◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題
2006年12月30日 (土)
●こっぺ蟹 ●花わさびのおひたし 松の実、粉かつお ●蒸し寿司、煮はまぐり入り●造りは寒ぶり、くえ、厚岸のうに。ここまでは比較的穏やか、先附的なお皿です。
「割烹ふじ原」 京都市東山区祇園花見小路富永町東入ル一筋目角 げんすけビル1階 電話075‐525‐5088 12:00~13:30(昼は前日までに要予約)、17:30~21:00LO 月曜休み できれば予約を。コースは昼5250円、夜10500円~。
■寺町二条に移動してフルーツのカクテルで締め。わたしの姉御分・藤田晶子さん(
リビング京都)とその母上とお邪魔して、とても楽しんだのでした。
そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」に乗って京都に行って、和食をいただきましょう! オーソドックスな和食に革新的な和食、芝居のような和食に草をいただく和食などなど、お店は本当に多彩にあります。
2006年12月 30日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年12月27日 (水)
■8月半ばにも一度ご紹介した祇園の割烹「陶然亭」の、冬のお料理をいただきに出かけました。ところがココログのメンテナンスなどで出すタイミングを逸し続けて、なんと1ヶ月以上前のものになってしまっています。(-_-;) それでもお見せする価値があると思うのです。オリジナルで、楽しくて、確実に美味。そして、このサイトのタイトルまわりにも使わせていただいている「唐長」の唐紙がインテリアに使われていて美しく、それは華やかです。「食事に来た」という喜びで満たされるお店なのです。
「陶然亭」 京都市東山区新門前通大和大路通東入ル西之町227-3 電話075-561-8024 11:30~13:00LO・14:00閉店、17:30~21:00LO・22:30閉店 日曜と月曜の昼休み 要予約 昼3000円~、夜5000円~。
「のぞみ」で年末~お正月の京都に行きましょう! 今や年末年始も普通通りに営業する割烹や料理屋さんがかなりあります。
2006年12月 27日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年12月26日 (火)
■ノエルが過ぎるとがらりと街の風情が一変、お正月モードになります。その情緒にひたる間もなくお正月をすっ飛ばして毎日京都の春のお料理の撮影をしています。さぶい京都で足の裏にカイロを貼り付けブーツをはいて、モコモコに着込んで春爛漫のお料理取材! けれど少しお正月風情の撮影もいたしました。「修伯」の吉田修久さんが電話をくださって「日本料理アカデミー」でフランスへ行って料理デモンストレーションをすると。事前プレゼン用の写真撮影の依頼です。わたしが天才ハリー中西と撮影の日々だろうという予測に基づく、絶妙なタイミングの電話。どんなに忙しくても、何とか都合をつけて行きましょう。若き才能が、京都の料理が、フランスでプレゼンされると聞いて、協力しないでいられるでしょうか? (いいやいられはしません!) お椀かしらと思っていたけれど、天ぷらとのことで、お正月らしい羽子板形の塗り物に盛られました。ずば抜けて美しい写真が撮れたはずです。料理も、撮影も、神がかりのようだ! 相変わらず咳ばっかりしてヨレヨレ状態、ひとり神がかっていないわたしは「すごいなあ」と才能のきらめきを眺め、この場に立ち会える幸せに浸っています。

■「竹きし」さんのお話は11月の半ばにしたかと思います。釜飯を看板にした祇園の割烹です。こちらで、こんなお弁当を作っていただけます。4千円くらいから。もちろん釜飯もテイクアウトできます。(持ち帰り用は陶器入り。)一品料理も豊富、何の衒いもなく、すべてがおいしくお値段も手頃で、わたしはこのお店が大好きです。

■女性オーナーシェフのお店を2軒! まず酒井久美さんの「レストラン ル・ミリュー」、かつて「パリの食堂」があった場所にオープンしてはや1年余りです。久美さん、明らかに腕を上げています! すばらしくおいしかった~! 改めてご紹介します。

