと違うか? お昼の天ぷらの定食1260円(お得過ぎます)に、オプションで、名物オリジナル麺「麦切り」をお願いして、勝手に天ざるにしたわけです。

●これがオリジナルの麦切り。独自の香り、食感、なんともすてきな余韻。昔の粗碾きそばも懐かしいけれど、病気に全然めげず、こうしてちゃんと次のものを考え出されたこと、わたしは本当に店主の中村一臣さんを尊敬します。

●四角豆、という沖縄の豆を天ぷらに! そして大好き鶏肉を揚げていただきました。手前に見えているのはみょうがです。入稿ぢごくのさなかにひととき、うれしいお昼でした。
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■ こちらも大好き「
権太呂」さんで、わたしの好きな組み合わせです。シンプルにかけうどん650円と、鶏のからあげ800円。おだしのおいしさを堪能できるから、わたしシンプルなかけうどんを時々いただきたくなるのです。これもほんとーーーにおいしい。

●鶏のからあげ。これはおうどんと共に、皆さまぜひに~!
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(掲載:2009-09-16)
2009年9月 16日, dans 京都 カフェ京都 うどん京都 和食09後半京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年8月28日 (金)
■ 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」 お昼3600円コース |
■ 先日伺ってとてもいい印象を持った「
サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」です。(
その時の記事)ほんとよかったので、お昼に改めて伺ってみました。せっかくなのでイタリアンに詳しいりっちゃん=イタリア料理研究家の河畑律子さんと共に。開店と同時にお客さまがなだれ込み、ウエイティングの方々も・・・という感じで、お昼2席を確保するのが大変なことと、出かけてみて改めてわかりました。
●お昼は4コース、1600円(税込1680円)、2600円(税込2730円)・・・とありますが、せっかくなのでPranzo C 3600円(税込3780円)です。(前日からの予約をすれば5250円コースも用意していただけます。)

●とうもろこしの冷製スープ、中にとうもろこしのジェラート入り。びりっと冷たくて、でも風味豊か。上に添えられたパリパリまで、いい香りで違うなあと思わせます。

●淡路産さわらのカルパッチョ 冷製カポナータと焼き茄子のコンソメジュレを添えて。これも鮮烈な味。さわらだけでも旨みをぎゅっと抱えていておいしいけれど、焼き茄子の香ばしさやらカポナータの酸味やらが加わって、お皿の上で祭典みたいになっている感じ。

●京丹波地鶏のスパゲティーニ カチャトーラ風 京丹波地鶏の有精卵を使ったザバイオーネを仕上げに。ザバイオーネがふわふわふわふわと細いパスタにからんでたまらん旨かったです。地鶏の旨み、ひきたてる丹波の九条ねぎの香り、何もかもが見事に混じり合ってうっとりとしたおいしさでした。パスタはこれはお願いして少なめで30gなのですが、標準量は50gということで、ボリュームもあります。

●すずきのポワレもあったけれど・・・肉っ気です。コースに+1000円で選択可能な、鹿児島県産黒毛和牛の備長炭焼き。ロース肉です。バルサミコとポルトを煮詰めたソース。

●水茄子のサラダが下に控えています。からし水菜も鮮やかな香味。

●いつも通りフレッシュハーブが添えられて、口の中を常にリセットできます。自家製フォカッチャも付きます。

●コンフィにしたバナナのカタラナ チョコレートのスープ仕立て。カタラナ=カスタードのアイスクリーム。ここに、熱を加えられてとろりと甘みを増したバナナが合わされ、それだけでも十分美味なのだけど、チョコラータのリキュールで作ったソースが添えられて、ぞくぞくするほどおいし♪ リキュールは「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」のオリジナルです。ヴァレンタイン時季にはショップで販売されることもあるという、美しいボトルに収められた秘密の妙薬のようなものです。うっとり幸せ。

●ばしっと目を覚まして現実に戻らねば、というわけで、エスプレッソにいたしました。この後おかげで敢然と仕事に向かえました。ひとときゆったりおいしいイタリアンのお昼、サーヴィスも感じいいし、場所も便利な東洞院四条上ル=大丸横というわけで、人気が集中しちゃっているようですが、お席早めに予約していらしてみてください。。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」
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★イタリアンに関してもカテゴリー分けで、「京都 イタリアン09後半~」というのを今日から設けました。京都 イタリアンも重くてダメとご指摘がありまして。確かに。けれど、さかのぼっての作業をどうしたらいいのだろうか?(叫)
(2009-08-28)
2009年8月 28日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年8月17日 (月)
■ 新しくなった「サンタ・マリア・ノヴェッラ ティサネリーア京都」 |

■ 東洞院四条上ルにある美しいリストランテ、「
サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」が新体制になったと伺い、出かけてきました。秋の趣たっぷりの、夜の6500円(税別)のコースです。まずアミューズ的なひと品から、●赤肉メロンの冷製スープ。彩りよく、さわやかな甘さで、ぱーっと気分が切り替わりました。ここからおいしいコースが始まるのだと、とても期待させました。生ハムとマスカルポーネの細長いブルスケッタが添えられました。

●淡路産よこわのカルパッチョ 焼きなすのコンソメジュレを添えて。ひんやり冷たいカルパッチョは、それだけでも口当たりいいのに、香ばしい焼きなすのコンソメジュレがからんで、うっとりする美味でした。のせられたベビーリーフも鮮やかな香りと味わいで、お皿全体のおいしさを引き立てます。

●パンもとても美味で、吉田さん製造のものですが、フォカッチャはいつも自家製です。ローズマリーの香りが効いて粋です。

●お料理と共にどうぞと、生ハーブが出されます。イタリアンパセリ、セルフイユ、ビーツの葉です。パンと一緒に、風味付けにいただいてもいいし、この後のどのお皿にもよく合って、鮮烈な風味を与えてくれました。さすが「ティサネリーア」=薬草で始まった、世界最古のフィレンツェの薬局を母体とするリストランテです。

●和牛のタンの自家製ハムを合わせたサフラン風味の焼きリゾット ポーチドエッグととろ~りチーズを仕上げに。まずこのように供されるので、ぱっと見たら肉料理かと思います。この牛タンの自家製ハムのうっまいこと~~! 噛めばじんわりおいしさがしみ出して、塩気も絶妙。このハムの下には・・・

●焼きリゾットなのです。卵をくずしてからめつつ、チーズの香味もとろりんとまとわりついて、後を引きます。塩もはっきり効いていて、輪郭くっきりのおいしさです。

●かますと松茸のスパゲッティーニ。パスタ料理はひたすら香ばしくて、秋の風情たっぷりでした。これで40g。お腹も十分ふくれます。

●メイン料理が、埼玉県産骨付きうずらのコンフィ 旬菜のサラダを添えて。柔らかなうずらがコンフィにされています。もも肉と胸肉。胸肉は低温調理されて、大切にじわじわと火を入れられたことがわかります。骨までしゃぶらずにいられない旨いお皿・・・こちらも塩気明確で、食べ進むほどにワインを飲みたくてしょうがなくなります。肉のお皿ながら野菜たっぷりなのがまたよくて、水なす、赤おくら、小玉ねぎ、夏かぶら、上賀茂の辛子水菜、ダンデリオン(=たんぽぽの葉)などがサルサヴェルデと共に。

●食後も仕事ぎう詰めだったのでミネラルウォーターで通すはずが、結局うずらのおいしさに、最後になって赤ワインを少しだけいただきました。そもそも食事はゆったり楽しむべきなのです!

●コースを作ってくださったのは、7月1日から料理長となられた
塚口成広さんです。1978年10月生まれ。30歳にしてこの料理、なかなかやるではないの! 同時にいくつもの注文をこなしながらも、にこにこと笑顔を絶やさずお仕事なさるのも偉いです。「レストランサカミ」など、しっかり基礎を身につけたのはフランス料理からという方で、ちゃんと「サンタマリア」調を守りながらも的確に塩ができるのもそのためかな、なんて思いました。さらに、厨房には女性スタッフが3人いて、実にてきぱきよく働くのです。とても感じのいい人たちだし。これだけ女性が登用されているということだけでもなんだかうれしいし、力のある人はちゃんと評価されているのだなって頼もしい気持ちになりました。

●食後の飲み物はエスプレッソやカプチーノも選べますが、やはりここではハーブティーをいただくべきです。ガラスポットで3種類の香りから選ぶことができます。

●ドルチェは、葡萄のゼリー 自家製ヨーグルトのジェラートを添えて。赤ワインとオレンジジュースでぶどうを煮たそうで、上品な酸味と甘さで食後にするっと入って爽やかです。ヨーグルトのジェラートがまたほのかな酸味でよく調和しています。

●煮て、ジュレ状態にされたぶどうはこんなにきれいな色です。秋色濃くて、最後すてきな締めくくりとなりました。

●オリジナルハーブティーは華麗なバラの香りのものにしました。センスのいい小菓子も添えられました。ていねいに作られて良心的なコース、これからすごく支持されるだろうと思いました。近いうちまた伺います。
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「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」
京都市中京区東洞院四条上ル西側
電話 075-254-8692
11:00~14:00、17:00~21:00LO
月曜休み
全席禁煙 予約が望ましい
(2009-08-17)
2009年8月 17日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年8月16日 (日)

■ 全国100万人の読者の皆さま、京都の夏を彩る五山送り火の夜でした。「
未生流笹岡」、笹岡隆甫さんに「大文字を見る会」にお招きいただき(だいぶ自慢!)、田中里の前の交差点近くの未生会館屋上から見せていただきました。ベストタイミングで京都に取材に来た
文藝春秋「CREA」編集部の井戸川恵子さんも誘って一緒に伺ったわけです。●このように、「大」はもう手に取るように近くに見えるのです。

●しばらくしたら「法」も点灯されて、こちらもよく見えます。(ちょっと障害物が写り込んでしまうけれど。) 本来、ご先祖さまの霊を送るものだから、きゃあきれい♪ なんて騒ぐものではないのだけど、火がつくとやっぱりわくわくと「きれいねー」と眺めて、盛り上がり・・・。

●隆甫さんはKBS中継にお出かけになり、わたしたちは実物の送り火を見つつケータイでTVを追いかけるという技で、結局舟形も鳥居も見ました。ああこれで夏が終わる・・・という感慨以前に、こんな世の中すごい。科学技術の進歩すばらしい。最新機器ばんざい。

●お座敷にはお出かけになる前に隆甫さんが活けられたお花があって、送り火の後拝見。

●南天の葉にダリア・・・ゆかしい風情でした。ありがとうございました<(_ _)> その後わたしたちは洛中のカフェに移動して、夜中まで白熱の打ち合わせ・・・ほんとよ。この時季はひたすら秋の号の取材と入稿の嵐・・・1分を惜しんで仕事です!
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■ 昨晩、15日の夜は「
京都ネーゼ」の2周年のお祝いでした。以下、報道写真としてご覧ください。(暗部補正とか画像加工も最低限だけどごめん。) ●カウンターにはおびただしいお花です。そのほとんどが「
フローリストショップ プーゼ」のもので・・・

●21時過ぎに伺うともうこの状態。17時スタートで、1回転目は結構マジメに始まったらしいけれど、わたしが行った頃には、すでにはちゃめちゃな気配が・・・

●ちくわやはんぺんよ、いきなり(笑)

●生ハムが出てきて、「ああ、やっぱり今ネーゼにいるのだ」と安心(笑)。

●をを! ネーゼ常連さんのバシリの助さんがコックコートで! そしてイタリア料理研究家の律子さんがアシスタントをしています。プロをアシスタントにつけて、バシリの助さんが作ったのは・・・

●砂肝のソテでした。ねぎたっぷりで、木原っちいかが~?

●そして大根やゴーヤのソテも。お客さま厨房に参加の夜だったのです。

●左側が立命次郎さん。バシリの助さんは大役が終わってほっとされたのです。

●次にコックコートを着た立命次郎さん。厨房内でえらくかさばってますね・・・

●シェフの森博史さんが、ぎゅーっと頑張っても、コックコートのボタンが閉まらんのよ。(-_-;)(-_-;)

●そしてアシスタントを使いまくって立命次郎さんが作ったのは麻婆豆腐でしたが・・・うう・・・味についてのコメントは控えた方がいいような~。(言ったとおり辛過ぎたの。ごめん<(_ _)>)

●次にポーラパパがコックコート姿に!いつもの客席での存在感とはうらはらに、なんだか固まっていらっしゃいますね。(かわゆ~。)

●白川ベーカリーのパンをひと月前から予約なさったとのこと。周到なご準備でした。たまごサンドイッチ、なかなか美味だったのです。

●ここからはネーゼ料理。プロの安心のお料理です(笑)。白金豚のカツレツを・・・名古屋の八丁味噌で!

●これはのたうち旨かったビュルゴー鴨の丸ごと焼きです。うまうまでした。

●スタッフ桝村さんによる、淡海地鶏の焼きそば。これもうまうま。

●馬肉の唐揚げ。これものたうちうま。

●ポルチーニの焼きリゾット。チーズとろりんとからめてあって、やみつきに旨い。

●あさりとみょうがのスパゲッティ。いまのシーズンのスペシャリテですね。

●美奈ちゃん=浦沢美奈さん御大が作った優美なバラのお祝いアレンジメント。一緒に楽しんだmami さんと美奈ちゃん、そしてわたしからのプレゼントです。

●そしてこれも美奈ちゃんの手になる、あるネーゼへヴィーユーザーの方からの贈り花。ひとつのアレンジメントが4分割されている、なんともセンスのいいものでした。いやー「京都ネーゼ」おめでとう! どれだけ愛されているお店か改めてわかった夜でした。とても多くの人の、今ではそれぞれの日常になくてはならないお店になっているのです。コックコートを着て頑張った参加者の男性の方々もお疲れさま。かさばるわりには「豆腐! スプーン!」なんて指図しかしてない人もいたけれど(うはは)、奮闘ぶりは皆さんなかなかかわいらしかったです(なんて言ってごめん<(_ _)>)。この夜初めてご挨拶させていただいた読者の方々もありがとうございました。<(_ _)> ほんと楽しかったので感謝。お目にかかった方々、そしてもちろんネーゼの方々も、みんなありがとう<(_ _)>
(2009-08-16)
2009年8月 16日, dans 京都 イヴェント京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年8月11日 (火)

■ 撮影でびっしりの日々に突入しました。撮影の日々には、仕事で必要不可欠な食事以外は予約を入れないことにしていて、持ち帰って撮影したものの試食をしたり、料理屋さんなら撮らせていただいたお店へ改めて出かけたりとなります。今回は錦市場の取材をしたのでどさーっと錦の食べるものもあり、そして同時進行でわたし自身を取材していただいている本も複数あって、そちらにも御礼に行きたいし。

●わたしが回る取材・撮影では、いつもの天才巨匠カメラマン・ハリーせんせにお願いしており、そうすれば仕事は500%くらいの安心が得られるわけですが、その分、イケズも500%くらいになるので、それに耐えつつかわしつつの毎日となります(-_-;)(-_-;) イケズも度をこして、もうらめら~、となれば、好きなもん食べに行っちゃうわよ♪ というわけで、深夜の茗荷ネーゼとなりました。=「
京都ネーゼ」。美山の茗荷、みょうがをパスタにしたと聞いて・・・出かけずにいられるでしょうか?(いいやいられはしません。)それに取材の御礼もあったのです。これはシンプルみょうがスパゲッティです。わずか唐辛子もきいて、そこにしんなりしたみょうががからんで、今までになかった鮮烈な味。うまうまなの♪

●こちらはあさりとみょうがのバヴェッティーニ。あさりのうまみがまた一段と味に深みを与えて、こちらはうまうまうま、って感じかしら~。

●プレゼンされたみょうがはこちら。つやつやで、生でバーニャカウダソースをつけて食べてもしゃりしゃりっと美味でした。香りがよくて。美山の湯葉屋さんが運んでこられるみょうがなのだそうです。思わぬパスタがいただけて、LO前の深夜のお出かけ、大成功でした。みょうがを食べるとアホになるっていうけれど、悪いことや悲しいことも全部忘れちゃえるわけで、それもすてきね♪
(2009-08-11)
2009年8月 11日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年7月22日 (水)
■ 「トラットリア・ニーノ」でカリテプリすごくいいお昼のコース |
■ 関西では数少ない、スイーツ専門のコーディネーター&ライターである
松本由紀子さん(「
ボヌール☆花粉」←スイーツ情報満載 )が訪ねて来てくださって、少し久しぶり、
「トラットリア・ニーノ」でお昼です。3000円のお昼のコースです。おまかせで。●付き出しに、揚げたシュー。中にじゃがいもとサラミ。揚げたてふんわり、塩気絶妙。発泡水を飲みながらいただきましたが、くいくいワイン飲んだら楽しかろう~

●前菜盛り合わせ。○愛媛のグリーントマトのピカタ。○クロスティーニ。ひよこ豆のペーストを塗った上にラルド。○プロシュートといちじく。○ブレザオラ(牛肉生ハム)に、ルッコラとパルミジャーノ。○アーティチョークのオイル漬、オリーヴと。○スペルト小麦のサラダ仕立て、ミントの風味。とても充実したお皿です。

●タリアテッレ ヴェルデ(ほうれん草を練りこんだタリアテッレ) アスパラガスとパンチェッタのソース。パルミジャーノ。これ大変美味でした。

●北海道の黒毛和牛のランプ肉のビステッカ。バリ島の塩。肉を食べているぞーとわかりやすい、どちらかというと野生的な味。

●牛肉のお皿には刻んだルッコラ入りのオリーヴオイルも添えられて、これが目の覚めるような鮮やかな風味でした。★写っていないけれど、コースにはパンも付きました。

●モスカート(甘口のワイン)とグラッパを使ったセミフレッド。 かなりお酒が効いていて、風味のよいドルチェでした。この後、●エスプレッソをいただいて締め。お得感いっぱい、バランスもいいコースでした。わたしたちは飲まなくてごめんなさいだったのだけど、ワインを飲む人なら前菜だけでもかなりゆっくり楽しめると思います。満席で、賑わっている感じがまたよくて、いいお昼を過ごせました。<(_ _)>
「トラットリア・ニーノ」のデータは
「京都 美味案内」のp49にあります。このお店でも本を置いていただいています。感謝<(_ _)>
(2009-07-22)
2009年7月 22日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年7月19日 (日)

■ 組写真を出していきます。お祭りとか折詰めなんかでぐるぐるとお茶を濁している間に写真が溜まり過ぎてしまった。\(゜o゜)/ とりわけ画像溜まり過ぎの筆頭が
「京都ネーゼ」です。すなわち、
完全禁煙・深夜可能・場所便利・抜群美味・皿数豊富・量増減自在・居心地良・同行者歓喜・店主才気煥発・・・再訪問必至。というわけで、わたしの日常に組み込まれてしまったお店です。これは数回分からの抜粋です。
●夏ネーゼを代表するお皿のひとつ、小鮎の春巻き。バジルをはさんでイタリアンの風情に。内臓、豆乳、生クリームのソースと。

●グリーンサラダに、切り立てふわふわパルマの生ハム、宮崎産水牛のモッツァレラ。ほぼ毎回この組み合わせでいただく標準サラダ。ここにトマトやら蕪やらを足していただいたりも。

●ありがとうトマト。冷たいカペッリーニの最後の日でした。高知産、水最小限で強い子に育ったドM トマト、本当に真っ赤でした。このトマトがおいしい間だけ作られる前菜パスタだったのです。

●ここでマストのきんかんカルボナーラ。これは犯罪的にうまい。

●京都産生うにのパスタ。この日はキタッラで。じわじわぐわーんとうまい。

●サルシッチャとポルチーニのスパゲッティ。これも激しくうまい。

●桜海老とあさりのスパゲッティ。20gだけ。ずるうまい。

●これ週に1~2度食べないと身体が震えてくる(笑)鴨のコンフィ。ひとりでむしゃむしゃ食べるのが幸せ。でも同行の人が喜んでくれてもまた幸せ。

●うはははは。馬肉ハラミの炭火焼。焼き加減も塩加減も絶妙。柔らかだけど味は濃い。

●あのう。(-_-;)(-_-;)(-_-;)。チョコラータカルダ=ショコラショ、飲むショコラのはずなんだけど、これ飲み物と言えるでしょうか? (いいや言えはしまい。)2番手木原っちがやるとこうなった。「薄いってエリさん言うから」だと。あの、薄いとは言ってないのですが。薄いか? と聞かれて、「もっと濃くても大丈夫だよ」と、ごく普通に飲める状態のものが出てきていた時代に言ったことはあるけれど、それがだんだん濃くなってこうなってしまった~\(゜o゜)/\(゜o゜)/けれどわたし、これ好きだわ♪ いよかんピールをパルスメしてもらったことがあるのです。パラパラかけたわけ。ちょっと天国的に美味でした・・・けど、さすがに後々濃かった。(笑笑。)

●このごろのドルチェはこちら。ジェラートでチョコラータです。これも濃い濃い。
(2009-07-19)
2009年7月 19日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年7月11日 (土)
■ 「イル・ランポ」の ミニモ とは? ピッツァ も旨いです! |
■ 久しぶりの
「イル・ランポ」です。天才巨匠カメラマン、
いけずだが その腕は神業・ハリー中西せんせが推薦なさるお店の文をわたしが書くために、わたしも撮影後に2度にわたっていただいたものです。撮影時のライティングで撮らせていただいた、もっともっときれいな写真が実はあるのだけど、雑誌が出るまではそれはやっぱり出すべきではないでしょう~。ということで、これは撮影用ではなくて、お店の営業時間に普通にいただいたものです。これは
ミニモ というあきれ驚くアミューズのセットで(笑)、チケッティ=ヴェネツィアンスタイルのおつまみ盛り合わせに、フォカッチャ、飲み物も込みで、白か赤ワインかビールを選べて、それでなんと~の800円(税込み)。\(゜o゜)/これはお得ですね~。そして、とてもおいしいのです。これは人気になって当然です。
この日のミニモ: ●フォカッチャ/●ゆでたまごとアンチョビ/●ひよこ豆とセロリ、生ハムのサラダ/●じゃがいもとミラノサラミのヴィネガー風味/●牛肉のブレザオラ(自家製生ハム)、中にルーコラ(セルバチコ)、パルミジャーノ。●飲み物は微発泡の赤ワイン、ランブルスコ。
先ごろ2周年を迎えて、3日間ワインとビールを記念価格100円で提供したら・・・ごった返したみたいです。ビール287杯、ワイン418杯売れたと。\(゜o゜)/\(゜o゜)/

●ピッツァが数種類あります。ピリ辛の、
チョリソ・イベリコ 1600円。チョリソイベリコ、モッツァレラ、唐辛子。

●
ビアンケッティ 1300円。しらす、ニンニク、唐辛子、トマト。

●
サルシッチャ 1600円。モッツァレラ、黒オリーヴ、サルシッチャ・ルーコラ。 以上のピッツァ3種類は、2回にわたっていただいたものですが、窯で焼きたて熱々、ふちはモチっと、なかなかに癖になるおいしさなのです!ワイン飲まずにはいられない味です。

●とりわけ印象に残ったのはこのしらすをのせたビアンケッティで、ほどよい塩気で止まらないのよ。

●ピッツァの後、
鶏肉のコンフィをいただきました。これは切り分けたものです。これも中はふんわりしっとりでなかなか美味♪ 鶏肉鶏肉と、気持ちが鶏肉になってしまった時にきっとまた食べたいなーと思い出す味です。★入り口はスタンディングカウンターで、ぱっと1杯飲んだり、
ミニモでおしのぎ的に少しお腹に入れてもいいし、奥のテーブルでピッツァをはふはふ食べるのも楽しいし。というわけで、原稿のおかげでまた楽しさ再発見となった「イル・ランポ」でした。
わたしの本にはp64にあります。
★本のデータにはお昼営業の記載がありますが、ランチタイムはしばらくの間お休みされています。ご注意くださいませ<(_ _)>
(2009-07-11)
2009年7月 11日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年6月19日 (金)
■ 早ごはんで、肉肉、うに、フロマージュ/撮影あんみつ/花 |

■ 昨日の「紫野和久傳 大徳寺店」のお料理の全容は改めて掲載するとして、わらわらあたふたの日々に何を食べているか? という話。あれこれヴァージョンです。「肉が食べたーい、肉っけが必要!」だったある日、
「カフェ バスティーユ」でシャルキュトリの盛り合わせです。これはこのカフェオープンに合わせて考えられた新メニューで、木の台に、パテやサラミや生ハムなどが通常2人前盛られて出てきます。ひとりで飛び込んだので少し減らしていただいて約1,5人前です。だって・・・

●鴨コン=鴨コンフィが食べたかったんですもの~。おいしくて、よよよ。ナイフを入れただけでほぐれていく柔らかさ、口の中でほどけていくような感じ、いい香り。夜遅めOK、アラカルトもOK、料理おいしくてほんとありがたいお店ができました。
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■ 肉っけで満足したはずが、うにっけも要るのよ。それで
深夜ネーゼです。ミョウバン使わない、本当にナチュールなままのうに、京都の網野産だそうです。

●このうにスパゲッティ、ずるいです。おいしすぎて絶句。ほとんど犯罪。(-_-;)

●そしてやっぱり鴨コン。優しい友人mami さんと静かに深夜お話するはずが、東京から棚っち来たる。明るい明るい棚っち=棚橋芳雄さん@電通も途中から加わって、楽しくて笑いに笑って、おかげでお皿数も多く食べられて感謝。他に白金豚のカツレツとかふかひれのアクアパッツァとかペンネアラビアータなどいただきました。深夜だから7軒目とか言いながら、まったく普通に食べて頼もしかったです。健啖家ですね。
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■ もうひと月近くたってしまったのだけど、どどどと早ごはん(1時間以内)でいただいておいしかったなあ~と思ったのがワインバーの
「ミュルジェ」です。キッシュとてもよかったです。