■仕事ぎうぎうの日々、取材先での試食も多くて、「予約をして出かける盛大な食事」になかなか行けませんが、ぱっといただけておいしい錦・「冨美家」の冨美家なべです。熱々土鍋の鍋焼きうどんが、なんと580円! こんな幸せがあっていいのだろうか? (いいのだああああ~!)
「のぞみ」に飛び乗って京都に行きましょう! お正月準備のため、準備しない人でも、錦の熱気の中で、ただお買い物をするだけでも!
2006年12月 26日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年12月25日 (月)
2006年12月23日 (土)
■岩倉の「河玄」さん、ジャーナリストはこういうお店を紹介していく義務があるとわたしは思うのです。どうしても新しいお店、話題のお店、予約が取れなくて押すな押すなの人気のお店にばかり気持ちがいってしまって、さらにジャーナリストはそんなお店を取材できることがまた特権的な気持ちがしてうれしいものだから、ついついごく僅かなお店に話が集中してしまいます。しょうがないことなのですが、でもそれだけじゃあいかん! ある晩たまには静かな大人らしいお店「河玄」さんへと、(いい歳しながらわたしは少しも大人らしくないが)出かけることにしたのでした。仕事ぎっしりの一日の後、さらに気管支炎で悲惨な状態、こんなんで食事を楽しめるのかしらん? でもあの住宅街にひっそり佇み、そこだけ光が灯ったように美味があふれているお店を思うと、どこか気持ちがほかほかと暖かく、うれしさがどんどんつのって、タクシーに飛び乗ったのです。
「河玄」 京都市左京区岩倉南三宅町11(市内から車で20分くらい) 電話075-721-6813 17:00~21:30閉店 木曜休み 要予約。おまかせコースは10000円くらい。アラカルトもいろいろ。開店したのは1983年です。
そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」で京都に行きましょう! 寒い季節ですが、寒さの中で熱々のおいしいものをいただく幸せは格別です。どこまで行っても京都にはうまいものがたくさんあります!
2006年12月 23日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年12月21日 (木)
2006年12月14日 (木)
2006年12月12日 (火)

■12月13日発売の「冬京都」(扶桑社刊)は、「本物」の京都をじっくり楽しむ季刊誌です。美しいヴィジュアルで京都の美味だけでなく美術館めぐりや能装束職人、和のお稽古や祇園歳時記などをテーマに、じっくり読ませる記事が満載です。どうぞ(本をお買い上げの上)ご覧くださいませ。サイトは
こちらです。
■この本の中で、わたしは冬の京都のお取り寄せ」というページをやらせていただき、どどーんと約30品目をご紹介しています。予定調和の京都あり、斬新な京都あり。お菓子、お茶、鍋ものの材料、麺類、生麩や白味噌など絶対におすすめできるものばかりです。撮影前に候補をさまざま挙げてゆく中で、思い出しては買いに走り、しばらくぶりにいただいて感動する、といったこともたびたびありました。お店に撮影に伺って、製造のための秘話だとか、盛り上がった挙句にご主人の生い立ちやら現在のお仕事に至るまでの人生まで伺うようなこともあって、この仕事はやめられません。わたしは絶対に商品のおいしさや魅力を伝えなければいけません。それが使命だ~~。「このお店も京都の歴史を担っていらしたのだ」と考えるたびに頭の下る思いをし、わずか200字ほどのご紹介にしても、わたしは使命感で勝手にめらめら燃え上がるのです。興奮しやすいわたし、毎度アホです~。
■実は同じ扶桑社の「ESSE」という本とも連動しており、こちらでも一部「冬の京都のうまいもん」をご紹介しています。
■30品の中から、ひとつだけお見せします。北山の懐石料理店、「乃し」さんのおせち料理です。長年大宮通の地で愛されて、北山に移転して1年少しになられます。10前からずっと作っていらっしゃるのが、このおせち料理・ひとり用です。ご近所の年配のお客さまが、「ひとり用に小さいものはないの?」と所望されたことから始まったもので、今では地方発送をするほどの人気です。コンパクトで愛らしく、これひとつあれば、お正月気分が盛り上がります。ひとり用のおせち料理8500円。35品ほどの取肴が詰まっています。2人分、4人分もあります。
「乃し」 京都市上京区上賀茂岩ヶ垣内町32 電話075-702-7733 FAX075-712-7732 12:00~13:30LO、17:00~20:30LO 月曜休み おせち料理の注文は12月25日までに電話かFAXで。電話での注文はできるだけ午前中に。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう! お取り寄せできる品も、お店を訪ねて入手すればより深い感動が味わえます。
2006年12月 12日, dans ●掲載誌京都 和食06後半 | lien permanent
2006年11月22日 (水)
「のぞみ」に乗って、万難を排してでも京都に行きましょう! 京都に行けば、とてつもなくおいしい食事とお酒が待っています。
2006年11月 22日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年11月19日 (日)
2006年11月18日 (土)
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 人気店は早めに予約をして、この上ない美味を味わいに行きましょう。
2006年11月 18日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年11月17日 (金)
■7月にオープンした「小豆家 うさぎ亭」(本サイトでも何度か既出)、当初は甘味喫茶のようにスタートしました。徹底的に自家製のあんみつが売りでアイスクリームもおいしくて、店主の中村薫さんのお手製のチーズケーキも本格派、というお店でした。ところがしばらくしてランチを始められたら、こちらも非常に良心的な内容で瞬く間に人気になり、「おひるやうさぎ亭」の観を呈していました。そして秋口から21時まで営業時間を延ばして、居酒屋的な料理までされるようになりました。新しいショップカードには「甘味・珈琲・酒」と記されています。もともと料理人ですから、何でもできる薫さん。でも夜の営業を続けるうちに、リピーターの女性客はむしろ定食を好んで食べていくことがわかってきたとか。それで夜でも土鍋炊きのご飯にお味噌汁、そしてメインのひと皿を選べる定食を出されるようになりました。
■わたしは放牧豚の生姜焼定食をいただきました。1300円。四条高倉で19時に1時間弱のアポがあり、次は21時に戻さないといけない校正があって「焦るうう~」と思いつつ、ここまで来て何か食べずに帰れようか?(いいや帰れはしまい!) 「そうだ薫さんとこ行こう!」と思いついて、気持ちにぴたりのおいしい夕食をいただくことができました。激速でいただきましたが、豚肉おいしい、お揚げたっぷりのお味噌汁もおいしい、白いご飯もつやつや、小鉢の煮浸しは薄味上品。ていねいに作られたお味に感激しました。食後びやーっと赤チャリで戻って校正を確認して20:58に戻して約束も果たした~! 次はまた23:00にアポがあったのですが、(いぞがじ、)これも首尾よく運びました。きちんと作られたものをいただくと幸せな気分になるし、いい「気」が入って、その後も全部うまくいくのです。