●フロマージュはコンテの18か月とマンステール。ずりずりタイプが好き。
●以前とセット構成が変わったので3000円セットというのを試したわけです。自家製グリッシーニ(オリーヴ入り)が供され、前菜(選択可能)と料理(選択可能)、そしてフロマージュ(ドルチェも選択可能)をいただきました。
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■ 「夜中のフロマージュちょい食べ」で重宝しているのが
「ヴィオラ」で、まあここにさえ来たら、わが頼もしきねーさん=ブラック・Kさんに会えるということもあります。この日はひとりで滞在時間30分未満。それしかいられなかったけれど、こんなワインをいただき、

●フロマージュはゴルゴンゾーラ(手前)とサンタンドレ。「うはは、ヴィオラにいるのよ」と、ねーさんにメールしたら、「うはうは、こちらはネーゼでうにパスタよ」と返事が来たあ。
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■ 仕事の必要で
「月ヶ瀬」の、本店の方へ。むかーし、京都通いを始めた頃(高校生の頃)何度かお邪魔しました。風情変わらず、そして、あんみつの圧倒的なおいしさも変わらずです。

●「月ヶ瀬」堺町店です。器が違うでしょ。わたしは堺町店が新しいし、全部椅子席だしで、好きなのです。

●持ち上げで撮影しているの・・・わたしが撮影している様子を、

●撮影していただいているのです。TV取材です。感じのいい方々・・・関西テレビの「よーいドン!」という番組で(ほんとわたしTV見なくて知らなかったのだけど人気の番組みたいです。)つるりとおいしい京都の夏のデセール3つをお薦めしたのです。あと2つは・・・そのうち明らかにされます。

●撮影機材が、雑誌撮影とは(あたりまえだけど)じぇんじぇん違います! 少し持たせていただきましたが、すごく重いの。ところで、静止画像1枚なら、フォトショップですぐに直せるけれど、動画の映像の場合でも、画像処理などできるのかしらん? と思って尋ねてみたら、「分解すると1秒に30枚の静止画像があって、それを送ることでなめらかに動いているように見せることができる。なので、理論でいえば30枚全部を直せばいいということになる。けれど1分間の映像なら、30×60=1800枚となるので、現実にはやらない。」という明確なお答え。アホなこと伺いました<(_ _)> 顔のそばかす消してもらえないかしらん? と思っただけなの。(-_-;)
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■ そしてこの夜もヤサカの
四つ葉を祇園・縄手通で発見! けれどけれど、あわてて撮った写真がこれよ・・・ (-_-;) 大失敗静止画像というわけです。あ~。ほんとう~に見たのよ~。いつもの「7212」でした。
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●最後はきれいな写真で終わりましょう。
「フローリストショップ プーゼ」のさわやかな白のお花で。さすがと思ったのは、コンポートに置いてみたらすてきという、
こんな提案です。バカラのアンティークに載せられたバラ、ふさわしい場所を得ました~!
(2009-06-19)
2009年6月 19日, dans 京都 カフェ京都 バー京都 スイーツ京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年6月14日 (日)
■ パティスリ、肉肉肉、ショコラのバッグ、ヤサカタクシー! |

■ 日曜日なんでいろいろ載せちゃう、わんさか載せちゃう! 話あっちこっち飛びまくって無駄話も満載になるかもの、気楽版です。まずは
「パティスリー オ・グルニエ・ドール」の、5月半ばに出た新作です。タルト フリュイ ルージュ 380円。ベリーや赤い実がたっぷり。すなわちいちご、さくらんぼ、グロゼイユ、ブルーベリー、フランボワーズ、ブラックベリーをふんだんに使ったタルトです。彩り鮮やか、暑くなる頃、ほのかな酸味がとても心地いいお菓子です。本店にいらっしゃる感じのい~いスタッフの坂本宗隆さんのお薦めによって、やっとこさいただきました。いつもエクレアとかショコラものとか、茶色いものばっかり買うので、「赤いのもどうぞ!」と本来の色(笑)をすすめられたわけ。でもこれ、本当に爽やかですっごくおいしかったのです。クラフティ生地にベリーがびっしりで、ぱーっと幾重にも広がる夢のような酸味。タルトの土台はしっかりめで、やわらかな果実をちゃんと受け止めて歯ごたえもしっかり。またわたしいただきます♪
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■ こちらは
「はふう」の新作テイクアウトメニューです。牛すき弁当2000円。前日までの予約が望ましくて、当日注文は30分ほどかかります。お肉がびっしりのっています。いや~ん、牛肉の国・京都だわ!! 「京都らしいお弁当」と雑誌などからお題を与えられた時、いわゆる料理屋さんや仕出し屋さんのお弁当や鯖寿司などを挙げるのは当然として、わたしは抜かりなく牛肉のお弁当とかカツサンドを挙げるのですね。肉の国京都よ~!
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■ 先日オープンした
「カフェ バスティーユ」へ、オープンして2,3日後の夜に伺い軽く食事。もちろん肉モードメラメラ・・・というか、正確には鴨コン=鴨のコンフィが食べたかったのです。本店の「オステリア・バスティーユ」で、メイン料理と言えばわたしはいつもこれなんだけど、カフェででもいただけるようになって幸せです。付け合せはポム・フリットのみと潔いです。もう怖いものなしだわ♪

●サラダもいただきましょう~! 山盛りのサラダ=生野菜が、なんと煮込み野菜=冷たいラタトゥイユで和えられていてユニークです。トマトの酸味と甘味は偉いです! 生ハムもたっぷりのって充実感があります。

●食後は定番、ふるふるのブランマンジェです。店内でいただくとアイスクリームが添えられてきますが、わたしは何もなしを所望。ごめん<(_ _)>
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■ で、こちらでも鴨コンです。「カフェ バスティーユ」の鴨コンより前の、ある晩22時半頃。いてもたってもいられず「今から鴨コンいただきに参ります!」と決然と電話してひとり
夜ネーゼへ。少し薄めの塩加減も焼き加減も何もかも、完璧のぺき子ちゃん状態です。

●今のいま、この季節なのですよね~♪ ドSトマトのカペッリーニ。透明なトマトのジュレも爽やかさを増します。幸せなのら。
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■ おいしいものをいただけること、あふれるほどいい友達に恵まれたことを、わたしは本当に幸せと思っています。サイトを通して仲良しになったmami さんというありがたい友人がいて、わたしがどんなに喜ぶか知っていて、こんな写真を送ってくれました。以前パリで撮ったって。かなんわ~\(゜o゜)/ ショコラで作られたエルメスのケリー! 嫌いといえば嘘になるわ!
●そして最近教えてくれたのがこんなもの。「のめり込んでしまうかも」と言いつつ。
なんて新鮮なバッハでしょう!! このクラヴィアの協奏曲は、最も好きな曲のひとつです。mami さんもそうなのだけど、鍵盤楽器弾ける人はいいなあ。死にものぐるいでやったら、これからでも弾けるようになるかしらん?(わたしは全く楽器弾けない。) すらすらすらとバッハやモーツァルトを弾けたりしたら、夢みたい。ひとつ外国語ができるくらいの価値があると思う。毎日毎日持ってるすべてのエネルギーを練習にあてたら弾けるようになるかもしれない。きっとなれるんだろう、って思う。
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●先週もヤサカの四つ葉を見ることができました。ばんざーい、うははは~! だからちゃんと幸せいっぱいに過ごせたのだよ。実はヤサカさま表敬訪問というのを実現しようとしているのです。ヤサカ自動車本社をお訪ねすると。大本山で四つ葉の撮影をさせていただくと。時間がなくて伺えていないのですが、でも実現したらリポートいたします<(_ _)>
(2009-06-14)
2009年6月 14日, dans 京都 カフェ京都 ニュース★無駄話京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年6月 6日 (土)

■ 全国100万人の京都好きの読者の皆さま、本日は少しイケズなパスタクイズをいたします。これはどちらのお店のパスタでしょうか? 正式メニュー名は、「軽く火を入れた自家製めんたいこのスパゲッティー」(1800円)といいます。明太子スパゲッティーって・・・なんだか懐かしい和風ものみたいだけど、これは明太子の塩気と香りだけではなく、全体にピリっと、とうがらしの香りも明確です。イタリアンながら海苔と大葉をあしらってあるので、結局絶妙に和風イメージとなるのだけど、明太子とあまりに見事な調和だから、和風でもいいではないの~。白ワインとも合い過ぎるほど合います。しかし明太子スパゲッティーを新たにメニューに載せるお店って??

●もうひとつ、今の時季こちらでいただけるスペシャリテを見せましょう~! これでわかりましたね?
トマトの冷たいパスタ、名作です。うははは、わたしもライティング駆使して撮ったのよ♪ それで見せたくしょうがないわけです(-_-;)。アシスタントしてくれたのが
この人ってのもゴージャスでしょ(笑)。
(2009-06-06)
2009年6月 6日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年6月 3日 (水)
■ 先週後半に伺った優美なイタリアン
「オルト」です。
昨夏にお昼をいただいて以来、夜の予約制の野菜のコースを一度いただかねばと思い続けていたのです。


●ベージュを基調とした落ち着いたインテリアです。心安らぐ感じです。●BIOの白ワインを1本開けて、アメリカから来て日本料理を学ぶ人たちと共にいただきました。

●予約制の「菜園コース」4500円です。アミューズが3種まず供されます。

●野菜の取り合わせ。真ん中にとうもろこしのパンナコッタと新玉ねぎのサフランマリネ。野菜のおいしさで文句なく感動させるお皿です。

●いちごのリゾット。いちご以上にフロマージュの香りが鮮烈で、塩気も効いて、見た目以上にパンチある味のリゾットです。

●お皿にバルサミコがあしらわれています。

●いろいろな豆のクレープ うすいえんどう豆のソース。アスパラソヴァージュと。

●クレープの中はこんな。青い豆がびっしりと入っていて滋味豊かでいかにも身体が喜ぶ感じ。

●ズッキーニの詰め物(焼きなすとアボカドのピュレ)、黒米ガレット、赤ピーマンソース。グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガス添え。ガレットはバリバリと、詰め物たっぷりのズッキーニは旨みじんわり、下のアスパラガスが香味と食感を添えて、ジャストなバランスで成り立っているお皿です。

●ドルチェは3種類から選択可能で、これはいちごのスープにバルサミコのジェラート。ほどよい酸味同士の掛け合わせですごくいいセンスでした。

●アンフュージオンで締め。★野菜の彩り、味わい、香り、食感を最大限生かしたお皿の連続で、組み合わせの妙味も楽しめて、どれも申し分なく味が決まっていました。お手間がかかって、丁寧で、何とも優美でした。何かフレンチとの境目がないような繊細なイタリアンでした。ここではこの菜園コースをぜひ味わってみてください! とおすすめしたいと思います。
(2009-06-03)
2009年6月 3日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月30日 (土)
■ ホテルグランヴィア京都 「ラ・リサータ」のパスタ100種類とは? |

■ 全国100万人の読者の皆さま、インフルエンザ騒ぎも収まったことです。(というか過剰でほとんど無駄な騒ぎではなかった?) 皆さまどうぞ京都においでください! そして京都駅を降りられたら、駅に隣接する
ホテルグランヴィア京都、こちらのイタリアン、リストランテ
「ラ・リサータ」がほんとーにおいしいということを思い出してください。


●わたしは自らパスタ責めになりにこの日伺ったのです。そもそもスーシェフの野呂っち=野呂和美さんが「パスタは軽く100種類はできます!」ってことあるごとに言うものだから、それは食べてみたいではないの。野呂っちは29歳にしてスーシェフ、恐れる様子なく料理教室の講師もつとめ、毎回パスタのデモンストレーションをやってみせる気概のある人です。こうして素材プレゼンから始まりました。パスタ責め8種類!正確には、7種類のパスタとリゾット用のお米が示されたのです。そしてロングペッパーという細長いものと。



●
ゴルゴンゾーラクリームを詰めたさつまいもの揚げニョッキ ロングペッパーとトリュフの香り。大きなニョッキをまるごと揚げてあります。割ると中からゴルゴンゾーラクリームがとろりんと。ロングペッパーは少し甘くてシナモンのような香りもして、トリュフと合わさったらなんだか蠱惑的な香りです。

●
タリアテッレ 桜海老といんげん、芋のジェノヴァ風。桜海老のパリパリ、小海老のふんわりと、海老だけでも種類によって明確に食感を変えてあります。太い平麺のジェノヴェーゼ、です。バジルと松の実のソース。

●
チカテッリ、太刀魚のコンフィとういきょうのサフラン風味。少し平らで、小指の先ほどの大きさのパスタです。粒っとして、つるりんと滑り込んでくる食感と、太刀魚の香ばしい香りが楽しめます。

●
オレキエッテ 穴子のプッタネスカ風。トマト風味がきました。オレキエッテ=耳たぶパスタですね。くにゃっとした食感が楽しい。ケイパーやオリーヴの旨みがアクセントになっています。

●
フジッリ やりいかと季節野菜のクリーミーなバーニャカウダ和え。ねじねじショートパスタです。見るからにソースがからみやすいですよね。そら豆のおいしさが際立っています。

●取り分けてもらったところ。ぐいっと噛んでおいしいパスタだと思います。パスタ責め5皿めなのにそれぞれまったく形状も味も違うので飽きてくるということがありません。

●ここから肉っけとなります。
そら豆とペコリーノを詰めたアニョロッティ、フェンネルシードの香り 牛ほほ肉のビール煮込みと。詰め物パスタです。中に季節のそら豆のピュレとフロマージュが入っていますから、噛んで染み出す旨さがたまらんです。柔らかく煮込まれた牛肉もじゅわーと肉汁染み出して、メイン的なお皿にもなると思います。

●
5種類の肉を詰めたカッペレッティ、クラシックなセージバターとスーゴで グラナパダーノと胡桃と共に。5種類の肉とは、豚、鶏、牛、鴨、そしてリドヴォー。グラナパダーノはパルミジャーノのような硬いフロマージュですね。刻んだ胡桃が風味を与えています。味濃くて、赤ワインくいくい飲んだら楽しかろう!

●最後にリゾットです。お米はやっぱり締めにね。
なす、トマト、モッツァレラのリゾット オレガノ風味。スープは効いているけれど優しい味で終わりました。

●温かくて、とろりんと舌触りよくて、いつまででも食べてられそう。けれど。さすがに8皿でお腹いっぱいです。以上、何日か前に伺って特別にお願いした「パスタ責め」でしたが、どのお皿もアラカルトで注文可能で、「もしメニューに載ってなくても作ります!」と野呂さんは強調していらっしゃいました。8皿たたみかけるように登場したけれど、味の違いは明確に、どのお皿もばっちり決まっていたのです。

●広報・・・今は営業職も兼ねられるたっちゃんこと石田達也さんが登場して、しばし、いつもと変わらず強烈に笑わせてくださいました。そしてスーシェフの野呂っち=野呂和美さんも登場。サーヴィス精神あふれるたっちゃんから、野呂さんに対してこんな指令が下されたのです。「ほら、せっかくカメラ構えてはるんやから、何かせなあかんやろ!」

●「何か、ですか?」 「そう、何かや!」

●で、とりあえずぴたーーーっとくっついてくれた。撮影用カメラ目線。

●もっとくっついてピース♪ ね。

●「こんなことしてたら、社長にまた呼ばれますやん!」と破顔一笑。いつもこの人たち楽しいですね~♪

●カプチーノも笑っていたよ。・・・てなわけで、パスタのルセット100分の8種類を堪能、見事な実力は十分わかりましたー! あと92種類、今後少しずつ試していきましょう・・・
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電話 075-342-5522(レストラン直通)
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901
ホテルグランヴィア京都 15階
朝食 7:00~10:00
昼食 11:30~14:30LO
夕食 17:30~21:30LO 無休
テーブル74席(個室もあり) 全席禁煙◎
予約が望ましい
予算 朝食2772円、昼食(コースのみ)2079円~、夕食(コース)5197円~、
アラカルトもあり。 (すべて税サ込み価格)。
2008年4月開店
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●ホテルグランヴィア京都の後は
ビックカメラに行けるのがまた魅力だわ♪ こんなの見つけちゃって大喜び&興奮。\(゜o゜)/ライトヴュアーが、なんと今はLEDよ~~! すごく明るいです。ちょっと高いけれど、これは絶対お役立ちと思って購入。手のりサイズです。ポジを見るためではなく、わたしは違う用途に使います・・・うまくいったら全国100万人の皆さまに公開します。
(2009-05-30)
2009年5月 30日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月29日 (金)

■ イタリアンまだまだ続きます。さてこれはどちらのリゾットでしょうか。わたしはここで7種類のパスタとこのリゾット、合計8種類のお皿をいただいたのでした。「パスタ責め」だったわけよ♪ 追ってアップいたします・・・
(2009-05-29)
2009年5月 29日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent

■ 溜まり過ぎイタリアン写真をばかすかアップしていきます。もうほんと~に
ネーゼ癖がついちゃっていけません。深夜は目をつむっていてもここにたどり着いちゃうのです。季節ものが始まったとなれば、まずはいただかなければ。ドSトマトのカペッリーニ、改め、
高知産トマトの冷製カペッリーニ(読み方、カッペリーニではない)20gです。真っ赤なトマトが大ぶりでどかんとのっていて、冷たくて、酸味が心地よくて、するすると食べられて、余韻が爽やか。これはしばらく毎回マストのお皿になります。

●ちゃんと「素材プレゼン」がされます。わたしが喜んで写真を撮るってわかられちゃってる(笑)。みる貝です。

●さきほどのみる貝を、トマトと合わせたもの。正式メニュー名は、
高知産トマトと知多半島のミル貝のサラダ仕立て。いや~、みる貝はこんなおいしいかって思いました。

●これも今マストです。桜エビとアサリのスパゲッティー。

●やっぱりまたこれ、気仙沼産ふかひれのアクアパッツァ。

●以上10枚の画像よりさかのぼること1週間、これらもまた深夜いただいたものです。サラダに生ハム、ドSトマトも。

●グリーンアスパラガスとアンチョビのショートパスタ(アッスンティーネ)

●アサリのスパゲッティー ビアンコ・・・うま(T_T)

●ボッタルガの粉も添えていただきました。

●野菜を所望したらこんな。焼きでいろいろと。

●豆乳アイスクリームをひと口試食。味は豆腐なので塩や醤油でサレにも簡単に転びます。

●どははは~の激濃、ほとんど分離状態チョコラータカルダ。生きててよかったわ。以上、深夜になるほどにイケズ全開状態になられたお方に絶妙にイジメられつついただきました。あ~。けれどお料理はいつも通り目ざましくおいしかったのでした。
(2009-05-29)
2009年5月 29日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月28日 (木)
■ イタリアンの写真がうなるほど溜まっていて、どどどと出してゆきます。わたし自身はひどいフランスびいきなのに、常に何か必ずフランスものを身に付けて、日本語もフランス語読みして(-_-;)、フランスを第二の祖国と思っているのに、昨今人と会うとなればまずはイタリアンだ~。それだけ気軽に行けて、おいしくて、一緒に行く人も喜んでくれる、魅力的なイタリアンが増えているということです。フランス勢、頑張ってくれ~。いやいやフレンチも実は頑張っているのです。イタリアンの後にフランスもどどどと続くので、待っていてください。まずは大好き明るい
「ジォカトーリ」で、この晩はつぶつぶ尽くしでした。

●1週間ほど前の夜です。祇園に暮らす大好きな友人に一緒に来てもらって、まずはいつものほとんど野菜の前菜盛り合わせ 1000円。ほとんど全部野菜で、肉っけが1種類。

●パンは自家製で、塩なしトスカーナ地方のものと、夏みかんの香りのパン。
●そして初めの写真のうすいえんどう豆のリゾット1200円。 優しい味、うすいえんどうとお米が合い過ぎるほど合っています。

●ほろほろ鳥のロースト、ローズマリー風味。インカのめざめと。

●粒粒パスタのスースック。フレーゴリともいいます。これはやみつき的なおいしさです。海老とあさりのだしがたっぷりしみこんでいて、筍の食感がアクセントとなって、もう止まらん。

●ドルチェがこんなに揃っていて、

●カタラーナと、

●わたしはやっぱりガトーショコラだわ。

●食後にみりん。

●その後お試しで梅酒。梅の香りそのもの。★ここでは何をいただいてもほんとおいしいと思うのです。で、思った通り、おいしいおいしいと褒めるんだけど、店主の桑原さんはかたくなに「材料がいいからです」「誰がやってもできます」とかわざと愛想なげ~に言うの(笑)。わたしなんか慣れたし平気だけど、若いお客さんはビビるかもよと思う。でもこの頃少しだけ「嫁のお父さんが畑をやっていて野菜を送ってくれます」なんて話をするようになって、その様子が幸せそうで、よかったー!と思っています。この次もイタリアンです。深夜イタリアン、イタリアンワインバー、野菜イタリアンなどなど。
(2009-05-28)
2009年5月 28日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月17日 (日)
■ 今日は少し楽ちんヴァージョンで<(_ _)> と思っていたのだけど、写真が35枚になってしまいましたから楽でもないか(笑)。深夜ネーゼ=
「京都ネーゼ」、夜中OK、全席禁煙◎、お料理おいし~、というわけで、4月下旬から何度か伺ったものを、忘れないうちにまとめてアップです。今日は時系列ではなくジャンル別です。今の今、もうなさっていないものもあるかもしれませんが、わたしの日常愛用のお店の記録として。料理名だけで。騒がないです(笑)。
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■ グリーンサラダは毎回いただきます。●これは標準スタイルで、グリーンサラダ+生ハム。

●これは四角皿にサラダ大盛り+生ハム。

●これは四角皿にサラダ大盛り+ドSトマト。

●これはサラダにトリッパのフリット+パルミジャーノ。
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■前菜のいろいろ。●カプレーゼ=ドSトマト+モッツァレッラ。

●高知産トマトとブリアンゼッタの軽い煮込み 水牛のリコッタ添え。

●持ち上げたらこんな。

●ある日巨大な椎茸があって、そのソテ。

●ブリアンゼッタの炭火焼。

●わりと最近の、ぼたん海老とシマスと石鯛のカルパッチョ。

●安納芋とチーズのグラタン。

●持ち上げたらこんな。

●タレッジョチーズのソテ。

●わりと最近の新作、玉ねぎのフォカッチャ。

●オリーヴオイルと共に供されます。スプマンテと。
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■パスタです。●ある日見つけたショートパスタ「Gigli ジリ」とは、

●こんな不思議ならせん形ショートパスタです。

●それをこのサルシッチャと合わせようというの。

●サルシッチャと春キャベツのショートパスタ(ジリ)。アッスンティーネ版でも後日いただき、どちらも甲乙つけがたかったです。

●わりと最近のパスタ、桜海老とあさりのスパゲッティ。おだしがよく出てめちゃくちゃにおいし。

●イカスミのキタッラ。げそミンチ入り。いかの身の白とトマトの赤で彩りを添えています。

●青さ海苔とちりめんじゃこのスパゲッティ。定番ですね。☆☆☆

●春になって登場の、ラザーニャ。仔牛と和牛の煮込みとホワイトソース◎

●持ち上げたらこんな。たまらん旨かった。
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■メイン料理。●何度めかのシャラン産鴨のコンフィ。

●炭火焼。これは馬肉ハラミ。

●炭火焼。これは黒毛和牛。

●めばるのアクアパッツァ。

●いつものふかひれのアクアパッツァ。
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■ ワインはほとんど撮ってなかった・・・とりあえずこの2枚。いつもわりとおまかせで。
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■食後のドルチェです。●最近ヴァージョン。激濃のチョコラータカルダ、ここまで来ました。「鍋こげる」と言われました(笑)。飲み物ではないです。

●シューにチョコラータのジェラートをはさんだもの。

●キャラメルジェラートもおいし。

●けれどやっぱりチョコラータさえあれば~、なのでした。
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(2009-05-17)
2009年5月 17日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月14日 (木)
■ 3月にオープンしたトラットリア、「La Voce ラ ヴォーチェ」 |
■ 3月にオープンしたイタリアンの新店です。先月伺ったのに、ご紹介が遅くなっちゃいました<(_ _)> ほんと人生が猛スピードで流れていて、食事している時以外は慢性あたふた状態です<(_ _)>
「La Voce ラ ヴォーチェ」、室町通と新町通の間の細い道を四条から上がったところ、以前「ラマージュ」というフランス料理店があったところです。4月後半のある晩、予約時間より前に着いたのに、あけ~み=稀代のコンシエルジュ小山明美@
京都ブライトンホテルがすでに待っているわ!