「小豆家 うさぎ亭」 京都市中京区高倉通六角上ル西側 電話075-257-2288 11:00~21:00 月曜休み(お休みが秋から月曜に変更。さらに営業時間の再度の変更も検討中とのことでした。ご注意ください)
「のぞみ」で京都に行きましょう! 京都では小さなお店の定食にも感動があります。
2006年11月 17日, dans 京都 カフェ京都 和食06後半 | lien permanent
2006年11月13日 (月)

■寒さに弱いけれど、寒い時期の食べものは大好き。夕方冷えてきて釜飯を思い出し、無性に食べたーい! となって、祇園の「竹きし」さんまで赤チャリでびやーっと行ってきました。割烹なのにすごく気軽な気持ちで伺えて、ひとりでも気兼ねなし。一品料理がたくさん揃っていておいしくて、こんないいお店あるかしらん?
「竹きし」 京都市東山区祇園花見小路末吉町西入ル 高見ビル1F 電話075-525-4547 12:00~14:00LO、17:00~22:00LO 日曜休み 4月と11月は無休。
■「カルバドール」でも冬の一杯。ヴァンショー、熱いワインです。普通のスパイシーなヴァンショーではなくて、なんと、ショコラの香りがします。ボルドーワインにショコラリキュールを合わせるのです。すごく粋で、世界はバラ色♪と思うほど香りがよくて、温まります。
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 冬の京都の熱々のうまいもんが揃っています!
2006年11月 13日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年11月 7日 (火)
■「WaSaBi」 12月号 「上賀茂 秋山」「オ・グルニエ・ドール」 |
■11月7日発売の「WaSaBi」12月号の中で、レシピ記事をふたつさせていただいています。
まず、今飛ぶ鳥落とす勢いの「上賀茂 秋山」さんで、家庭でできるおもてなし料理、コース仕立て7品。詳細レシピと、きれいな料理写真が載っていますので、(いつもの、愛想は悪いが仕事は最高の巨匠 H 撮影)どうぞ(本をお買い上げの上)ご覧ください。

■「上賀茂 秋山」さんの店内内観と、掲載料理のひとつ、かぶら蒸しをちらっとだけご覧に入れます。家庭でも簡単にかぶら蒸しができます! 作りながら京都をしのべます! 「上賀茂 秋山」さんは鄙な風情を生かしつつ、洗練されたお料理を出す本当にいいお店です。何度も何度も伺いたいけれど、少し遠い・・・。さらに自分で週刊誌などに掲載しておいてアホなことですが、電話してもすぐに予約が取れなくなってしまいました・・・。ああ。でも、いいお店はわたしが載せなくてもほっておいても有名になっていくのですから、それならやっぱり、いいお店はいちばんのりで取材したーい!