●店内の様子はこんなです。気取りのないインテリア、本当に気軽に訪れることのできる雰囲気です。「宮川町 さか」の坂 登志夫さんが「一度見に行ってあげて」とお薦めくださったのです。店主のお名前を山本晃久さんといいます。(1975年6月生まれ。)坂さんや、今「B0CCA del VINO」の野宮さんと共にかつて仕事をして独立、くずはでの5年の営業の後、京都へ移転オープンしたお店なのです。カウンター6席、テーブルが24席、さらに6名までの個室があり、子供連れOKとのこと。以前のくずはのお店が幼稚園の隣にあったことから、以前は全席子供連れOKだったそうですが、今回はやはりワインを楽しむ大人のためのお店にしたいので、きちんと分けることになさったと伺いました。そして何よりいいのは
全席禁煙◎なことです! やっとやっと全席禁煙が世の中で標準になってきたみたいで、当たり前のことが広まってきてよかったと思います。

●アラカルトから選びます。いかにもおいしそうなお皿がずらりとありましたが、まずは
鮮魚のカルパッチョ 自家製ピクルスのサラダ添え。この日の魚はいし鯛でした。酸味鮮やかなピクルスとサラダがたっぷり添えられていい感じです。

●オイルもよくなじんだいし鯛、美味でした。

●
ホワイトアスパラと半熟玉子のグラタン仕立て トリュフの香り 薄切りにしたイタリアンベーコン「ブリアンゼッタ」を添えて。

●カルパッチョの後に熱々のグラタンでいい感じ。白アスパラガスにとろとろのクレームとかトリュフの香りとかブリアンゼッタの塩気がからみにからんで、なんだか「うししし」と笑える旨さです。

●パスタが、
手打ちのタリアテッレ 牛肉のスジを赤ワインでとろける寸前まで煮込んだソース。むちむちの麺に、濃ゆい味のソースでほとんど一気食べ。

●メイン料理に、
鹿児島の仔豚のロースト。一頭丸ごと仕入れられてローストやら煮込みやらで使われるということです。わたしたちは「焼いたの!」で意見が一致。がつーんと出てきて、うれしかった・・・けれど、もうちょっと焼いたらさらにおいしいかもね? となって、しばし迷ったのだけど再加熱をお願いしちゃいました。よりおいしくなったからやっぱりよかったです。

●野菜もこんなに添えられています。食べ応えがあるお皿なのです。

●ドルチェに、チョコラータのプリン、
ボネ。これは本当においしかった。このプリン部分だけ丼一杯いただきたいです。いちごは要らんかも。(いちご自体はものすごく好きです! 誤解なきよう<(_ _)>)


●もうひと皿取ったのが
たっぷりいちごと自家製カラメルアイスクリーム。カラメルアイスクリームもおいし!けれど、こちらも別にいちごを合わさないでも・・・カラメルの風味といちごの香味はわりと遠いものだと思う・・・けれどこれはほんと好みの問題です。(しばしの時間差をおいて両方をおいしくいただきました。) ちなみにどんなお店でもだけど、ショコラなり、カラメルなりのドルチェやデセールに、オプションでフルーツもつけますよ式にならないかなあとわたしは思っています。サラダに、欲しかったら生ハムでもサラミでもモッツァレラでも、マンゴーでも柿でも別料金で添えますよ式に。フルーツだけにしたい人はフルーツだけオーダーできればベストだろうし。それぞれが分かちがたくお皿を構成しているアシエットデセールの場合なんかは別として、単に添えるとか盛り込むのなら、全部別々バラバラになったらいいなーと思うのです。●この後カフェをいただいて締め。ふたりとも満足しました。
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●ディネの印象がよかったので、後日改めてお昼に出かけました。Bランチ 1890円です。前菜3種盛り合わせ。生ハムにナポリから直送のモッツァレラやら、ヴィシソワーズやらの3品、どれもジャストな味ですごくお得感があります。フォカッチャも付きました。

●パスタは8種類から選択できて、ホタテと季節野菜 アンチョビのスパゲッティ 焦がしバター風味。春の野菜がたっぷりでアンチョビの塩気も効いて、これはおいしかったわ♪

●ドルチェ盛り合わせ・・・うう~、申し訳ないけれど、いちごのソルベは抜いていただきました。抹茶のガトーショコラです。
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「トラットリア ラ ヴォーチェ」
電話 075-255-9960
京都市中京区室町通と新町通の間の小路 四条上ル東側 観音堂町456
(2009-05-14)
2009年5月 14日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月12日 (火)
■ 用事押し寄せ人生継続中で、ずっと出かけそうだししばしちゃんと写真が組めそうにないので、割り込みで飲み物特集(とあと1本)を入れます。箸休めの回として、笑って(あきれて)ください。わが深夜の味方、深夜ネーゼ=
「京都ネーゼ」でわたしが食後に定番でお願いする
チョコラータカルダ(=ショコラショー=熱いショコラ)の話です。●4月下旬のある深夜、これは多分標準ルセットですね~。(120ccの牛乳に40gのチョコラータ。)

●5月の連休前のある日にこれ。ちょい濃い目? いつものグランマルニエからこれはコアントローに変わって、これもまたいい香りなの♪

●ひと筋残らずいただきます。幸せだもの~♪ 犬だったらよかったのになあと思う瞬間。

●連休後のある夜中、「激濃で」といったらこうなった(笑)。

●本当にかたまりで持ち上がっちゃうの、どろどろ。これでわたしやっと満足。これからこうしていただきます。多分すでに飲み物ではない?
(-_-;)
■ さわやか~な飲み物代表として、
京都ブライトンホテルのテラスレストラン
「フェリエ」の
フレッシュハーブティ。ポットにびっしりハーブが入って、目の覚めるようないい香りです。これもかなり好き。
(2009-05-12)
2009年5月 12日, dans 京都 ホテル京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年5月 2日 (土)

■ 本日より溜まり積もった料理写真をアップしてゆきます。まずは先日の「
京都ネーゼ」で開いていただいた食事会の記録を、なくさないうちに。この日「ネーゼ」に着いた瞬間、わたしは「うそ~!」と言ってしまいました。会場装花がこんなに豪華でびっくり仰天したのです。\(゜o゜)/

●えええ"~?このテーブルでわたしサイン会? なんだかきれい過ぎです。身に余る華麗さです。

●お花をしてくださったのは美奈ちゃん=浦沢美奈さん@「
フローリストショップ プーゼ」です。ものの20~30分ほどでスタッフの馬場ふみよさんと共にやってくださったんですって。本当に本当に感謝です。

●お客さまにおいでいただくテーブルはこんな風に飾ってくださいました。全部赤、わりと比較的(=実はものすごく)わたしの色です。問答無用の無条件降伏できれいな色だと思います。他に何かよほどきれいな色が開発でもされない限り、わたしはずっと赤がいちばん好きだと思います。

●ボードまで作っていただきました。いちいちうれしくて感動してうるうる。ない胸もふるえます。

●ボードを撮る美奈ちゃん。

●それを撮る「京都ネーゼ」のシェフ、森博史さん。この後すぐにサイン会となってあっという間に1時間が過ぎ、16時となりました。

●
京都ブライトンホテルのコンシエルジュ、わたしの今回の本の中で唯一の人間出演者であるあけ~み=小山明美が、16時の回のためにひと時ダッシュで、お祝いの言葉を述べに来てくれました。ありがとうよ。

●ここからお料理です。5000円で飲み物1杯付き税サ込みという特別コースを森さんが組んでくださいました。パルマ産生ハムと高知の山崎さんのどSトマト、宮崎産水牛のモッツァレッラのサラダ。

●ほらちゃんと酔狂な水牛のモッツァレッラが見えています。中にはどSトマトもいるのです。あまり水をもらえなかったから頑張って甘くなった、打たれ強いトマト・・・人生も同じです。<(_ _)>

●安納芋とタレッジョのグラタン仕立て。

●うはは、大好きな持ち上げをするわ♪ ミニ三脚で固定してぶれないようにして、瞬時にシャッターを押します。チーズの香りがぷーんと、ずる旨いです。

●そして、スパゲッテッリ トマトソース。どSトマトのソースです。今や100万人に知られる大出世・どSトマトです。わたしの本の表紙にもいます。ありがとうね。

●アサリと塚原産筍のバヴェッティーニ。こんどは白いパスタ、筍やらあさりやら、素材感や香りや旨みを堪能。

●そして、プティシュークリーム チョコラータのソースです。まずこれがプレゼンされて、

●森さんが登場、チョコラータのクレームをとろりんと回しかけます。陶酔的にいい香りがして、わたしカメラ落として倒れそうよ♪

●とろりんつつつつーっと。いや~ん。これを正気で見ていられるショコラ好きはいないと思う。

●こんな風にプレゼンされます。手を出して食べそうになります。全部でも食べたーい! これがひとり3個ずつ分けられました。シュークリームだけでも十分おいしいのに、そこにチョコラータがからんで、たまらん旨かったのです。

●みんなこうして撮影したのです。食事+撮影って、このごろではもう完全にセットね。

●チョコラータカルダに、コアントローを入れていただきます。これは16時の回。

●これは19時の回で、コアントローの注ぎぶりが、なみなみと夜ヴァージョンでしょ♪ チョコラータ、わたしにはこれでも薄いくらいだったのだけど、牛乳くださいの声が続出で・・・みんな薄めて飲んでいらしたから・・・かなり濃いものだったとわかりました。皆さんごめん<(_ _)>

●夜は16時の回よりもワインや(なぜか)焼酎もよく出て、また違う雰囲気の盛り上がりとなりました。


●美奈ちゃんのお花以外にも華麗なお花をお贈りいただき深く感謝。●他にもお花、ショコラなどのお菓子、贈り物いろいろ、ものすごくありがとうございました。わたしはコースの前半と後半で分けてそれぞれのテーブルにつかせていただき、皆さまとお話させていただきました。ほんと皆さん食べるのが好きな、いい方ばかりでした。イヴェント後、いただいたメールにまだお返事できていませんが、だんだんに必ずお返事していきます。嘘をつかないエリーどす<(_ _)> ご参加いただいた方、企画・実現をしてくださった全員の方に、御礼の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
(2009-05-02)
2009年5月 2日, dans ■ 「京都 美味案内」について京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年4月28日 (火)
■ 春の食材/明日は「京都ネーゼ」でお待ちしております! |

■ この頃書店巡りのことばかりアップしているので料理の画像が溜まり過ぎ状態です。春の素材を使ったものをささっと。まずは「
パティスリー オ・グルニエ・ドール」で
木の芽が使われていて仰天、
木の芽のミルリトンです。定番人気の地方菓子、空気をふわりとはらんだミルリトンが、木の芽の風味で登場です。外のあしらいだけでなく、中もちゃんと木の芽の風味です。味わってみてください! 1個220円です。

●「
室町和久傳」で、スペシャリテ・花山椒のお料理です。これはコース中の1品、4月27日に開催された岩崎武夫さんの月に一度のスペシャルコース中のものですが、初かつおをさっとソテして地をからめて、
花山椒と木の芽をたっぷりあしらったものです。濃い味のかつおに、目の覚めるような花山椒と木の芽の香り、圧倒的に爽やかで、感動深かったお皿です。コース全容のご紹介は改めて。今の時季、「室町和久傳」では花山椒が使われたお料理が織り込まれています。期間が短いから、食べたい人はすぐに予約しましょう!

●そして先週のある深夜にいただいた「
京都ネーゼ」のパスタ。
木の芽、花山椒、筍、春キャベツ・・・お皿の中はものすごく春でした!

●一応お皿全体はこんな。一皿で季節を感じさせてお味よくて、お見事でした☆☆☆
【お知らせ】 明日29日「京都ネーゼ」で「京都 美味案内」出版記念のイヴェントをしていただきます。15~16時の間はどなたでもおいでいただけます。(16時~と19時~は要予約の食事会です。16時の回が確か1席とか残空席みたい。詳しくはお店まで。)本の即売とサイン会です。美奈ちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」がお花をしてくださるのでわたしも楽しみ♪ お花がきれいだから皆さまいらしてください。ちなみにどなたもいらっしゃらないといけないから、わたしは3人の方にいらしていただけるようにお願いしているのでした<(_ _)>
(2009-04-28)
2009年4月 28日, dans 京都 スイーツ■ 「京都 美味案内」について京都 イタリアン09京都 和食09前半 | lien permanent
2009年4月20日 (月)
■ 先月開店したイタリアン、「リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ」 |
■ イタリアン連続4軒目の最後は新店ご紹介です。先斗町四条上ルに3月末にオープンした「リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ」へ、先週のある夜伺いました。すごく楽しいメンバーで訪れたのです。「K6」「Kugel」の西田稔さん、「
ギャラリーグレース」のしのちゃん=小寺志乃さん、陶芸家の藤平三穂さん。1階と2階にお席があるのですが、2階の鴨川に面したテーブルで、薄暮の頃から食事を始めるという贅沢を味わったのでした。


●夜のコース、
スタジオーネ8000円(+税、サ10%)をいただきました。この上にデグスタツィオーネ(=デギュスタシオン)コース12000円(+税、サ10%)がありますが、スタジオーネのコース内容を拝見したら、これで十分でしょう、という感じで。まずは●まず
パルミジャーノチップが供されました。西田さんがシュワシュワというか、泡ブクブクのシャンパーニュGOSSET(わたしこれ好き)を選んでくださって、いい感じでスタートしました。●次に
アミューズ3点。手前から、いちごとトマトのエスプーマ 菊芋添え。まん中が白魚のコッコリ=フリット、パセリとオリーヴオイルのソースと。向こうがミモレットと白アスパラガスのジュリエンヌのサラダ。

●
パンはこんな多彩に。ビーツのパンやらフォカッチャやら、これだけで豊かな気分になります。


●
薄いトーストを纏ったバッカラ キャヴィア添え。全体像も添えます。ひらひらしているのはういきょうで、しゃりっと食感よく塩味的確でおいしいのです。バッカラ=鱈の旨みや塩気ともよく合って、トーストもパリパリと心地よく、ワインを呼ぶお皿になっていると思います。

●オイルをつける器が硯みたいなのです。微妙に加減しながらパンにつけられるようにということらしいです。みんなで「オリジナルね」って言い合いました。
しのちゃんなんて、墨をするふりをしました。

●魚料理。
真鯛 グリーンピースとにんじん 2色のピュレ。皮目こんがりパリパリ、中しっとりで理想の焼き加減です。下から2色のピュレが香味を添え、上からフリットにしたにんじんとじゃがいもが食感を添えます。おいしかったのです。

●パスタです。
パッパルデッレ うさぎ、オリーヴ、アーティチョーク。手打ちの幅広パスタもジャストに決まっていました。しっとりしたうさぎ、かわいいからごめんなんだけど、しみじみ美味でした。全体にローズマリーの香りも効いて、この倍くらいいただけたかも。

●肉料理が、
しっとりと焼き上げた仔羊の背肉 モロッコいんげんとパンチェッタと共に。こちらもしっとり肉質を生かして焼いてあります。見えないけれど、後ろにモロッコいんげんやレッドオニオンが結構たっぷり控えています。このお皿のためにグラスで赤ワインを少しいただきました。

●
シェフのおすすめ 本日のチーズ。ごく少量ずつ、枯山水のように盛られてきます。ペコリーノトスカーナ、エポワス、パルミジャーノ、ゴルゴンゾーラなどなど。

●アヴァンデセールに、
カッサータです。口の中をここで切り換えて、


●ドルチェが、
いちごのミルフイユにクリーミーなマスカルポーネ 熟成バルサミコヴィネガー。さくさくのフイユタージュも見事、バルサミコは12年ものと5年ものを使っていらっしゃると。●
お茶菓子がこんな楽しい盛り方で。アンフュージオンをいただきつつ。外はすっかり日が暮れていました。「この対面、川渡って進んだところがちょうどKugel よね。橋があればよかったよね。」なんて言いつつ、お仕事の時間となって先に行かれた西田さんをわたしたちは見送ったのでした。
★「リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ」は本当にリストランテといえる雰囲気を備えたお店で、京都で他に較べられるお店は、リストランテと名乗るお店はあっても、実はそんなにたくさんないと思います。週末はお昼営業もなさるし、コースだけでなくアラカルトも今後なさるそうです。21時以降はワインバーとしても使えるそうで、鴨川を見下ろすカウンター席はほんとすてきです。何せワインが1000種類以上揃うとかで、それで店名も「リスタ」なわけです。お料理の質のよさ(ほんとおいしかったです)と雰囲気がよく合って、コースは8000円から。なかなかバランスがいいと思いました。ワインリストが格別ゴージャスで、ワイン好きの方にまずお薦めしたいと思います。イタリアワインだけではなく、フランスの名醸ワインも1ページめからずらりと並んで圧巻でした。黒板書きで日替わりおすすめワインなどもあって(900円~)、通っても楽しめるように考えられています。サーヴィスも一貫して丁寧で感じよく、接待にも間違いのないお店だと思いました。5月から床も出るとのことで、きっとすごくいい気分でしょうね。
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「リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ」
LISTA GIORGIO PINCHIORRI
電話 075-212-1555
京都市中京区先斗町通四条上ル東側 鍋屋町232-10
18:00~21:00LO(土日祝のみ昼も営業) 21:00以降ワインバー。
火曜休み
2階 カウンター6席、テーブル12席、1階 テーブル12席
全席禁煙◎
要予約
昼(土日祝のみ)3800円(+税)、
夜8000円、12000円、16000円(+税、サ10%)
バータイム チャージ1000円 グラスワイン900円(+税)~
2009年3月29日開店
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(2009-04-20)
2009年4月 20日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年4月19日 (日)
■ 春イタリアンの3回目は、あ~また行ってしまった深夜ドSネーゼ 改め「
京都ネーゼ」です。先日カルトの中に、
シャラン産 鴨のコンフィ 2000円なんて見つけてしまったわけよ。 え? こんなん前なかったよね? と尋ねたら、わりと最近デビューしたものであると。その時は割烹の後の2軒目だったのでいただくことあたわず、万難を排して出直し計画を立てたわけです。鴨コン目ざして行こうネーゼへ。パリっと焼けていますが中はお箸でもほろほろと崩れて、けれどしっとり鴨肉の旨みたっぷり。いや~ん、激うま。

●こちらも瞠目のおいしさでした。
アサリとたけのこのスパゲッティ 2200円。筍がこんなにどさーっと入っていて、あさりの旨みがじゅわっと全体に絡んで、もうズル旨い。

●順番前後しますがドSトマトサラダ。改め
高知産 山崎さんのトマトサラダ 600円。箱入りの反対、いためつけられた反動のハングリー精神でおいしくなったけなげなトマトをごくシンプルに。

●やみつき
宮崎産水牛のモッツァレッラチーズ 1200円に、

●せっかくなので
宮崎産パパイヤ を添えていただきます。

●海老があればいただきます!
赤シャエビのフリット 800円。パリっとしていて甲殻の食感と香りを満喫できます。

●お皿全体はこんな。たっぷりです。でも4人でバリバリ食べてあっという間に皿は空に。

●
馬肉のハラミの炭火焼 というのが食べたくて、春キャベツも豚肉も食べたくて、だから全部合わせていただいたお皿。馬肉うっまーいです。味が濃い濃い。そして春キャベツの甘さとやわらかさがまた格別です。キャベツのソテにはマスタードの粒粒がからめられていて、いい香りだし粒感が楽しいし。

●ドルチェに、
チョコラータのジェラートをシューに挟んでいただきました。いや~んこれがまた粋な味です。キャラメルやら抹茶、他のジェラートもおいしそうだったわ♪

●幸せの仕上げ、
チョコラータカルダに、グランマルニエです。この日もおいしかったし、2時間の予定だったのにそれをはるかに超えました(-_-;) カウンターで内科医 I さんと一緒に食べるつもりが、テーブルでとなったので、「せっかくだから」と友人を誘って結局いつもの大騒ぎ。ごめんなさいでした<(_ _)>
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★4月29日(水曜・祝日)、「京都ネーゼ」さんで食事会を開いていただきます。詳細は
先日の記事。食事の前の15~16時前、わたしは待機しておりますので、食事参加でない方でもどうぞ気軽にいらしてくださいませ。(ただしどうか会場で本を買ってくださいませ。書店ですでにご購入いただいた本をお持ちいただいても結構です。)ご希望があればサインもさせていただきます。<(_ _)>
(2009-04-19)
2009年4月 19日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年4月18日 (土)

■ 引き続き春イタリアン@気軽で楽しい「
ジォカトーリ」です。花粉症つらいね~と、長年の友人と共に。肉がっつりの体調でもないし、魚かな~という気分で、
アクアパッツァ 1500円です。ヨレヨレな状態で伺ったのに、この皿が出てきた途端に元気になりました。

●お皿全体像はこんな。この日はかさごのアクアパッツァです。かさご自体のだしと、あさりから出るだしとで煮たもので、ドライトマトやオリーヴやケイパーが香味と塩気を添えて、ちょっとびっくりするほどおいしかったのよ。「食べるところ少ない魚でしょ?」とシェフの桑原正宏さんはおっしゃったけれど、いーやそんなことはありません。食べてるのは蟹か? っていうくらい押し黙って集中していただきました。ほんとにおいしかった!

●これは魚の前にいただいた、毎回マストの
ほとんど野菜の前菜盛り合わせ 1000円。カポナータやらマリネやらたっぷりたっぷりです。

●
自家製のパンもうまい~。ぺたんとしたのは、桜の花が練りこまれたパンです。ちぎってちぎってアクアパッツァのスープをきれいにいただいたわけ。

●これもやみつき美味だったスースックという粒粒パスタ。
スースック 筍と海老の白ワイン風味 1200円。直径5ミリ・高さ5ミリの円柱形の乾麺と説明もついています。つるつる止まらず食べちゃいます。

●分けたところをまだ見せます。筍はこの時季どこででも食べたい。和食でもイタリアンでもジャンルを問わず。

●パスタをあとひと皿、
七味唐辛子を練り込んだタリアテッレ ほたるいかと青ねぎ和え 1200円。七味唐辛子で少しピリッとする手打ちのタリアテッレ、ほたるいかのおだしも染みてうまーい♪ 何の気なく出してくるけれど、才気ありだと思うのです。

●お腹いっぱいよね、といいつつ、ドルチェを食べずに帰れるでしょうか?(いいや帰れはしません。)
しっとりプルプルガトーショコラクラシック 500円。「プルプル」というのとはちょっと違うように思ったけれど(笑)余計なことをしていないショコラのケーキ、中しっとりふんわりで、いい香り。添えられた胡椒のアイスクリームがまたいい感じでした。この後●
エスプレッソで締め。ほんと何ておいしいイタリアンが多いんでしょう♪ この後まだイタリアンが続きます。次回は深夜の ドS もとい 大人イタリアンです。
(2009-04-18)
2009年4月 18日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent

■ イタリアンを4軒連続でいきます。まずは両替町押小路の「
サルティンバンコ」でデジュネをいただきながら、「
おのぞみドットコム」の若き社長・藤田功博さんにさまざま知恵を授けていただきました。この日の主要テーマは、「京都本のPRの仕方と売り方」。わたしの知らないことがたくさんありました。ものすごく感謝いたします。<(_ _)> こちらの1500円のデジュネは、●
滋味深い野菜のスープ(この日は新玉ねぎのスープ)、そしてこの●
有機野菜とパルマ産生ハムのサラダ。

●パスタかメイン料理かを選べます。パスタならこんな選択肢があります。

●どれも食べたいけれど、
三重産 あさりと筍のトマトソーススパゲティ。あさりからよくおだしが出るのです。小さめに切られた筍にもよくからんでぐぐっとおいしかったです。すごいおすすめです。●この後するっといただける
ドルチェ(ローズウォーターを使ったパンナコッタ、小さなヘーゼルナッツケーキにバナナのキャラメリゼ)。電池なしになってしまって、写真割愛です。ごめんなさい。<(_ _)> ●
カフェで締め。こちらもカリテプリの非常によいお昼でした。ありがとうございました<(_ _)>
(2009-04-18)
2009年4月 18日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年4月10日 (金)

■ 全国100万人の読者の皆さま、激励メールの後、おめでとうメールをたくさんいただきまして、心からありがとうございます。表紙を出したら一気に現実味を帯びたみたいで、「絶対買います」とか「予約します」とかずーっとコンスタントにメールいただいています。50冊、100冊単位の注文もすでに数件いただいており、感涙うるうる、ない胸も痛みます<(_ _)> 感謝いたします<(_ _)>正確には10日、金曜の朝、校了紙のすべてのチェックを終えました。今後はしばし、発送作業のこととか媒体への掲載のお願いとか書店巡りとか、そんなことを考える日々となります。とにかく多く知っていただきたい、そして買っていただかねばならないので、どうか読者の皆さま、ご協力をお願いいたします。どんどんお友達やお知り合いの方、京都好きの方、食べ好きの方にわたしの本のお知らせ・宣伝をお願いしたいと思います。また、まとめ買いしてくださる方はご一報いただければ幸いです。

●たてこもりの日々も明けて、やっとシャバに戻れました。1月から予約していた「啐啄つか本」さんへ伺ってすばらし~いコースをいただき、それから夜ネーゼへ。「
京都ネーゼ」、筍は塚原のもの。知らない間にすっかり春になっていたんだわ\(゜o゜)/筍じたいの香りや食感のおいしさもあるし、アンチョビバターソースがたまらん塩気で旨いです。冒頭の写真より、この引き目の写真の方がなんとなくわかりやすい?

●つやつやのチョコラータのジェラートはマストです。濃い濃い濃い、酔いそうなほどのチョコラータ、「ジェラート、大盛りで!」とお願いしたら、シェフの森さんは新人・桝村さんに「ジェラート、バケツ1杯!」とちゃんと和文和訳してくださってこの大盛りに。桝村さんはまだ10代というのに顔色ひとつ変えずやるから偉いですね。ガチャガチャとうるさい客も多いのに、大したものです。いいお店に入ったんだよ~、がんばれ~!