■そして「パティスリー オ・グルニエ・ドール」は、クリスマス菓子3品の作り方を詳しいプロセス写真入りで掲載させていただいています。撮影に非常に協力的だった優しいシェフの西原金蔵さんに深く感謝。お菓子3品とそのアレンジ版を紹介していますが、うち2品だけ、ここでひっそりとご覧に入れます。メインのクリスマス菓子はどうぞ(本をお買い上げの上!)ご覧ください。
●6時間にわたった撮影の休憩時に、エスプレッソを入れてくださる西原さん。●クレーム・ブリュレ、飾って仕上げの段になって、「ああもできるしこうもできる」・・・となって、「ではどうか赤く~!」とお願いしたところ、本当に真っ赤に仕立ててくださいました♪ トッピングにフランボワーズがびっしり並んだクレームブリュレです。●こちらはファーブルトンのノエル版。なぜこんな気軽なお菓子が粋なクリスマス菓子になって登場したのか?・・・といった話は本にあります。どうぞご覧ください。
■「祇園さヽ木」新店情報も、ニューショップページで掲載させていただきました。
そうだ 京都、行こう。 お料理も、お菓子も、最高のお店が京都にあります。快適な「のぞみ」で京都に行きましょう!
2006年11月 7日, dans ●掲載誌京都 スイーツ京都 和食06後半 | lien permanent
2006年10月15日 (日)


「祇園花霞」 京都市東山区祇園町北側279-13(14番路地、「千ひろ」さんの斜め前) 電話075-525-2726 11:30~14:00入店、17:30~22:00入店 お休みは不定 要予約
そうだ 京都、行こう。「のぞみ」で京都に行って、和食をいただきましょう。ひと口に和食といっても実にさまざまなスタイルがあります。京都にいれば、割烹料理が3日続いても全く飽きることがありません。
2006年10月 15日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年10月14日 (土)
「千ひろ」 京都市東山区祇園町北側279-8 電話075-561-6790 12:00~13:00入店、18:00~20:30入店 日曜休み 昼夜共に12000円~。
そうだ 京都、行こう。京都の割烹の多彩さ、奥深さはすごいものです。和食というピラミッドの頂点から下まで、びっしりと本当におびただしい数のお店が存在するのです。「のぞみ」に乗って、和食の都・京都にしみじみ大人な味の割烹を楽しみに行きましょう!
2006年10月 14日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年10月13日 (金)
「祇園さヽ木」 075-551-5000 京都市東山区八坂通り大和大路東入ル北側 昼夜営業 日曜と第2月曜休み 非常な人気のため席は取り難いですが、予約はひと月前から。あきらめずに電話を!
そうだ 京都、行こう。
予約至難でも、頑張って席を確保して今最高にイケイケの割烹に行きましょう! 「のぞみ」で京都に行けば、驚きの料理に出会えます!
2006年10月 13日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年10月10日 (火)
2006年10月 9日 (月)
2006年10月 5日 (木)
そうだ 京都、行こう。京都はやっぱり和食の都です! 若い気鋭の料理人が続々と育っていて、いいお料理で幸せにしてくれます。週末にちょっと気分転換、「のぞみ」に乗って京都に行きましょう!
2006年10月 5日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年10月 2日 (月)
■佐々木さんのお菓子レッスン@ミディ・アプレミディ |
■昨日10月1日、新店を華々しくオープンなさった「祇園さヽ木」の佐々木浩さん。新店のご準備で休まれていた9月も、忙しくされながらもやはり勉強熱心な日々をお過ごしでした。若いスタッフをいくつかのお店にスタージュに出して、ご自身はお菓子のレッスン! ちょっと見られない画像をお見せいたしましょう。
ユニークなお菓子教室が京都にはあります。よそにはない京都ならではの洋菓子を習いに、「のぞみ」に乗って京都に行きましょう!
2006年10月 2日, dans 京都 スイーツ京都 和食06後半 | lien permanent
2006年10月 1日 (日)

■本日10月1日、「祇園さヽ木」さんが建仁寺近くに移転開店なさいました。おめでとうございます! お祝いのお花にあふれて、すばらしいスタートを切られたことと思います。開店に先立ってお伺いした時の写真をお見せします。

■カウンターは椅子席になって、16席です。カウンター板はマホガニーで、10メートル以上あります。幅も広くゆったり食事ができます。そして、今回の移転に当たって何か目玉をと、佐々木さんが導入したのはピッツァ釜です。クレーンで吊り上げての設置と大変に大掛かりなことだったようですが、真ん中で燃え盛るピッツァ釜は存在感を放っています。これからどんな焼き物がメニューに加わるのでしょうか。
■このたびの移転オープンを記念して作られた松竹梅のお酒「祇園さヽ木」。美しい空間でこれからパワフルなお料理を引き立ててゆくのです。
「祇園さヽ木」 京都市東山区八坂通り大和大路東入ル 電話075-551-5000 昼夜営業、ひと月前から予約受付。
飛ぶ鳥落とす勢い、泣く子も笑う今最高の祇園の割烹へ、「のぞみ」に乗って行きましょう!
2006年10月 1日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年9月27日 (水)