●木屋町通の桜があまりにもきれいで、そういえば、わたし今年初めて「桜がきれいだなあ」としみじみ思えたのでした。桜を愛でる心も忘れ果ててたみたい。まったく気持ちに空きスペースなく仕事をしていたのです。ここは木屋町二条下ル、「一之舟入」跡です。きれいきれい~! そして、きれいと思えるようになったことがうれしい♪

●この美しさ、ひとりで見るのはもったいない。なので友達(多分男、実際はよくわからんが)に電話。一緒に見ようよ~、走っておいでよ~とどうしても言いたくて。ところが電話はつながらず、しょうがないから写真だけ撮って帰ったわけ。コールバックしてきたのは翌朝よ。「寝てました~」だと。気の利かんやつだわ。(-_-;)
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■ 今日は裏表紙をちらっと見せちゃいます♪ 裏まで写真入りよ。昨日の表紙写真に対して、「どこのお料理ですか?」って問い合わせをさっそくいただいてびっくり。\(゜o゜)/・・・ほんとネットは反応が早いですよね。答えは・・・本の中面をご覧いただけばすぐにわかります。どうかお買い上げのうえご覧になってくださいませ。<(_ _)>
●表紙写真のことを、「このひとコマ、銀座4丁目・鳩居堂前の土地よりも価値のあるスペース!」とおっしゃってくださった方がいらして大笑い。わたしいい気になっちゃうじゃない。ほんとうれしい冗談をありがとう<(_ _)>
(2009-04-10)
2009年4月 10日, dans 京都 花■ 「京都 美味案内」について京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年3月30日 (月)
■ チョコラータカルダにサラダに水牛チーズ@深夜ネーゼ |
■ 昨日、「そしてこの後、夜はまだ続きます・・・」と終わりましたが、「とくを」さんの後にチョコラータカルダ@深夜ネーゼ、「
京都ネーゼ」です。お客さまも含めて計4人で移動したわけですが、ここで俄然元気になったのが”ガチャガチャ”の人=東京から足繁く京都に通うスガノさんでした。こちらでガチャガチャと命名されたのもうれしくてしょうがない模様で、カウンター前で独擅場という感じで焼酎(!)カプカプ飲みながらガチャガチャ騒いでいらっしゃいました。お料理しながら、全然手は止まらず、でもちゃんとそのガチャガチャのお相手ができるシェフの森さんはすごいなあと驚嘆。いいタイミングで茶々を入れてくる木原っちも偉い。入って2日目という新人さんがいらしたのだけど、うるさ過ぎる客に怖気づかなければいいなあと。で、みんな騒いでいる間に、わたしはひとり静かにチョコラータカルダの香味に酔っていたわけです。うはは♪

●グランマルニエを入れていただいてご機嫌です。桃源郷の味わいよ♪

●男の人たちは、「とくを」さんでコースを食べた後だというのにまだ食べているのです。ぐやじい。ほたるいかのパスタとかカルボナーラとか横で食べてるの。ふん。食べたいけど、これ以上食べたら苦しくなってしまう。それでサラダだけいただきましょう~ということに。ドSトマトと生ハムのせてもらうわ♪

●サラダもチョコラータもこのサイトで既出のものばかり。何か新情報を出さなくちゃいけませんよね。で、男性の方々が召し上がっていたものからひとつ、これは宮崎県の水牛モッツァレッラチーズにドSトマトを添えたアミューズ。この稀有な、エピソードに満ちた水牛モッツァレッラチーズが、今年に入ってから京都ネーゼにも届くようになっています。(わたしが初めてこれを食べたのは昨年
こちらにて。)鮮度が命、届いたその日のうちに食べないと味が激落ちしてしまうものです。まあほんと~においしいものですから、これは皆さまぜひ覚えておいてください。シンプルに、
宮崎県産・水牛のモッツァレッラで大丈夫です。
(2009-03-30)
2009年3月 30日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年3月10日 (火)
■ 春です! ほたるいかのスパゲッティーニです。先週のある日、これど~しても食べたくて、たったかたったか走って行って、これひと皿だけ5分でいただいて、そしてまた走って帰ってきて入稿作業に戻ったわけです。(ちょっと嘘があったらごめん<(_ _)>)お店の名前は
ドSネーゼ 「
京都ネーゼ」、友人の誕生日ディネだったわけ。
(2009-03-10)
2009年3月 10日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年3月 4日 (水)
■ぱっと食べる その2: 「イル・ランポ」のチケッティとピッツァ |
■ ぱっと食べるのその2は「イル・ランポ」。微発泡の赤ワイン、ランブルスコをしゅわしゅわと飲みながらチケッティをあれこれと。確かにぱっと食べてるけどすっかりいい気分。仕事のことはもう全部忘れました。うははは♪ というのは嘘で、写真を撮らせていただかねばならなかったのです。ワインに合うおつまみ、チケッティは100円から揃っています。 ●
ゆで卵とアンチョビ 100円、●
ピクルスも100円、●
サルシッチャと白いんげん豆のパン粉焼き250円。3種類盛り合わせてもらっても450円なのよ\(゜o゜)/すばらし~♪

●ピッツァが、夜は1400円の
マルゲリータがお昼はピッツァランチとして1000円です!\(゜o゜)/サラダとカフェ付きです。カフェはお代わり自由とのこと。すごいサーヴィスですよね。

●
チョコラータのジェラートがひと口。これがすごくおいしい。頑張ってこのピッツァも焼いてくれた女性料理人・村岡みのりさんが、ショコラ好きなわたしのために準備して待っていてくださったと・・・ほんとありがとう。細くてかわいらしくて、お歳たずねたら22歳って・・・年齢は、半分…以下。ショックかも~。20代の激しく前半にして、こんなにちゃんと手に職つけてプロ意識を持って仕事して、偉いなあ・・・尊敬しました。<(_ _)>
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「イル・ランポ」 IL LAMPO
電話 075-212-8525
京都市中京区河原町三条上ル2筋目 姉小路通り東入ル3軒目南側
11:30~売り切れまで、17:00~25:00LO・26:00閉店
月曜昼夜、火曜昼休み(祝日振替あり)
カウンター20名くらい、テーブル16席
禁煙席なし
予約も可能
昼パニーノランチ800円、ピッツァランチ1000円、夜ひとりおよそ3000円くらい~ グラスワイン550円~
2007年6月開店
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(2009-03-04)
2009年3月 4日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年2月26日 (木)
■ 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」のお昼 2月 |

■「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」で軽やかなデジュネです。昨年12月に伺った時とてもよかったので、寒いうちにまた食べておきたいな~と思って。たてこもりの日々だけど、近くなら一瞬、お昼くらい行ってもいいかな~とも思って。(と言って近場あちこちわたし行ってる?)●能登産甘えびとルッコラの冷製カペッリーニ。甘えびはねっとりと、ルッコラの香りは鮮烈でした。

●長崎県産寒ぶりのカルパッチョ 高知県日高村のトマトのジェラートと菜の花のプッタネスカ仕立て。これものすごくおいしかったです。寒ぶり最高。そして、トマトのジェラートがとりわけ美味! あとでよく見たら・・・「高知県日高村」って・・・
あそこでいただいたドSトマトではないの♪ そりゃそうだ、森さんは独立される前ここにいらしたんですもんね。

●グアンチャーレのアマトリチャーナ 大原山田農園の有精卵を使ったザバイオーネを仕上げに。まずはザバイオーネで覆われた状態で・・・

●グアンチャーレってほほ肉の塩漬けですね。ベーコン状の。これはわかりやすいおいしさです。

●メインは鴨だけど、これがなんと河内産と。合鴨の備長炭焼き フォアグラとポルト酒のソースで。丸めたポルペッタも一緒に。河内っていうだけで「おらあ~」とか言われそうで怖いイメージでいたのだけど、肉質柔らかな鴨ちゃんが育ってるということで見方変わりました。それもエトゥフェと聞いて驚いた~\(゜o゜)/窒息鴨です。血の回った、旨みたっぷりの鴨を作る生産者がいるのだと。知らなかった。ごめん<(_ _)> やっぱり「おらあ~!」よね。

●ホワイトチョコと蜂蜜ジェラート ズブリゾローナと共に。ズブリゾローナというのは下に見えているバリバリ部分。白ショコラと蜂蜜ジェラートには・・・レモンソースがかかっていました。(う~。ごめん<(_ _)>)

●オリジナルハーブティでおしまい。
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「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」は、
イタリアより若きテノール歌手、ファビオ・アンドレオッティさんを迎えて、
料理とイタリア歌曲を楽しむ夕べを開催なさいます。
イタリア歌曲の夕べ@「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」
ファビオ・アンドレオッティ(リリック・テノール)
4月3日(金)、4日(土) 18:00~
まず18:00からコースで食事、その後だいたい20:30前くらいから歌。
22時終演予定。
料金 25000円(料理、飲み物、コンサート、税サなど込み)
予約は「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」
京都市中京区東洞院通錦小路下ル075-254-8692へ。
(ご担当は島野雄介さん)
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(2009-02-26)
2009年2月 26日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年2月 6日 (金)
■ 「オステリア コチネッラ」でショートパスタと少しワイン |



■ 「オステリア コチネッラ」、1年以上ごぶさたしておりました。なんだかすっかりワインバーという姿勢になられたような感じです。いや、前からイタリアワインの品揃えが充実ってことで、ボトルを撮影させていただいたこともあったのに、わたしは自分が食べる方にばっかり興味があるものだから、ひたすら「豚肉の種類が多くてバー風情ながらなかなかお料理がおいしい♪」という認識のままでいたのでした。ちゃんと伺ってよかった。●上賀茂・池西農園の野菜サラダ 1050円 ●ほんとバーの光量ですから、ほとんどマックラ・・・なことはないけれど、写真撮るには暗すぎて補助光を出してもらってます。お助けはしのちゃん=小寺志乃さん@「
ギャラリーグレース」です。●寄るとこうです。薩摩地鶏のカルパッチョ・柚子胡椒ソース 1300円 ●やんばる黒豚の田舎風パテ 800円。以上前菜、美しいガラスの器@
グラススタジオに盛られて、ワイン飲め~な3皿でした。
「オステリア コチネッラ」
Osteria Coccinella
電話 075-241-9667
京都市中京区三条新町西入ル釜座町14(南側) パヴィヨン三条1F
18:00~24:00LO
月曜休み、月に1度月曜火曜連休
カウンター9席、テーブル4席
全席禁煙◎
予約が望ましい
ひとりおよそ5000円くらい~
2007年3月開店(2009-02-06)
2009年2月 6日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年1月16日 (金)
■ これは何ごとか~? というと、ピッツァなのです。トマトの赤、バジルの緑、真ん中に卵入りで黄色も入って、撮影にもぴったりよ。うしし♪ ある晩「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」へ久しぶりに伺っています。(
最初の記事)

●「ビスマルク」というピッツァです。

●全体像はこんな。具材たっぷりでちょっとゴージャスです。チーズ溶け溶け、そこに卵も半熟状態でとろりんと加わって、プロシュートやらバジルやらバランス絶妙、何ともリッチな風味です。生地もいい香りです。熱中していただきました。

●最初に戻って、食事はここからスタートしました。生ハム、サラミ、グアンチャーレ(ほほ肉)。

●前菜に、久美浜の牡蠣のフリット。バルサミコソースが添えられましたが、衣もおいしくて、中の牡蠣はクリーミーでこのままで完璧。

●ダ ユウキ風温野菜。8種類の野菜を蒸し煮で。赤かぶ、赤長かぶ、金美にんじん、ひとみごすん(にんじん)、トマト、インカのめざめ(お芋)、縮みほうれん草、菜の花。お皿のまわりにおろしチーズがびっしりと。塩気と風味を与えています。

●そしてここで冒頭の写真のピッツァをいただき、その後このハーブ4種練り込み自家製サルシッチャ。これが迫力のおいしさでした。肉の旨みが押し寄せて、塩気もびしっと効いて、鮮明な味。お見事~でした。

●ピッツァ以外のお品書きはこんな。結構たくさんの一品料理があるのです。お料理の後、本当ならドルチェになだれ込みたいところだったけれど、なんともう1軒行って食べねばならんという予定があって、断念<(_ _)> また伺いたいです。お店は人気で混み混み。わたしも年末から何度か予約してみるも、直前とか前日とかでは全然取れなかったのです。それくらい人気です。
「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」
電話 075-761-6765
京都市左京区岡崎円勝寺町36-3
(仁王門通・疎水前・南側)
12:00~15:00LO・15:30閉店、18:00~22:30LO
月曜休み
早めの予約で希望すれば店内禁煙可能
予約が望ましい
昼パニーニランチ1200円~、夜ひとりおよそ3000円~
2007年8月開店
(2009-01-16)
2009年1月 16日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年1月15日 (木)
■ 全国100万人の読者の皆さま、今日はランダムに3軒ご覧いただきます。お店ごとファイルになった画像が続々控えているのだけど、そこに割り込み3軒です。(-_-;) でもおいしんだもん! ●「
御二九と八さい はちべー」さんへ、ものすごく久しぶりに伺いました。多分、本サイト開設当初くらいに一度ご紹介したと思いますが(でもどうか前の記事は探さないでください!)、それ以来。ご無沙汰ごめんなさいでございました。<(_ _)> これはお昼の牛タンハンバーグ定食です。おいしーのよ♪ ざくざくの大根おろしがのってて、ぽん酢で味付け。ハンバーグの向こうにポテトサラダがあります。これに、ご飯、味噌汁、うち肉の一品、ミニデセール、カフェとついて1500円です。12時01分には満席になります。12:00~14:30だから、少しずらして伺うのもいいかも。
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●カレーの「
プティ・ムッシュー」の新作です。14日夜からメニューに載った、カレーのクリームパスタ 900円です。なんだか麗しい風情で出てくるのです。

●寄るとこうよ♪ ねじねじパスタに、カレークリーム。ショートパスタにソースがよくからんで、おいしいったらありません。ここはフランス区域だから、わたしとしてはクレームドキュリーって言いたいかも。(ちゃんとRの発音も効かせてね。) ところでなんで「ねじねじパスタ」かというと、マダムの佐藤有紀さんはばしっとした様子なのに「分け分けする」とかかわいいこと言うからです(笑笑)。それに倣った語法なわけ。