■たとえば赤いリボンで飾ったら、こうしてミニローズをあしらってくれます。なんとも愛らしいpaquet-cadeau、プレゼント包みです。
■パティシエールの浅見倫子さん。幼少の頃からお菓子作りが好きでしたが、「ミディ・アプレミディ」の津田陽子さんの教室に通って初めてお菓子作りの本当のおもしろさに目覚めたと言います。そして「津田先生と同じところ」を目指してパリのコルドン・ブルーで学んでディプロムを得て、名店「ラデュレ」でみっちりスタージュをしてきたという希望の星です。物静かでしとやかなのに、芯が強くてやりたいことは明確、これからめざましい発展をしてゆくに違いない人です。
「パティスリー エクスキーズ」 京都市中京区木屋町三条上ル上大阪町518 電話075-757-4963 11:45~20:45 年内は休みなしで営業 (木屋町通を三条から上がって、初めて東に入れる路地の中ほど、南側にあります。「河久」さんを目指してください。)

■浅見倫子さんは隣接している和食の名店、「
河久」のお嬢さんなのです。料理屋さんに生まれ育ったから、「食べ物には意地汚いです」と笑います。絶対においしいものでなければ許せないのです。おいしいものに囲まれて育ち、おいしいものを追求する人生。才能はちゃんと生まれるべき家を選んで生まれて来るのです。わたしは取材後に、すごく久しぶりに「河久」さんに伺って満月弁当をいただき、ご両親や兄上にもご挨拶いたしました。すばらしいお嬢さまです! と言わずにはいられなかったのです。
「のぞみ」に乗って、繊細優美なフランス菓子を食べに京都に行きましょう! おみやげには素朴で味わい深い焼き菓子をたっぷりと!
2006年9月 27日, dans 京都 スイーツ京都 和食06後半 | lien permanent
2006年9月23日 (土)

「割烹いいもり」 京都市東山区祇園町北側347-100 電話075-533-3030 17:30~20:00LO 昼は3日前までの予約で営業 日曜休み 昼夜ともに要予約 予算 は昼4,000円~、夜6,500円~(税サ別)


■一緒に出かけた「リビング京都」の
藤田晶子さんといつもの「カルバドール」に移動してきました。今日も晶子ねえさまはおしゃれです。思わず目を引かれるお洋服に小物いろいろ、ついつい「どこで買った? それの赤なかった? なんぼした?」と聞かずにはおれません。わたしは、がんばって秘密にしているのですがやっぱり大阪人なのでした。 赤いジャックローズのロング版をまずいただき、(晶子ねえさまはウオッカとグレープフルーツのカクテル、)それからシャルトリューズのカクテルをいただいてすっきりさわやかに♪ さわやかになったところで、「津田会」(というのがあるのです)の帰りと、津田陽子さんや柏木由紀ちゃんたち4人が入ってきて隣に座ってしまったからひと騒ぎ。そうこうしているうちに陽子さんが呼び出した「室町和久傳」緒方俊郎さんも加わりました♪ 「カルバドール」の店主・高山さんはいつもすらっと美しくスタイリッシュだけど、緒方さんが初めてこのお店を訪れた時、何て言って迎えたか発表しちゃいましょうか? 「いらっしゃいませ、京都へはご旅行で?」 あああ"~。 私服でいらしたから、「和久傳」の若き俊英とは認識できなかったのですね。でもその後、緒方さんもこのお店をとても気に入られたようでよかった☆
富山の海の幸が京都で堪能できます! お腹を空かせて「のぞみ」に乗って、京都に行きましょう!
2006年9月 23日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年9月10日 (日)
■本当に毎月毎月、幸せにしてもらいました。こちらに伺う日は朝からうきうき、取材であちこち回る日でも、できるだけ試食で胃をいっぱいにしないように気をつけて、体調万全、お腹激空きで臨めるようにいたしました。季節ごと、お椀はどんなかしら、ご飯は何かしらと楽しみでした。単に食事をするというのではなくて、オペラにでも行くような感じ、2時間ほどの時間をすべてすっかりゆだねて、全部忘れて楽しみました。そして感謝したいのは、毎回一緒に行ってくださった人たちです。何度も一緒に食べた人もいるし、自分のお店の営業を休んで来た人もいたし、あるいは営業時間を変えて参加した人もいました。東京からの来客を迎えたことも度々です。誰かの誕生祝いをしてあげたこともあるし、わたしが誕生日をしてもらったこともあります。いずれも、ここでの幸せな時間を共有した、特別に大事な人たちばかりです。みんなありがとう<(_ _)>
■いつもの「カルバドール」に移動してきました。ミチさん、カズヤさんと一緒です。そう歳が離れているわけでもないのに、この人たちといると両親に愛されているひとり娘みたいな気分になってすっかり安心です。この方々が日本からお仲間の皆さんと出かけたインド旅行の話がおもしろかったのです。
●インドでは、都市部でも、そこらじゅうに野良の動物がいる。●とりわけ野良牛や野良山羊が多い。●たとえば四条河原町みたいなところで、道の真ん中にどーんと野良牛が寝そべってたりする。そのため渋滞もするが、どうしようもない。●犬はインドではかわいい動物ではなく、会った犬のどれもが貧相で、生きてて申し訳ない、という風情だった。●かわいくてなつこいのはむしろ山羊で、首にリボンを巻いて大事にされている山羊にも遭遇した。犬よりも山羊を日常的にかわいがるって・・・想像しにくいのだけど、さすが違う国なんですね。
2006年9月 10日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年9月 4日 (月)