●食後にはこれ。カフェではなく、アンフュージョンです。りんごシナモン。黄金のお盆に載せられて出てくるのです・・・
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●ああ"~困りました。行ってしまったのよ~「
ドSネーゼ」 改め、「
京都ネーゼ」へ。いまわたし、ほんと、仕事がらみの「お久しぶりシリーズ」しか行けないはずなんだけど、伺ってしまって、食べたらおいしくていけません。いただいたお料理の一部を出します。まずはこれが噂のドSトマトです。(
前の記事どうぞ)甘くて夢のように美味です・・・

●こんなん飲みながら・・・以下ほとんど食べ慣れたものなんだけど・・・

●わー。おじゃこと青さ海苔のスパゲッティ。やみつき旨い。

●きゃー。カルボナーラに手打ちパスタ。さわさわのおろしチーズに刻み黒トリュフ。ズル旨い。

●もー。ふかひれアクアパッツァ。たまらん旨い。

●ひー。いのししと生ハムを合わせて焼いたサルティンボッカ(間にセージ)。どどどと旨い。他に、生ハムとサラミ盛り合わせ、タレッジオチーズのソテ、淡海地鶏内臓軽いスモーク、そしていつものチョコラータカルダなど。「ウミヒラ」の海平和男さんと、日本医科大学付属病院(と大学院)の宮本正章さんと共にいただきました。御礼です。<(_ _)>
(2009-01-15)
2009年1月 15日, dans 京都 肉京都 カレー京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年1月14日 (水)
■ 「ジォカトーリ」 の新作ドルチェと、ちょこっとじゃない料理! |
■ 間之町二条下ルの「
ジォカトーリ」もちょっと久しぶりの訪問です。前回は確か鱧とか鮎の料理をいただきましたから、あれは夏だったのだ\(゜o゜)/ 若き弁護士さんの胃袋に助けてもらって、アラカルトでお料理を何品か、すごく楽しみました。でもさ、「うちはお菓子の店です」とか「うちは居酒屋です」とか、店主の桑原正宏さんはそんなことばっかり言うのです。だからまずは新作ドルチェを見せましょう。
きんかんを炊いたことがご自身のサイトにもありますが、これはきんかんのフリットです。きんかんとカスタードクリームを合わせてパン粉をつけて揚げてあるのです。

●開くと中はこんな。チョコラータをとろりんとかけてぱくっと食べるわけです。きんかんの優しい酸味と甘味にクレームがまとわりついて、パン粉の食感カリッとよくて、きゃー! と思いました。おいしい! おもしろい! チョコラータもよく合って、粋なドルチェでした。すてきすてき♪ 「まあ普通のもんです」なんて言ってたけど、普通ではないよ~。

●で、最初に戻して、料理です。「イタリアワインとお菓子 ちょこっと料理の店」という店名に添えたサブタイトルがだいたいおかしいのです。「狭っこいカウンターで、そんな、大層なことしてませんよ」っていうことなんだろうけれど、実はすごく真剣だし、全然ちょこっとじゃないと思う。●ほとんど野菜の前菜の盛り合わせ 1000円。定番前菜のお皿です。焼いたり茹でて和えたりされた野菜が盛り込まれ、ハムが添えられています。ハムがあるから全部野菜でなくて「ほとんど野菜」なわけです。

●イカスミのスップリ 2個 600円。ライスコロッケです。「どこにでもあるスップリです」とか言いながら出してくるのだけど、お米のコロッケじたい、京都ではそんなにないと思う。

●それに中はイカスミよ♪ 中心部にチーズが仕込まれていてとろりん溶け溶け状態です。これは後を引きます。あと20個くらい食べたかったかもしれない。

●サルシッチャのボリート 800円。煮込み料理が通年あって、これも「ジォカトーリ」のスペシャリテのひとつです。


●こんな風に薬味もたっぷりつきます。●パンは紫芋を混ぜ込んだもの。それからトスカーナ風の塩味のないパン。

●鴨とリコッタチーズ入り詰めものパスタ(アニョロッティ) トロトロの白ねぎソース 1200円。中もとろとろ、ソースもとろとろ。ひたすらやわらかなめらかで、離乳食で甘やかされているようなパスタです。おいしかったわ♪

●七味唐辛子を練りこんだタリアテッレ かにと聖護院かぶらのピュレ和え 1200円。ここでは七味練り込みパスタ食べなくっちゃ♪ ぴりっとした手打ちタリアテッレに、優しい味のソースがからみついて、いや~ん! なおいしさ。

●仔牛と生ハムの重ね焼き 1500円。サルティンボッカ? --近いけれど、セージを使ってないから厳密には違うと。でも生ハムの塩気と旨みが仔牛に移っていて、仔牛はやわらかで香りがよくて、野菜も何種類も載ってて、ひと皿でとても充実感がありました。


●カフェをいただいたら、●いつものみりんが披露されて同行者は驚いて、

●次に出てきたのは「松の司」のヌーヴォーよ。しゅわっと発泡性で、フルーティでおいし。写真撮ろうよ♪ と言ったら、バンダナだけおいて「このバンダナが僕です。」と逃げて行っちゃった・・・

●けれど、バンダナをはずすところからわたし撮ってたもんね。あはははは! たまたまこの夜はすいていて、もったいないと思ったのでした。おいしいし楽しいし高くないし、何より開店当初から全席禁煙! みんなもっと食べに来たらいいのに~!と思って。でもまわりは住宅街、夜はぬばたまの闇(-_-;)・・・ 「もちょっと繁華街でやるとかは?」と言ってみるも、「わざわざ来てもらう場所、けれど実は街なかから全然遠くない場所という条件だったから、ここがいいの♪」ということです。店主はいつもちょっと斜に構えたふりをするのだけどそれもご愛嬌、「ちょこっと料理」とか言ってるけれどかなり本気の料理だから、みんな食べに行ってみてね。
「ジォカトーリ」
電話 075-212-0611
京都市中京区間之町通二条下ル西側 DODO HOUSE 1階
12:00~13:30LO、18:30~23:30LO・24:00閉店
日曜18:00~21:30LO・22:00閉店
月曜、第3火曜休み
カウンター7席、テーブル6席
全席禁煙◎
予約が望ましい
昼はランチメニューのみで、800円、1500円、2300円。夜はひと皿300円(おつまみ)~。ひとりおよそ数千円くらい。夜のみコペルト300円。
2006年10月開店
(2009-01-14)
2009年1月 14日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年1月11日 (日)
■ 「サルティンバンコ」 で野菜15種類ほか季節メニュー |

■ ひとつ前の記事「唐長」さんの三条サロンからも近い「サルティンバンコ」です。10月後半以来の訪問です。今年から全席禁煙とのことで、シェフの澤田 勇さんの決断すばらしいです! パチパチ。●この前菜はすでに2度アップしていますが、G10では初めての、15種類の野菜を使ったサラダ バーニャソースで 900円。すごく幸せなお皿です。季節によって当然内容がまったく違います。月に一度とか決めて、このお皿の写真を撮っていけば 「サルティンバンコ」でいただける野菜のすべてを記録できて、季節の移ろいがひと目でわかるだろうなんて考えたり。わたしはシリーズ化が好きなの♪

●前後しますが、これが最初に自動的に供されるアミューズ。かんぱちのカルパッチョ。下につぶしたじゃがいも。魚がおいしいといつも思います。さらにグリッシーニとフォカッチャなどパン2種類も付きます。

●地鶏と菜の花のアーリオオーリオ 柚子の香り 手打ちタリアテッレ 1500円。パスタも季節物「本日のおすすめ」を選びました。本当は鶏肉の肝と菜の花、だったんだけど、わたしはあんまり肝好きじゃないのよ。あんきもやフォアグラも、食べるけれど積極的には要らん。出されるといただきますが、量が多いと、ない胸にももたれるのだ。ごめん<(_ _)> で、このパスタは食べ応え十分、メイン的な満足感があります。鶏のもも肉は炭火で香ばしく焼いてあります。パスタはアーリオオーリオでシンプルな味付けなんだけど、ふわあああああああああ~っと柚子が香るのが猛烈に粋です。すごくおすすめです。

●舞鶴産さわらのロースト 聖護院かぶらのクレマ クスクス添え 1700円。肉メニューあまたあったけれど、なんだかとても魚にひかれてこれ。クスクスにはカポナータが合わせて(混ぜ込まれて)おり、まわりに柔らかなクレームがひいてあるのだけど、これが聖護院かぶらで優しい味です。パリパリのチップス状にした紫さつまいもはいいコントラストです。さわら本体も旨いの! 上にオリーヴ&アンチョヴィソースが塗ってあって、わけぎがたっぷりと。カウンターで気楽にいただけておいしくて、夜は23時LOだし、わたしまたきっと伺います。この日はこの後まだ食べ&飲みの予定があったので、ごめんなさい<(_ _)>と思いつつフロマージュもドルチェもカフェも割愛でした。また今度!
「サルティンバンコ」
電話 075-213-5046
京都市中京区押小路通両替町西入ル ベルメゾン1F
11:30~14:00LO(土日祝12:00~15:00LO)、18:00~23:00LO
月曜、第3火曜休み
カウンター4席、テーブル22席
全席禁煙◎
予約が望ましい
昼1300円~、
夜コース4200円~、アラカルト一品900円~(夜はコペルト300円)
1999年11月開店
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■ やったー、今回はちゃんと撮れたのです! 先日とっさにセットできずブレブレ写真を撮ってしまったわたし、家で毎日「次回、夜のとっさの四つ葉時どうするか?」と考えて練習してたのよ。

●ってのは嘘だけど、今回は「6301」。いつも7212だから、貴重なことです。それにこれはわたしが昨年乗った車でもあるわ!
2009年1月 11日, dans 京都 四つ葉 他ヤサカタクシー京都 イタリアン09 | lien permanent
2009年1月 9日 (金)
■ 「ボッカ・デル・ヴィーノ」で年末押し迫ったある夜にアラカルトです。お昼何度か続いていて、夜は久しぶり。B0CCA del VINO=すなわち肉ってことで「
半兵衛麩」玉置淳ちゃんに来てもらって気楽に何品か。店内は夏のリニューアルで以前よりテーブルの間隔も広くなってゆったり寛げました。

●まずは前菜から。この日ぜひと薦められたのが富山・氷見の寒ぶりの腹身です。あぶり焼きで野菜がたっぷりと添えられています。酸味はバルサミコソース。1800円。このぶり旨い旨い!!

●水牛モッツァレラチーズです。これはエピソードがすごくて、注文せずにはいられませんでした。宮崎から空輸されているというチーズ・・・オーストラリア経由でナポリの水牛20頭(オス2頭、メス18頭)を日本に連れてきて宮崎でモッツァレラを作っている若者がいるのだそうです。この人は、イタリアで、リストランテ「ドン・アルフォンソ」(店主の野宮昭昌さんの修業先でもあります)にチーズを納入している牧場で修業した挙句に、日本に帰国後も同じクオリティのチーズを作ろうと企ててしまったのだと。宮崎で朝、搾乳して昼にできたチーズが夜までに京都に届いて食べられるんだって。冷蔵庫に入れたら味激落ちするし、絶対当日限りですって。サーヴィスの池本洋司さんの話っぷりが例によってぬぼーとしながらも間が絶妙でおもしろいし、これは聞いたら誰でも注文しちゃうわよ。「ところでその口上で何テーブルにチーズ売ったの?」って思わず聞いてしまったのだけど(笑)、「8テーブル!」というお答えだったから、さすが大したものです! (確か全9テーブル。)で、チーズは・・・やっぱり全然違うの! フレッシュ感が際立って、ほんと鮮烈なおいしさでした。あらゆるモッツァレラはこのモッツァレラの前にひれ伏さねばならんと思ったくらい。

●チーズに組み合わせたのは生ハムです。ダイナミックです。チーズとハムで2400円。

●パスタも季節もの。こっぺ蟹、身と味噌と卵+フレッシュトマトソースで、問答無用の強いおいしさ。乾麺(スパゲッティ)です。2500円。

●メインに茨城産のうずら、美山キャベツときのことのオーヴン焼き、3500円。冒頭の写真も。地鶏とか仔牛とか蝦夷鹿とか、どれも魅力的だったけれどやっぱり鳥だ! 旨みたっぷりしゃぶり尽くしました。ザクザクとラフに切ってばーんと出てくるのはやっぱりイタリアンで、フレンチではこうはいかんよなあと思いつつ・・・でもがっついて、無条件降伏的においし!


●キウイのソルベがいいという意見があってこういう盛り合わせ。わたしはプリンが好きだったわ。


●カプチーノは表情を描き分けて持ってきてくださいました。顔しかめてるのがわたしの前に来ちゃったけど、全部おいしかったから、わたしはにこにこだったのよ♪
「ボッカ・デル・ヴィーノ」
電話 075-211-7053
京都市中京区室町通四条上ル(東側)菊水鉾町569
11:30~14:00LO、17:30~22:00LO ←最新営業時間です!
木曜休み ←今年から木曜休みに変更です!
テーブル20席、個室6席
全席禁煙◎
要予約
昼コース(プリフィクス)3500円と昼のアラカルト30品ほど、夜アラカルト 1品1200円~(+サ)。
2005年6月開店
2009年1月 9日, dans 京都 イタリアン09 | lien permanent