■祇園の縄手通と川端通をぶち抜く形でアルミの外観のスフェラ・ビルはあります。縄手側、川端側どちらにも入り口があり、上の外観は川端側からのものです。「
せせらぎすへら」という風が吹き抜けるこのひろーいスペースで、きちんとした和食がいただけるなんて考えられるでしょうか。長らく赤チャリで前を突っ走りながら、不思議なスペースだなあと思っていました。それが昨年夏に初めてお茶を飲みにお邪魔してみて、これは雰囲気ばかりのお店ではなくて本気でやっていらっしゃるんだとわかり、(認識するのが遅かったです、)改めて食事にも伺いました。そして充実ぶりに驚いて即、まずカフェとして「dancyu」で、そして和食店として「あまから手帖」で取材をさせていただいたお店です。

■1階にはスフェラ・ショップがあります。デザインの美しい家具やオリジナル洋食器やキッチンツールのお店です。スフェラモチーフのオリジナルの手ぬぐいはちょっとしたおみやげに素敵です。4色あって各525円。わたしはもちろん赤をいただきました♪
「せせらぎすへら」 京都市東山区縄手通り新橋上ル西側弁財天町17 電話075-532-1070 11:30~13:30LO、17:30~20:30LO止(懐石コース)、22:30LO(一品料理)、喫茶は11:00~22:30LO 水曜休み
2006年9月 4日, dans 京都 カフェ京都 和食06後半 | lien permanent
2006年9月 1日 (金)
「祇をん ちんねん」 京都市東山区祇園町南側570-123 電話075-561-5288 18:00~21:30LO 日曜休み
2006年9月 1日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年8月19日 (土)
おいしくてお得で、大切なお昼のひと時を幸せに過ごせるお店を2軒。
■まず「
御幸町 つばき」。7月1日に料理長が野口大介さんになられてから一度夜に伺い、非常に好感を持ちました。オーナーの小峯充靖さんの接客もとてもこなれて、感じがいいのです。初出は
こちら。お昼はおきまりのみです。楽しみに出かけました。
「御幸町 つばき」 京都市中京区御幸町三条上ル丸屋町318-3 電話075-211-3938 12:00~14:00LO、17:00~22:30LO 火曜休み 昼夜ともに予約が望ましいです。
■「
オステリア・バスティーユ」、何度かお話しした、大好きなお店です。こぢんまりしているのだけど居心地よくて、お料理おいしい+サーヴィス的確+お値段控えめといいこと尽くめ、はやるに決まっています。しばらく前のお昼に、山科の33年来の親友Rと行きました。くつろいで、楽しかったお昼です。
2006年8月 19日, dans 京都 フレンチ京都 和食06後半 | lien permanent
2006年8月10日 (木)
2006年8月 7日 (月)
2006年8月 6日 (日)
2006年8月 3日 (木)
■「はふう 御所南店」 8月4日オープン











瀟洒なカウンターで思いきりおいしい肉をいただける「
はふう」が、夷川通に明日、新店をオープンなさいます。フィレステーキやサーロインステーキ、肉のおさしみにハヤシライスにカツサンド・・・本店と変わらないメニューが楽しめます。赤と黒でまとめたインテリアがシックです。黒い椅子の中に赤椅子が一脚あってとても粋♪ 先日プレス向けのオープニングのディナーをいただきました。赤い椅子に座らせていただいてうれしかったです♪ オーナーの酒井好美さんは本当にすてきな方です。ご実家が精肉商であられるので、「手に届くお値段で極上のお肉をたっぷり」が実現しているのです。
「はふう 御所南店」 京都市中京区夷川通富小路西入ル俵屋町303 電話075-254-2884 11:30~13:30、17:30~21:30 水曜休み
■「春秋山荘 蕎麦 高月」 7月5日オープン
高台寺の「馳走高月」が手打ち蕎麦のお店を出されました。山科の毘沙門堂のほど近くに佇む、けやき造り・葦葺きの民俗資料建造物「春秋山荘」をすっかりリニューアルされたのです。山科駅から車でほんの数分の距離なのですが、深山の風情の中、豊かな自然を愛でつつ、「高月」ならではの懐石仕立てのお蕎麦がいただけます。お蕎麦は繊細で独特の食感。どうぞ出かけてお試しください。お昼と夜はコース仕立てですが、14:00~16:30の間は予約不要で蕎麦だけ気軽に注文することも可能です。写真はお昼のコース「蕎麦百菜」3600円です。
「春秋山荘 蕎麦 高月」 京都市山科区安朱稲荷山町6 電話075-501-1989 11:30~13:30LO、14:00~16:30LO、17:00~20:30LO 月曜と第2,4火曜休み 4月と11月は月曜のみ休み
■「まる藤」 7月27日オープン
木屋町の「竹島」さんで修業された藤田悟志さんが大和大路団栗下ルに開かれた割烹です。夜でも驚くべきお値段でコースを出されます。おだしのお味など、お値段とは結びつかないクオリティです。一品での注文も可能で、これからとてもはやるお店になることでしょう。「山利商店」の中村利子さんがお味噌を納入していらっしゃるお店で、写真は開店2日後に利子さんといただいたお料理です。うなぎ寿司→まぐろ寿司に替えていただき、さらにご飯が割愛されていますが、これはわたしが取材の1日の後、試食で膨れたお腹で伺ったからです・・・ごめんなさい。最後の締めにした赤だしは、お味噌がやっぱりいいのです、本当においしいものでした。夜のコース3650円。
「まる藤」 京都市東山区大和大路通四条下ル3丁目博多町66-3 電話075-533-1350 12:00~14:00、17:30~23:00
2006年8月 3日, dans 京都 肉京都 蕎麦京都 和食06後半 | lien permanent
2006年7月31日 (月)
2006年7月30日 (日)
2006年7月29日 (土)
2006年7月16日 (日)













●丸芋をすって葛と寒天で寄せたものに、うにと生海苔のジュレ ●お椀は牡丹のようにきれいに開いた鱧に梅肉、おくらと ●造りはとり貝と中トロ ●お凌ぎに穴子焼き寿司。柔らかく炊いた穴子を香ばしく炙って、胡麻や大葉の香りも効いた寿司飯と。上品なあんかけ ●焼き物は新とうもろこしとすずき。新玉ねぎのすりおろしと ●新小芋、たこと賀茂茄子の炊き合わせ冷製 ●れんこん饅頭、アスパラ、大根おろしと。優しいあんかけ ●蒸しあわび、じゅんさい、ずいき、加減酢のジュレと ●お漬物 ●鯛と生姜のご飯 ●マンゴーとさくらんぼ ●宮崎のマンゴー、あまりにおいしくてお代わり。
先斗町の名店、「啐啄(そったく)つか本」です。お邪魔してからすでに2週間たってしまいましたが、しみじみ美味なコースでした。ご主人の塚本英雄さんは34歳ですが、実に大人な料理を作られます。人生のさまざまな場面でしばしば思うことですが、本当に年齢なんて関係ないのですね。技術や経験はもちろん大事で必要なものですが、「イケてる人」というのは、どんな分野においてもぱっと本質を掴んで、年齢や経験の年数に関係なく一流の仕事をします。経験の足りなさによる破れ目が仮に見えても、それを補うだけの勢いや輝きがあります。ついでに、こういう人は他の分野のことに手を染めてもやっぱりその道のプロほどのレベルだったりして、「アングルのヴァイオリン」て言うのでしょう、つまり何をしてもセンスがあるからばちっと決まるのです。かっこいいなあ。
話を「つか本」さんに戻すと、今回のコースは夏らしく冷製のものが多数盛り込まれ、でもほっこり温かいものもタイミングよく供され、ひたすら流れに身を任せて幸せなコースでした。この日の締めは炊き込みご飯でしたが、塚本さんが手打ちするお蕎麦もおいしいのです。もともと関東のご出身、料理屋さんに生まれた塚本さんですが、和食を志して18歳で上洛していくつかの名店で修業、高級料亭でも勤めましたが、しつらいなどよりはとにかくダイレクトにおいしいもので客をもてなしたかった。それで自分ですべて目の届く、カウンター5席のみ(テーブルはあるが稼動していない)のお店を開店されたのですね。
以下ミニ自慢です。(すみません!)このお店、
門上武司さんと「
あまから手帖」のおかげで、2004年に初めてメディア露出をさせていただきました。門上さんが仕入れていらした情報で、あまから手帖の聡明にして敏腕なる編集長代理・島田勤子さんと3人で伺い、満場一致で「すばらしい!」となりました。即、愛想は悪いが写真はピカ一!の巨匠ハリーをキープ、「あまから手帖」2004年6月号(「関西和食の未来像」)に掲載となりました。その後大ブレイク! こんないいお店はいずれ必ず話題になるものですが、それでもいちばん初めに立ち会えたというのはジャーナリストとしては圧倒的にうれしいことです。それも先斗町の路地の奥の、雑居ビルの2階、まずおいしいものがあるなんて想像もできないような場所でこんな驚きの美味・・・。
今回一緒に伺ったのは、同じフランス組、「
ル・プチメック」の西山逸成さん。西陣でおよそフランスにも存在しないようなフランスそのもののブランジュリ&カフェを経営しています。数年前に取材で彼のフランス修業時代の顛末を聞いてから大好きになり、というより尊敬するようになり、以来時々一緒にご飯をしてもらっています。「つか本」さんにはもう何度か一緒に行ってますが、旨いものがわかる彼が、塚本さんのお料理で和食の本当の楽しみを知ったというのです。「ル・プチメック」の話もいずれまた。
「啐啄つか本」 京都市中京区先斗町
にありましたが、その後移転されまして、現在祇園にお店があります。(075-525-8808)
2006年7月 16日, dans 京都 和食06後半 | lien permanent
2006年7月13日 (木)
2006年7月 8日 (土)
2006年7月 5日 (水)
6月にオープンしたばかりの祇園の割烹、「
祇園 ゆやま」さんへミチさん&カズヤさんと共に伺いました。JR東海にお勤めになる広報ご担当、M さんのご昇進祝いの会食に同席させていただいたのです。JR東海といえば長年お世話になっている新幹線です。人生の時間の何分の一かを過ごしていると言ってもいいくらい乗せていただいています。ここぞとばかり、わたしは京都への長年の愛や、新幹線大好き♪であることを述べたのでした。このブログにも時々写真を載せていますが、いつも8号車の一番前でテーブルを出してコンピュータを広げ、ショコラを食べていること、とても快適だから自分で余分にお金を払って必ずグリーン車に乗ること、そして「CREA」や「ミセス」などで今までJRの京都キャンペーンのタイアップページをさせていただいたことなど。「そうだ京都行こう!」ではなくて、わたしの場合「そうだ毎週京都行こう!」なんです!! なんて騒いで、うるさくしてしまいました<(_ _)> 「祇園 ゆやま」のご主人の湯山猛さんは先斗町の「ふじ田」のご出身でいらっしゃいます。皆さん以前からお知り合いでいらしたようで、リラックスしてお料理をお出しいただいた感じがいたしました。




以下10500円のコースですが、多少オプション料理も入っています。●先付はブルーのグラスに長芋そうめん、蓮芋、蒸しうにに土佐酢のジュレ ●足付グラスは吸い物冷製、中にずいき、じゅんさい、とこぶし、フルーツトマト ●お椀は鱧しんじょう、とうがん、松茸 ●造りは明石の天然の鯛、みる貝、湯葉 ●鱧を炭火でさっと炙って塩とすだちで ●宮崎の岩牡蠣 ●宮津のとり貝を炭火でさっと炙って塩とレモンで ●鴨ロースの石焼 こちらの名物、石焼にした鴨のロース肉を湯葉で包んでいただきます。鴨だけでもシンプルでいいお味です。 ●お寿司:昆布締めにした甘鯛、とり貝、鱧の落とし ●鮎の塩焼き。笹の香りもいい感じでした ●賀茂茄子の利休煮。胡麻がたっぷり ●鰯の香梅茶漬け ●自家製黒糖のアイスクリーム。


食事の後に、4人でいつもの「カルバドール」へ。清涼感がひときわ際立つジントニックを、シャワ~っといただいてすっきりいい気分になりました。
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